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rhforeverさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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41.  ブロウ
麻薬の有害さに関する認識がまるで甘い脚本に終始イライラしました。こんな程度の認識で脚本が書かれ、映画が作られるとか、もうあの国ほとんど終了じゃないですかね。  売人に簡単に保釈が認められる司法制度にも問題ありかと。  ただ、脱法ドラッグを売ったり吸ったりしてる連中もこんな認識なんでしょうね。決して他の国だけの話じゃない
[CS・衛星(吹替)] 1点(2014-08-25 16:57:02)
42.  リンカーン 《ネタバレ》 
真正面からの骨太な政治ドラマで、このような分野が好きな自分としてはすごく楽しめた。特に、大好きなトミー・リー・ジョーンズが演じるスティーブンスに強く、強く魅かれた。「妥協」すること「自分の信念を曲げる」ことがこんなに美しく感動的な場合があるなんて!  確かに当時の情勢、アメリカの政治制度等、知識がないと楽しみにくい部分もあると思うが、そんなものネットで調べればいいだけの話で。  自分は衛星放送等で放映される場合も、(実況したい場合は除いて)録画しておいたものを後で見ることが多いが、わからないこと、疑問に感じたこと、興味を持ったことはその都度調べながらの鑑賞です。  それこそ映画を録画して見る際の大きな利点では? 2015年12月25日 再見 とにかく面白いと同時に、猛烈に好奇心を刺激される映画。 大は南北戦争の発端、経緯から小は裏切って投票した民主党議員一人一人の実際の人物像まで。 映画を見ながら、これほどいろいろなことを知りたくなるのも珍しい。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-07-28 10:24:14)
43.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 
もともとディズニーの絵柄はあまり好きじゃないし、ミュージカルは性が合わない、おまけに見に行った映画館が吹き替え版しかやってないということで、見る前は期待薄だったんだが(ぶっちゃけ親に相当せがまれたのと昼飯(しかも昼からしゃぶしゃぶw)あちら持ちに心うごかされて)、これがすっごく面白かった。封切り映画を見に行って途中で全く時計を見ないというのは最近では稀有な経験。  一目会った時から恋に落ちてその日のうちにプロ―ポーズとか、真実の愛のキスによって命が助かるとか、いかにもディズニー映画にありそうなネタを振っておきながら、ものすごく上手にこちらの予想、期待を裏切ってくれるストーリー展開が楽しかった。  ただ、さすがにミュージカル映画なんだからやはり字幕で見るべきだと思うのでDVD発売が楽しみ。  まあ敢えて難を言うならエンディングのクレジットが長すぎたことかな、securityって警備担当者ってことでしょ。そんな人の名前まで誰も知りたくないってw 点数のみ8→7に変更
[映画館(吹替)] 7点(2014-06-24 15:26:06)
44.  終戦のエンペラー 《ネタバレ》 
見てよかったと思います。一つはボナー・フェラーズという今まで全く知らなかった人物について知る機会を与えてくれたこと。もう一つは初音映莉子という女優の魅力に触れさせてくれたこと。(ほんと個人的な嗜好なんだけれど、美人なのに売り出す機会に恵まれなかった女優さんって、愛おしさがましてw)  ただ、題材はよかったかも知れないけれど、映画化にあたってのフィクションがめためた、最悪です。この映画だけ見ればまるでフェラーズという人物が女性に対する恋愛感情のみで日本へ好感を持ったある意味非常に安っぽい人物に受け止められてもしょうがありません。日本の恩人ともいうべき人物なんで気の毒です。それからこの映画に描かれた出来事に関して重大な役割を果たした「河井道」という女性を完全無視なのもいかがなものでしょう?(詳しい説明は避けますが、この映画の内容に興味がある方は是非検索を)  だいたいありもしない恋愛要素を取り込むためにフェラーズさんを20歳ぐらい若く描くに至っては映画のリアリティを最初から放棄してると言わざるを得ません。大学を卒業して十数年で将官とかwwwww。  しかし、天皇の戦争責任について、アメリカでは大こけするくらい日本に好意的なこの映画でもこの程度なのは残念です。 大日本帝国憲法第55条 ①国務各大臣ハ天皇ヲ輔弼シ其ノ責ニ任ス ②凡テ法律勅令其ノ他国務ニ関ル詔勅ハ国務大臣ノ副署ヲ要ス。  この条文に基づき、憲法上の大権行使についてはすべて必ず国務大臣の輔弼を必要とし、輔弼なくして天皇が独断で大権を行使することはできず、敢えてそれを行うとしたら憲法違反と言わなければならない というのが戦前の憲法解釈の通説でした。(だから、こそ軍部はクーデターで憲法を停止しようとしたわけで)  侵略だったのかどうか、虐殺があったのかどうかなんていう主観的な事柄とは違って、明文の憲法として存在し、またそれに基づいて政治が行われていたという極めて客観的な事実がほとんど触れられることもなく、ましてや世界に対して説明されてないのは極めて残念です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-06-05 15:18:15)
45.  太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- 《ネタバレ》 
 決して面白くない話ではないし、民間人を守ることを最優先した大場大尉は軍人として立派だと思います。(民間人を置き去りにして逃げた関東軍や巻き添えにした沖縄の陸軍と比べるとひとしお)  ただ、「奇跡」とか「フォックス」という言葉から連想される内容ではなかったので、少し期待外れだったことはいなめません。  あと、日本側は、発想、行動、実にリアルだったんですけど、アメリカ側の方が、特に司令官が交代してからゆるいというか、異常に美化されてて。収容所に収容されてる民間人が残存兵と接触して薬品を渡すのを黙認するとか、大場大尉の「見事な」作戦や、あるいは両軍の「ぬるい」接触の中での行き違いで結構犠牲者を出してるにも拘わらず、日本軍に対して個人的な敵愾心を示す米兵がまったく現れないとか。 いくらアメリカ人原作とはいえ、あまりにも気をつかって不自然な感じが
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-15 11:26:59)
46.  スプリング・ブレイカーズ 《ネタバレ》 
 馬鹿にもいろんな種類がありますが、この映画に出てくるような自分のことを利口だと思ってる馬鹿がいちばん苛っときますね(ちなみに、某メジャーリーガー夫人もこのタイプですw)  やれ自分探しだなんだという陳腐極まりない独白が流れるために白けて白けて、もう耐えられませんでした。  あと、自分的には「俺たちに明日はない」へのオマージュとして見てたんで、ラストにはズタボロに撃たれて死んでほしかったなあ。そうすれば、少しは余韻が残ったかも。 故郷へ帰りすれば一切あとくされがなくなったり、後半警察の存在感が全く0になるような設定のぬるさも嫌だな
[CS・衛星(字幕)] 2点(2014-04-14 19:42:16)
47.  キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け 《ネタバレ》 
もうとにかく馬鹿ばっかの映画  公衆電話でも使えば通話記録が残ることを計算にいれない主人公も相当バカなんだけど、 これほど、見え見えあからさまな犯罪を追及するのに偽造写真を使ってすべてをパーにしてしまう警察側も、さも有能そうにふるまってるだけに余計馬鹿。  でも一番馬鹿なのは、キャスティングをしたプロデューサー、もうちょっと考えてよ。 ある意味主人公の人生を破滅させるくらい熱愛される女性が出っ歯ってww 最初のアップで驚愕w
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-02-27 21:26:46)
48.  ワイアット・アープ(1994) 《ネタバレ》 
 いろいろな面でのアメリカの西部劇時代の風俗の目新しさは面白かったが…… 一人の人間の人生を、あまりメリハリなく描くのは3時間でも短すぎと感じた。 (半年ぐらいの連続ドラマでやって「おらあ、法律家を目指しつつ結婚するだの巻」とか、「おら、保安官やめて実業家になるだの巻」とかやってくれれば、それなりに面白かったかもしれないがw)  一番、致命的だったのは、長く描けば描くほど、ワイアット・アープの魅力が感じられなくなること。この単に敵の弾に当たらないだけが取り柄の人物のどこに感動しろとw  他のOK牧場ものの印象まで悪くなりそうで残念
[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-01-27 18:12:42)
49.  キック・オーバー 《ネタバレ》 
 観てる最中は、いくらなんでも他国に関して、捏造もほどがあると思っていたんですが、見終わって少し調べてビクリ。実在した刑務所だったんですね。  クリント・イーストウッドのくだりだけは、安易すぎてリアリティに欠ける気が。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-01-04 11:58:37)
50.  バラキ 《ネタバレ》 
 実はならでの、面白さはあるけれど、いかんせん主人公に全く魅力を感じないので全然気持ちが入らなかった。  まあ、それだけリアルなんだと褒めるべきなんだろうが、人の命をまったく大事にしないちんけな小悪党のストーリーを見せられても
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-12-21 15:29:36)
51.  アスファルト・ジャングル 《ネタバレ》 
 古い映画なので全然期待してなかったが、皆さんがおっしゃるように人物描写がしっかりしているので楽しめた。塚、女性の趣味に関して自分と同様な人物が二人ほどいたので少し感情移入してw(特にドクの逮捕シーン、まあ普通に見れば間抜けとしか思えないんですけど、別に下心とか何もなくても、若い女性の躍動的な姿に魅かれるの、わかるなああw《でももう少し街離れてからくつろげよw》)  ただ、金庫をニトログリセリンで爆破して、警報がなりひびいて完璧な計画ってのは、ちょっとどこかな。  あと、主人公の悪人たちが、今の悪人たちと違って、薬をやったり口汚くののしり合ったりせず、おかしな言い方だけど悪人のくせにすごく上品だったのも好感度アップ。 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-19 14:31:36)
52.  ネイビーシールズ(2012) 《ネタバレ》 
 一番最初の作戦のみは、周到な計画とその実行を楽しめたが、後の二つの作戦は……。 特に、最後の戦闘は、計画も相手側の調査もなしに単に力づくで殴りこむだけの芸も何も無いもの、というかメキシコ政府の了解を取れてるなら、そもそも少人数で殴りこまなければならない必然性の説明不足。  それと、冒頭から、でっかいでっかい画面を覆うくらいの死亡フラグ掲げて、本当に殺すって。あまりにもストーリー展開として芸が無さすぎ。  また、チェチェン人の複雑な事情に全く配慮もない、単なる基地外の狂信者扱いは、 製作者の知性の低さを感じさせる
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-11-18 10:57:45)(良:1票)
53.  アベンジャーズ(2012) 《ネタバレ》 
 あきらかに門外漢お断りの映画ですね。アイアンマンくらいしかわからない人間には、 この物語の背景にある種々のお約束が全く理解できなくて。  一番理解しがたかったのが、ほとんど一般人に毛が生えたくらいの能力しかない、ブラックウイドウやキャプテンアメリカが全く同等に扱われ、あまつさえキャプテンアメリカが仕切るところです。  これもなにか約束を知っていればりかいできるんでしょうかw
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-14 15:12:07)
54.  アルゴ
 宗教的な狂信者には反感を持つ方なので、十分以上に主人公たちに気持ちを込めてみることができましたし、実はならではのリアルな面白さはあった思います。  ただ、脚本があまりに面白さを狙って暴走しすぎ。離陸寸前の旅客機をパトカーや民兵を乗せたトラックが追いかけて、もう少しというところで離陸って、007じゃあるまいし(苦笑)それまで積み上げてきたリアリティが台無しです。  あんなの主人公たちの正体がばれた段階で管制塔に電話1本かければ、離陸止められるわけで。あまりにイラン人を原始的な、無知な民族に描くのでは、かえって主人公たちの逃亡の素晴らしさの価値を減じるのでは
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-14 15:04:20)(良:1票)
55.  シリアナ 《ネタバレ》 
ざっと整理すると 石油会社間の合併のために、片方の会社が油田採掘権を獲得するために行った不正を追及しつつも、なんとか検察との折り合いもつけて仕事を全うしようとする弁護士。 仕事に失敗し、組織からも排除されそうになるCIA工作員 アラブの一王国の国王家のパーティで息子を失い、そのことをきっかけにして改革派の王子に近づいていくアナリスト。 石油会社の合併のために職を失い、やがてイスラム系ゲリラになっていく若者。  だいたい、こんなところかな。この4つの話が、かなり説明を省略した形で、しかも断片的な形で描写されるんで、ついていくのが非常に難しいのは分かります。 ただ、一つ一つの話がそれぞれ面白くて、なおかつ人物描写もしっかり描かれてるんで、 分かりにくいの一言で切り捨てるのは残念な気が。 むしろ、何回か繰り返して見るたびに新たな発見があって楽しめそうな映画。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-16 13:33:41)
56.  レ・ミゼラブル(1998)
 あまり他との比較において評論するというのは、正しいやり方ではないかもしれないけれど、ミュージカル版と比較すれば、比較するほど良さがわかる映画。  あちらでは、どうしても駆け足になって底の浅いものとなったジャン・バルジャンとジャベールの人物造形がとても見事で、いろいろなことをじっくり考察しながら見ることができました。  あと、コゼットの女優さんが目がキラキラして可愛らしいのも好感度大 8点→7点 一旦購入リストからはずすため
[DVD(字幕)] 7点(2013-08-15 15:26:06)
57.  ミュンヘン 《ネタバレ》 
 冒頭に、ミュンヘンでのテロ行為を描写して、一方的に主人公たち(イスラエルの工作員)の行動を肯定的に描く映画かと思いきや、主人公たちも結局復讐のためのテロ行為によって、自分らが傷つき、自分たちの行為自体に疑問を描くようにもなる流れは秀逸だと思う。  ただ、そうは言ってもやはりユダヤ人ならではの限界(パレスチナの土地にイスラエルが建国されたのは、全く正当であり、それを今更パレスチナ人が取り戻そうとするのは、無意味な行動みたいな表現等等)を感じさせられたのは興ざめだった。  最初に足を踏んだのは、ユダヤ人の側なんだから。スピルバーグにしてこうなら、他のユダヤ人のパレスチナ人に対する意識とか、だいたい想像がついて悲しい  平成26年2月9日再見 確かに一つ一つのエピソードがスリルがあって面白く、見ている最中は緊張感が強くて退屈しないのだが、一旦観終れば、別に二度と見なくても構わないと感じさせる映画。あと、別にイスラエルに限った話じゃありませんが、自分たちの「正義」の遂行のためには、他国の主権を全く配慮しない傲慢さ、嫌いだな。 しかし、本質的に宗教を壮大な嘘話としか考えてない自分のような人間にとっては、ユダヤ教という非常にあくの強い宗教の信者になったがために、1000年以上もヨーロッパをさまよい迫害されたユダヤ民族、そして彼らが「宗教的根拠」に基づいて、他民族の土地に強引に建国したため、その土地から追い出され国を失ったパレスチナ人という民族。 その結果としてユダヤ人とパレスチナ人の間にいつまでもいつまでも繰り返される不毛な争い。巻き添えになって殺される他民族。 宗教なんてものが、これほどの犠牲を払ってまで維持されなきゃいけないものかどうか、強い疑問を感じます。 そもそもユダヤ教なんて宗教が無ければ、そこまで周辺民族と対立することもなかったわけだし、国を失って流浪の民になったら、やがて他民族に自然と溶け込んでいったわけで。  ユダヤ教という宗教があればこそのユダヤ人のかたまり、それに対する他民族の弾圧、迫害、そしてそれに対するユダヤ人の反発とさらにそれに対するアラブ人の反発。 馬鹿らしくて、馬鹿らしくてしょうがありません。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-07-22 12:22:57)
58.  スノーホワイト(2012) 《ネタバレ》 
 魔法の鏡とか7人の小人とか毒りんごとか、原作の童話の中の有名なエピソードの消化、アレンジはなかなか巧妙で面白かったんですが……  残念ながら白雪姫が「世界で一番美しい」という物語世界の根幹をなす設定にふさわしいキャスティングだったかどうか、あまりに微妙で「おら、なんもいえねえ」  画像検索すると、スチュワートもそこそこなんかなと思うんですが、この監督はその美しさを映し出すのにほとんど成功していない、塚、美しさが極めて重要な要素だという認識があったか
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-07-15 12:09:41)
59.  戦火の馬 《ネタバレ》 
決して動物が嫌いなわけじゃない。家で犬を飼ってそれなりに可愛がったこともあるし、あるいは目前で酷い動物虐待が行われてたら、やめさせるために何らかの手段をとると思う。  ただ、人間の命よりも動物の命を大事にするようなのは、ちょっとどうかと引いてしまう。毒ガスまで駆使して、お互いの国家のためと自分たちの生存のために戦ってる敵同士が、馬一匹救うために命をかけ、救った後はまた殺し合いを再開するのが、どこが美談かちっともわからない自分にはこの映画は無理ですね。(映画には、全く関係ないんだけど、そこらへんでホームレスが餓死してても眉一つ動かさない人が、クジラが打ち上げられると大騒ぎして、命を救うために懸命に働くのも、自分的には理解不能の現象です)
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-07-04 06:08:21)
60.  ローマでアモーレ 《ネタバレ》 
 ここへ来て皆さんのレビューを見て感じたのは自分には映画を楽しむために必要なものが欠けていて、逆に余分なものが随分ついてしまっていると感じました。必要なものというのは、この映画を見て楽しむ前提となるような様々な素養。逆に、余分なものとは、毎朝のドラマ等による濃すぎるユーモア、笑いへの慣れ。  というわけで、ほとんど楽しめない自分への自己嫌悪のみの2時間弱でした。(映画館で自分と同席した人たちも、ほとんど笑い声が聞こえなかったことや、終了後のなんとも言えないため息から考えると自分と同じような感じだったのでは)  まず、一番楽しめる可能性があったエピソードは、新婚夫婦と娼婦のエピソード。3つのシチュエーション(娼婦に妻を装わせ、叔父たちやそのいかにも堅物そうな妻たちに対応しなければならない状態、自分がセクシーな娼婦を妻と偽って叔父たちと食事をしている場で、妻が有名俳優といかにも親しげに振る舞ってる状態、お互いにかなり真面目な夫婦が夫はセクシーな娼婦、妻は憧れの俳優の誘惑にさらされる状況)、全て笑いの感覚が低レベルになってしまってる自分には、物足りなくて。なぜ、娼婦はもっと奔放な言動をして、叔父たちを戸惑わせたり、その妻たちの顰蹙をかってくれない?あるいは、あやうく嘘がばれそうになるようなことを口走ってくれない? 何故、夫は大事な妻が有名俳優と、ものすごく親しげにしてるのに、そんなに落ち着いてるのか?もっとなんとかしようとしない?ひっくり返ってそれでお終い?何故、二人ともそんなに簡単に誘惑に落ちる? いかにも落ちそうでぎりぎり踏みとどまってくれないと面白くもなんともないじゃないか。  こんな低レベルの欲求不満をもってしまうのって駄目ですね、本当に。 それから、ウディ・アレン演じるオペラ演出家と、すごく美声の葬儀屋のエピソード。まず、演出家の駄目さ加減がわかならいのは、正直自分の素養の無さなんでしょう。あとシャワーを浴びてる時だけすごい美声なので、オペラの真ん中でシャワーを浴びながらおベラを演じさせるというのは、何回も何回も引きずって楽しめるほど面白いユーモアなんでしょうね、多分。突然有名になりちやほやされた男が、また無名に戻り物足りない思いをするという、エピソード、これに「世にも奇妙な物語」的な意外な展開、意外な結末をどうしても求めてしまう、自分の低俗さにもうんざりです。 
[映画館(字幕)] 5点(2013-06-23 04:09:55)
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