841. 世界が燃えつきる日
《ネタバレ》 昆虫はまぁ許すとしても、根拠のない楽観的なエンディングは許せなかった。 [地上波(吹替)] 1点(2009-02-02 15:18:26) |
842. ファンタスティック・フォー:銀河の危機
これだけ何も考えずに、リラックスして観られる映画も珍しいかも。1作目に比べてジェシカ・アルバのキュートショットが少なくなっていたのがもの凄く残念。最後の和服姿はメークとマッチしていなくて、これまた残念。リーダーのおっさんには某海賊の技を出して欲しかった。「ゴムゴムの~」。きっとスクリーン映えすると思います。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-02-02 15:05:56) |
843. ジャスティス(2002・ブルース・ウィリス主演)
《ネタバレ》 最後まで何が言いたいのか分からず、散漫な印象の映画です。以下、善意に解釈したこの映画の弁護レビューです。 次々に変わる状況は、ハート中尉が最終的に闘う敵に出会うまでの助走に過ぎない。彼は闘って来なかった。その出自ゆえに危険な前線に送られることも無く、それ以前も温室だったことは推して知るべし。そして初めて訪れた闘いの局面…ドイツ軍の厳しい尋問…でも彼は闘う前に降参してしまう。自分の弱さを痛感するハート。収容所では士官としての敬意を払われるが、大佐からはその弱気を見抜かれ、その視線にコンプレックスが膨らんでゆく。さらに、遅れて収容された黒人士官への人種差別に対する擁護で周囲から浮き始め、当の黒人達からさえ底の浅い理想主義者と扱われる。が、殺人をめぐる裁判の場で、容疑者の黒人士官の弁護を担当した契機に、彼は徐々に闘うことに目覚めて行く。終局で、殺人や裁判が脱走計画をフォローする演出であると分かったとき、彼は重大な決断を迫られる。連合軍士官としての責務を果たせば黒人士官を犠牲にする。反対に、黒人士官の冤罪を晴らせば脱走計画を台無しにする。ここに至り、ハートが闘うべきものが明確なかたちを成す。それはハート自身。自分の弱気や日和見や理想主義から脱却し、次のステップを踏むための自分の内面との闘い。兵士としての義務、人としての正義や誇り、正しいことを行うための勇気。そんな複雑な相克の中から彼は一歩を踏み出した。少なくとも彼は自分との闘いには勝利した。弁護終わり。 と言いつつ…もうひとつ弁護しておくなら、原題はそのテーマを表していますが「ジャスティス」なんて的外れな邦題をつけたために印象が散漫になったことは確実です。描かれたのは普遍的な正義じゃない。ハート個人の戦争です。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-01-31 03:11:09) |
844. ブラッド・ワーク
突出した見どころがあるという感じではないけど、謎解きは工夫されていたと思う。安心して観られる娯楽作品というところか。最近はどの作品も「安定感」がイーストウッドの売りになっていると感じるのは私だけか…? [DVD(字幕)] 6点(2009-01-29 20:54:05)(良:1票) |
845. エイリアン/ディレクターズ・カット
追加カットは可もなく不可もなく、かな。点数は追加カットに対する評価です。通常版は公開時に観ていて10点を付けました。 [DVD(字幕)] 5点(2009-01-29 20:47:25) |
846. 11:14
《ネタバレ》 並行して進むいくつもの事件を時間を遡りながら見せるという手法の面白さでそこそこ見させてくれた。退屈はしませんでしたが、それだけの映画と感じたのも事実です。自分は凝り性なので、観賞翌日に各事件の経過と繋がり方の時系列図解を試みました。やってみると、思っていた以上に複雑で断念しましたよ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-01-29 03:34:22) |
847. ライラの冒険/黄金の羅針盤
《ネタバレ》 ダイモンが動物の姿で人の肉体の近くに寄り添っている設定が面白い。しかも、そのダイモンたちの芸が細かく可愛らしい。この映画はそれが全てと言って良いくらいです。違和感のないCGと合成技術は大したものだと思います。しかも、肉体とダイモンの繋がりには「ミスト」が密接に関係しているらしく、その「ミスト」の正体が並行して存在する世界の謎解きの核にあるらしい。表現上の面白みと、物語の焦点がしっかり合致している。・・・という具合に、傑作の匂いがしていたんですが、失速しました。まずライラの周りに頼もしい仲間が簡単に集まりすぎるのが気になった。特にリボルバーを持った渋いおじさんはいつの間にって感じです。その動機も不明。羅針盤の描写も、あれでは唯の魔法の鏡ですね。魔女が助けに入ってくれる理由もよく分からなかった。そして、さあクライマックスへ、と思ったところで終わりました。ありゃりゃ、って感じです。三部作って知らなかった自分が悪いんだけど…。結果論ですが、3回に分けて作るのであれば、先にあげたような部分や物語の世界観を、もっと描けたのではないでしょうか。ニコール・キッドマンは存在感はありましたが、その組織の目的や彼女のスタンスが良く分からず、宙ぶらりんで勿体なかった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-01-26 13:48:47) |
848. マイティ・ハート/愛と絆
実話なので感想が書きづらいですね。ラストのアンジェリーナ・ジョリーの慟哭は、妊娠中ということも含めてまさに熱演です。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-01-26 04:45:43) |
849. コールド・クリーク 過去を持つ家
しばらく前に観たこともあるけど、ストーリーを思い出すのに苦労しました。特に不満もないけど、何も記憶に残ることのない映画です。 [DVD(字幕)] 3点(2009-01-22 04:08:16) |
850. フォーガットン
《ネタバレ》 年齢とともに記憶力は低下していくものだが、これはちと激しい。誰かの陰謀にしては無理があると思っていたら、お話がX-ファイルになってちょっとびっくり。おいおい、そういう映画だったのかい! 今度はどうまとめるのか心配していたら、「奴ら」にも上下関係があってようで、常識のある上司が見かねて助けてくれたってところでしょうか…。人が空にぶっ飛んで行くシーンはちょっと面白かったです。前半で、ホッケー選手の家にずかずか上がりこみ、無断で壁紙を引っぺがすジュリアン・ムーアは、自分の息子のことしか目に入らない母親の典型のようで、まったく同情できなかった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-01-22 04:05:19) |
851. デイ・アフター・トゥモロー
《ネタバレ》 CGIは見事ですな。でも、この楽観は何? 冒頭の東京都千代田区はまるで香港だった。 [DVD(字幕)] 4点(2009-01-22 04:00:09) |
852. プロヴァンスの贈りもの
《ネタバレ》 リドリー・スコット作品というのが意外。こんな映画も撮るんですな。すごく予定調和的な終わり方でした。お金持ちが緑の多い土地で暮らすかどうかの選択をする話で、ありがちな改心ものでしょう。「この土地は自分に合わない」「あなたがこの土地に合わないの」という遣り取りはちょっと考えさせられたけど、結局、地元にプライドを持っている人の台詞以上に深い意味は無いと結論してこの点数。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2009-01-22 03:49:11) |
853. プルーフ・オブ・ライフ
切ないねぇ。仕事だから仕方ないよねぇ。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-01-21 04:13:09) |
854. キングダム/見えざる敵
米とサウジの歴史を回顧するオープニングは良く出来ている。自分はスロー再生にして2回見て、両国の関係に関しては理解が深まった。が、問題は政策的に親米路線を取っているサウジアラビアのことではなく、政教分離ができない宗教の成立の仕方と、イスラム原理主義者たちの思想である。仏教国と言いながら葬式でしか宗教の世話にならないこの日本では、イスラム教の聖戦の意味なんて理解されるはずがなく、しかもハリウッド映画だと、狂信的なイスラム信者のテロとしか描写されないので諍いの本質が見えてこない。この映画も、イスラム教徒を変わり者としか扱っていない。これじゃあ、お互いに「皆殺し」と言い合っているところで止まる。この監督も意識してそこで留めている節がある。どなたか、イスラム原理主義者たちを正面から描いた映画を作ってもらえないだろうか。ちなみに、この映画でも出てきた自爆テロ。調べて初めて知ったことだけど、コーランによると、信教を貫いた者だけが死後に永世を得る天国があるらしい。驚くべきはその天国で受けられる特典の内容だ。それが本当なら自分も自爆しかねないくらいに甘美です。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-01-20 17:09:40) |
855. E.T. 20周年アニバーサリー特別版
追加や修正が加えてあるシーンはすぐに分かりました。馴染みやすくなった感じはあるけど、それが必要だったかどうかは微妙。恥ずかしながら自分も商業主義に乗せられDVDを購入したクチですが、社会現象とも云えるブームを作った映画なので、世代が違う人たちに観せることには意義があると思います。 [DVD(字幕)] 5点(2009-01-20 16:58:24) |
856. E.T.
当時、大学生でした。お恥ずかしい話ですがたくさん涙が流れました。量的には恐らく過去最多で、その記録はまだ破られていません。4ヶ所くらいあるけど、どこで泣いたかも覚えています。今思うと、泣けたシーンは必ず音楽の盛り上がるシーンと重なっています。しっかり計算されたお涙演出だったってことですね。最高点を付けてもおかしくない映画ですが、何故か何度も観たいと思わないんですね。それで、この点数にしてあります。 [映画館(字幕)] 8点(2009-01-20 16:55:09) |
857. 地球外生命体捕獲
《ネタバレ》 なかなかハードな作りで、宇宙人モノとしては異色の作品でしょう。宇宙人を捕まえるために四苦八苦するのではなく、いきなり捕まえてしまいます。それからが、さぁ大変という内容になってます。おもしろいですよ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-01-20 00:15:57) |
858. ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
《ネタバレ》 中途半端にストーリーを追いかけているのは相変わらずだけど、おそらくこのシリーズで最も盛り上がるシーンとなるはずだったダンブルドアとヴォルデモートの一騎打ちの描写にはかなり不満が残り、その印象が手伝ってか、全体に暗雲が降りているような映画になってしまって残念。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-01-16 16:26:43) |
859. ブリジット・ジョーンズの日記
耳に馴染んだ歌がたくさん流れるので、映画自体にフレンドリーな感情を持ちました。そのおかげか、最期は主人公を少し応援してましたね。主人公は自分の感情に正直なのであって、努力してるとか頑張っているということとは違うと思います。分かりにくい女性より親近感が持てるのは確かですが、分かりやす過ぎるのもいかがなものか。自分は絶対に好きにならないタイプです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-01-16 15:52:03)(良:1票) |
860. 地球最後の男 オメガマン
《ネタバレ》 CGのない時代に、たぶん立ち入り禁止にして撮影した人影の無い街は頑張ってました。夜に徘徊する金色コンタクトの奴らが底の浅い新興宗教みたいでした。この種の映画はチャールトン・ヘストンにお似合いで、彼だけで持たせていた感があります。リメイクの「アイ・アム・レジェンド」の方が断然良く出来ていると思います。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-01-16 15:36:01) |