361. ジュラシック・ワールド
《ネタバレ》 いやぁ~面白かったなぁ。30年前に「エイリアン2」を生み出してる国だもん、ここまでやると思わされるよ、ホント。DNAの組み合わせによる新しい恐竜VSシリーズの人気恐竜の闘いとか、女性美人所長がビジネススーツをボロボロにして恐竜王国を走り回る、そして野性味たっぷりの頼れるナイスガイと結ばれるって、もうサービス満点だよ。娯楽映画からスパイアクション映画を除いた全要素が詰まってる感、あるよなぁ。子どもは絶対死なないんだよなぁなんて観てたら、もう創り手もそんな観客の気持ちを承知の上で、ロマンスに主眼を持っていくもんなぁ。Tレックスを女性所長が引っ張り出すシーンは、名場面だよね~。サービス満点の上に、どの画面を見ても、何か見せどころがあって、映像も手抜き一切無し。スピルバーグ御大の「ジュラシックパーク」シリーズよりも、島の広さが存分に生かされ、ホント広い範囲で登場人物たちが動き回ってる感があった。ありがちな閉塞感が感じられなかった。これで子役(お兄さんの方)がもうちょっとチャーミングな不良っぽかったら、女性の観客も喜んだんじゃないかにゃ。ラプトル率いる捕獲部隊なんて発想は、きっと次は戦争だ!ってキャッチフレーズを考えてたに違いない(笑) [DVD(字幕)] 8点(2016-05-05 03:14:36) |
362. ロッキー4/炎の友情
《ネタバレ》 もうここまでパターン化してくると、好き嫌いが分かれてくるのは致し方なし。もうスタローンの試合前の猛特訓ぶりもマンガ化してきてるもんね。自分はここらへんからスタローンについていけなくなる。 [ビデオ(字幕)] 6点(2016-05-02 23:05:11) |
363. ロッキー3
《ネタバレ》 いやぁ~爽快ですね。かつての対戦相手がトレーナーを買って出てくれる。漫画「柔道部物語」を思い出しました。エイドリアンとロッキーの喧嘩のシーンも良かったです。スタローン、監督としてもいいね。ラズベリー賞の対象にされたりで、あまり公的に評価されないけど、やはり凄い人なんだな~と思いました。かつてボッコボッコにされた相手が、「やはりあいつも人間だ」とロッキーが言うところが、もう勝負あったって感じだね。音楽も当時はあちこちで流れてた曲。色んな意味で、続編はつまらないというジンクスを(昔はこういうシンクスがあったんです)を打ち破るべく、見せ場をたっぷり用意したシリーズ作です♪ [ビデオ(字幕)] 7点(2016-05-01 10:48:24) |
364. ロッキー2
《ネタバレ》 このシリーズ、実は全部観てないんだよね。元気ない時は、ロッキーに限る、と周囲に言いながらも・・。もう1作目の大ファンであることで止まっちゃってたから。でも2作目も観てみようという気がして・・。それは何かの映画の中で、ロッキー4を何度も観たという男の人が劇中、話してて、へぇあのシリーズ、一作毎に個性があるのかと興味持ちだして・・。そしてこのパート2を観たら、実に人生を描いてて、感心しちゃったよ。今度はマジで潰しにかかると、チャンピオンが意気込むとこから、人生って、クライマックスの後には、必ず落とし前っていうのが発生するから、どの作品にも続編ってありうるよなぁと、ちょっと感心。そしたら面白くてね。。1作とは別の意味で・・。観終わったら、もう興奮して、この勢いで全作観ちゃおうかなとも思ったけど、貴重なシリーズ。大事に大事に。3作はいつかまた元気のない時のためにとっておこうっと(笑) [ビデオ(字幕)] 6点(2016-04-23 19:16:39) |
365. パトリオット・ゲーム
《ネタバレ》 「スターウォーズ」や「インディジョーンズ」のハリソンフォードは有名だが、ジャックライアンのフォードはあまり知られてないのではないか?ハリソンフォードの出演作は楽しみにしてきた自分だが、このシリーズは見落としていた。うむ、面白いぞ!次は「今、そこにある危機」だ!!!それにしても、この頃のフォードは、いい顔してたなぁ。アメリカは壮年の頃はいい顔してるのだが、老年にさしかかると何やら芯がぶれてくる好感度男優が多いね。ロバートレッドフォードもそう。しかし、偏屈者になっても嫌だしなぁ。しかし「小さな命が呼ぶとき」の偏屈者のフォードは中々良かったのだが・・。あのまま、年を重ねて、「スターウォーズ」新シリーズの1作目で華を添えてもらいたかった。歳をとるのは難しいね・・。 [ビデオ(字幕)] 6点(2016-04-23 00:21:32) |
366. チョコレートドーナツ
《ネタバレ》 ダウン症のマルコの思い出を振り返る時、ルディの眼には、マルコの姿に、同じマイノリティである自分への慈しみも重ねられていたであろう。それが愛といえるのか、厳しい状況も乗り越えられるほどの真の愛といえるのか、とこの映画を切り捨てるのは容易い。しかしこの映画の提起しているのは、弱い女性が母親であり、彼らの愛と比したとき、孤独な子供からゲイカップルの愛をも安易に引き離す、融通の利かない現状を問うている。このダウン症の子は、そのような愛も支えになるくらい、愛に飢えていた。白は白、黒は黒と言ってしまう制度の粗さに異を唱えている。分かる。しかしここで問題を深く問うならば、施設の関係者も登場してほしかった。施設に送られる「くらい」なら、俺たちが育てるという、そこにこの映画の欠けてるとこがあった気がする。でも、ゲイも親になりうるか、という問題提起を真面目に取り組んだのは新しいアメリカ映画かもしれない。 [DVD(字幕)] 7点(2016-03-26 15:34:04) |
367. ゼロの未来
《ネタバレ》 近未来の魂のなさそうな人を描いた、魂のこもった愛すべきSF大作。「未来世紀ブラジル」で脚光を浴びたテリーギリアム、ここにきて、本当に自分の納得いく作品を仕上げた感がある。小道具まで愛すべき要素たっぷりで、じっくり観るためのDVDが欲しい。 [DVD(字幕)] 8点(2016-03-13 00:27:12) |
368. イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
《ネタバレ》 面白かった。やはり異質者の方が、一歩下がって、世を見るので詩や数学に秀でるのかもしれない。いや、待てよ、この面白い作品の秘密そのものであったかも・・(笑)。見応えがありました。世が世なら、キーラナイトレイと結ばれたかもしれず、自殺もしなかったかもしれない。いや、やはり世の中が変わったから、こんなことも言ってるのかも・・。世の中を変える天才とは孤独なものかもしれないな。 [DVD(字幕)] 8点(2016-03-06 22:59:59) |
369. ジュラシック・パークIII
《ネタバレ》 「ジュラシックワールド」観るために、見逃してた本作を鑑賞。スピルバーグは、新しい要素がないと、メガフォンとらないんだね。シリーズ1、2作と監督してたのに・・。やはりプテラノドンくらいでは、彼の食指は動かなかったみたいですね。今度は恐竜と戦争だ!って感じで、キャメロンの「エイリアン2」とどっちが面白くなるか張り合ってもらいたかった。ジョーヒューストン監督(一文字違うと名監督)も頑張ってましたけど、カット一つからスピルバーグとは違うもんなぁ・・。 [ビデオ(字幕)] 5点(2016-02-28 19:56:03) |
370. ミス・ポター
《ネタバレ》 ご存知ピーターラビットの作者の半生です。絵が動き出す、とても楽しい映画ですが、内容はさらっと描いてますが、かなりハードです。自分の愛すべき作品を生み出した世界を守ろうと、競りで大勝負にも出る彼女なのですが、結婚に至る恋愛ものになっているので、そこは説得力がもう少しあればなぁと思いました。でもこんなに違和感なく、ビクトリアポターさんの描いた愛すべきキャラクターが動く映像は、実に素敵です。やはり、話全体がポターさんの世界を壊さないように工夫されているのだと思います。セルヴィッガーの独特の表情も、作家特有の感受性の強さを表してるようでとてもチャーミングに映りました。 [DVD(字幕)] 7点(2016-02-15 00:54:20) |
371. オーロラの彼方へ
《ネタバレ》 こりゃヒューマン映画と言うよりサスペンスですねぇ。レンタル屋にはどのジャンルにおいてあったっけ?いや、前知識なく、面白いと噂だから観てみたんですけど、こんな話とは・・。面白かったです。しかし、あの犯人の悪ぶりは異常。実際、アメリカにはこんな奴がいたのかな? [ビデオ(字幕)] 6点(2016-01-25 10:42:00) |
372. スター・ウォーズ/フォースの覚醒
《ネタバレ》 シリーズ2で壊滅的打撃を受けた帝国軍の残党が レイア率いる新共和国からの支援を受けたレジスタンスとの 闘いの中で、ダークサイドとフォースの戦いを描くスターウォーズ最終シリーズ第1弾。 ストームトルーパーのフィンは、クローンではなく、 子どもの頃に拉致されて、悪の教育を受けた兵隊。 シリーズ2でクローンが大幅にやられて少なくなったから、帝国軍はこのような兵の補填をしたのだろうか? さて、このシリーズ、女性のレイが主人公である。 この話、いたって簡単で、ルークの居所の情報をもつドロイドを両軍とも探してる。 そこにレイが巻き込まれたという感じである。 が、このレイもまた強力なフォースをもつ人物だった。 シリーズ1では、ダースベイダーことアナキンの登場で話は始まる。 シリーズ2では、アナキンの子どもルークの登場である。 さて本シリーズのレイは、果たしていったい何者なのか? 敵のカイロレンはアナキンの孫である。 それほどの逸材と互角に渡り合う、この女性レイ。 ただ、その辺にいた人でフォースを強く持ってましたでは、納得できないなぁ。 このスターウォーズも等々2020年初めに最終話が公開された。 さて、どうこれほどのお金をかけたシリーズ、落とし前をつけるのか? レイが何者かというのが大きなポイントと思う。 後、気になるのは、この話のまん中あたりで共和国が、 「秩序なき混乱を黙認する政権が滅びる時」という状態であること。 シリーズ1で銀河政治の話を丁寧に描いてた分、最終話でここもきちんと説明されないと納得できないなぁ。 最終話を観るにあたっての復習の再見で、思ったことです。 (なんと新3部作が近年公開予定!?おじさん、疲れちゃったよ(失笑) [DVD(字幕)] 8点(2016-01-09 11:53:04) |
373. キングスマン
《ネタバレ》 娯楽作として上出来。終始楽しめた!しかし娯楽作品も進化してんだね~。今回の悪は、ノアの箱舟に乗ろうとする一部のエリート層。エリート層がみな吹き飛ぶシーンは、ともあれ楽しんでしまった。その後の世界は?ってのも気になる。しかし、劇中、映画のようには行かない、行かないと言いながらも、これ、立派な映画でっせ(笑) [DVD(字幕)] 7点(2015-12-27 17:26:04) |
374. インヒアレント・ヴァイス
《ネタバレ》 探偵が美女がらみで巻きこまれる、と言えば「チャイナタウン」を思い出すが、この映画は社会派ではなかった。堅気とヤクザ、その境界線での男と女のやり取りを2時間半近く、たっぷり描く。最後の落とし前のつけ方が心地いい。 [DVD(字幕)] 6点(2015-12-27 17:24:40) |
375. ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
《ネタバレ》 面白い!今回はいつものミッションと違って、組織からも見放される。そして絶体絶命の時は、孤独な女スパイ。彼女がいつやられるんだろうと冷や冷やしてた。だってこのシリーズ3作目のパターンもあるからね。でも今回はどんでん返しがなく、仲間を大事に思ったり、非情になりきれぬ女スパイがいたりと、登場人物が魅力的だったので、面白かった。自分的には1作目と同じくらい好きです。 [DVD(字幕)] 9点(2015-12-13 08:20:28) |
376. ワイルド・マン・ブルース
映画監督を追ったドキュメンタリーは好きだ。この作品は、映画製作にまつわることではないが、人間ウッディアレンを見せてくれる。彼の親がとても印象的だ。なるほど、アレンの女性人気の理由には、このお母さんが関係してるな、とニヤリ。ジャズの演奏のシーンもいい。特にアレンが必死に息をしぼって音を出す辺りは、観客も笑うことで応援して、皆でアレンを盛り立てる。アレンの恋人も魅力的だ。才人アレンに、こんなに大事にされたら、そりゃ女性も輝くわ。アレンの映画を観る視点が変わることになりそうだ。面白かった。 [DVD(字幕)] 6点(2015-12-06 17:51:25) |
377. バッファロー'66
《ネタバレ》 昔、観て、好きだった映画。最近、無職の若者に「何か恋愛映画でいいのないですか?」と聞かれ、考え抜いた(?)末、この作品を薦めることにした。自分の記憶違いで変な映画だったら困るので、今回、観直して、間違いなしと太鼓判! [ビデオ(字幕)] 8点(2015-11-07 11:03:12) |
378. モ’・ベター・ブルース
《ネタバレ》 私生活がだらしない男が、新曲を創り続ける。不快感の募る楽曲ならまだしも、デンゼルワシントンが喧嘩に巻きこまれる前に披露する「モ・ベターブルース」がそういう中で創られた曲だとすると、やはり創作のミューズっているのだろうか?と思ってしまう。しかし果たせるかな、その曲を最後に彼は音楽の世界から遠ざかってしまう。豪華な顔ぶれで、黒人スピリッツを描き上げた作品です。 [DVD(字幕)] 6点(2015-11-07 10:56:55) |
379. ラッシュ/プライドと友情
《ネタバレ》 よくこれだけいい加減な人が、あのF1レースを生き延びたなぁとただただ驚嘆。命知らずもいいとこ。 [DVD(字幕)] 7点(2015-11-03 09:25:01) |
380. マルホランド・ドライブ
《ネタバレ》 観ていて、どこに軸を持ってきたらいいのか分からないまま、映画的展開が進んで、疑問ばかりが増え、これがツボにはまると、好きな人は好きなんだろうなぁと思った。ラストの展開も、今までの伏線が効いてるとは言えず、自分にはよく分からなかった。 [ビデオ(字幕)] 6点(2015-11-03 09:22:28) |