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鉄腕麗人さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2594
性別 男性
ホームページ https://tkl21.com
年齢 43歳
メールアドレス tkl1121@gj8.so-net.ne.jp
自己紹介 「自分が好きな映画が、良い映画」だと思います。
映画の評価はあくまで主観的なもので、それ以上でもそれ以下でもないと思います。

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861.  ペイチェック 消された記憶
ストーリーの流れ、特に終盤部分については、フィリップ・K・ディックらしいと言える展開に楽しみつつも何度か観たことがあるようなものだったと思うが、ここぞとばかりに活躍する20個のガラクタという要素は小気味よくスリリングであった。ヒッチコック風のサスペンスという触れ込みにふさわしく、グレーのクラシカルスーツに身を包んで追っ手を掻い潜る主人公の姿は、「北北西に進路をとれ!」を思い起こされる。ただ、映画自体は出来の良い作品だと思うが、これをジョン・ウーが撮る必要があったのかと言えば疑問が残る。「M:I-2」以降、「方向性見失ってんな~」という彼に対する懸念はいまだ拭えない。
7点(2004-03-23 18:44:37)
862.  アダプテーション
チャーリー・カウフマンという脚本家、まさに天才である。脚本の創造に思い悩む脚本家のとめどなく乱雑した世界を混沌と並べ立て、限りなく破綻に近いところで展開させる例を見ないその構成力に唖然とする。実在の蘭収集家と架空の自分の双子を混在させどこまでも独特な世界観に観客は現実との境界線を見失いそうになる。シュールで哲学的で、何よりもユニークな傑作だ。
9点(2004-02-28 17:07:36)
863.  “アイデンティティー”
「観客の衝撃」を求め続けて映画史の長い時間の中で作られてきたサスペンス映画だが、数ある名作サスペンス映画が生み出され、人々を驚愕させ、それでもなお今作のように新たな衝撃を観客に与えることを可能にする人間の思考の想像力に感嘆せずにはいられない。「アイデンティティ」というシンプルでストレートなタイトルに今作の強かさと自信を感じる。脚本、映像、展開力、キャスティングが合致した極めて秀逸な心理サスペンス映画の誕生だ。
9点(2004-02-25 17:50:59)(良:1票)
864.  シービスケット
競馬はやらないし、競走馬についてもあまり知識はない私だが、この映画には一頭の競走馬の伝説に留まらない濃厚なヒューマンドラマがその核として存在する。運命に打ちのめされ、人生に行き詰った3人の男たち、そして彼らと同じように厳しい運命を歩んできたシービスケット、彼らの運命的な出会いこそ奇跡であり、伝説の始まりだった。人生は一度しかないが、苦節を迎えても耐えて望めば、必ずセカンドチャンスはある。彼らが体現したその事実に、当時の多くの人たちが勇気づけられたのだと思う。一頭の競走馬に寄り添い、共に戦い抜いた男たちの生き様に感動する。
[映画館(字幕)] 7点(2004-02-23 19:18:02)(良:1票)
865.  アマデウス
モーツアルトという圧倒的な天才を前に苦しむ音楽家サリエリ、そしてその絶対的な才能をコントロールできないモーツアルト。「才能」に苦しむ二人の音楽家の運命を濃密に描いた傑作だった。完成度の高い映像世界と高揚感みなぎる音楽、そして二人の男の生き様に圧倒される。
9点(2004-02-11 14:15:56)
866.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 《ネタバレ》 
映画史百余年、おびただしい数の映画が生まれ数多くの傑作が誕生しているが、その歴史に燦然と残るという映画はやはり数少ない。ひとつの映画において映画史に残るという肩書きには凄まじいパワーが必要だからだ。そして、この強大な3部作はまさしく「映画史に残る作品」にふさわしい映画としてその全貌をあらわしたと思う。あらゆる娯楽映画を超越したそのエンターテイメント性にもはや言葉がない。ただただその映画世界に包まれ没頭することしか一観客としては許されない。そんなとてつもないエネルギーを感じずにはいられなかった。 旅の仲間たちによる指輪をめぐる壮絶な冒険を綴ったこの物語は、指輪を葬り、大団円を迎えただけではその結末を許さない。ラストに描かれる指輪を背負った者の宿命。その果てしなく深遠な喪失感こそ、この壮大なファンタジーの真のテーマだったのだと思う。指輪をめぐる旅は終わった。しかし本当の旅はこれから始まる。
[映画館(字幕)] 10点(2004-02-08 10:35:21)(良:2票)
867.  スティーブン・キング/ランゴリアーズ<TVM>
テレビ映画なので、全編通して映像的なクオリティは低いが、スティーブン・キングの斬新な原作によるストーリー展開はさすがに見応えがあった。時限と思想を超越するそのストーリーはとても興味深かった。あまりに陳腐なランゴリアーズのCGには笑ってしまうが、作品としての説得力はあった。
[地上波(吹替)] 5点(2004-02-06 19:38:10)
868.  S.W.A.T.
思ったよりもアクション映画としてバランスのよい良作だったと思う。リアリティのない無意味に派手なアクションシーンは単純に楽しめるし、SWATを主体にした映画というのも今まであまりなかったので新しかったと思う。全体的に無難と言えばそうだが、紅一点で体を張ったミシェル・ロドリゲスはとても魅力的な存在感があった。映画として印象が強いということはないが、満足度は高い。
7点(2004-02-06 19:24:49)(良:1票)
869.  サラマンダー
B級モンスター映画を期待したのだけれど、あまりに陰気臭い雰囲気に肩透かしを食らった。微妙にシリアスに仕立てているため、逆に細部の荒さが目立ち完成度を下げている印象がある。なんとも盛り上がりきれないストーリー展開もまずい。
3点(2004-02-06 19:17:03)
870.  クイズ・ショウ
もはやテレビの世界では当たり前のような印象もあるノンフィクションを演出する欺瞞。テレビというもっとも影響力のある媒体に人生を左右される登場人物たちの生き様がリアルに描かれる。極めて微妙な問題であるテレビの「やらせ」、それが罪か否か。抑えた演出と安定した展開力によるロバート・レッドフォードの映画監督としての力量を目の当たりにする。
[DVD(字幕)] 7点(2004-02-06 18:29:10)
871.  閉ざされた森
いつも視聴している某映画紹介系You Tubeチャンネルに出演するグラビアアイドルが、生涯ベストの映画として本作を挙げた。 おお、やっぱりこの子は“映画好き”として信頼できるなと思った。 僕自身、公開当時に1度観たきりだったが、“どんでん返し”系サスペンス映画としては、間違いなく屈指の作品だったと鮮烈に記憶に残り続けていた。  ただし、掘り出し物感の強い面白い映画だったという記憶は確実にあるものの、20年の月日は、本作のストーリーテリングとその顛末を忘却の彼方へ押しやっていた。 つまるところ、“幸運”にもどんでん返しのオチをほぼ忘れてしまっていた。 それならばと、早速サブスクを漁って本作を見つけ出し、20年ぶりの再鑑賞に至った。  主演はジョン・トラボルタ。「パルプ・フィクション」をきっかけに90年代後半に再ブレイクを果たして乗りに乗っていたこの大スターの出演作品を、当時中高生だった僕は映画館で何作観ただろうか。 本作が製作された2003年時点では、その勢いもやや下降気味だったとはいえ、この映画のジョン・トラボルタは、主人公として文字通りにストーリーテリングを支配している。  そしてその主人公が捜査官として真相究明する事件の中心に存在するのが、特殊部隊の鬼軍曹を演じるサミュエル・L・ジャクソン。そう言うまでもなく「パルプ・フィクション」でコンビを組んだ二人の再共演であり、そのキャスティングの構図だけでも今なお高揚するというもの。  肝心のストーリー展開は、まさに“藪の中”ならぬ“森の中”の様相で、生き残った兵士たちの食い違う証言によって、二転三転、いや最終的には四転五転と、真相がひっくり返り続ける。 ストーリーを追うにつれ、段々とどんな映画だったかは思い出していったけれど、結局最後の最後の大オチで、ああそうか!と記憶がよみがえり、しっかりと本作の最大の娯楽性を堪能できた。  ラストカットは、ジョン・トラボルタが劇中何度が見せる口を鳴らしてウィンクする表情で締める。小気味よくて最高。 もちろん、“どんでん返し”のストーリー展開が贔屓目に見ても強引であり、主人公が言う“つじつま”は合っているようで合っていないんだけれど、そのB級的な娯楽感が堪らないのだ。 淀川長治の日曜洋画劇場が健在な時代なら、きっと何度も再放送されて、良い映画体験をもたらしてくれただろうなと想像してしまう快作。
[インターネット(字幕)] 8点(2004-02-05 19:40:51)
872.  ラスト・キャッスル
ラストの顛末はあまりに安易で一気に拍子抜けしてしまうところだが、そこまでの展開は巧く、盛り上がりに富んだストーリーは楽しめた。ロバート・レッドフォードのスター性が役柄に合っており、作品の質を高めていると思う。複雑な心理状況に暴走する悪徳所長のキャラクター性も良かった。
[映画館(字幕)] 6点(2004-02-05 19:35:24)
873.  ケミカル51
サミュエル・L・ジャクソンによる悪趣味なノリの良さが、イギリスの犯罪映画特有の粗悪な空気感にマッチし、何ともジャンクフード的な映画世界が楽しめる。チープなストーリーではあるが、その悪ノリで何とか突っ走っている。
[映画館(字幕)] 5点(2004-02-05 19:29:27)
874.  コンフェッション(2002)
ジョージ・クルーニーの初監督作品というよりは、チャーリー・カウフマンの脚本作品という期待を膨らませて観に行ったのだけれど、どうにもバランスの悪い愚鈍な展開に面白味を感じることはなかった。サスペンスなのか、コメディなのかあまりに中途半端だったと思う。逆に映像センスや個々のキャラクターの演出などには興味を引くものがあり、ジョージ・クルーニーの非凡な監督センスだけは見受けられる結果となった。
3点(2004-02-05 19:04:24)
875.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
ディズニーランドに初めて行った小学生の時から、最も好きなアトラクションは「カリブの海賊」だった。 毒々しいほどの海賊たちが、飲めや歌え、そこかしこで銃や大砲をぶっ放す乱痴気騒ぎぶりは、子供には特に印象的で、他のメジャーでファンシーなアトラクションとは一線を画した独特な高揚感を覚えた。  その「カリブの海賊」が映画化され、その主演が大好きなジョニー・デップだと知っても、「あの乱痴気騒ぎを一体どうやって映画化するのだ?」と疑心暗鬼なまま映画館に足を運んだ。 ふたを開けてみると、ディズニーランドのアトラクションそのままの「カリブの海賊」の世界観が繰り広げられ、そこにジャック・スパロウというオリジナル性の高いキャラクターが所狭しと立ち回り、唯一無二のエンターテイメントに仕上がっていた。  久しぶりに観直してみても、面白さはまったく色褪せていなかった。それはこの映画が、正真正銘に優れた娯楽映画である証拠だろう。 月明かりの明暗の中でこまめに切り替わる“呪われた海賊たち”のビジュアルだったり、脇役はもちろん端役に至までしっかりと存在感を持たせる演出だったり、聞いていて飽きない台詞回しだったりと、細部に至るまでとても丁寧に作り込まれていることに気付かされた。  この映画が自分の好きな映画だということを再確認した反面、この後に製作されたシリーズ作に対してはそれほど愛着が無いことにも気付いた。 後のシリーズ作も、それぞれ決して面白くないわけではない。むしろエンターテイメントとしてのパワーは確実に膨らんでいる。 ただそこには、ストーリーが壮大になりすぎて、あのディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」の世界観が無くなっていた。  大人気娯楽大作シリーズのオリジナルの価値を確認した一方で、「カリブの海賊」に乗りたくなった。
[映画館(字幕)] 8点(2004-02-05 18:59:20)
876.  アニマトリックス
このダジャレみたいなタイトルはどうかと思うが、中身は非常にクオリティの高いアニメーションのオムニバスでその完成度の高さに驚いた。ショートムービースタイルで「マトリックス」の番外編的物語をテンポ良く見せてくれるので、興味深く引き込まれる。今作を観ると、マトリックスシリーズがアニメーションの上に出来上がったものだということを強く感じる。
[DVD(字幕)] 7点(2004-02-05 18:40:19)
877.  ボーン・アイデンティティー
クライマックスにもうひとつストーリーの起伏がなく平淡に終わってしまったことは、スパイもののサスペンス映画としては致命的な欠点であることは否めない。しかし、ヨーロッパの街並みを舞台にした映画世界にはスタイリッシュな雰囲気が漂い、観ていて飽きることはない。秀麗な映像センスが見受けられるだけに、ストーリーにもう少し凝って欲しかったと思う。「ラン・ローラ・ラン」のフランカ・ポテンテがヒロインに扮しとても魅力的な雰囲気を出している。
6点(2004-02-05 18:35:12)
878.  ターミネーター3
ジェームズ・キャメロンが監督をしないと分かった時点で期待はしていなかったが、正直、名作「ターミネーター」「ターミネーター2」の続編としては最悪の作品に終始してしまった。キャメロンの世界観であったロボットによる終末戦争を予感させるメタリックな空気感が皆無だったことは、監督が変わってしまったことで仕方ないにしても、結局終末戦争は回避できないという顛末では前作までの意味がなくなり、その価値を下げてしまうものだ。ストーリーの理屈は分かるが、今シリーズとして決して導いてはいけない結末だったと思う。エドワード・ファーロングが成長した姿がニック・スタールなる無名俳優なのもやはりビジュアル的に納得できない。「T2」と比べると老けたことは確かだが、歳を感じさせないシュワルツェネッガーの存在感に+1点。
1点(2004-02-04 19:48:53)
879.  トリプルX
映画界的に最近この手のアクションスター型アクション映画は不調気味であるが、今作は久しぶりに面白いスター型アクション映画だったと思う。成功の要因はやはりヴィン・ディーゼルのキャラクターに尽きる。モロに悪役面でキャラクター的にもアンチヒーローな彼を主役にすることで今までの映画にないエキサイティングさがあった。続編も期待できる。
7点(2004-02-04 19:02:33)
880.  スカーフェイス
個人的にはあまり好きなストーリーではなかったので強く心に残るものはなかったが、若くエネルギーに満ちたアル・パチーノの存在感にはこの後の大俳優への可能性を感じるに充分のものがある。壮絶すぎるラストの死に様は圧巻。
[ビデオ(字幕)] 6点(2004-02-04 18:56:58)
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