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アラジン2014さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 678
性別 男性
自己紹介 ソフト化されたタイミングでのレビューが中心です。2008年、子供の頃から夢だった自宅シアタールームがついに実現しました。(100~110インチ程度、音響2.1ch)できるだけネタバレせずに書いていますので文章がおかしい場合もあると思いますが、暖かい目で見守ってやってください。(2014初登録)

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421.  リーサル・ウェポン 《ネタバレ》 
昔はリスペクトするほど好きでしたが、今観るとそう大した感動もなかったですね。。時代が変わっても色あせない作品が名作だとするならば、リーサルはちょっと名作ではないような気がします。 全体的な流れも人物設定も申し分ないし、ストーリー自体も結構面白いほうです。なぜこうも気乗りしないのか・・ 何日か考えましたがおそらく、、1980年代のアメリカ映画特有の軽い感じのせいでしょうかね(笑) 根本的に全体の流れが少年っぽいというかライトというか。。でも同時に、自分の加齢も忘れてはいけませんよね・・  最初の少女飛び降りとメルの飛び降りは画期的な画風でした。最初の少女シーンはカメラワークが良いです。そしてメルの飛び降りはまさかホントに落ちるとは・・。 ラストのタイマンはちょっと取って付けたようで不自然で要らないと思いましたが。  散漫なレビューでスミマセン。
[ビデオ(字幕)] 5点(2014-10-01 17:14:37)
422.  バンド・オブ・ブラザース<TVM>
高評価なのでブルーレイを購入しましたが、結果的にすぐに転売してしまいました。全体的に作りは重厚かつ丁寧ですが、いかんせん暗くて重い。エンターティメントと両立していないような印象を受けました。 言い換えれば国営放送の10夜連続ドキュメンタリーのような雰囲気です。超真面目に作られていますので、それをリアルと考えるか重いと考えるかで評価が変わるような気がします。私はプライベートライアンを10点とするなら、こちらは5点が精一杯でした。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-09-25 15:43:48)
423.  (500)日のサマー
評判が良かったので鑑賞しました、まず第一にゾーイ・デシャネルが可愛すぎる。ホントに人形のような可愛さ、コレに尽きます。この子に振り回されたら男はみんな壊れますよ。。そしてラストが酷すぎる。ある意味コレしか落とし所はありませんが、コレはあまりにも残酷だ。モテる女に振り回された普通の男の悲劇です。立場が逆だと非難轟々でしょうねおそらく。  ただし、もっともっと深読みすれば彼女は最初から付き合う気はないと公言しているし、そもそも彼のことを好きですらなかったことは明白です。要するに彼女は最初から恋愛なんかしておらず、そういった意味では「これはラブストーリーではない」は正しい。  で、お互いに得るものがあったのか?そう考えると非常に深い映画だったとも思えます。彼は彼女のおかげで仕事や人生に真剣に取り組むことを知ったし、彼女は彼のおかげで本当に好きな人を得た。  考察すれば確かに深く考えることができますが、でもまあ、あんまり面白い映画ではなかったのですよ(笑) 特別悪い箇所も見当たりませんが、ライブラリしたいほどの魅力も感じません。ある意味一番微妙な(どうでもいい?)5点といったところです。最後に一言いえるのは「モテない男はこの映画で女心を勉強するべき」ということ。。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-09-25 15:20:42)
424.  イエスマン "YES"は人生のパスワード 《ネタバレ》 
YESといい続けたらどうなるのか?プロットも良くて中盤まではかなり興味深い流れになっています。この映画は自己啓発系や宗教系とは異なるベクトルで話が進みます。説教臭いところもなくどこまでも単純明快。私には、、YESということで人生の「可能性」が開かれるかもしれないよ!という、「もしも」を判りやすく提示してくれていたように感じました。難しく考えずに「人生はポジティブに行動したほうがいいんだよ!」と受け止めてあげると映画の本質が分かり易いように思いました。  人間は何を基準にYESとNOを決めているのか?本作では休日出勤にYESと言ったから昇進しましたが、もしかしたら休日出勤の途中で交通事故に遭っていたかもしれません。人間は「もしも」を考え出すとカオスに陥りますので、そういう難しい判断はひとまず置いておいて、何はともあれ「YES」と言ってみようと。人はYESと言われて嫌な気持ちになることはありませんので、これに尽きると思います。  ゾーイ・デシャネルの可愛さもあって、終盤付近まで面白さを維持しますが結末のつけ方があまりにも雑でした。銀行マンでこれほど利発な男が「YES=契約」という馬鹿な勘違い(思い込み)をするかね?せっかく「単純なのに深い」風味で進んできた哲学も、浅はかなラストのおかげで一気にB級映画に成り下がってしまったように思います。あまりにも雑すぎるので点数を下げざるを得ませんが、まあ・・ 最も可愛い時代のゾーイの映像が残ったという世界遺産的観点から1点加点しておきます。  もう少し深みのある哲学的なラストに収まってくれていたら名作になったような気もしますが、じゃあどんな結末が良かったのか?と問われても難しいですね。結構面白い映画でしたが微妙に惜しい作品でもありました。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-09-25 15:14:40)
425.  キングダム・オブ・ヘブン
この映画は期待して鑑賞したのでガッカリ感が強かったです。全体的に迫力もあって雰囲気も良かったのですが、主人公ありきで進む予定調和なストーリーが全くもって全然ダメでした。 突然現れた息子バリアンが強くてカリスマ性もあってと、何から何まで都合良過ぎる感が強いのが違和感あり過ぎです。そんな強引に持ってゆかずに、無理せずオヤジさんの「ゴッドフリーの伝記」として映画を組み立てたほうがずっと自然だったと思います。その点が悔やみきれないくらいに残念でした。いくら息子が熱弁を振るっても終始説得力を感じることはありませんでしたね。(だってどこの戦地に行ってもゴッドフリーの武勇伝が轟いているのだもの)  余談ですがエドワード・ノートンの使い方が凄すぎます。(あの役は助監督さんあたりが適当に入っていても別に問題なかったのでは?)
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-09-23 17:34:29)
426.  スカーフェイス
「もっと堂々としとけよ、ビクついたら心臓に悪いだろ?」トニーモンタナの凶暴な性格が現れています。(怖いよあんた) 最もキレイだった頃のミッシェル・ファイファーも見られるし、伝説のチェーンソーのシーンも凄いです。  転落人生のきっかけになった車での沈黙シーン、麻薬カルテルでのトニーの立ち振る舞い、壮絶なラストシーン、全てがギリギリのバランスで融合した凄い映画です。文句なしにバイオレンスの金字塔だと思いますが、70-80年代特有の古さが感じられて集中力が維持できずこの点数です。
[DVD(字幕)] 5点(2014-09-23 15:52:58)
427.  LOOPER/ルーパー 《ネタバレ》 
過去の自分に未来の自分を始末させるプロットは渋い。もし現代の自分が始末をミスって未来の自分が逃げたら、、現代の若い自分を痛めつける=未来の身体にも変化が現れる。  途中までワクワクしっぱなしでしたが、「TK」が出てきて一気に興ざめです。何でもアリじゃん。。何だったの今までの小芝居は?という感じです。純粋にタイムスリップ物と超能力物の話は完全分離が吉だったような気がします。ネタとしてはタイムスリップしてきた未来の自分が居るというだけで十分じゃないですかね?  半分は最高でしたが半分は最低だったので、間を取って5点という難しい点数です。色々惜しい映画です、ある意味5点というどっちつかずの映画が一番ダメなような気もしますけど・・
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-09-23 11:35:50)
428.  トータル・リコール(2012)
私もたまたま昨年オリジナルを再見する機会があったので、それをきっかけにリメイク版も鑑賞するに至りました。まず、他の方もおっしゃっているようにオリジナル版のショボさは凄い。当時は感動したものですが、、今見るとビックリするくらいチャチぃです。リメイクはリメイクで鬼嫁と本カノのやりとりがターミネーター過ぎてドン引きでしたし、もうチョット何とかならんかったのかといいたいところです。。  新旧それぞれの良さはありましたが、それぞれの問題点も気になりました。結果的には「ドロー」といったところですが、リメイクのほうが作られた年代が新しい分、映像的には見やすいです。単純に、オリジナルと全く同じ状態で最新技術を使ってリメイクしていただきたいものです。(変な手を加えないで欲しい) 話は逸れますが、ブレードランナーもオリジナルに忠実にリメイクしたらさぞスタイリッシュで渋い映画になるんじゃないでしょうかね。。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-09-22 18:26:28)(良:1票)
429.  スター・トレック/イントゥ・ダークネス
TVドラマ「シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチ(ジョン・ハリソン役)&クリス・パイン(ジェームズ・T・カーク役)のダブル主演で迫力ある映像が見られます。ただし、映画自体の出来映えはそこら辺に転がっている並程度の普通のアクションSF映画といった程度で、TVでやってたら損はしないかな?といったレベルにしか達していませんでした。自分が年を取ってしまったせいなのか現代のクリエーターたちのレベルが下がってしまったせいなのか、ありがちな映像表現の数々にはもうお腹一杯といった印象を受けました。  昨今のマーベル系やDC系も同様ですが、CGありきの「この表現凄いでしょ?」的な映像はもう要らないですね、これからの時代は映像が凄いのは当たり前で、凄い映像に見合った説得力がある脚本を見せていただきたいところです。毎年駄作を乱発するのではなく、もう少し作りこんでから公開していただきたいです。 本作も全体的に安直なストーリー運びで、もの凄い映像表現とは裏腹に非常につまらないお話だったといわざるを得ませんでした。色んな意味で残念な作品です。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-09-22 12:12:38)
430.  スター・トレック(2009)
近年リメイクが増えましたね。カラーになってからすでに50年、デジタル放送になってからももう数年が経過した訳です。そろそろ古い映画のリマスター程度では物足りないことも増えてきましたし、リメイク化は時代の流れでしょうか。  新スタトレも全体的にウマくまとまっていますし、物語りとして悪くなかったです。でも海外ドラマレベルの映画でした。あえて例えませんが海外ドラマのほうが出来が良い場合も少なくないです。最近の映画ってドラマを越えない仕上がりの物が増えました、というかTVドラマの質が上がったのかな・・ とにかく、特別良いという感じは受けませんでしたがまあ悪くは無いです。(映画としては最も致命的な”普通”という評価です)
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-09-22 12:07:54)
431.  キャプテン・フィリップス
リアル志向で迫力もあり、緊張感は凄まじかったです。しかし裏を返せば、まるで某TV番組の再現ドラマを見ているようでもありました。不謹慎なのかもしれませんが、単にもう少しエンターテイメント性(遊びの部分)が欲しかったところです。 また、フィリップス船長(トム・ハンクス)の演技があざとすぎて嫌悪感すら感じました。個人的な見解ですが、彼の役へのアプローチは素晴らしいとは思いますが、2000年くらいから後はちょっとわざとらし過ぎて嫌いです。1999年のグリーンマイルや2000年のキャストアウェイくらいで私の中ではトム・ハンクスは終わりました。 本作でも救出された後のシーンがあまりにもあざとすぎて見ていられないくらい嫌悪感を感じました。あのシーンなんて明らかにカットすべきシーンなのに、おそらくハンクスの意向なのか判りませんが、無理やりねじ込んであるように感じてしまいました。  アブディワリ・ムセ(バーカッド・アブディ)ら海賊側の演技は本当に迫真でリアルでしたが、トム・ハンクスのせいでこの点数に落ち着きました。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-09-22 11:50:25)(良:1票)
432.  ジャンゴ 繋がれざる者
キング・シュルツ役のクリストフ・ヴァルツの魅力が凄い。ヨーロッパらしい気品が残っていて本当に魅力的でした。この方は前作イングロリアス・バスターズでもとても印象的な演技を見せていますので、その評価からの続投でしょうか。  自身もマカロニウエスタンが大好きだと公言しているクエンティン・タランティーノ氏が言う通り、非常に洒落の効いた映画に仕上がっていて映画としては十分に楽しめます。しかし本作ではタランティーノお得意の「セリフ回しの妙」が少々行き過ぎている印象で、何とかシュルツとジャンゴ(ジェイミー・フォックス)のパートくらいまでは楽しめるものの、その後のKKKネタ、キャンディ家(レオナルド・ディカプリオ)にまでくると、過剰気味で疲れるセリフ回しがほぼほぼ苦痛になってきます。更に大オチにはタランティーノ作品には欠かせないサミュエル・L・ジャクソンが待ち構えていますが、観客は既に完全にダレた状態でオチを迎えることとなります。  総合的には本作「ジャンゴ」もまあ面白かったといえるのですが、タランティーノ作品は総じて下品な作風が多く、本作も面白いのに名作にはなり得ない致命的な何かを抱えているようにも感じました。誤解を恐れず書くとするならば、もう少しセリフ回しをスッキリさせ、収録時間も120分以内に収めてくれていたとしたら、もしかしたらもう少しは評価が上がったかもしれません。シャレと下品で押し通すには少々長すぎました。ちなみに奴隷制度やKKKのことなど難しい歴史を勉強しなくてもそれなりに楽しめます。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-09-21 23:54:07)
433.  マトリックス レボリューションズ 《ネタバレ》 
ここまでくると最後を見届けるのがもやは義務になっていた方も多かったのでは。。最も違和感を感じたのはリアル世界でネオが超能力を使えるようになったこと。スミスは現実世界にやってくるのにとても努力したのに、ネオは突然力が使えるようになって納得がゆきませんでしたね(笑) (もう何が何やら・・ やれやれ)  ザイオンもツッコミどころが多すぎて・・ 清潔な司令室と劣悪な船、白い制服の司令官とボロ雑巾を着た船員などなど監督のその場しのぎ感が全開に開花しております。死に物狂いで帰ってきた船一台のEMPで大量の敵を退治できるのならば、もっともっといかようにもやり方があったように思いますしおすし。。  個人的にはパート2の後半、アーキテクトのおじさんの後にそのままソースへ戻って終わってくれたほうがスッキリして良かったと思います。まあしかし三作目終盤の雰囲気に関してはマトリックスという映画のラストとして悪くはなかったと思います。。やはりマトリックスは3品ワンセットで一つの映画と考えたい作品です。(預言者以外のキャストが続投してくれたことも良かったです)
[DVD(字幕)] 5点(2014-09-03 14:30:41)
434.  シン・シティ
最初はなかなか斬新で素敵な映画だと思いましたが観終わって数日、冷静に考えてみたら無意味でどうでも良い作品だったなと考えを改めがちな映画です。判っちゃいましたが全体的に稚拙で、心底どーでもいいような話がメインの作品なので、真面目に見た人間の負けです。 個人的にはドワイト(クライヴ・オーウェン)が渋いです。そしてその流れでジャッキー・ボーイ(デル・トロ)の件はなかなか面白いです。しかし、、ケビン(イライジャ・ウッド)の件と黄色い悪魔(イエロー・バスタード=ニック・スタール)の件はドン引き必至で、個人的には嫌悪感すら感じました。  B&Wですし全体的にライトに仕上げてくれていたらシャレオツ映画になり得たかもしれませんが、そうするときっと凡作になってしまったようにも感じます。ドギツイ描写をブラックジョークとして軽く受け流すことができるかどうかが評価の分かれ目でしょうか(わたしは無理だった)。。一つだけ確かなことは大人向けの映画でないということです。
[DVD(字幕)] 5点(2014-05-03 14:31:29)
435.  グラディエーター
名作と名高い本作ですが私はイマイチでした。いえ、、確かに目立った粗も無く古代ローマの世界観もよく描かれています。ですがストーリーがちょっと重た過ぎます。とにかく序盤の戦闘シーンからもう重たい重たい。ラッセルクロウ扮するマキシマムの役どころが暗いというか幅が無いのも重たさに拍車をかけてしまっていて、前半は観るのが苦痛ですらありました。(個人的に重厚感と重たさは全く違うものと考えています)  全体的に見ごたえがあって大作に恥じない仕上がりなのは事実なのですが、他の方も比較してらっしゃるようにブレイブハートのほうが断然面白かったのは明白。要するにグラディエーターのマキシマムは馬鹿正直感丸出しでなんですよねぇ、、もう少し遊び心が欲しかったところです。(ただし、虎が出てくるシーン以降の後半はなかなか見所満載で素晴らしい仕上りですが)
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-05-03 13:24:12)
436.  パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 《ネタバレ》 
最後じゃないですよね?この後まだ続きますよね確か??好きなシリーズではないのですが、TV放送が録画されていたので一応見ました。本作に関しては第一に「ハビエル・バルデムもったいねー」といった印象。正直、サラザール役はもっと無名な人でも問題なかったかもしれません。 ただ、ジャック・スパロウのルーツやジャックおじさんなど素敵なネタも散りばめられていて、前作よりは大分マシでした。この映画の裏主人公と化しているバルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)のラストが素敵でしたが、元々闇夜で活躍する死人だったのできっとまた復活しますよね。  相変わらず画面が暗くて疲れる作品です。ホントに子供に人気があるのでしょうかコレ?バルボッサとハビエルに面してかなり甘めの点数。
[地上波(吹替)] 4点(2023-09-18 13:46:50)
437.  コーダ あいのうた
TV放送で見ました。今に始まったことではありませんが、こういう作品がアカデミー賞を三つも受賞してしまうあたり、アカデミー賞の安易さというか、忖度、世間体、闇を感じますね。 物語は極めてありきたりで簡素。予定調和的だし話もシンプルすぎてあまりにも子供向けな作りです。もちろんシンプルなのが悪い訳ではありませんが、もう少し主人公の深い葛藤や特異性を描いてほしかったです。これではまるで某24時間系番組の偽善ドラマか再現ドラマ程度にしかなっていません。話自体(内容)は絵に描いたように素敵だっただけに非常に勿体無いと感じました。  助演男優賞受賞のお父さん(トロイ・コッツァー)は確かに惹きつけられる演技でした。他に目立った出演作も少なく、調べてみるとご本人さんは本当のろうあ者だそうで。演技じゃなくて本物だったわけね。ルビー役のエミリアも本物の歌手・俳優だそうで、確かに歌は惹きつけられるものがありましたが演技のほうは、、まあ普通に上手い程度でした。兄や恋人候補の演技もとても良かったと感じましたが ”その他 略” 的な扱いになってしまっていて残念でした。結局、詰め込み過ぎの弊害が出ちゃってますよねこれ。  こき下ろすだけじゃなくて良かった点も書いておきます。娘の発表会に耳の聞こえない家族がきちんと出席した点は素晴らしい。またその際の彼ら耳の聞こえない家族の視点からコンサートが表現されていた点も素晴らしかったです。耳が聞こえない事の異常性にハッとさせられますし、これの伏線回収として試験の時の手話付きの歌は非常に感動的でした。(先生がわざと間違えるのも胸アツでしたが、濃いキャラでラストに出てきたわりには印象が弱くて非常に残念な先生でした)  結果的に演者はとても良い演技をしているのに一体何がイマイチポイントだったのか?やはり脚本と演出の安易さでしょうか。デュエット=恋人役の彼も完全にモブキャラ化してた割に水泳のシーンは妙に長いし、反面、先にも書きましたが兄とその彼女の関係はもう少し見たかったのに完全スルーでした。まあ確かに主人公の少女に焦点が当たるべきなので兄の件などは仕方ないと思いますが、それでもイマイチ焦点が定まらなかったように感じました。まあでもこれ脚色賞を取っているんですよねぇ・・ うーん、やっぱ、、アカデミー賞の謎ですよねぇ。
[地上波(吹替)] 4点(2023-06-26 16:41:36)(良:1票)
438.  ハンバーガー・ヒル
プラトーンが世界的に大ヒットし、その後二番煎じ的に公開された本作。当時中学二年生でしたが既にどっぷり映画オタクと化していた私は、18時30分からの試写会ハガキ(一人用)を握りしめ、夕食も取らず喜び勇んで見に行った記憶が蘇ります。ただ、見終わった後はガッカリで、21時という遅い時間に足取りも重く帰宅(&軽い食事)した記憶が鮮明に思い出されます。 今回35年ぶりに再鑑賞してみましたが、前半35分ほどは中学二年生には早すぎるシーンの連続で面白くなかったハズだわ、と。そしてその後の戦闘シーンもただただ淡々と激戦とその間の兵士たちの心情を描くだけでプラトーンのようなドラマチックな展開は無く、かなりの真面目&リアルを意識した映画だったんだなということが理解できます。  映画ファンなりの持論を展開するとすれば、映画などの映像作品は基本的に2つのパターンしか存在しません。1つは好みや内容に関わらずついつい目が離せなくなるもの。そしてもう1つはそれ以外のものです。残念ながら本作ハンバーガー・ヒルは後者だと感じました。プラトーンやフルメタル・ジャケットなどと比較すると、本作はどうにも退屈してしまって集中力が続きませんでした。(イミフと名高い地獄の黙示録でさえ、なんか凄い映画だということが広く認知されていたし、私自身もオープニングから目が離せなくなる) ただ実際には「アパッチ・スノー作戦」という実際にあった事柄の映画化だそうで、ほとんど音楽がないことからもかなりのリアル路線であったことが推察できます。937高地(通称ハンバーガー・ヒル)という丘を奪取するための10日間の激戦と、それに伴う一休みする描写が交互に、なおかつ非常に丁寧に描かれていて撮影としては意外と手間がかかっています。(でも泥んこの中で何やってるかよく判らない) 素人ながらざっくり言ってしまうと、最前線のドラマチックな展開や激戦の模様は他の作品に任せておいて、本作では「第101空挺師団の補充兵」として前線に送られる前段階の話を描いてくれたほうが面白かったかもしれません。前半部で描かれたようなベトナム女との情事、疑問、葛藤、哲学などを中心に描いてくれていたら他の戦争映画とは違った趣になったのではと感じます。当時の残念だった記憶を考慮し、若干厳しめの点数といたします。
[試写会(字幕)] 4点(2022-08-28 15:36:45)
439.  サバイバー(2015) 《ネタバレ》 
皆さんの手厳しいレビューも致し方ない状態。一流役者が勢ぞろいしていますので演技自体は結構楽しめるものの、いかんせんストーリーやカット割りに無駄が多くとても散漫な作品だったというほかありません。  ”時計屋”(ピアーズ・ブロスナン)の得体のしれない雰囲気は素晴らしく、扉を挟んでサイレンサー付きの拳銃を構える様はまるでMr.Bond。しかし最強の殺し屋の割には仕事が甘く、サム(ディラン・マクダーモット)にはとどめをささない、無駄に近づきすぎてミラジョには切り付けられ、ラストでもご丁寧に安全な室外機の方向にミラジョを投げつける始末。結構間抜けな殺し屋、いや愛すべき最強の殺し屋でした。 ビル(ロバート・フォスター)もそう、彼特有の”なんかありそうな雰囲気”は素晴らしいのですが、これが全く中途半端でよく判らないまま退場してしまうので非常に勿体ない。後に理由が判明するにしても序盤にあった大掛かりなヘリのロケが勿体無さすぎて、もうちょっと何とかならなかったの?と純粋に感じてしまいました。  極めつけは無駄に貫禄があるミラジョ。成績優秀以上の一流外交官ケイト=ミラジョがクールなバイクで登場しちゃうと、まるでなんかやってくれそうな雰囲気(バイオ的な)しかありませんが、バイクも全く生かされないまま白々しい演技で弱い女を演出。その割にはちゃっかり一人で最強の殺し屋や大使館を守る軍隊を相手にし、国際手配中の国際空港からスルっとニューヨークに高跳び。そもそも、ミラジョ自体ミスキャストだった疑惑もありますが、外交特権というセリフはいったいなんだったのか?まるで説得力のない流れに脱力感も半端ありません。 クレイン大使(アンジェラ・バセット)やサリー役のフランシス・デ・ラ・トゥーアなども良い味が出ていますが、見た目に癖が強過ぎて無駄になんかやってくれそうな雰囲気を醸し出してしまっています。こちらも明らかにオーバースペックでミスキャストだったように感じます。  ストーリー自体は無難にまとまっていますが、意味ありげで全く意味が無かった監視カメラ風の映像や自己主張の強いNYのタクシーなど、全体的に無駄な描写が多くご都合主義が目立つ脚本でした。キャスティングだけは最強で、そのおかげで何とか持ちこたえた作品といった印象です。好きなキャスト陣に免じて甘めの点数で。
[地上波(字幕)] 4点(2022-07-14 16:11:33)
440.  ムカデ人間3 《ネタバレ》 
まさかの同窓会ネタ。監督トム・シックス氏はムカデ2でやりたいことを全てやり切っているのは明白でしょう。驚いたことにパート1でハイター博士の役者だった方はコメディもOKなんですね(笑) 所長の囚人への態度が最悪ですが、ある意味この映画のように「ムカデの刑」を国策にしたらマジで犯罪者が減るかもしれないなと、真剣に考えてしまいました(笑)  この「ムカデ3」ですが、新宿のシアターでロードショーしたらしいですね。配給会社の人もバカだねぇ・・(笑)ただ、個人的には123と通して見た感想としては結構笑えましたので甘めの点数にしておきます。
[インターネット(字幕)] 4点(2021-12-14 17:46:23)
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