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キリコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 982
性別 女性

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41.  デイズ・オブ・サンダー
カーレースにも疎くて興味はないですが結構面白かった。クラッシュや危険な駆け引きのあるレースシーンは迫力あったし、レース意外でもDrのキッドマンとの恋とかライバルとの友情、レーサーを支える人たちとのドラマ(R・デュバルが渋くていい)もあって退屈しなかった。 ライバルとは病院で車椅子でも競争してしまうというレーサー本能が可笑しい。 皆さんが比較してる「トップガン」は未見だし、同じようなレースものでも「ドリブン」よりはずっと良かったし。
6点(2004-11-06 18:20:59)
42.  僕はラジオ
これを見たらアメリカっていい所もあるんだな、とちょっと見直しました。こんな大らかな街ならとても住みやすそうです。 30年近くも前のこの話が実話で、特に南部サウスカロライナの地方都市の黒人の知的障害者がこういう形で暖かく受け入れられているというのが新鮮な驚きでした。 しかも現在60歳近くのラジオは今も高校生として変わらずにすごしてると知ると、さらに驚いてしまいます。 感動的な話だというのでハンカチを用意して、やっぱり大いに役立ちました。見てるときはジョーンズコーチがなぜこうもラジオに肩入れするのかなどと思いましたが、それも彼が娘に打ち明ける話で明らかになります。 誰にも省みられず街をうろつくだけだったラジオが、コーチの配慮で高校のアメフトチームの手伝いをするという役割を与えられ生き生きとなっていく。これはラジオにとって幸せな出会いでしたが、ラジオを知った人たちも彼から多くのものを学び与えられた。ジワジワとくる感動はなんといっても暖かい人間味を感じさせるエド・ハリスの説得力ある演技が大きい。 キューバ・グッティング・Jrは30代半ばなのに10代の少年を演じて違和感がないし、ラジオの赤ん坊のように純真な人間性には誰しも魅せられるのだろう、と思えます。ラストで登場する実在のラジオの仕草とそっくりだったのできっとリアルな役作りをしたのでしょう。久々のD・ウィンガーは変わらず美しく、家庭をないがしろにしがちな夫を優しく支える妻という役どころにも存在感がありました。暖かい話に感動の余韻が残ります。
8点(2004-11-06 18:17:20)
43.  モンスター(2003)
ホントに神がかり的なS・セロン渾身の演技。まるでアイリーンが乗り移ったかのような迫力にただただ圧倒された。 彼女が顔や体型まで変えて挑んだのは見て納得した。あの美しいセロンのままではアイリーンになり切れなかっただろう。 辛かった子供の頃からいろんな夢を見ていたアイリーン。現実が辛く酷いものであればあるほど、楽しい夢の世界で幸せな自分を想像するしか希望はなかったのかもしれない。不幸な生い立ちの少女が大人になってもやはり現実は厳しく辛いものでしかなかった。 絶望のどん底で見つけた唯一の希望がセルビーだったのにこの出会いが彼女の転落に拍車をかけてしまう。 恵まれない人生で堅気の暮らしを望んでも叶わない、抜け出そうにも抜け出せない、染み付いてしまって今更変えようもない粗野な言葉や仕草のすべて、それまで生きてきたようにしか生きられなかったアイリーン。彼女のやったことは許されるべくもないが、こんなふうに転がってしまった彼女の絶望的な人生の悲しさ、やるせなさは痛烈に伝わってくる。 彼女に対する共感とか同情ではなく、そもそも一人の女性がなぜこういう犯罪を犯すに至ったかという所にやるせなさや怒り、痛ましさを感じる。女性や幼い子供にまで加えられる性的暴力、子供が健全に育つべき家庭や肉親の愛情に恵まれないといった社会的病理が犯罪の背景にあるということも重く訴えかけてくる。
9点(2004-10-28 20:40:11)(良:2票)
44.  ジョーイ(1977)
現在でも白血病といえば大変な病気ですが、お話の70年代初めには今よりもっと治療も困難で難しい病とされていました。 これは実話だそうですが確かにお涙頂戴という感じはありません。長男の奥さんのナレーションにあるようにこの家族はみんなが優しくて、ジョーイを常に気遣いつつも特別扱いはせず、なるべく普通の子供としてに過ごせるよう にと心がけます。昏睡で植物状態になった時も諦めず家に連れて帰って看病し、覚醒してからは皆で根気よくリハビリに協力して奇跡的な回復をします。辛い治療を選択して良かったのかと悩む母親は詳しい治療記録をつけていたりと、これは病気の家族がいればさもありなんという現実的な感じがします。 泣けたのはジョーイの期待に応えてフットボールで最高の賞をとった兄のスピーチのシーン。 ここまでの話が淡々としつつも感動的なのでもうどうしようもなくボロ泣きです。あぁ、、思い出しても泣ける・・・ ジョーイのその後もナレーションで淡々と語られるだけなのがいいです。
8点(2004-10-22 12:59:54)(良:3票)
45.  少年の町
イエイエ、私も妥当なご意見だと思います。二人並べたクレジットの大きさ、多分それは錯覚です(笑)。並べた場合左手(トレーシー)の方が格上なんでしょうけど、そう言われて今見ると確かに大きな扱いですね。 これはネブラスカに実在した神父の実話ですが、行動的でヒューマンなフラナガン神父をトレーシーが熱演してアカデミー賞受賞というので映画史に残る作品です。 神父は不良少年や恵まれない環境から道をそれてしまう子供達を救うため、数人の子供と共に始めた小さな家から段々規模を広げ、とうとう郊外に数百人規模の広大な少年の町を作ってしまう。この町というのが学校や郵便局や床屋まであって、少年達の自主運営で営まれ自治権まで持っている。 「誰も悪い子なんかいない」という信念の神父は子供達を信頼し、町には塀もないし監視するものもいないが誰も逃げ出したりしない。町の市長もみなの選挙で選ばれるというのが民主的でいかにもアメリカらしい話。 話の中心はホワイティという悪童がイロイロあって心を入れ替えいい子になるという、まぁ甘いといえば甘い道徳的な泣かせる話仕立て、というのはこの時代にありがちなんでともかく、これが戦前の実話というところですごいなぁと感心させられてしまいます。 子供たちの福祉施設とすれば理想的な話で、今でも参考になるところがあるんじゃないかと思ったりします。   
7点(2004-10-20 16:47:10)
46.  エレファント・マン
ケンドール夫人とメリックがロミオとジュリエットを交互に暗誦し、ケンドール夫人が 「あなたはエレファントマンじゃない、ロミオよ」といってキスする場面などいたるところで泣けてしまう。 彼女は同情などではなくメリックの人間性を見抜いての行動で敬意が感じられるし、彼を助ける外科医が自分の行為を省みて苦悩するのは誠実な証だと思う。少なくともアン・バンクロフトとホプキンスの演技からはメリックに対する偽善や偏見は感じられなかった。メリックは辛い人生を送ってきたが初めて人として認められ、安らかな時の中で教会の模型を作り上げて自分の生きた証を残した。きっと思い残すことなく人生の幕を閉じたのだと思う。      
8点(2004-10-19 20:45:26)(良:1票)
47.  バターフィールド8
おっ、これは思いがけずお馴染み様の二人部屋、おじゃまします。そうですねェ、オスカーはノミネートだけとか病気とかでリズへの同情票かも。どうせ受賞するなら「熱いトタン屋根の猫」のほうが作品としても納得できるんですが。 リズは熱演してて悪くはないけど娼婦というにはイマイチ雰囲気がないし、恋人のいる幼馴染との関係でも都合のいい甘えに好感持てず。 何よりダメだったのは彼女が愛したというリゲットの支離滅裂さ。人前であれほど罵っておいて実は愛しているなんてのは唖然としてしまう。彼に愛情があるなんて見てても思えないんですけど、リズ側から見ても彼女が初めて心から愛したという説得力が感じられません。これだけ人物が立ち上がってこないのは脚本が悪いんでしょうか。薄幸のヒロインのメロドラマでも心に響いてきませんでした。 
5点(2004-10-09 21:16:12)
48.  熱いトタン屋根の猫
資産家一族の財産相続や後継争いを巡っての家族愛憎劇、といったところの心理ドラマ。同じ原作者だし舞台劇だし、というのでなんだか「欲望という名の電車」と雰囲気が似てる気がする。 一代で財産を築いた偉大な父親は40年も連れ添った妻にも我慢してきたと言いあまり幸せそうでもない。 父親に期待されている次男は自殺した親友や過去のいきさつに囚われ、ウジウジと自滅的な生活をしてるダメ坊ちゃん。妻のマギーはそんな夫に嫌われつつも愛情を失わない。美しいリズが「熱いトタン屋根(修羅場)から飛び降りずに留まる」という忍耐強い、出来すぎのような妻を好演している。 長男はお人よしだけの人物に見えるが妻は露骨な財産狙いがミエミエの嫌な女。子供たちも憎らしげで可愛げがない。 と、こんな人たちが余命いくばくもないと分かった父親の誕生パーティに集い、今まで隠してきた感情を暴露しぶつかり合うというなかなか面白い作品。ニューマンはじめ出演者の演技で一層魅力的になってると思います。 ビッグ・ダディは大いなる西部で印象的だったパール・アイブス、やっぱり存在感あります~ というわけで7点か迷いつつ甘めの8点。 
8点(2004-10-09 20:47:04)
49.  クイック&デッド
娘が父の復讐をするというシリアスなマカロニウエスタン風に見えるけど、ギャグマンガみたいに遊んでて笑っちゃうようなところも(頭を打ちぬいたら大穴が開いて向こうの景色が見えちゃうとか)。別段どうってことはない作品だけど、なんといってもジーン・ハックマンの悪役とか豪華メンバーの共演という見所はあるし6点評そのまんまといったところ。
6点(2004-10-09 20:45:26)
50.  キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
実話という話自体が面白いしテンポもいいので楽しく見られる。次々繰り出される詐欺は犯罪なのにあまりに話がすごくてびっくりなのでかえって痛快。逃げるレオを追う捜査官のハンクスの人情味もいい感じ。レオが生き生きと楽しそうに見え、パイロット姿はかっこいい。60年代パンナムの人気はここでも絶大で威力を発揮。やっぱり面白かったので8点。   
8点(2004-10-08 22:26:31)
51.  ゴールデン・ボーイ(1939)
これはホールデンの主演で事実上のデビュー作とされているらしい作品。 時に面影は見えるものの50年代の最盛期の見慣れた中年の彼とはイメージが違い、ちぢれ毛の初々しいホールデンが可愛くて別人のように見える。 自分の進む道を試行錯誤する青年と父との愛情ものだが、精神的豊かさが物質的豊かさに勝るということをバイオリンとボクシングで象徴してるような感じ。 この一家には母親がいないがピアノを弾く姉とその夫が同居している。姉弟の演奏を幸せそうに聞く父という団欒が貧しくても精神的豊かさのある家庭をうかがわせる。 もう一つはこの一家がイタリア系ということで。ボクシングの興行で儲け話に乗ろうと1人のイタリア系マフィアがジョーに近づく。同じイタリア系移民で地道に暮らす一家とマフィアという対比。ここからも金銭より貧しくとも正しい生き方をという、理想主義的なメッセージが見えるような気もする。 リー・J・コップの父親がひたすら息子を心配する親心がいじらしい。    
7点(2004-10-04 18:37:17)
52.  フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白
これはマクナマラが第二次大戦、ベトナム戦争、キューバ危機など20世紀の大きな戦争や事件について、当時の映像を背景にインタビューに答えているドキュメンタリー作品。 「人間は過ちを犯す。でも核兵器が存在する今過ちは許されない」と彼は言う。過去の戦争や核兵器使用の危機寸前を政治の中枢にいて体験したマクナマラが教訓として語る多くの証言はとても興味深いが、個々についてはとても書き切れない。 まぁ少しでも関心のある人は見てください、というしかない。 インタビューからは彼の人となりや人生が見えてくるが、戦争責任については「私は大統領を補佐する立場にいた(だから職務を果たしただけ)」と答えるのが肩透かしのような気もする。しかし主眼は個人的な責任問題や謝罪ではない。本当のところ私も彼の言うように戦争がなくなるとは思えない。だからよけい今の世界的な不穏状態を 危惧する。 アメリカはじめ世界を動かす立場にある人たちは過去に学び、冷静で慎重であってほしいと願わずにはいられない。 ドキュメンタリーに点数をつけるのは難しいが、(7点の)「人に勧められないこともない」というより強い「見て欲しい、見るに値する」というところで8点。   
8点(2004-10-04 18:04:35)
53.  リバー・ランズ・スルー・イット
牧師一家の兄から、美しくて釣りの名人だった弟のことや子供時代の昔話を聞かされてるような感じがする。 美しいモンタナの山や川の自然とブラピの笑顔がまぶしいほど美しい。 話は淡々と進むが、「懐かしい思い出」「時を戻して、子供に戻して」など 老境にある人が回想する過ぎてしまった昔の思い出がノスタルジックに響く。 ある程度年をとって人生を振り返るくらいの年にならないとなかなか実感はわかないかもしれないが、年をとるほどに故郷は懐かしく、過ぎた日の想い出も懐かしく美しく思い出されるものなのだ。 
7点(2004-10-03 22:54:42)
54.  シャイアン
勇猛さで知られるシャイアン族は先祖伝来の地イエローストーンから何千キロも離れた砂漠のインディアン居留地に移住させられたが、移住時の約束は守られず劣悪な環境の中飢えや病気で多くの人々が死んでいく。 たまらず故郷を目指す旅に出る彼らに警備隊が出動するがそれは尾ひれ葉ひれがついて、先住民がさも残虐行為を働く恐ろしい悪人のように宣伝される。 確かに西部劇では悪者扱いだった先住民が実際にはどんな目にあったのかという一端は描かれてはいる。 しかし中盤のダッジ・シティでワイアット・アープとドク・ホリディが登場し、コメディタッチで展開する部分だけがまるで軽い娯楽作のような作りでちょっと違和感がある。まぁここが一番生き生きしてて面白い気はするんだけど、この中途半端な流れを別にしても話が表面的なだけという気はする。 E・G・ロビンソンやカール・マルデンなど何気に存在感のある俳優が出ているのは楽しめる。   
5点(2004-10-02 15:25:23)
55.  アミスタッド
人種差別や奴隷などについて描いた作品は多いが、奴隷船での残虐非道をここまで描いたのは初めて見たのでかなりショックだった。アフリカから多くの黒人が大陸に連れてこられたことを知ってはいても、その実際はどうだったかなんてことは深く考えもしなかったし知らなかった、ということを改めて思い知らされた。 これほどの人権蹂躙の史実から自由・平等・人権を真面目に誠実に描こうという思いは強く伝わってくるし、シンケのジャイモン・ハンスゥが発する迫力と存在感はピカいちだった。彼の「我々に自由を」とかホプキンスの演説なども見たときは感動的だと思ったが、なぜか記憶に残らず印象が薄いのが不思議。    
6点(2004-09-26 22:23:49)
56.  人生は四十二から
これはもう表情や仕草などチャールズ・ロートンがとっても魅力的で大好きな作品。はじめイギリス貴族の召使としての立場を何の疑念もなく守っていたラグルズは、アメリカ人の新主人と同じテーブルに座ることさえ身分が違うからとためらう。 人は平等だと身分などに頓着しない主人は彼を大佐と呼んで友人のように振舞うので、 彼も次第に自由の楽しさを味わうようになる。(この主人の妻は身えっ張りなのだが、彼は妻に下品と嫌われても自分好みのチェックのスーツにこだわったりするのが可笑しい) 居酒屋でリンカーンの演説を知らないかという話になった時、アメリカ人の客に次々尋ねても誰も知らないというのに本で学んでいたラグルズが平等、自由、理想を説いた「人民の人民による人民のための国家」という有名な演説を見事に暗誦するシーンが圧巻。紆余曲折を経て得意の料理、サービスでレストランを開いて新しい人生をはじめたラグルズを、新旧主人や大勢の客が「彼はいい奴だ、誰もが褒めてる♪」と歌いながらエンディングになるシーンではいつも感動して胸が熱くなる。 リンカーンの演説のように、誰にも平等にチャンスがあり自由に生きることができるというアメリカの理想を描いているが、これぞかつてのアメリカの良心そのもの。他にも彼と親しくなる未亡人が「夜明け前は暗いものよ、苦あれば楽ありよ」など励ます言葉も優しく、こうした全篇に漂う暖かさがなんとも心地よい。   
9点(2004-09-26 22:00:42)(良:1票)
57.  クリムゾン・タイド
核ミサイル発射を巡って艦長と副艦長の2派が対立し主導権争いをする展開は緊張感があるし、主演のハックマンとディンゼルのうまさもあって引き込まれる。こういう潜水艦モノを見る時、潜水艦って海に浮かぶ棺おけのようだといつも思う。いったん乗り込んだらイヤでも逃げ場がないから怖い。 乗組員は全員運命共同体でありその命運を預かる艦長の責任や能力は非常に重大なものとなる。 日本への原爆使用について正しかったと言う艦長は核兵器に対しての使用にためらいがないが、副艦長は使用した場合の後の重大さを思い出来るだけ回避したい、慎重に判断しなければと考える。 判断が最終的にどこにあろうと人間の下すものである以上こういうトップの認識の差は大きい。これは映画だからいいけど現実的に考えるとかなり恐ろしい気がする。ところで密室である艦内で艦長とヴィゴがタバコを吸うのが気になって仕方なかったけどこれってOKなんでしょうか?   
7点(2004-09-25 23:57:55)(良:1票)
58.  2010年
意味がよく分からなかった2001年に比べ、こちらは分かりやすくメッセージを伝えてくる。宇宙でソ連とアメリカの宇宙飛行士が協力して脱出しなければならない時、地球では両国は敵対関係になりそれを宇宙空間にまで拡大しようとする。モノリスが増殖して木星は大爆発し太陽ができる。こういう壮大な宇宙の中で、小さな地球上での争いごとなど愚かしい、みんなで平和に暮らせというメッセージと二つの太陽というラストは印象深い。 
7点(2004-09-14 18:05:15)
59.  トゥー・ウィークス・ノーティス
ありきたりのかる~いラブコメ。ヒューは相変わらずで悪くはないけど平凡な作品。 サンドラの演じる弁護士のキャラがはっきりせず魅力的でないのも致命的。 「デンジャラスビューティ」のようにはじけてればまだ面白かったかも。ドレスアップしたところも見せてサンドラを引き立ててるように見えるけど、彼女が一番綺麗に見えたのは「プラクティカル・マジック」(駄作なのが痛い)だった。 
5点(2004-09-14 17:21:53)
60.  白い恐怖(1945)
記憶を失った男は誰なのか、どんな過去を持っているのかとミステリアスな謎を解いていくスリリングな展開が面白い。ハンサムな正体不明の男に惹かれ彼を信じて救おうとする美人の精神科医、ペックとバーグマンのツーショットを見てるだけでもうれしいので、何故ああまで信じ切れるのかなどチラッと浮かぶ疑念はこの際無視。 やたらめまいをおこしフラフラする軟弱なペック(意外に可笑しい)を力強く助けるバーグマン、というのがなかなか良いです。まさに愛は強し。 精神分析や夢判断をキーにしたところは新鮮で、映像的にも見所のある上質のサスペンスだと思います。 8点か迷いつつ、、
7点(2004-09-13 19:10:40)(良:1票)
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