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ゆたKINGさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  ブルックリン横丁
知名度こそ低いが、多くの人に見てもらいたい映画。涙なしに見られないし、娘役のペギー・アン・ガーナーなんて取り上げられないのがおかしいほどの名演技を見せてくれる。それとなんと言っても、下町情緒溢れるブルックリンの町並み、そこに住んでいる味わい深い人達が作品に深みを与えている。近年ではヨーロッパ映画にお株を奪われている分野だが、今作においては遜色がない。展開こそハリウッド的で大味ではあるが、メインは人情物語といえる。現実を直視する母親と夢想家で気楽に生きている父親、この板挟みに悩むフランシーがじつに丁寧に描かれている。自分の手元に置いておきたい、そう思わせる作品だ。
10点(2003-05-10 00:10:14)
22.  第十七捕虜収容所
ほんと、ワイルダーの描く人間劇は面白い。話、展開は実に単純なんだが、登場人物の役割分担がはっきりしていて、なおかつ個性的なため、暗い狭い収容部屋のカットがほとんどでありながら、男達の絡み合う人間模様だけでも十分楽しめる。特にアニマルのキャラクターが良い、いつも馬鹿騒ぎしているんだけど、戦争の後遺症の残るジョーイに手紙を読んであげる優しい面も持ち合わせる。陽気な人間の優しさは身に染みる、ジョーイの笑顔がそれを物語っている。ワイルダーの素晴らしい点は「映画は娯楽」と割り切っているところ、捕虜収容所といえば暗い、残酷なイメージしか沸かないが、彼の作品には笑いが溢れ、希望に満ちている、役者も生き生きしており、舞台とは裏腹に幸福感に浸れる映画だ。
9点(2003-05-07 17:29:29)
23.  チャンス(1979)
静かなコメディとでも言うのだろうか、淡々としていながら何とも味わい深い作品。それに一役買っているのが、チャンスおじさん演じるピーター・セラーズ。童心をもち、憎めない人柄を見事演じきっている。サクセス・ストーリ?でもなさそうだが、政治家を皮肉った作りは風刺が効いていて面白い。そして、最後の湖上を歩くシーンはいろいろ解釈できそうな意味深な名シーン。残念ながらチャンスおじさんに関する謎の部分が多すぎて、いまいち感情移入出来ずこの点数だが、不思議な雰囲気をはなつ作品だ。
6点(2003-05-04 23:26:12)
24.  マイ・フレンド・フォーエバー
レビューが泣いたのオンパレードですね。そういう私もラストはうるっと来ましたね。う~ん、でもトータル的に考えると、中の上あたりかな。
5点(2003-05-03 22:56:53)
25.  情婦
ここの点数見ていくら何でも高すぎるんじゃねーの?と思ったが、お手上げ、文句なしの10点献上。サイトの紹介文から大どんでん返しありきの作品かと鑑賞したが、いやいやどうして弁護士事務所を中心にロバーツ、看護婦、疑惑のレナードと個性的キャラクターの織りなす舞台劇の面白いこと。看護婦に止められている葉巻を隠れて吸うレナードなんて意地を張っているが、どこかそれを楽しんでいるところが微笑ましい。サスペンスなんだけど、コミカルな人間模様が舞台劇のように楽しく、全く飽きさせない。まさに映画の魅力が凝縮された究極の作品だ。
10点(2003-05-03 22:24:46)
26.  ヒート
ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ2大スターの競演、さらに町中での銃撃戦も迫力があるし、レストランでの両雄の会話シーンなんて映画ファンにはたまらないところだろう。たしかに見所もあるのだが、細かいところをいちいち説明しすぎな気もする。銀行襲撃の際の運転手なんて、あそこまで丁寧に恋人とのやりとりやらを描く必要があったのだろうか。レストランでデ・ニーロと会う以前のエピソードは全くいらない気がする。これって完全版?と勘違いしそうなほど展開が回りくどく、制作側にもう少しカットを願いたい心境。まあ、そこらへんは2大スターへの配慮なのかもしれない。
6点(2003-04-30 17:52:34)
27.  ルディ/涙のウイニング・ラン
今の気分にフィットしなかったのか、いまいち感動できませんでしたが、見終わったあと実話ということもあって、すがすがしい気持ちにさせてくれる作品。でも、ルディの恋人とか勧誘していた女の子が以外にも出番少なかったですね。その後が楽しみな間柄だっただけに、少々残念。まあそうはいっても、スポーツ映画がそれほど好きでもない私が楽しめたわけですから、良作と言えるでしょう。
6点(2003-04-30 17:09:34)
28.  ライトスタッフ
高揚感と感動を与えてくれる作品だ。ただ、劇的に作りすぎるハリウッド映画を好まない者としてはこの点数。全編通して引き込まれるといった感じではないが良作といえる。
6点(2003-04-27 09:55:48)
29.  日の名残り
レクター・シリーズが強烈なアンソニー・ホプキンスだけに計算高い異常者と勝手な俳優像を描いていたが、高潔で気難しい役どころを男の渋さを漂わせながら見事演じきっている、まさに名演技だ。切ない恋仲を演じるエマ・トンプソンもまた素晴らしい。熟年の俳優陣が今作を格調高い作品に仕上げている。お互いを意識し始める過程、一筋縄に行かない男女関係を雇われの身分をふまえ、感情を押し殺し、表情としぐさで心の内を見事に表現している。なんと言ってもホプキンス演じる執事スティーヴンスに好感を持てる。気難しいが主人に対する忠誠心が強く、時には、父親を度重なる失態を理由に雑用にまわしたり、主人の命令でユダヤ人だからという理由でメイドを解雇したりと主義主張は一切口にしない。弱いところを見せたがらないスティーヴンス、そんな彼がたった一度だけ自分の主義主張で女中頭に会いに行く。いい年なのにそわそわしたり、照れた様子のスティーヴンスが見られる食事のシーンは何とも微笑ましい。久しぶりにいい映画を見たなと思える傑作だ。
10点(2003-04-26 19:14:05)(良:1票)
30.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
風刺劇とか語る前に絶妙ともいえる狂気と笑いのバランスが素晴らしい。さらに目を見張るのは、その細部に至るまでのこだわりだ。「平和こそ我らが」の看板の前で味方同士の兵士が打ち合うシーン、公衆電話で大統領に電話かけるシーン、さらに「コレクトコールで頼む」と訴えるところなんかはおおいに笑える。それと3役を演じきったピーター・セラーズ、言われなければ気付かないほどの変貌ぶり、中でも博士役は私的ベスト3に入る怪演だ。そして最後の女性ボーカルによる愛の歌に相反するキノコ雲のあめあられ、陳腐な感想だが、いちばん的を得てるからあえて言う、面白い!
8点(2003-04-23 19:17:51)
31.  シャイニング(1980)
仕組まれた恐怖より、恐怖におののくジャックの妻演じるシェリー・デュバル の表情の方がはるかに怖い。キッチンナイフを片手に泣きながら、走るシーンの恐怖の演出など彼女の表情にかなりの部分助けられている。それに加え、誰もが認めるジャック・ニコルソンの怪演、狂気に駆られた顔と恐怖におののく顔、冷静に考えると恐怖の演出は実にシンプルなんだが、それが一番怖い。さすがは奇才キューブリック、古き良き映画演出を熟知している。それにしても、息子と同じ能力を持つ黒人があんなにあっさりと殺されるとは思わなかったなあ。物語の重要な要素のようで、実はたいしたことがない。雪上車運ばせるだけの設定なら、可哀想すぎる。
7点(2003-04-17 17:31:12)
32.  小説家を見つけたら
天才少年と大人の友情物語・・あれあれ「グット・ウィル・ハンティング」似すぎてやしないか?どう考えても、前作を見た者はこういった感想を抱くはず、ということは監督は計算のうちとも言える。あえて同じ路線で勝負みたいな、そう考えると似すぎている点を除けば良作だし、ショーン・コネリーが自転車をこぐシーンはさわやかの感動を呼ぶ見事な演出だ。そうはいっても個人的には、同世代の友情も描いてみせた前作の方が好みかな。
7点(2003-04-17 09:34:18)
33.  マルホランド・ドライブ
視聴者に無理難題を突きつける相変わらずのスタンスを守った作品だが、どういう訳か今作に限っては解きたい気持ちが持続された。それでも、ラストが近づいても絡み合った糸は解けず、相も変わらず?マークで見終わったが。すでに手は再生ボタンを押していた(一応DVD)・・。デビッド・リンチの狙いはこれか!
8点(2003-04-16 18:34:07)
34.  ニュールンベルグ裁判
ヒトラーの大量虐殺により犠牲になった何百万もの命、いったい誰が責任をとるべきなのか。この映画のテーマは実に深く、難しい。司法に携わった者を罰するのは、もっともかもしれない、だがヤニングの言うように、それにより私欲を肥やした者(武器を供給したアメリカの企業など)は同罪というのも理解できる。そもそも戦勝国が戦敗国を裁く矛盾さが自体を複雑化している。本来、人間の尊厳に重点を置き、議論すべきなのにアメリカはドイツとの友好関係が必要と政治的見解を法廷に持ち出し、ドイツは、真実を隠し自国の誇りのために戦う。言葉少ないヤニングだけが法廷のあるべき姿を指し示した。最後のヘイウッド判事がヤニングに言った言葉「始まりは、無実の人へのあなたの最初の死刑宣告です」が重く胸に突き刺さる。
9点(2003-04-14 09:06:44)(良:1票)
35.  わらの犬(1971)
狂気の映画は受けつけないはずが、気がつくと見入ってしまう自分がいる。例えるなら殺害現場を両手で目を隠しながら、指の間から垣間見る心境。サム・ペキンパーは嫌悪感の先にある好奇心をくすぐるのがホントに上手い。心の裏を見透かされている、そんな錯覚に陥らせる作品だ。
8点(2003-04-04 16:44:54)
36.  忘れられない人
ホントに単純でありふれた話なんだけど、マリサ・トメイの尽くす姿にはジーンと来る。それと音楽がいい、あのピアノの旋律が流れただけで、うるっとくる。それだけにクリスチャン・スレイター演じるアダムの善人性が損なわれるような展開が勿体ない。部屋に忍び込み寝顔を見ただの、後を付けただの、100%犯罪の域のストーカー行為では孤児院上がりで無口だろうと善人性は地に落ちる。終盤になるとキャロラインの方が頭弱いのでは?と思ってしまうほど。監督のセンスの悪さが目立つが、万人受けする感動ストーリーだし、細かいところを気にしないのであれば問題ないだろう。
6点(2003-04-03 17:41:10)
37.  ハンナとその姉妹
実にウディ・アレンらしい作品だ。俳優もこなす彼の役どころはお得意の神経質男。彼の毒の利いたセリフも健在、そして花を添える三姉妹も魅力溢れる。男よりの描き方も相変わらず、振り回される女、どう見ても身勝手な解釈のエリオット。でも、どろどろ感はみじんも感じない、エリオット演じるマイケル・ケインのコミカルな演技が実に利いている。ウディ・アレンにしか出せない世界観を堪能できる作品。
7点(2003-03-31 16:45:10)
38.  マレーナ
モニカ・ベルッチ の美貌、エンニオ・モリコーネの音楽。駒は申し分ないが、思春期の少年の視点が終始第三者扱いで必要性が感じられない。
3点(2003-03-30 22:06:47)
39.  サイモン・バーチ
サイモンのキャラクターが好きになれず、どうにも入り込めなかった作品。押しつけがましい感動もどうもなぁ。
2点(2003-03-30 21:45:16)
40.  アバウト・ア・ボーイ
原作者が『ハイ・フィデリティ』と同一というのも納得。30分を1単位としてスケジュール管理するところ、自由気ままな生活を「孤島」と表現するあたりのユーモア・センスは似ている。親の印税で暮らす身勝手な男ウィルと情緒不安定な母を持つ多感な少年マーカスの友情がメイン。これだけを聞くと、感動の押し売りか?と勘違いしそうだが、そうではない。この映画は泣かせようとはしない、例えばラストの学校での演奏会。マーカスが一人で罵声を浴びながら歌っていると、ギターを持ったウィルが途中から参加する。泣かせる場面か?と思わせるが、ウィルは自分の世界に入ってしまい、マーカスが歌い終わった後も気分良く歌い続ける。まさに感動的な場面が台無し、でもこのさばさば感が新鮮だったりする。それと最後に忘れてはならないのが、音楽全般を担当したバッドリー・ドローン・ボーイ 。個人的大好きなアーティストで劇場公開前から、サントラを聴いて酔いしれていたが、これほど見事映画にマッチしているとは思わなかった。サントラとはいうものの、全曲自身の作曲でオリジナルと何ら変わりない、必聴ですよ。
8点(2003-03-30 18:17:52)
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