641. 裸の銃を持つ男
《ネタバレ》 ○単純に面白かった。コメディとしての基本である勘違いやドタバタをテンポ良く描いている。○レスリー・ニールセンも初めて見たが、はまり役だな。 [DVD(字幕)] 8点(2011-04-10 21:35:07) |
642. 理由なき反抗
《ネタバレ》 ○オープニングが秀逸。観る者を惹き付ける力がすごい。カメラアングルとかもあるだろうが、ジェームズ・ディーンが凄いのだろう。○話としては大したことはないのだろうが、青春モノのとしての切なさ・刹那はうまく描けていると思う。 [DVD(字幕)] 7点(2011-04-10 21:30:06) |
643. 猿の惑星・征服
《ネタバレ》 ○猿が征服するというのに、シリーズを重ねるごとにスケールダウンしている感は否めない。猿を出せる数とか予算に限りが合ったのだろうが、ある一部だけ去ると人間が闘争を起こしていてもと言う感じ。○特別悪かったわけでもないが、決して面白くはなかった。ただ、こうなると最終作は観ざるを得ない。 [DVD(字幕)] 4点(2011-03-26 10:19:17) |
644. ダーティハリー3
《ネタバレ》 ○初めてまともに女性が登場する本シリーズ。「ミリオンダラー・ベイビー」のような、距離を置きつつも親身な優しさのある関係が観ていてほのぼのする。ただ、オチはシリーズ通して徹底しているとも言える。○オープニングから全開のハリー・キャラハン。人事部への配属は笑った。○ストーリーとしての面白さは可もなく不可もなく。ニューシネマ最期の映画「タクシードライバー」と同年で、ニューシネマの代表作でもある本シリーズとしては、ダークで虚無感の残るオチをしっかり継承していると思う。女性の社会参画の風潮を汲み、システムへの対抗としても描いている本作は、ニューシネマの終焉と言われたこの年でありながら充分存在感を示していると思う。そういう意味で、シリーズ4作目はどうなっているか観るのが楽しみである。 [DVD(字幕)] 6点(2011-03-26 09:28:58) |
645. キンダガートン・コップ
《ネタバレ》 ○シュワちゃんのコメディは初めて見たが、これはこれでイケるなと思った。安心して見られる。○シュワちゃんが子供相手するなんて。初めて教室に入るシーンで、緊張しているシュワちゃんが最高におもろい。 [DVD(字幕)] 6点(2011-03-17 00:08:17) |
646. キル・ビル Vol.1(日本版)
《ネタバレ》 ○タランティーノ作品は「レザボア~」「パルプ~」「ジャッキ~」「イングロリアス~」と見てきたが、「イングロリアス~」並にえげつない作品だな。刺すは斬るはで血のジェット噴射。何度も目を背けてしまった。○タランティーノ作品では長くても時間を長く感じることはないが、これは時間がもともと短いため、あっけなく終わった印象。最後の20~30分は斬ってるだけだしね。○一番のネックは日本語がほとんど聞き取れないこと。日本人のセリフでさえも。てか子供のころから日本にいるはずのルーシー・リューの日本語が下手すぎw○親日家で、これほど日本を出してくれたのは嬉しい。最後に梶芽衣子の歌を出すなんてね。 [DVD(字幕)] 4点(2011-03-16 23:41:54) |
647. エニイ・ギブン・サンデー
《ネタバレ》 ○展開が予定調和すぎるが、その割に長い上映時間を感じさせない演出はさすがオリヴァー・ストーンというところ。○控えだった選手が活躍し、酔いしれて、チームメイトから嫌われ、最後はみんなで勝つというありきたりもいいところのストーリーなのだが、オーナーとのやりとり、メディアとのやりとり、そしてあくまでコーチが主役でというバランスがある程度取れていたのがよかったのだろう。○バランスこそそこそこいいかもしれないが、時間の割になぁという印象。アル・パチーノに言わせるからこそといったセリフもあろうが、他でも聞けるスポ根モノのセリフばかり。もう少しオリジナリティがほしかった。 [DVD(字幕)] 5点(2011-03-16 23:03:21) |
648. キック・アス
《ネタバレ》 ○面白かった。2時間見入ってしまった。痛快という言葉がぴったりな映画だった。○最初にヒーローものであると提示し、主人公に何か力があるのかと思わせておいて、実は力は何も持っていないただの青年。そこへ真の(?)ヒーローが現れるという意外な展開。その後、罠にはまったり、恋愛があったりとベタな展開もあるが、ケイティはストーリー上のヒロインではないし、エンディングもあくまでキックアスとヒットガールであるのが良い。○確かにヒットガールが幼いのに、かなり残酷なシーンまで演じているのは賛否を呼ぶだろうが、気持ち良いくらいに演じきってくれているのでそこまで違和感がなかった。○オマージュも随所に伺え、映画好きとしてはたまらなかった。ジェイソン・ボーンやジョン・ウーなど。ニコラス・ケイジが2丁拳銃やってるし。後で調べたら、ヒロインの友達のエリカ役を演じていた女優の名はソフィー・ウーだって。もちろんウーのつづりは違うけど。 [映画館(字幕)] 8点(2011-02-27 17:28:22) |
649. 荒野の七人
《ネタバレ》 ○原作にあるような重厚感はないものの、コメディ要素を加え、快作に仕上がっている。○ブリンナー、マックィーン、ブロンソンなど豪華キャストも嬉しい。 [映画館(字幕)] 7点(2011-02-27 16:51:27) |
650. ソーシャル・ネットワーク
《ネタバレ》 ○ファンであるデヴィッド・フィンチャー作品ということで期待したが、そこまででもなかった。サクサク進む感じはタイプこそ違うが「ファイト・クラブ」を彷彿とさせた。しかしサクサク進む爽快感が奏功したのか割と後に残らない作品でもあった。○どこに落とし所を持ってくるのかと思ったらあっさりそこで終わりかって感じだった。終わりそうな雰囲気がないまま終わってしまった感がある。ただそのエンディングの電話をかけずに、Facebookの更新待ちとは時代の変化を示してるんだろうなと実感。 [映画館(字幕)] 6点(2011-01-17 00:16:19) |
651. アンストッパブル(2010)
《ネタバレ》 ○トニー・スコットとデンゼル・ワシントンのゴールデンコンビ。やはり外れはない。手堅くまとめられている。○個人的なことだが、「暴走機関車」を見た後だったので、ダブって見えた。○本筋のストーリーはテンポが良く、無駄がないが、ひねりに乏しく若干面白みに欠ける。○一方で、サブストーリーはベタな話。ここまで来ると感動させようとかないんだろうな。本当に飾り程度。 [映画館(字幕)] 5点(2011-01-09 13:43:28) |
652. 暴走機関車
《ネタバレ》 ○人物描写が希薄なまま、強引にストーリーが進むので、最後まで引き込まれることはなかった。○囚人と所長の対立、機関車内の紅一点などステレオタイプが過ぎた印象。○どこかニューシネマの印象を残しつつも、当時のものの良い作品と比べると、あんまり印象に残らない。インパクトあるだろうセリフもどこか唐突過ぎる。 [DVD(字幕)] 3点(2011-01-04 09:18:53) |
653. 激流(1994)
《ネタバレ》 ○いたって普通の作品。それ以上でもそれ以下でもないかな。○話にもう少し面白みがあれば良かった。テンポは良かった。○ケヴィン・ベーコンはいつから悪役やっているかわからないが、出てくるだけで悪役と分かってしまうのはなんか惜しいなぁ。○メリル・ストリープがサスペンスアクション映画に出るのは貴重。○銃を持つ犯人相手に屈しないメリル・ストリープ演じる母親も凄いが、デヴィッド・ストラザーン演じる父親が地味ながら超人ばりの大活躍。渓谷・山道を難なくクリア。○割と純粋なサスペンスアクションの中に、インディアン差別が残るアメリカを反映するシーンは凄く浮いた印象。 [DVD(字幕)] 5点(2011-01-02 09:29:33) |
654. L.A.コンフィデンシャル
《ネタバレ》 ○約2時間半飽きることなく観られた。テンポが非常に良いし、登場人物の多さの割りにきれいにまとめられている。○キム・ベイシンガーのアカデミー賞受賞は微妙だが、主要の役者の演技を見るだけでも十分価値のある作品。 [DVD(字幕)] 9点(2010-12-31 17:17:25) |
655. スパイ・ゲーム(2001)
《ネタバレ》 ○トニー・スコットは好きだが、この映画は構成自体があまり合わなかった。回想シーンが多すぎて、救出に目がいってしまっている以上、面白くなりようがなかった。○ブラピは若いころのレッドフォードと言われ、世紀の共演となったが、「おお」って感じにはならず、レッドフォードの老けが少し気がかりだった。 [DVD(字幕)] 4点(2010-12-26 10:25:41) |
656. フィクサー(2007)
《ネタバレ》 ○1度見ただけではすべて理解しかねる。また見てみたい。○ジョージ・クルーニーがかっこよすぎる。 [DVD(字幕)] 6点(2010-12-23 09:54:30) |
657. インセプション
《ネタバレ》 ○正直な感想を言うと、まあまあ満足だがかなり疲れた。○インセプションという行為と目的の結びつけがあまりにも強引で、途中から一体こいつらは何のためにやっているんだと感じた。○製作者のアイデアを見せ付けられた感はあるが、その作り上げられた勝手なルールを観客がどう感じるかで見方が大きく変わってくると感じた。夢が3層になっているとかなるほどとは感じたが、斬新だとは思わなかった。やっぱりマトリックスのパチもんと捉えてしまう。 [映画館(字幕)] 6点(2010-07-25 16:22:26) |
658. グリーン・ゾーン
《ネタバレ》 ○2017/9/24二度目の鑑賞。○ストーリーは分かりやすく、対立構造もシンプル。分かりやすくするためか、主人公の役割があまりにも多く、そして大きい。本来なら複数の登場人物が担う役割を一人でやっているため、違和感を感じる。○夜の場面が多く、何をやっているのかわからない場面が後半特に多くなる。○このテーマを取り上げる意義はあるが、エンタメ性をこれ以上求めるのは酷か。 [映画館(字幕)] 5点(2010-06-27 22:00:42) |
659. エレファント・マン
《ネタバレ》 ○冒頭の20分間は、なかなか荒削りな印象だが、後の展開に期待を抱かせるものだった。ただ、その後の若干の中だるみは否めない。○自分の名声を上げたいという気持ちから徐々に庇護の気持ちが生まれるトリーヴス。本当に救いたいと言う気持ちからメリックを助けたわけではないが、当の本人からは感謝されている。果たして善人なのだろうか?充分に感情移入できる設定だ。ただ、仕方のないことかもしれないが、徐々にメリック視点に近づいてくる。出来ればもう少しトリーヴスにフォーカスしてほしかった。○メリックが病室で何度も嫌がらせを受けるが、簡単に誰でも入れるような感じだったのはストーリー優先に見えてしまった。○ジョン・ハートも素晴らしかったが、アンソニー・ホプキンスも雰囲気・設定に相応しかった。 [DVD(字幕)] 6点(2010-05-01 09:33:30) |
660. ショウほど素敵な商売はない
《ネタバレ》 ○ミュージカルとはこういうものだろうが、歌とストーリーの絡み合いがあまりにもなさすぎる。7割がミュージカルシーンとあり、ストーリーの進展はあるときは突然、あるときはストップである。○「雨に唄えば」でも拝見したドナルド・オコナーのソロシーンは突出している。残念ながら他のシーンはどれがどれだか区別できるほどのものではない。 [映画館(字幕)] 3点(2010-04-30 23:57:28) |