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パセリセージさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 519
性別 男性
自己紹介 60代のおっさん

好きな言葉

期待はあらゆる苦悩のもと(シェークスピア)

人間には不幸か、貧乏か、病気が必要だ。でないと人間はすぐに思いあがる(ツルゲーネフ)

座右の銘にするのはどっちだ

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81.  ハメット
雰囲気と映像は好きだなあ。しかし何かが足を引っ張っている。例えば、森を描くのに、木の枝葉や見えない根まで精密に再現しているんだけど、森全体では統一とれてないみたいな感じ。たぶん、ものすごいハード・ボイルドおたくが数名スタッフにいるんだろうな。映画全体なんかまったく考えず、自分の世界だけ異様に強調しているような。他のスタッフがあっ気に取られてる様子が画面から手に取るように感じます。あ、これはうそです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-19 23:05:11)
82.  アウトサイダー(1983)
主題歌が良いですね。Sワンダーの歌声を聴いているだけで名画の雰囲気になってします。冒頭は「風と共に~」を彷彿させるようで、全体的には「ウェストサイド~」の構成だし、決闘シーンの雷雨は「七人の~」を思い出してしまう。と言っても、タイトルが右から左へ流れたら皆「風と~」に似ているのか?不良少年がけんかしたら皆「ウェスト~」の真似か?突然雨が降ったら皆「七人の~」のパクリか?と自分で反省。たしかに、そんな事言ったら、どの作品もケチが付いてしまう。気分を変えて、けっこう好きな作品ではある。伝統的なアメリカの青春映画と言える。あ、それと、突然火事に出くわし、取り残された子供を助けるのは「猿人ジョーヤング」そっくり。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-07 23:28:25)
83.  スコア
デ・ニーロにブランドって、すごい贅沢な感じがするけど、意外と軽い感じで話は進んでいきます。ノートンは上手いし、はりきっている感じはしたなあ。でも、この二人に比べると見劣りするのは私だけかな。デ・ニーロの演技で特徴的なのは、相手の話を黙って聞いている時の目だよね。独特の間が何とも言えない魅力だなあ。時々目線をはずし、内心の気持ちを眼いっぱい表情で表現している。最後は、もう一つぐらいどんでん返しが用意されてる展開なのに、肩透かし。監督が、この観ている者の意識を計算し、意図してやったんなら、見事だ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-07 15:01:41)
84.  ブロンコ・ビリー
確か、イーストウッドは昔どっかの市長をしていたんですよね。こういう作品を観ると、描かれている主人公と重なって、行政のリーダーに適任のような気がします。子供達に夢を与え、弱者に奉仕する精神を持ち、悪は許さない。一方で、仲間を助けるためなら屈辱でも妥協はする。非常事態には思い切った行動もとる。列車強盗はまずいけど。自分の生い立ちや仲間の行動の色々なかっこ悪さを、結局、渋いかっこ良さに結び付けている。上手いなあ。でも私が一番感動したのは何といっても、冒頭のシーンだ。この西部の美しい風景はすごい。
[DVD(字幕)] 8点(2005-07-31 16:03:40)(良:1票)
85.  猿人ジョー・ヤング
98年にリメイクされた「マイティ・ジョー」のオリジナル。特撮技術は10年前の「キングコング」に比べるとかなり進歩しています。特に、実物のライオンとの格闘シーンは見所の一つ。個人的には、昔テレビで見て、オルゴールの曲を聴くと所々場面を思い浮かべるほど印象が残っていて、思い入れのある作品。と言う訳で、かなり点数は甘めです。
[DVD(字幕)] 8点(2005-07-30 23:40:55)(良:1票)
86.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
確かに映画の出来・不出来という点からすると、満点は付けられないでしょうね。シリーズ物でストーリーや設定が限定されるし、最終章なので話をまとめないといけないし、第1作に繋げないといけないというハンデを割り引いても、苦しいなあ。しかーし、SWは映画ではないのです。誤解を覚悟で言えば、行事なんです。つまり、例えが適切ではないかもしれませんが、夏祭りみたいなものなのです。楽しみにしている子供(熱狂的ファン)に付き合って、大人(映画好き)は参加しなければならないイベントみたいなものなのです。ビールでも飲みながら、今年の出来は良くなかったとか、いつもの出店や珍しい花火なんかを批評していればいいのです。そして、やる気が無くなって来て、来年から止めるという町内会長(ルーカス)を説得(10点を付ける)しなければいけないのです。この地域(映画界)のため。
[映画館(字幕)] 10点(2005-07-28 12:12:37)(笑:1票) (良:3票)
87.  ローズマリーの赤ちゃん
ポランスキー監督の色彩的センスはいつも関心します。映画の色を雰囲気で表したり、逆に、雰囲気を色で表現したり。本作品も冒頭から、不気味な雰囲気の色調が悪魔の存在をほのめかし、明るい穏やかな色調が現代の合理的な常識を表現し、悪魔は居るのか、主人公の思い過ごしなのか、と観る者の心理を引っ張っていきます。最後まで、悪魔の姿どころか、決定的な物を見せることなく、ゾクっとさせる手法はさすがだ。
[DVD(字幕)] 8点(2005-07-24 23:19:21)(良:1票)
88.  案山子男(OV)
このレビューを見なければ、到底借りることのなかった映画であるし、非常に無駄な時間とお金を使ってしまった気分でいたのだが、ふと、このスタッフは単なるアホか、何か意味があってこんな作品を作ったのか、少々疑問を感じたわけです。しかも、DVDまで発売されているのは、何らかの陰謀の雰囲気が。そこで、さっそく、「案山子」の意味を調べてみると、な、何と、「見かけばかりもっともらしく、役に立たない人。みかけだおし。」やられた。こいつらの企みがわかった。
[DVD(字幕)] 1点(2005-07-19 15:52:32)(良:1票)
89.  バットマン ビギンズ 《ネタバレ》 
私にとってのバットマンの魅力は(特別に好きではないが)、ややオタクっぽいニヒルな正義の味方が、ユーモアのセンスのある悪役を、時々ドジを踏みながらもやっつける、非日常的なドタバタ活劇であることだ。そういう点からすると、これは合格です。アクションシーンが解りづらい点と、悪役にユーモアが足りない点で2点マイナス。小道具へのこだわりや、全体を支配する雰囲気作りは、監督のセンスなんだろうが、バートン版と比べると面白い。ゴッサム・シティ全体の描き方はこっちが好きですね。このシリーズは悪役でけっこう左右されることを考えると、謙さんがあのまま生きてて復讐しにきてたら面白かったのになあ。
[映画館(字幕)] 8点(2005-07-16 15:10:23)
90.  宇宙戦争(2005)
前半の家族の描写をもっと丁寧に描いていればなあ。あと、途中地下室のシーンが長いなあ、あの宇宙人も間抜けに見えるし、冷酷なエイリアンだとキッと締まったのに。おしい。傑作になりそこね的感じ。それでも、戦闘シーンの迫力はさすがだ。観客までパニックになりそうなぐらい、上手い撮りかただ。不気味な雰囲気も良くでているし、スピルバーグの宇宙人モノ3部作完結編としては合格でしょう。原作に8点。
[映画館(字幕)] 8点(2005-07-01 23:43:09)
91.  シカゴ(2002)
ミュージカルとしては最高の出来かも。歌と演技に迫力あるから、圧倒されっぱなし。アメリカらしさの塊が詰まっている感じですね。それにしても、この作品の女と男は対照的だ。罪の意識どころか世の中は自分のためにあると思っているキャサリンとレニー。人が良いだけのギアとミスター・セロファン。勝負にならないなあ。まあ、相手してもらっているだけでも良しとするか。情けないけど。
[映画館(字幕)] 9点(2005-06-24 00:14:48)
92.  トゥルー・クライム(1999)
社会派サスペンスという感じだけど、どっちかと言うと、世間からつまはじきされてる個性的新聞記者の正義への執着物語です。こういう役柄は、ポール・ニューマンのような役者がピッタリなんだけどな。イーストウッドは歳の割りには肉体派のイメージで、いつ、上司をぶん殴るのか、という期待を抱かせます。家庭からも会社からも見放されているのに、悲壮感を感じさせない。泣き言も現実味がない。でも、全体的に雰囲気は伝わってきたし、終わり方は、イーストウッドの美学が感じられて良かった。
[DVD(字幕)] 8点(2005-06-19 12:56:32)(良:1票)
93.  インビジブル(2000)
バーホーベンは、子供の頃、理科の実験室に置いてあった標本を見て、これが襲ってきたら怖いなと思ったんだろうな。それはどうでも良いけど、CGはさすがに目を見張るものがありました。普通に戻るときと透明人間になるときの映像がリアルで、すごい、本物みたいだ。と思ったんだが、本物を知っているのか?と、自分でツッコミました。
[地上波(吹替)] 7点(2005-06-18 11:48:28)
94.  シービスケット
人間社会での不幸や不遇のため心に傷を負った者たちが、純粋で一途な競走馬に希望を託す物語。こういった競馬ファンも多いんだろうな。実話というのも物語に厚みを加えている。競馬場での映像が美しかったなあ。個人的には競馬にご無沙汰状態です。ある時期、小遣いを増やそうと不純な動機で始めたもんで、馬に関する興味もそんなに無かったのかも。小遣いを減らす一方で、何時の間にかやめていた。続けている人達は偉い。
[DVD(字幕)] 7点(2005-06-13 18:30:20)(笑:1票)
95.  バンディッツ(2001)
最初にお泊り強盗に入った家族との食事シーンは最高。料理しながら歌手になりきって歌っているケイトの登場シーンも最高。この雰囲気になじめず浮いているブルースの演技も最高。全然似合っていないカツラは納得です。ビリーにケイトと個性的なキャラがキラキラ光っていて、ブルースもカツラつけなきゃどうなっていたか。サングラス指定だな。
[地上波(吹替)] 8点(2005-06-12 23:32:51)
96.  ミリオンダラー・ベイビー 《ネタバレ》 
何ともやりきれないラストではあるのだが、感動も並ではない。しかも爽やかな余韻さえ感じられる。この矛盾したような感覚はなぜなのだろう。不幸な生い立ちの中、唯一尊敬できる人間にめぐり会え、そのボスの教えを守りボクシングに人生をかけるマギー。「自分を守れ」。努力は報われ、チャンピオンと人生の勝利に手が掛かりかけたが、不運が彼女を襲う。エディは失明した最後の試合にこだわりがあり、フランキーは娘や宗教との関係にこだわりがある。マギーは母親との確執とこのまま年齢を重ねることへの葛藤がある。それぞれが持つ苦悩は、人間としての尊厳をどう守るのかと言う、自分自身との戦いでもある。尊厳へのこだわりは、「自分を守る」ことなのだろう。マギーの最後の涙は、最後に人間としての尊厳を守ってくれたのが、最愛の人であった感動の涙なのかもしれない。
[映画館(字幕)] 10点(2005-06-04 10:01:15)(良:2票)
97.  エネミー・ライン
あ、シドじゃないか。よく諦めず海軍にはいったな。奥さんは、あの時の女か?
[地上波(吹替)] 7点(2005-05-30 18:27:33)
98.  ミスティック・リバー
俳優としての才能と監督の才能と言うのは、当然別な分野なんだが、イーストウッドの場合はそういう議論は無意味だな。彼の監督としての力量とセンスが感じられる作品だ。特に最後のパレードの場面。この蛇足とも思える何気ないシーンに、強烈な主張が感じられる。運がいい奴不運な奴、偶然に翻弄される者。弱い者は何かにすがり、理不尽でも力のある者が生き残っていく。正義は気まぐれだ。これが人生、これが人間社会というものだ、と。見事だね。所々、未熟な点も見受けられるが、敵ながらアッパレ。恐るべし、イーストウッド。(スコセッシ談)
[DVD(字幕)] 8点(2005-05-25 11:58:18)(笑:2票) (良:3票)
99.  刑事コロンボ/美食の報酬<TVM>
けっこう、最後はハラハラしました。犯人が珍しくコロンボに殺意を抱いており、いつ毒をワインに入れるのか、あっ、の、飲んでいいのか?うわっ、そう来たか。と言うわけで、なかなかの作品。イタリア料理と並んで日本料理も楽しめるし、それほど変な日本描写でもないのは、LAは日本人が多いからかもしれない。警部の料理する姿は、まさに、かみさんに逃げられた甲斐性なし亭主みたいだ。失礼。
[DVD(吹替)] 7点(2005-05-23 18:35:53)
100.  刑事コロンボ/死者のメッセージ<TVM>
何とも素敵な老推理作家だ。姪の復讐と言うのも同情を誘う。コロンボのスピーチも味があった。まあ、一つひっかかるとしたら、鍵となる謎のメッセージを残したのが、ぼんくらの被害者という点か。なかなか味わい深い作品ではある。
[DVD(吹替)] 7点(2005-05-22 16:33:35)
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