681. ダイ・ハード/ラスト・デイ
《ネタバレ》 やれやれ・・・ホバリング戦闘機をやっつけた4作目のあの時点で、彼にもう感情移入はできなくなった。今度はロシアの軍用ヘリか・・。もういいよ、次の作品は、愛する奥さんのために太陽の黒点をなんとかしなさい。そして、よりを戻して、孫の顔を観て、終わりだよ。それしかない! [DVD(字幕)] 6点(2013-07-07 00:31:44) |
682. ドーベルマン・ギャング
《ネタバレ》 誰も死ななくて良かったナリ。ワンちゃんは車にはねられたけど、無事だといいな。 [DVD(字幕)] 6点(2013-06-25 12:18:56) |
683. 重犯罪特捜班/ザ・セブン・アップス
《ネタバレ》 アクションのみで人間描いてるので、複雑な話になると、感情移入ができず、よくわからなかった。でもカーアクションはピカイチ。これは「フレンチコネクション」のスピンオフなんだろうか? [DVD(字幕)] 6点(2013-06-25 12:14:49) |
684. マシンガン・パニック
《ネタバレ》 サンフランシスコの刑事モンって同じ匂いがするねぇ。「ブリット」「48時間」「ダーティハリー」もそうだし、なんかフィルム映画しか出せないような質感がある。話の方は、警察の仕事って、こんな地味なもんなんだぞ~って言いたかったのかな?だとしたら、その狙いは成功してるよ。だけど、ウォルターマッソーを使ってやるほどの内容だったか?コロンボでイイよ、その辺は・・。あ、あれはロスだったか・・。でも、あれだね、サンフランシスコにもハードゲイっているんだね。ああいうのってアメリカ全土の病だったか・・。新しい相棒が意外に使える、良い奴だったってクライマックスで分かるんだよね。良いね、その辺が。マッソーのスタンドプレーで終わらないってのが良い。某レンタルの発掘良品って、この辺のツボが気持ちいいのが多いね。前のレビュワーさんの言ってた「マルティンベック」もそうだし・・。映画好きには楽しい一本。ダルいテンポはサンフランシスコだからかな?マッソーだからかな?土地柄のせいか?主演俳優の個性のせいか?う~ん・・(レビュー書いてる俺もダルくなってきたし・・笑) [DVD(字幕)] 6点(2013-06-07 01:50:43) |
685. 抱きしめたい(1978)
《ネタバレ》 ビートルズ映画であるが、ドタバタ青春映画である。そこまで「ヨソモン」が好きなんかい!乙女は! [ビデオ(字幕)] 6点(2013-05-10 15:06:51) |
686. ナインハーフ
《ネタバレ》 ウォール街などの非人間的な仕事につく人間のおかしな部分をすぐさま取り入れたエイドリアン監督。「フラッシュダンス」で僕らの世代には神様みたいな監督だった。だから影響も大きかった。そしてこの映画のせいで女性関係がむちゃくちゃになった知人がいる。文化のもたらす毒というものを真剣に考えるべきかもしれない。よく映倫通ったな~!!まっとうな人間が眉をひそめるシーンをもっと大きく描写すべきだった。ラスト、一人の女性をここまで貶めた、この男がもっとひどい仕打ちを受けるとこまで描くべきだった。元夫がおかしいと感じて、行動するとこまで描くべきだった。じゃないとこんな壊れた男女関係を、思春期に見た人間がどうなるか?この後、「運命の女」で似たような話を創り、ちゃんとした映画にエイドリアンはしたてている。やはりお叱りを受けたんだろうね、いろんなとこから。まったく!(・・と言えないほど、酷い事態になってんだよね、俺の知人) [DVD(字幕)] 6点(2013-05-04 01:46:00) |
687. ハーフ・デイズ
《ネタバレ》 女性は男性が頼りになるか見ている。そしてあの時の彼を信じて、彼女は産むことを(結婚することを)決断する。そんな風に観ました。この2つの話がどう一つに結びつくか楽しみだったのですが、なるほどこんな映画もありだねと思いました。うん、面白かったよ。 [DVD(字幕)] 6点(2013-01-27 22:26:58) |
688. ワン・デイ 23年のラブストーリー
《ネタバレ》 身勝手な男に愛を感じた、干物女の話。中間男のすかした優しさが痛い。 [DVD(字幕)] 6点(2012-12-29 05:59:57) |
689. メカニック(1972)
きれいな観光地を舞台にした殺しの映画は、やはり派手なアクションシーンは似合わない。ひいたカメラで撮影されるのも、観光地のきれいなところを殺さずグッド。話のほうは淡々と仕事をこなすブロンソン。ゴルゴみたいに銃だけでなく、あの手この手で殺していくとこが職人ぽくっていい。最後は相棒と殺しあう。今では常識のような殺し屋映画の古典というべきもんなんでしょうね。それにしてもブロンソンって気絶するシーンが印象的だね。あの「狼よさらば」でもチンピラ相手に戦っても、結構傷の痛みで気絶するし・・・人間的だね。 [DVD(字幕)] 6点(2012-08-11 19:48:46) |
690. ハロルドとモード 少年は虹を渡る
《ネタバレ》 なぜニューシネマは、こうも人を不快な気分にさせるのだろう。ついこの前まで、それがカッコいいと思っていた。だが、今、自分が世に出てみると、映画の、特にニューシネマで描いているような世界は、「変」だと思うようになった。お婆さんと感受性の強い、自立もしてないような男の子が結ばれるなんて話は、気持ち悪い。これじゃ三島由紀夫の「金閣寺」を読んだ時の不快感そのものだ。設定は面白いと思う。狂言自殺ばかりする男の子がいても全然不思議じゃない。一方、苦労しまくり、自由奔放なおばあさんがいても、これまた不思議じゃない。だが、この二人が結び付くという話が「変」なのだ。僕はこのお婆さんが、この男の子とセックスしないで、真っ直ぐに生きていけるような指南するような話だったら、この話は、本当に最高だと思う。でもそういう話にしないところがニューシネマのダメなところだ。もっと登場人物を愛せよ、と言いたい。愛したら、最後の車が崖から落ちて、男の子が踊りだすシーンなんて描けるはずないじゃないか!図式的に考えすぎだ。あのままでは、あの男の子はクズのままだ。僕はいっそあれで死んだ方がハッピーエンドだったと思う。あー、この映画もそうだけど、ニューシネマは理屈っぽくて厭だ。確かにベトナムでアメリカが色々答えを模索していたことは認めるよ。でも人間の幸せとは何か、という視座を失ってはダメだと思う。観たかった映画だったけど、正直がっかりした。 [DVD(字幕)] 6点(2012-04-07 03:31:45) |
691. ザ・ファイター
《ネタバレ》 これはちょっと変わったボクシングを描いての二人の兄弟の成長話。なにせ事実がベースなので、派手ではない。兄は昔の栄光にすがって中々目を覚まさない。一方、弟は彼女ができて、見方が変わる。そんな二人を軸に家族が描かれている。映画としては、最後の試合に兄のディッキーの成長が勝利に結び付いたのなら面白かったのだが・・・地味な話だが、それでも金の動きなど描いてないので爽やかなラストだった。スポーツ映画はこうでなくちゃ。 [DVD(字幕)] 6点(2012-02-05 01:48:31) |
692. 完全なる報復
《ネタバレ》 犯人の復讐と言う動機は「狼よさらば」の流れだと思います。ただここで感心したのは法哲学に踏み込んだこと。複雑な今の時代、時に目先の理由で本質を外してしまうことがあります。ここでは裁判での有罪判定を高めるという目的の方が優先して、凶悪な犯行を行った犯人が3年で社会に戻れるという不条理に、家族を殺された犯人は、法そのものを憎むようになり、さらにはその不条理に目をつぶる鈍感な法の執行人、さらには行政までをも憎むようになるのです。でもすべての復讐を殺しで行ったというのが、この映画の味わいの薄さでした。冒頭の凶悪な犯人は同情できない。でも法の執行人にも家族がいるのに同じように殺していくんじゃ負の連鎖です。ここはこの不条理に鈍感な人たちは同じようにその鈍感さゆえに彼らが痛い目にあうようにすれば面白かったのではないか?と思うのです。あの女性判事に適当な判例で、犯人が保釈されることを裁判所でわめくところが一番面白かったです。あれを掘り下げてもらえば、もっと粋な作品になったと思うんですが・・・ [DVD(字幕)] 6点(2012-01-22 00:58:31) |
693. ファール・プレイ
映画ファンのための、ゴールディホーンファンのための作品ですね。ストーリーはそれほどではないですが、まぁ製作現場では楽しみながら創った作品という感じです。きっとゴールディホーンがいるだけで、周囲が和むんじゃないでしょうか。小柄な体に大きな目。ホント、キュートですね。日本でも薬師丸ひろこさんや安達祐実ちゃんに、こんな役やらせてあげたいな、と思いました。それにしても、この歌舞伎ミュージカル(「ミカド」というらしいですね)、よほど当時インパクトがあったのか、アカデミー賞をとった「炎のランナー」でも出てきましたもんね。どっかで聴いたことある曲だなぁと思っていたら、そうかあれか!って感じです。遊び心満載の映画です。 [DVD(字幕)] 6点(2011-12-03 18:18:51) |
694. ザ・ハッカー
実話に忠実からなのか、ヒロインの女性がいない映画はつまらないなぁ。下村くんが頑張ってた。この頃は優秀な日本人ビジネスマンが頑張っていたおかげか、こういう設定の映画が許されてんだね。まぁ構図としては、若いアメリカ人に翻弄されてるわけだけど・・。ドイツ版の「ザ・ハッカー」も面白かった。 [DVD(字幕)] 6点(2011-10-20 23:48:41) |
695. モンテ・ウォルシュ
《ネタバレ》 ニューシネマ西部劇。「時代」についていこうと新しい生活を始める者。ついていけず強盗になる者。荒くれどもにも「時代」は容赦なく来る。そんなところがちょっとしたとこまできちんと描かれている。野に生きてきた彼らの面白くなさが喧嘩のシーンにあらわれていた。また荒馬を乗りこなすリーマーヴィンも見世物になるのは真っ平だと、恋人亡き後、また野に戻っていく。「時代」が変わるのは仕方ない。でもやはり自分の気持ちに嘘をつかず、「時代おくれ」に徹するのも人生だ。 [ビデオ(字幕)] 6点(2011-07-08 08:38:54) |
696. アンストッパブル(2010)
こういう娯楽をのみ考えた映画、好きです。デンゼルがいるだけで安心しちゃう。 [DVD(字幕)] 6点(2011-06-22 02:06:59)(良:1票) |
697. RED/レッド(2010)
ヘレンミレンに助演女優賞を!(笑)「オーシャン」シリーズのように皆さん楽しみながらやってるようです。マルコビッチが馬鹿のようで決めるとこは決めて、モーガンフリーマンはあれれ?って感じです。ブルースウィリスのお相手役はどこかレイア姫似の感じのよい女性でした。たまにこういう映画もイイです。 [DVD(字幕)] 6点(2011-06-17 23:29:18) |
698. しあわせの隠れ場所
地味な作品なんですが、アカデミーのノミネートになったってことは、この話のベースになった実話がよほどアメリカで有名なんでしょうね。悪い奴がほとんど出てこない、という爽やかな作品でした。サンドラブロックがまた良きアメリカを体現しているかのような役で、とても良かった。彼女はひょっとしたら、これから歳をとって行っても、色んな役で映画界に貢献しそうな感じがしました。主人公のマイケルが本当大人しそうな青年で、その役を演じている俳優からアメリカの役者の層の厚さを感じた。 [DVD(字幕)] 6点(2011-06-05 16:55:57) |
699. マイレージ、マイライフ
《ネタバレ》 自分も出張の多い部署で働いていたから分かる。出張が多い仕事は、土日は寂しい。何かものすごく寂しくなり、土日を出張先で過ごしたり、平日の残業を進んでやるようになります。その部署は独身の人が多かったなぁ。この映画の場合、仕事が(にっくき)首切り屋なので、ラストの空しさがさらりと描かれてて、お気の毒にって感じで、何か目新しい生き方みたいなのは感じられなかった。でも最後、この主人公は「再出発コンサルタント」みたいなもので仕事を始めたのでしょうか?その辺が丁寧に描かれてたらなぁ。結局、面倒くささを避けた人生って、その見返りに寂しい人生が待っているのだと思います。でもあの「大人の女」って何?ああいう女性って一番嫌!ああいうのこそ、宙ぶらりんで寂しい老後が待って然るべきだと思います。まぁでもよくある話ですよね。これからはネット新人の時代になるだろうけど、時代遅れの人間にも光をあてる、そんな映画が自分は好きだ。クルーニーがもがいて悩んで、何とかネット時代の現代に居場所をつくる、そしていつか良いこともある、そんなラストにしてほしかった。 [DVD(字幕)] 6点(2011-05-10 23:14:31)(良:1票) |
700. 再会の街/ブライトライツ・ビッグシティ
《ネタバレ》 主人公の廃人ぶりにほとんど感情移入できなかった。ただ作家志望の青年が堕ちていく過程が描かれているだけで、一体何が言いたいんだろうと思っていて、観てて辛かった。大体、朝6時までディスコで酒飲んだりしてたら、仕事はクビになるよ!しかもドラッグ漬けだし。最後、フィービー演じる冷たいモデルの一言で、つまんない女だって気づくのだ。そこでやっと立ち直る兆しがあって、ドラマは終わる。都会の朝って気持ちいいんだよね。ラストのBGMでやっとドラマに入っていけたら、これでジ・エンド。う~ん、もうちょっと描き様があったのでは?それにしてもサザーランドは親父そっくりの顔だね。マイケルは、最後のほうは何かゲーリーオールドマンみたいな表情になるし。案外、悪役に向いてる役者だったのかもしれない。 [ビデオ(字幕)] 6点(2011-05-01 08:53:24) |