241. ディスクロージャー
《ネタバレ》 中盤まで白け気味だったんです。デミ・ムーアの誘いに乗らないほうがおかしい、そりゃあんたが正しいかも知れないけどさって感じで ですけど途中からは、陰謀に気がついてひたすら主人公ガンガレって感じになりました。あの有能な女弁護士が痛快でした。 ただ、大好きなサザーランドがこんな役をやったのは少し悲しかったです。 追記 落ち着いて見るとかなりご都合主義のショボい脚本ですね。事が起こった際に間違い電話をして切らずにいて、全てが知人の留守番電話に残ってるとか、対立する側が大声で話し合ってるのを偶然盗み聞きするとか、ちょっと日本のテレビドラマでもやらないような恥ずかしい展開で1点マイナス。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-09-13 13:36:20) |
242. 大脱走
《ネタバレ》 どこが面白いかは、たぶん私より前の300人によって語りつくされていると思う。個人的には脱走してからの方がよりスリルがあって面白かった。マックィーンのオートバイ、 バスに乗るときの尋問での最後の「グッド・ラック」、逃げおおせたとほっとしたロジャーに背後からかかる声。見所はいくらでもある。 しかし、私はこの映画に無条件で10点をつけることはできない。どうしてもストーリーの背後に見え隠れする「自分達は絶対の正義」「ドイツは絶対悪」「正義対悪の戦いだから、ルールなど守る必要はない」「しかしながらドイツ側がルールを守るのは当然である」みたいな、ある意味極めて身勝手な考え方がどうしても我慢できないから。 今回改めて戦時国際法をじっくり調べて見た。確かに捕虜の逃亡は、ある程度、当然の行為とみなされ、一定の処罰の対象とはされるものの死刑は正当化されない。 だからこそ、ラムゼイは脱走者の死亡に対して憤然たる態度を取り、また所長は申し訳なさそうな態度を取ったわけで。 しかしながら、軍人が私服を着たり、場合によっては敵国の軍服まで着ている事実が、 まるで問題のないように描かれるのはどうだろう。 それから、バートレットの目的は、単なる逃亡では無い、敵のかく乱行為=戦闘行為である。国際法ぎりぎりの戦闘行為を行いながら、それで処罰されたら相手を鬼畜生扱いは、あまりにも子供じみていないか?だいたい絶対倒さなければならない「自由の敵」(バートレットの言葉)が、必ず国際法を守ると無邪気に信じる発想がわからない。 最後に、彼らの大部分は空軍兵士であるわけだが、彼らによって焼き殺された非戦闘員には、捕虜になって命を守る機会など一切無かったことだけは忘れないで欲しい。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-09 18:41:54)(良:2票) |
243. ワンス・アンド・フォーエバー
《ネタバレ》 今まで見た戦争映画の中で一番迫力がありました。プライベートライアンの冒頭シーンよりも、こちらの方が殺しあう敵の顔がはっきり見えるという点で上です。 戦争の悲惨さを描く場合、罪の無い非戦闘員が殺されていく場面が強調されることが多いんですが、きちんと規律を保った正規軍同士の戦闘でも悲惨さになんら変わりはないことを訴える映画だと思いました。 兵士たちだけではなく、待っている家族をもちゃんと描いているのも秀逸ですね。黒人の将校の妻に電報が届くところで少しホロリと。 この映画とプラトーンや地獄の黙示録を比較すれば、どれほどベトナム戦争というものが、アメリカ社会のみならず実は戦ってる軍隊そのものを変質させ傷つけていったかということも理解できると思います。 [DVD(字幕)] 8点(2010-09-06 18:13:45) |
244. ブライダル・ウォーズ
《ネタバレ》 まず、↓の方おめでとうございます。その後もさぞかしお幸せにお暮らしのことと。 で、こちらは独り者が単にハサウェイ目当てで見たわけで、それこそ感情移入の余地とか全く無く、正直中盤相当だれました。 ただ、花嫁同士の争いよりも、二組のカップルの対比という面から見れば、そこそこ興味もわいてきました。争いを通して段々エマ(ハサウェイ)が自我に目覚めていくのも面白い展開かと。 ま、欲を言うなら、エマ側の感情のすれ違いをもっと描いてくれたら面白かったと思います。 ハサウェイって面白い。正直、全ての表情が完璧な美人ってわけじゃなくて、たまになぜファンやってるんだろうと思うこともあるんだけれど、時々見せる表情にたまらないものがあるんですよね。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-02 15:11:53)(良:1票) |
245. 老人と海(1958)
有名な大好きな文学作品を映画として見る場合期待するのは、なかなか文章だけでは、 想像しにくいものを描いてくれるか(例えば、ハリポタの空中で弾を打ち合うゲームとか)、あるいは文章を読んで抱いたイメージをきちんと再現してくれるかのどちらかですが、残念ながらそのどちらにも当てはまりませんでした。 過去の映画に対する批判としては、無理難題で野暮なことはよく分かってるんですが、 やはり撮影技術の拙さが非常に気になって。(この点は鱗歌さんが書いてられるとおりです) リメイクがあるとのこと、是非見たいです。 [DVD(字幕)] 4点(2010-08-30 11:18:40) |
246. ロボコップ3
《ネタバレ》 アメリカ映画に、企業が本来持っている悪辣さを描くことを期待したのが馬鹿でした。 1作、2作と徐々にそちらの方へ向かってきたのが、いきなりの社長退陣、日本企業による買収で、全くの普遍性に欠けた単なるジャパン・バッシングの作品に堕落しました。 それとあの基本プログラムに逆らったり、変更したり、あげくに削除したりするお手軽さ。あまりの安易さに呆れ返ってひっくり返りました。 これじゃロボットとしての苦悩も糞もない単なる強化人間です。(大脳も小脳も残ってるし) [DVD(字幕)] 4点(2010-08-30 11:02:02) |
247. ロボコップ2
《ネタバレ》 前作よりは、より一層オムニ社の悪質さが鮮明に描かれているのは、好感が持てます。 また、未だに「子供は天使だから、傷つけるなんてとんでもない」みたいな考え方が、日本でもあちらでも強い中で、はっきりした悪がきをだして、しかも悲惨な死に方をさせるのは、ぶっちゃけ大好きです。(実は子供嫌いなんですよw) ロボコップに寄せられるPTA?の要望、あるいは変なプログラムで狂ったロボコップの言動とか、薄っぺらな道徳を皮肉ってるシーンも気に入りました。 ただ………、すごく残念なんだけど痛快さがまるで無かった。人間の悪党の罠にかかってバラバラにされるとか弱すぎるし、敵のロボットとの対決にしても、これをいっちゃあお終いなんだけどやはり特撮の貧弱さがひっかかって。 あと、最初に書いたようにオムニ社を悪の存在としてはっきり描きながら、企業の良心wみたいな中途半端な立場の重役を出してみたり、トカゲの尻尾切りがはっきりしていながら、社長には指一本触れれないとか、まだ少し中途半端さが残りました。 [DVD(字幕)] 7点(2010-08-30 10:50:16) |
248. ロボコップ(1987)
《ネタバレ》 資本主義の本家本元のアメリカで、たまにこういう企業論理のあくどさ、醜さを表現する映画が製作されることあるのは、いつも新鮮な驚きです。(もちろん、そういった映画でも、とにかく収益をあげなければならないという企業論理に適ってるからこそ制作されるんでしょうが) 単なる正義と悪との戦いにせずに、一つの企業内部の勢力争いに絡めたのもなかなか上手な展開だと思います。 また、犯罪者の人権ばかり擁護される社会に住んでる人間にとっては、ものすごくはっきりした悪が、しかるべき最期を遂げるのは痛快です。 ただ、オムニ社が本当の悪としてしっかり描ききれてなかったのが少し残念かな。 本当に企業論理で動くならば、ラストシーン、副社長を殺した真犯人が誰かなんて問題よりも、ロボコップと戦闘ロボットとどちらが収益をもたらすかの観点で動いて欲しかったし、悪の専務もプッツンして暴れずに、そういう論理を展開して欲しかった。 あのエンディングじゃ、かなり本質が薄れて、例えば副社長の友人だった黒人の重役に若干好感をもつような感じになって少し興ざめです。 ※日本人としても、小泉・竹中の民営化路線がどういう世の中を目指してたか実によく分かる映画ですよね。日本でも作らないかな、郵便配達の途中に殺害された郵便局員がロボットとして蘇る「ロボ局員」 国民新党くらいがお金出してww [DVD(字幕)] 7点(2010-08-26 05:44:15) |
249. ラスト、コーション
こういう映画を見ると、映画を鑑賞するものとしての自分の低レベルを痛感させられてしまう。駄目だなあ、つくづく。 ヒロインが好みじゃないという時点で、完全に気持ちがソッポむいてしまうのは本当にどうにかならないものかと。 何か化粧したほうが野暮ったくなるという点だけが非常に珍しい女優さんでした。 あと、自分自身が少数派に属する人間だからこそ、決して他人の嗜好を非難すまいと固く誓ってるんですが、暴力による「愛」をロマンチックに描写するのって何だかなあ。もちろん、そういう形があることと、この映画のように受け入れる女性がいることを否定するつもりは無いんです。 ただ、今この瞬間も勘違いした男の「愛」のためにDVにさらされている女性たちの事を考えると………………………… [DVD(字幕)] 6点(2010-08-23 11:36:27) |
250. レッドクリフ Part I
《ネタバレ》 劇画や小説等で大の曹操びいきなんで、本来、悪のエロ帝王扱いのこの作品は受け入れられるはずないんだが…… これが結構面白かった。牛泥棒の話(これは史記の別のエピソードからの借用だが)、 机をぶった切る等、孫権の様々なエピソードなどピンとくるエピソードをきちんと入れてくれていたのは好感度高いし(魏の船が燃え上がる前から赤壁という地名はまあ、お愛想でw)、皆さんに評判悪い劉備軍の将軍達の超人ぶりも、むしろ小説等で慣れ親しんだものが実写で見れて楽しい気分。八卦の陣だって、映像で表現しようとしたらあれしかないでしょう。 小喬の史実通りのルックスにもまさしく「萌萌」ですw。 ただ、続編につながるという形のため、少し決戦が終わってからの部分がダレたのが残念。 [DVD(字幕)] 7点(2010-08-16 12:33:13) |
251. 名誉と栄光のためでなく
アルジェ独立物はこれで二本目ですが、両方ともあまりにフランス軍の装備が貧弱なことに違和感が強すぎでまともに評価できません。(歩兵がトラックで移動とか、この映画の十数年前に同じ場所で戦ったドイツ軍に劣ります) これが、フィクションか事実か?事実としたらどんな理由かわからないと、きちんとした評価ができないのでとりあえず評価は保留という意味で5点。 ただ、ヨーロッパの有名な戦いを扱った映画で、ドイツ人、フランス人が主人公で言葉英語というのは今更あきれもしませんが、わざわざ自分達と直接関係の無い、フランス人とアルジェリア人の戦いの映画を作って、全員に英語を話させるアメリカ人の感覚ってちょっと理解を超えてますw [DVD(字幕)] 5点(2010-08-09 13:40:21) |
252. ホースメン
《ネタバレ》 本当に引き込まれながら、夢中になってみたが、落ちが分かって終わった瞬間、思わず「くだらねぇー」と声に出してしまった。 しかも笑える下らなさではなくて、腹が立つ下らなさ。 以前から、アメリカ人の家族第一主義にはイラっとすることが多かったが、もうここまでくると降参、何も抵抗できない。どうにでもしてくださいって感じ。 こんな動機で犯罪起こし、しかも正当化されたら、家庭を持つ人間が仕事に打ち込むことは不可ってことになるけど、それがアメリカのスタンダードなのか? [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-08-04 13:55:49)(良:1票) |
253. ミクロの決死圏
《ネタバレ》 もう、何回観たか分からないんだけど、今回初めて気がついたことがありました。 犯人が誰かは、皆さんおっしゃるように消去法でも、あるいは配役でも(二度死ぬは、007の中でも好きな作品なのでw)、すぐ分かるんですが、それがはっきり分かるシーンが……。 肺の中で、人体の働きに感嘆し、「深遠な意志(=神)が働いている(奇跡だ)」と感嘆するのが、一応ソ連のスパイかも知れないということになっていたデュバル、それに対して「奇跡ではなく、5億年かけて進化した単なる気体の交換だ」と冷笑的なのがマイケルズ。(台詞の順番が一部逆ですがまとめました) もう、ここで英米の観客には、誰が本当のスパイかまる分かりなんですね。というのも、当時の一般的な考えでは、社会主義者=唯物論者=神を一切信じない人々 ということになってましたから。 キリスト教の牧師が平然と左翼系の団体に参加したりする日本人の感覚では、ちょっと分かりづらいんだけど、改めてなかなか上手でさりげない伏線のはり方だと思いました。 あと、ラクエル・ウエルチに大半のシーン、身体のラインがはっきりするウェットスーツを着せたサービス精神は、好感度大幅アップです。w [DVD(字幕)] 7点(2010-08-02 18:41:38)(良:1票) |
254. マレーナ
《ネタバレ》 リンチのシーンよりも、ラスト近くの市場で、どん底まで貶めたのを確認しつつ、親しげな声をかける女たちの姿により一層の醜さを感じました。 モニカ・ベルッチがとても綺麗で凛としてただけに対象が際立ちましたね。 ただ、両極端を描くだけで、その中間(例えば、ちょっと綺麗、ちょっと優しいとか、綺麗じゃないけど人柄がらは穏やか)の女性を描かないのはちょっとどうかと あと、物分りがいいんか悪いのかよく分からない親父が好きです。 「目潰れるぞ」激w [DVD(字幕)] 7点(2010-08-02 10:21:02) |
255. ほぼ300 <スリーハンドレッド>
《ネタバレ》 邦題のセンスは抜群。真面目にパロディ?やってるのは良かった。 ただ、300以外のネタに関しては半分も分からなかったのは残念。 所詮パロディってその文化に属してるものしか分からないもんですね。l 王妃セクシー杉でワロタ [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-02 10:05:46) |
256. 砂漠の鼠
《ネタバレ》 数年前にもうここに来なくなった方が登録だけして去っていった映画に初投稿というのも、何か微妙な趣がありますね。 ぶっちゃけ、男優には全く興味がありません。そりゃさすがにリチャード・バートンくらいは分かりますが、例えば、ロバート・ニュートンが八十日間世界一周の刑事役だったとか、ジェームズ・メイソンが(つい最近見た砂漠の鬼将軍はそりゃさすがにわかりますが、)ローマ帝国の興亡とか、さすらいの航海に出てたとか気づけば、もっと楽しめのかも。少し自分の性向を改善すべきかもしれません。 映画の内容は、うーん? アメリカ映画にしては珍しくドイツ軍がドイツ語を使用してるとか、榴弾の爆風で兵士が負傷したり戦死したりしてるとか、かなりリアルさを心がけてるのは分かるんですが…… 肝心要の、何故主人公が部下達の心を捉えることができたか?、あるいはそもそも何故ドイツ軍を撃破することができたかの描写がかなりおざなりで評価できません。 リアル指向は評価できるだけに残念な映画ですね。 [DVD(字幕)] 6点(2010-07-31 18:11:02) |
257. 砂漠の鬼将軍
《ネタバレ》 題から戦争映画と思って観たら、実際はワルキューレのようなヒトラー暗殺事件をロンメル視点から描いたものでした。だいたい既知の内容なので特に新鮮味は。 ただ一つだけ、カレー上陸説に固執したのはルントシュテットです。ヒトラーはどちらかというノルマンジー説の方でした。「愚かな」ヒトラーという流れで統一したい演出は充分理解できますが、事実は事実ですので。 ワルキューレの時も感じたんだけど、別に反ヒトラー派の人々は、ドイツを滅亡から救いたくて行動したのであって、「自由」や「民主主義」の為では無かったことも留意すべきかと。そんなありきたりのレッテル貼られたら、一番困惑するのは彼ら自身だと思われ [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-07-29 09:33:06)(良:1票) |
258. 魔法にかけられて
《ネタバレ》 ディズニーがここまでセルフパロディをやったのがとにかく凄い。 王子の内面的な空虚さとか、一目で燃え上がる恋愛の不自然さとか、ほとんどそれを言っちゃお終いレベルまでパロディ化してて面白かった。 また恋愛ドラマとしても、それぞれフィアンセを持つ二人が互いに惹かれて行く過程が丁寧に描かれてて真っ当なものになっていた。特にお互いに気持ちを残してのダンスパーティが秀逸。 [DVD(字幕)] 7点(2010-07-26 10:34:10)(良:1票) |
259. Mr.デスティニー
《ネタバレ》 レネ・ルッソがすごく綺麗で、最低限観たかいはあったんだけど。 そりゃ確かに一人の女性を何十年も愛し続けたり、妻への熱い気持ちをずっと持ち続けたりすることは、ご立派、ご立派、立派過ぎて頭が下がりますが……(苦笑) どんな「ご立派な」テーマでも何本も似たような映画を見ると、かなり食傷します。 どうも過去に遡ってとか、そういうテーマが好きなんで観ると、最近毎回、毎回そうなんで……(特にアメリカ映画に多いですね。) 映画ってもう少し非道徳的な要素を持った方が面白いというのは、あくまで自分の主観ですが、さすがにこうも小市民道徳マンセイみたいな映画が続くと辛いものがあります。 あと、社長になった世界、単なる幻なら別にいいんですが、あれもあり得たかもしれないもう一つの世界と考えると、雑種犬の百分の一の愛情も関心も与えられず、そもそも存在自体をあっさりと消されてしまう主人公の子供達カワイソス (リンダ・ハミルトン、綺麗でないわけじゃないんだけど、レネ・ルッソの方が圧倒的に好みなんで、かなり偏った見方に成りました。また悪い癖が出た(苦笑)) [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-07-24 11:31:35) |
260. ビーチレッド戦記
《ネタバレ》 日本軍の指揮官がどうみても白人とか、艦砲射撃を受けたわりには全く無傷で生き残ってる海岸陣地とか、呼べばすぐ来るのにそれまで全然来ない空軍とか、下の方が指摘した最後の出鱈な作戦(どこそんな大量米軍の軍服あるんかい)とか、日本軍兵士の回想シーンに出てくる子供がどう見てもフィリピン人とか、もうとにかくつっこみどころには事欠きません。 ただ、戦場においての個々の兵士の心情は真面目に描こうとしてたと思います。特にラスト、親しい戦友の死に対する悲しみ、ほんの少しだけ心が通じて煙草を放ってくれようとした日本兵の死に対する気持ち、いろいろな思いが重なってただ静かに涙する新兵の姿には感じるものがありました。 あと、日本軍を鬼畜ではなく、同じ人間として描いているのも評価できます。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-07-22 06:50:30) |