61. リーピング
こういう宗教に絡んだオカルトホラー系の映画は大好きなのですが、ドキドキはしたけれどなんとなく話に乗れず。恐らく話がそこまで深くならなかったからではないでしょうか。余談ですが、この映画を鑑賞した次の日の朝、ふと自分の靴を見たら、左足のつま先だけなぜか半分引っ掻いたような傷が付き赤く染まっていました。。。靴に起こった超常現象は、この映画のせいか!!?(こっちの方がマジで怖いです。) [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 5点(2008-08-18 12:58:08) |
62. 美少女探偵ナンシー・ドリュー
ケータイ刑事(昔深夜でやってたTV)のようなノリの探偵もの。何も考えずに観るなら楽しめると思う。エマ・ロバーツのファッションが面白くて良い感じ。 [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 6点(2008-08-17 07:13:34) |
63. 恋人までの距離(ディスタンス)
《ネタバレ》 Viennaの街の魅力と主人公二人の話に引き込まれる映画です。イーサンホークがカッコいい。最後に、半年後にまた逢おうと約束したのは、(途中で、二人が「今夜一日だけの思い出にしよう」と言っていたので)私の描いていたイメージと違っていましたが、そこを除けば素敵なラブストーリーだと思いました。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-08-15 13:53:01) |
64. ダージリン急行
グダグダ感が心地良い映画。ちょこっとだけビル・マーレーが出てくるのもいい感じです。 [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2008-07-31 12:40:14) |
65. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
《ネタバレ》 のっけからエリア51が出てきて、これは胡散臭いなと思ったら…やはり宇宙人系の話になっちゃいました。アクションシーンとかは、ドキドキワクワクというより、筋書きどおりにうまくいく「水戸黄門」的な安心感があります。冒険ものの映画は基本的に好きなので、この点数で。 [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2008-07-19 12:36:49) |
66. 恋愛小説家
人を信じ、人を思いやることの素晴らしさを実感することができる映画。 全体的に良かったです。 ただ、今まで何十年も偏屈で精神的にも病んでいた主人公が、ウェイトレスの 息子の話を聞いたことですぐに「良い人」になる決心が着いてしまうあたりが、 個人的には唐突すぎて若干なじめなかったところがありました。 [DVD(字幕)] 6点(2008-05-03 23:53:27) |
67. カジノ
デ・ニーロの名演技ぶり、ジョー・ペシのキレっぷり、シャロン・ストーンの悪女っぷり、どれも素晴らしかったです。ベガスを舞台にして「信頼」というテーマを描いたことで、単なるギャング映画以上のものになったと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2008-02-24 23:23:08) |
68. ワイルドバンチ
《ネタバレ》 こんなに銃で撃ちまくり、たくさんの人が死ぬ映画は初めてです。銃撃戦の模様は、近くの(生きた!)住民を盾にして弾を防いだりとあくまでリアルですし、観ていて迫力に圧倒されます。メキシコのマパッチ将軍やゲリラ軍、アメリカ軍と、主人公の昔の仲間だったソーントンたち…、これらが入り乱れるので、誰と誰が戦っているのかたまに分からなくなってしまいます。ソーントンは刑務所からの釈放を条件にパイク率いるワイルドバンチを殺す追跡の旅に出ますが、そもそも最初から脱走すればいいのに、とも思ってしまいました。それを除けば、本当にリアルな映画ですね。 [DVD(字幕)] 6点(2008-01-27 11:16:49) |
69. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
《ネタバレ》 昔のアメリカってこんな感じ・雰囲気だったのかと、映画から放たれる空気に浸ることができました。時代が行きつ戻りつする内容も、今はいつの時代なのかを理解するのに大変でしたが(デニーロの若者から中年への変身振りには脱帽しました。)、長丁場の映画を飽きさせないための方法なのでしょう。最後にアヘンか何かを吸った時のデニーロの笑みの意味は…、映画を観ていた時は、将来彼が経験することになる日のあたらない辛い日々と対比させるためのものなのかなーとしか思わなかったですが、レビューを見てみて、内容全てがアヘンを吸った主人公の夢落ちという意味なのかなとも思えるようになりました。いずれにせよ、できる男と男のなれの果てがあんな風になってしまうのは寂しいですね。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-20 02:27:23) |
70. 地獄の黙示録
《ネタバレ》 私が一番印象に残っている場面は、ウィラード中尉たちがすれ違った船の中を検査したところのシーンです。検査の結果は何も問題はなかったのに、軍の仲間達はちょっとしたきっかけで船に乗っていたベトナム民たちを銃で撃ってしまいます。撃った後、まだかすかに息のある重体の女性を発見した仲間たちは彼女を病院に運ぼうとしますが、ウィラードは彼女を撃ち殺します。最初に撃っておきながらその後撃った相手を助けようとする、いわば偽善者のような仲間達の行動に対し、ウィラードは「欺瞞に満ちている」と感じます。戦争中は皆誰もが少しは狂気に捉われるのでしょうが、私は、この場面は、ベトナム戦争におけるアメリカのスタンスや気質の狂気を物語っているのかなと感じました。 戦闘シーン直前の戦闘機の映像と共にワーグナーの音楽が流れる場面には鳥肌が立ち、ナパーム弾の迫力には圧倒されました。戦争における人間の狂気がにじみ出た、凄みのある戦争映画だと思いました。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-13 02:21:37) |
71. 大脱走
《ネタバレ》 戦争時代の実話を基にしつつもエンターテインメント性が十分に出ていて、楽しく観ることができました。最後の方で、脱走して捕まった捕虜たちが、ドイツ兵に射殺されていましたが、その部分もあってしかるべきシーンでしょう。ただ、ヒルツが途中で(収容所の外の情報を得るために)脱出しますが、その脱出の仕方というのが、監視の死角を突いて有刺ワイヤをペンチで切るという単純なもの。こんなレベルで脱出できるのなら、わざわざ総がかりでトンネル掘って逃げなくても良かったのでは…とツッコミを入れたくなってしまいました。 [DVD(字幕)] 6点(2008-01-13 01:43:20) |
72. ナショナル・トレジャー
《ネタバレ》 独立宣言書の裏には実は暗号が…。アメリカ史に眠る謎解きのアドベンチャーという設定にやられました。独立宣言書が簡単に盗めてしまうところや、最後に悪党一味があっさりと地下から去っていくところには、おやっと思う部分もありましたが、このような展開はワクワクしますし夢があって大好きです。 [DVD(字幕)] 8点(2008-01-04 17:10:07) |
73. エンド・オブ・デイズ
《ネタバレ》 悪魔との対決物ということで、ワクワクしながら観ましたが…、突っ込みどころ満載で興ざめしました。 [地上波(吹替)] 3点(2007-12-26 08:06:19) |
74. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
《ネタバレ》 戦争の恐怖が風刺的に表現されている。水爆が落ちた後のラストシーンは印象的です。 [DVD(字幕)] 8点(2007-12-26 07:56:49) |
75. アラバマ物語
《ネタバレ》 グレゴリー・ペック扮する弁護士アティカスが理想の父親像・人間像を示してくれています。常に正義を貫き、周りの人に親切に接する。私もこういう人間を少しでも見習わなくてはなぁと感じます。物語の途中で、アティカスが学校に行きたくないと言ってきかない娘に対し、「妥協も必要だ」というようなことを言いますが、それが伏線となって、最後のシーンにつながっているような気もします。正義や真実だけを追いすぎて、善人を傷つけることはしてはいけない…、良い音色を奏でるMockingbirdは決して殺してはならない…、娘の「保安官の言うとおり」という言葉は、まさに正義や真実とあるべき現実との妥協を示しているのでしょう。 [DVD(字幕)] 8点(2007-12-17 00:28:20) |
76. 遊星からの物体X
《ネタバレ》 極寒の中で、男どもが未知の生命体「The Thing」と戦っていくというシチュエーションが最高。最後まで生命体の謎が明らかにされませんし、最終的に残った二人がともに人間のままなのかも明らかにされずに終わっていくのもいい感じでした。そして何より、おぞましい映像がキレキレです。頭がパックリ割れる犬とか、足が出てきて歩きだす頭部とか、心臓マッサージの時に丁度パックリ割れるお腹とか…、岩明均の漫画「寄生獣」を彷彿させるエグいシーンは衝撃的でした。 [DVD(字幕)] 9点(2007-12-16 04:57:39) |
77. 54 フィフティ★フォー
《ネタバレ》 ただ単に、色っぽいシーンがたくさんある映画だなという印象しか残らなかったです。主人公の葛藤なんかがもっと表現されていれば良かったと思いますが、残念。 [地上波(字幕)] 3点(2007-12-16 04:18:08) |
78. レイジング・ブル
《ネタバレ》 単なるボクシング映画ではなく、ボクシングの世界では誰にも負けないチャンピオンでも私生活では常に嫉妬深く不安に取り憑かれている男の栄光と転落がうまいこと描かれていています。最後に出てくる新約聖書の言葉の意味をこの映画においてどう解釈すれば良いのか分からなかったですが、「主人公にはチャンピオンとして一見開けた世界があるのかと思いきや、実はボクシングという尺度でしか周りを評価することができない」という人間性を意味しようとしているのかなと思いました。演技については、現役のシーンでは引き締まった体を魅せ、引退後のシーンでは中年のおじさんのようなお腹を見せるという、デ・ニーロの役者魂には脱帽しました。また、ジョー・ペシのコミカルながらも味のある演技も良かったです。 [DVD(字幕)] 6点(2007-12-16 03:57:40) |
79. チャイナタウン
《ネタバレ》 ダム建設と水の利権が絡んでいたり、黒幕であるヒロインの父とヒロインとの関係が絡んできたりと、ただの殺人事件ではなく複雑な内容になっていたのが面白く、話にのめりこんでいきました。ジャックニコルソンの、清濁合わせ呑んだ主人公の演技も良かったです。ただ、最後に主人公が警察から解放される時警官が「ここはチャイナタウンだからだ」云々言うところは蛇足だったような気がしなくもないです。巨悪の根源であったヒロインの父とチャイナタウンとは特段関係はないわけですから、むしろ主人公が言った「ここ(ロス?)はならず者の町だ」という言葉の方が納得できました。 [DVD(字幕)] 6点(2007-12-09 15:34:38) |
80. ローズマリーの赤ちゃん
《ネタバレ》 最初から最後までずっとゾクゾクさせられました。殺人シーンとか、血まみれシーンとかは全然出てきませんが、不安感を常に感じさせられる映画です。西洋っぽくかつどこかメランコリックな音楽も、映像とあいまうと気持ち悪くて良かったです。悪魔の子供を宿してしまう主人公ですが、最後のシーンは、やはり悪魔でも自分の赤ちゃんは特別なのかな、これから育てていくのかな、と感じさせるものでした。ジョニーデップの「ナインスゲート」といい、この映画といい、「悪魔」が絡む映画は大好きですね。 [DVD(字幕)] 7点(2007-12-02 19:22:26) |