61. マイノリティ・リポート
あの、指揮者がタクトを振るようにPCを操作する場面、現代よりも不便になってるような・・・。「その画像はお・い・と・い・て」と、ジェスチャー番組を創造してしまいました。 6点(2003-12-23 16:51:57)(笑:2票) |
62. ディープ・ブルー(1999)
「もしもサメに身の危険を冒されたら」という題材を取り上げているとこ自体が二番煎じといわれても仕方の無い点でしょう。サミュエルLジャクソンにはビックリしましたが。それから、賢くなって果たして人間にたち向かってくるかな?という疑問も感じました。ジョーズは、知能指数が低かったからこそ怖かったわけで・・・。 6点(2003-12-23 16:46:58) |
63. 15ミニッツ
デニーロもこういう「小ネタ」映画に出すぎの感がありますが。おそらく40代までの気合バリバリでシナリオ選んでいた時と比べると、肩の力抜いて演技を楽しもうモードなんでしょうがね。しかしこれでもしエディ役がデニーロでなかったらどんなつまらない映画になっていただろうかとも思います。まあ話はそれなりに面白かったけど、犯人の性格もかしこいんだかイカレてるんだかよくわからないし、最後は「これって、コメディーだったの?」と思わせるようなシーンもあるし。「15分」というタイムトライアル的な要素はないですしね。結局何が言いたかったのでしょうこの映画。後味は悪いですね。 6点(2003-12-17 16:37:45) |
64. シャイニング(1980)
うーん、ニコルソンの狂気、ここにきわまれり・・・という感じなのだろうけど、どうしても納得いかないのは、奥さん。やっぱり、好きで結婚したんでしょ。子供にとっても、唯一の父親なんでしょ。いくら怨霊が乗り移ったとしても、氷漬けになった肉親から逃げ切れて、はいよかったとはいかない。ニコルソンが狂っていく過程で、奥さんが心配する場面、子供を傷つけて心から後悔する場面、それらも氷漬けだ。。。 5点(2004-03-21 03:21:59) |
65. ジョーズ3
3D効果を見せようとするがために本来のキャメラワークや編集で見せるという点が希薄だ。見る側も3Dに意識が言ってしまうので不運ではあったが。 5点(2004-02-02 20:12:48) |
66. プラトーン
舞台はベトナム戦争であろうが何であろうがよかったのではないか?ベトナム戦争を語るとき、自国に対して何のメリットももたらさなかった、というありがちなアメリカ合理主義から結局抜け出すものにはなってはいなかったと思う。トム・ベレンジャーのキャラクターに随分助けられている。 5点(2004-02-02 19:51:15) |
67. π(パイ)
題材が面白いものなのに、もったいないなあと思いました。これ結局、頭痛に悩む男の話になっちゃってる(笑)。師に「命を落とすぞ」とまでいわれるほどの「π」の真相は、結局なんだったんだろう、と。銀河系、羊の角、囲碁・・・。観客をケムにまいたまま、ドリルで・・・っつうのは、反則ですよねぇ。なかなかおしゃれな映像だっただけに、惜しいと思います。 5点(2004-01-22 02:08:51) |
68. 羊たちの沈黙
レクター博士を自分はそれほど恐いと思いませんでした。「あ、アンソニー・ホプキンスが演技している」という感じ。ストーリーの本筋である猟奇殺人自体も、犯人は割れている、動機も思いつき、話の展開と何の係わり合いもない、といった感じで、謎解きの要素もない。 5点(2004-01-17 17:52:47) |
69. ハンニバル(2001)
一回見ただけでは理解できなかった。自分の知的レベルもあるが、これは致命的。前半部分でのクラリスの描き方が薄かったのではないかと思う。残酷シーンはそれなりにお洒落に見せることはできているものの、本題が不可思議すぎて残酷描写も浮いてしまった感じ。やっぱりジョディ・フォスターで撮って欲しかったとは思う。 4点(2004-02-06 23:35:33) |
70. ディア・ハンター
ベトナム戦争での極限体験というものを理解していないので、もう一歩のところで感情移入できない。登場人物の行動は一つの選択にすぎないのではあるだろうが、本当にこれが真の友情なのか、考えさせられる。後味は良くないですね。あとデニーロが強すぎて・・・。 4点(2003-12-21 15:59:31) |
71. アナライズ・ミー
題材はなかなか面白い。ただストーリー展開にに起伏がなく、「FBI-マフィア-デニーロ-精神科医-家族」の間で、終わりなきキャッチボールをしているのを観ているかのよう。コメディー映画ではあっても、ナンセンスに走る映画ではないはず。であればデニーロのあの突然の泣きは何なのか?パニック障害の症状について詳しいことは知らないが、あれではまったくのウケ狙いにしか見えない。「ミッション」での、原住民に許されるシーン、「レナードの朝」で、副作用のため本がまともに読めないと嘆くシーン、過去の仕事と比べれば、今回のデニーロは大失敗だ。主役2人の芸の引き出しで何とか見せられる映画には仕上がってはいるが、デニーロのギャングものにそろそろ辟易としてる中、「主題を失ったギャングものなんて、これ以上眺めていられないよ。」と、大ファンであるにもかかわらず思ってしまった。 4点(2003-12-20 03:07:31) |
72. アナライズ・ユー
【4dough】さんのおっしゃるとおり、前作のストーリーの推進力でもあった、奇抜な取り合わせによる緊張感はすっかり消えうせた。それどころか、まさにマフィア仲間以上に「身内」としてやりあう二人に対して、展開を追う楽しみはほとんどなく、その場のコミカルな演出に笑うだけの映画になってしまった。もはや現在のデニーロは80年代までの彼ではなく、良質なコメディ俳優として存在しているといってもよいのかもしれない、そう思わないとファンとしてはやりきれない。 3点(2003-12-20 11:26:27) |
73. ボルケーノ
自然災害の脅威を話題にするのなら、もっと調査した方がいいのでは?でも今のご時世、CGサクッとつくってるほうが安上がりなんでしょうね。溶岩を避けるために車から子供を抱いてひょいっと跳び移るシーンを観て、映画館を出ました。 2点(2003-12-17 16:54:23)(笑:1票) |
74. プライベート・ライアン
私は正直ノンポリですが、そんな私でも、超大国アメリカがこういう映画を作りそれを礼賛している限り、今後も正義に名を借りた暴力つまり戦争は絶え間なく続き、流血がやむことはないのだろうと思いました。描写やカメラワーク、演技、見所はたくさんあると思います。スタッフ・キャストには本当にgood jobと言いたい。しかし、映画は文化すなわち生きるための糧だと思いますので、二人の娘を持つ親の立場としても、この評価にさせていただきます。 0点(2004-01-20 23:28:18)(笑:1票) (良:6票) |