241. 陽だまりのグラウンド
経済的にも精神的にも貧しい子供達の心の支え、野球とそのコーチ。賭けにおぼれる男が子供達を救い、子供達に救われる話に、感動しました。他に何も拠り所のない子供達に頼りにされ、それを心意気に感じなければ男じゃない。堕落した者でも、立ち直るきっかけには十分過ぎるきっかけです。主人公が悩みながら葛藤するシーンは、思わず応援しました。そして、野球を愛する者にとっては、聖地というべきスタジアムへ、子供達が初めて入るシーン。そこには、生のソーサが微笑んでいるでは。べたでいい。お涙ちょうだい何が悪い。素直に涙を流しました。 7点(2004-05-15 21:53:05) |
242. 101
す、すみません。2、3日前から考えていました。わかる人だけわかって下さい。(追加)グレン・クローズ様には、大変お世話になっております。見た目と違ってすごく良い人です(結果的に)。副大統領もやってます(だから?)。今後とも私のブレーキ役をよろしくお願いします。これも、わかる人だけわかって下さい。 7点(2004-05-14 21:13:13)(笑:1票) |
243. 眠れる森の美女(1959)
子供の頃、美しいオーロラ姫に胸をときめかせ、王子と竜の対決をどきどきしながら観ました。たしかに、姫が眠っている印象しかないのは、この作品の紹介の絵が、例外なく全て眠っているものを使っているからなのでしょう。起きたとき、大あくびして背中をぼりぼりかいたら受けるだろうな、などと考えるようになったのは、純粋さなどとっくに無くなった大人になってからです。 7点(2004-05-13 19:08:41)(笑:1票) |
244. 悪魔のような女(1996)
これぐらい悪い女は、けっこう世の中にいるんじゃないかな。世間を騒がせて、運悪く捕まったやつだけでも、マスコミを通じて何人か知ってるし。捕まってない悪魔のような女は、その何十倍もいるに違いない。悪魔のような女がうじゃうじゃ。いかん、自分で書いてて気持ち悪くなってしまった。 6点(2004-05-12 18:36:47) |
245. 運命の女(2002)
やっぱり夫婦のどっちかが浮気したら、両方不幸になりますね。相手の男殺さなくても、元通りにはならないだろうな。そんなことは、わかりきっているのに、深みにはまっていくのが人間の人間たるゆえんか。旦那が嫌いでないのに、別の男に惹かれる人妻。ダイアン・レイン上手いなあ。って感心しる場合ではない。不自由のない生活してても、満たされない何かがあり、秘密、陰、現実からの逃避、モラルのない自分といったものへの欲求が抑えられなくなるのかなあ。できれば理性で抑えるべきなんだろうけど。夫への愛が消えてないのが、逆に不幸でもあるように感じられる。 7点(2004-05-12 00:11:42)(良:1票) |
246. PLANET OF THE APES/猿の惑星
たぶん、バートン監督は、今、別のバージョンのラストを撮っていると思うんですよ。そのうち、ディレクターズ・カット版が出てきますよ。想像するに、最後に降り立つのは、ヒマラヤの山中で、雪男に出くわし、ぼこぼこにされながら「なぜだー」と叫ぶような。 6点(2004-05-11 19:35:31)(笑:5票) |
247. ザナドゥ
70年代に青春を過ごした者にとって、オリビアは永遠の歌姫です。私も熱心なファンではありませんでしたが、コンサートは行きました。と言うわけで、この作品も当然劇場で観ました。女神達が次々と人間の姿になるシーンと主役(後のだんな)が思い切って向こうの世界へ飛び込むシーンが良かったように記憶しています。ジーン・ケリーもさすがだなあと感じました。しかし、何と言ってもオリビアの歌う主題歌が良いですね。なつかしいな。 7点(2004-05-09 22:10:50)(良:2票) |
248. ベートーベン2
動物が主役の映画は、人間以上に演技させるのが難しいんでしょうね。セントバーナードみたいな利口な犬でも、何となく想像がつきます。悪役のおばさんや間抜けな相棒とギャグの要素は揃っておりますので、笑えました。それにしても、犬を飼うのは大変ですね。猫どころではないや。 6点(2004-05-09 07:53:45) |
249. アメリカン・グラフィティ
時代も場所も違うのに、この作品に対する共感はどこから生まれるのだろうか。異性へのあこがれ、酒への興味、高校の束縛からの解放など。それ以上に、真剣に悩んだ人生の岐路は誰にでもあり、それが自分の場合と重なるからなのだろう。生まれ育った土地を飛び出すのか、残るのか。どんな青春時代であっても、自分の判断を後悔している者にとってはなおさら、その時の思い出が胸を熱くします。劇場で最後に拍手が起きた最初の作品です。 10点(2004-05-08 07:57:49)(良:2票) |
250. 60セカンズ
泥棒にも3分の理。需要があるから供給する。車持ってる者としては、盗難防止策を講じて、保険入ることですね。持ちつ持たれつ。犯罪者でも命の恩人は大切にしたいだろうな。捕まえたら、血も涙もないやつと思われそう。教訓いっぱいの作品です。 6点(2004-05-08 07:23:00) |
251. チャップリンの殺人狂時代
この作品に限らず、邦題の付け方が気になってました。有名な監督の名前を付けて、「○○の・・・」というのが妙に意図がみえみえのような気がして。なんか、内容はともかく有名な監督の作品だから見なさい、と言っているようで。付けた人の感性を疑ってました。その後、しばらく忘れて、普通に映画を見ていたのですが、最近、ある歌を聞くとその時の気持ちが思い出されてしまって。そうです。その歌のタイトルとは「きよしのずんどこ節」です。 7点(2004-05-07 19:21:47)(笑:2票) |
252. 素晴らしき哉、人生!(1946)
みなさんが述べられているとおり、「奇跡」が起きたのは、天使が反則技を使ったわけではなく、主人公が自分が生まれていない世界を見たことにより自分の視点を変えた事と、それまでの誠実な行いが報いられたためでした。つまり「奇跡」は誰の身にも起こり得るもので、誰でも起こせるもの。素晴らしい人生を送れるか否かは、正に、どういう気持ちで生活していくかにあるのです。生を受けたからには、どんな人でも、その人生に必ず意味があり、幸せになれるはず。頑張れ、まだ「奇跡」を起こしてない人たち! 9点(2004-05-06 23:30:07)(良:1票) |
253. テルマ&ルイーズ
どっちがテルマで、どっちがルイーズか判らない上に、「何で殺す必要が?」「何で死ぬ必要が?」と疑問だらけだったのですが、ひとつ重要な教訓がありました。マグマやガスは、時々抜いておかないと、突然爆発するということです。周りが、マグマの蓄積を気づかずにいると、その時、慌てふためき、被害者になりかねません。えーと、かみさんの趣味は、・・(汗)。 6点(2004-05-06 17:53:05) |
254. 刑事コロンボ/毒のある花<TVM>
《ネタバレ》 たしかに、あっさりと罪を認めた犯人は、一見、解せないと思うでしょう。しかし、私が思うに、あの毒の成分や出所が解明されている以上、自分の手を調べられたら、完全にバレる訳だし、動かぬ証拠を突きつけられているようなものと理解しました。しかも、サンプルに入っていると思っていたのに、違っていたので、動揺もあったでしょう。富と名声へのあこがれと執着のドラマとしてもなかなかのものです。 7点(2004-05-05 22:38:44) |
255. BODY/ボディ
後に、ウィレム・デフォーはマドンナとのからみを結構興奮して語ったらしいのですが、マドンナは全然興奮しなかったらしいです。マドンナの貫禄勝ち。観た後、男だったら、自分だったらと想像して興奮するのでしょう。はい、私もその一人です。 6点(2004-05-01 00:08:10)(笑:1票) |
256. エマニエル夫人
劇場公開の時は、恥ずかしくて見に行けなかった。テレビで放映されたときは、しっかりチェックしていながら、たまたまスイッチつけたらやっていたような態度で「ほかに観るのないから観ようかな、大したことないけど。」などと独り言を言いつつ、目は点になっている自分がいた。 6点(2004-04-30 23:51:14)(笑:3票) |
257. ブルース・ブラザース2000
良かったです。クラプトンの他にもジェフ・バクスターやステイビー・ウインウッドなど70年代のロック・スターが観れただけでも満足です。こういうお祭り作品は、いかに華やかさを表現できるかがカギです。十分満足な出来です。 7点(2004-04-30 23:34:19) |
258. 刑事コロンボ/二つの顔<TVM>
夜中に起こる殺人で登場するコロンボは、いつも眠そうで、笑えます。いくら寝ぼけてるとはいえ、葉巻の灰まき散らしては、怒られますよ。二人目の殺人はちょっとかわいそうでした。最後まで、犯人がわからない設定も違う興味を引っ張れていいですね。仲が悪い双子の兄弟のおちとしては、けっこうオーソドックスかな。やっぱり、コロンボは卵料理が得意みたいですね。 7点(2004-04-30 19:20:39) |
259. インデペンデンス・デイ
あのタコみたいなエイリアン達に植民地支配されなくて済んだことを喜ぶべきか、はたまた、あの大統領が率いるアメリカに植民地的に干渉されることとなることを憂うべきか。人類の真の独立は遠い。 6点(2004-04-27 19:11:49) |
260. オールド・ルーキー
年齢、性別、体力などにハンデがあっても夢を叶える話には、素直に感動します。この作品の基本ですね。夫婦の関係、生徒と先生の関係なども良く描かれていますが、特に親子の関係がいいです。あの父親、頑固でわからずやの親父におもえるけれども、息子を思う親の気持が良く現れています。現実には、夢を叶える人は僅かで、ほとんどが挫折するのだから、普通は、親なら堅実な道を歩めと言うだろう。私もそうです。という訳で、夢を叶えるという言い訳で、好き勝手なことをして、迷惑をかけている連中に言います。「夢を追いかける前に自分の責任を果たせ。歳とっても、家族を大事にし、生徒に夢を与え、夜投球練習するような努力をして大リーグの選手になったやつもいるぞ。」 7点(2004-04-26 18:27:47) |