21. 天国から来たチャンピオン
《ネタバレ》 古臭さとストーリーの詰めの甘さがあるけれど、個人的に好きなコメディ映画。脳味噌まで体育会系な主人公がやり手で厳格な大富豪に転生した途端、周囲の戸惑う姿と徐々に彼を受け入れていく様が面白かった。あんな執事がほしいなぁ、と初めて思った作品。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-07 23:02:37) |
22. チャイルド・プレイ(1988)
《ネタバレ》 「人形が殺しに来る」この想像するだけで嫌なシチュエーションをホラー映画にしたのはアイデア勝ち。背中のフタを開けたら電池が入っていなかったシーン、精神病院の窓から下を見たら非常階段をチャッキーが(あの小さい体で)登っていたシーン、私なら多分気絶します。 [映画館(吹替)] 7点(2007-01-03 05:06:52) |
23. アバウト・ア・ボーイ
《ネタバレ》 中年男と少年の友情物語。中年男は独身のプレイボーイ、少年は学校で苛められているし母親は情緒不安定だしで普通なら何か事件が起こりそうな設定なのに、少し不器用な男の性格とポジティブな少年の性格がそれらの要素を見事にスルーしている。暴力表現もなければセックス表現もなしの安心して見れる映画。見始めたら最後、彼らの生活がついつい気になって最期まで見てしまった。ただし、映画としては少し物足りない感じなので7点、で。 [地上波(字幕)] 7点(2007-01-02 19:47:07)(良:1票) |
24. ヘイトフル・エイト
《ネタバレ》 「この中に犯人がいる」的な密室サスペンス・ミステリーを期待したら、西部劇でした。映像はきれいだし各キャラクターもちょっとしか出ないモブでさえ味がありますし、各人が付いている嘘(一人だけ正直者がいましたが(笑))がちょこちょこと暴かれていく過程も面白かったのですがとにかく長い。個人的に冗長に思えるシーン(延々と走る馬車だけを写している環境ビデオ的なシーンとか)や会話が多く、話のテンポをブツ切りにされるのが少し残念。事が始まると比較的スムーズに展開していくのですが、そこまでで挫折しかける人もいるのでは。とりあえずミステリーではなく西部劇だと思えば、床に隠れていた「9人目」もまあアリかな、と。これは日本での宣伝が悪いと思います。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-04-06 17:04:17) |
25. フォーン・ブース
《ネタバレ》 大都会の真ん中にある公衆電話の周りだけを舞台にしたサスペンス。駆け引き等のやり取りに緊張感があって非常に面白いけれど、犯人の顔見せにどういう意味があるのか全くわからずじまい。ここのレビューを見て「24」ネタらしいというのを知り、できればそういう「観た人にしかわからないネタ」はやってほしくなかったなぁ、と思ったので少し点数低めです。 [DVD(字幕)] 6点(2007-01-07 22:51:56) |
26. グリーンマイル
《ネタバレ》 キング作品の良さというのは、計算された複雑なプロット構成とありふれた風景に突如現れる闇。前者を絵本のようにまとめ、後者に関しては街灯をつけて明るくしてしまったかのような映画版は、キング好きにとってどうも消化不良というか物足りなさを感じてしまう。それでもあの原作エピソードを上手く拾い上げ、絶妙なキャスティング(コーフィーとドラクロワはホントにイメージぴったりだと思う)で感動できる作品にしたのは評価できると思います。 [映画館(字幕)] 6点(2006-12-23 00:13:59) |
27. スーサイド・スクワッド
《ネタバレ》 アメコミのヴィランがチームを組んでさらなる脅威と闘う、という面白そうな題材が、キャラクターの使い方を間違っちゃった為ごくごく普通のアクション映画になってしまったという感じでした。私の好きな「ハーレイ・クイン」が主人公&予告編ではもっとポップでブッとんだストーリーを期待していたのですが、後半の展開はコレ別に主人公達がヴィランじゃなくてもいいんじゃない?と。良かった点は、コミックやアニメから飛び出してきたようなジョーカー&ハーレイのビジュアル。あんなカップルなのに、ハーレイが幻覚の中でジョーカーとすっごく普通の結婚生活をおくっていたのはちょっと笑いました。 [インターネット(字幕)] 5点(2019-08-10 01:42:06) |
28. チャーリーズ・エンジェル(2000)
《ネタバレ》 オバカなお色気コメディーと思えばまあまあ楽しめます。ルーシー・リューも最初見たとき「これはないだろう」と思ったのですが、だんだん美人に見えてくるから不思議。正直言うとTVシリーズのような知性・美貌・強さを備えた三人組じゃないですが…。しかし、サム・ロックウェルはすっかり真犯人役俳優になってしまったんじゃないだろうか。 [DVD(字幕)] 5点(2007-01-23 23:53:27) |
29. マリー・アントワネット(2006)
《ネタバレ》 悲劇の王妃マリー・アントワネットの生涯を、美麗な映像とポップな小道具を使って描いたダイジェスト。ただそれだけ。あまりにもポンポンと年代が飛ぶので、詳しい歴史を知らない人には???の嵐だと思う。女性ファッション誌のグラビアの如く、コレでもかコレでもかと「お堅いフランス王室の中で自由奔放に思うが侭生きたアタシ」を見せ付けられ、結局残った感想は「お菓子が美味しそうだった」くらい。ドラマ性を求める人に、この映画は向かないでしょう。難しい事は考えず、キレイなものを見たいだけの人にはおすすめ。コレは映画ではなく、マリー・アントワネットのPVです。 [DVD(字幕)] 3点(2007-11-20 19:29:06)(良:1票) |
30. タイタニック(1997)
《ネタバレ》 パニック物全盛時の映画を多数見た自分として、主人公二人の恋愛ストーリーが蛇足ではないかと思う。架空人物のストーリーより、実際に起きた様々な人間模様と運命を描いたほうがいいのでは。氷山にぶつかるまでが長く退屈だったが、後半はなかなか面白かった。 [DVD(字幕)] 3点(2006-12-23 02:05:28) |
31. ファイナルファンタジー
これは映画ではなく、スクウェアのCG技術を紹介したプロモーションビデオ。この映画らしきモノが教えてくれたのは「どんなにリアルに作ってもCGは生身の人間に勝てない」と言うことでしょう。あと、スクウェアの技術力はすごいってこと。 [DVD(邦画)] 0点(2007-01-03 00:16:30) |