1021. 死の標的
《ネタバレ》 なんと言っても、セガールが若さが見所で、オープニングから全力疾走している。今じゃ考えられないだろうな。初期にもっと良い映画を作ってほしかったな。 [地上波(吹替)] 6点(2007-03-25 23:42:42) |
1022. ドライビング Miss デイジー
《ネタバレ》 地味ではあるが本当に淡々と2人の心の交流を描いている感動作。お互いズバズバ言い合い、その均衡が不安なまま徐々に距離を縮めていく様は素晴らしい。無理なく印象的なエピソードがあり良いと思う。そして、時折流れるハンス・ジマーのスコアもこの作品に花を添えるようで良い。 [DVD(字幕)] 6点(2007-03-25 12:24:54) |
1023. 2001年宇宙の旅
《ネタバレ》 2回目の鑑賞。何となく分かりそうだがやはり分からない。鑑賞後、「映画の見方がわかる本」の解説を見たら、キューブリック監督が伝えようとしたことはわかりましたが、それによってわかったような気分にはなれない。また次に観る時があれば、いろいろ考えを巡らせてみたいとは思ったが、いくらなんでもわかりにくし過ぎである。解説書を見なければたぶん一生理解できない映画であろう。そういう意味で、いろんな解釈を生み出したのは評価に値するだろう。そして、当時にしては、全く安っぽく見えない映像と見事にマッチしたクラシック音楽は本当に素晴らしいと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2007-03-23 23:15:29) |
1024. デジャヴ(2006)
《ネタバレ》 ○2回目の観賞。改めて観て映画で映されている以外のストーリーの存在に気付いた。考えれば考えるほど訳がわからなくなってしまうのだが、だからこそまた観たくなる。○過去の映像を一度だけ見られるという設定の中、ゴーグルで過去を見ながらカーチェイスというアイデアは素晴らしかった。後半のタイムスリップはストーリー上そうなるとは言え、少し浮いているかな。あと命を懸けてまでタイムスリップをする理由がもう少し見えれば良かった。○また、ストーリー上そこまで重要なウェイトこそ占めていないが、犯人が愛国心ゆえのテロという無難な理由。○細かいことは上げるとキリはないだろうが、かなり面白かった。ヒロインのポーラ・パットンも良い雰囲気で映画を盛り上げてくれた。 [映画館(字幕)] 9点(2007-03-20 21:31:38) |
1025. エイリアン2/完全版
《ネタバレ》 前作はあまり自分に合わなかったが、今作はジェームズ・キャメロンが監督だったので非常に楽しめた。前作の良い所をしっかり踏襲しながら、良い具合にキャメロン色に染まっている。エイリアンが迫って来る恐怖を見事に描いている。ラストのリプリーには笑ったが、最後まで程よい緊張を維持しつつ盛り上げている。 [DVD(字幕)] 9点(2007-03-19 13:11:40) |
1026. マグノリア
《ネタバレ》 このカタルシスはありだと思う。結局、こうでもないと人間って自分より大きな物を見られないような気がする。登場人物が抱えていたような悩みや重みは、国は違えど身の回りに溢れている。自分だって悩んでいる時にはそこまで周りを見られていない。そう考えると、この結末悪くはないと思う。意外性もあったし。そして全体的に観ても、見事な構成の脚本に、いろんな要素が詰まっている。でもどこかが出過ぎることもなく、上手くまとめてある。本当に自分の考えていることは何なのか、愛とは何なのか、深く考えさせられる素晴らしい作品だと思う。 [DVD(字幕)] 8点(2007-03-18 13:40:51) |
1027. 守護神
可もなく不可もなくという感じの無難な出来。教官にスポットを当てていると言う点以外には突出した点はなく、相変わらずコスナーのヒーロー映画である。 [映画館(字幕)] 5点(2007-03-17 00:37:50) |
1028. カッコーの巣の上で
《ネタバレ》 支配と自由。支配する者と支配される者、そして、その両者が持っているはずの自由。そして、その均衡を崩すがために現れたマクマーフィ。どちらかが悪いかと言えば、どちらも正しいし間違ってもいる気がする。そして、その中で出てくる犠牲者。こういう問題は非常に難しい。30年以上前の作品だが、今観ても十分に考えさせる力を持っている。 [DVD(字幕)] 8点(2007-03-15 11:23:11) |
1029. 遊星からの物体X
ここでの評価が高いので期待して観たが、期待外れだった。内容が「エイリアン」に似ている気がして、新鮮味が無かった。クリーチャーもそれほど驚くものではないし、だらだらしたテンポの悪い展開は退屈だった。登場人物もほとんどがいい加減に描かれているのが残念。 [DVD(字幕)] 4点(2007-03-14 11:53:07) |
1030. シン・レッド・ライン
《ネタバレ》 映像は美しく、撮影班は良い仕事をしたと言える。ただ、人間関係を全然上手く描けていない。最後まで誰が誰なのかさっぱり。それに、主人公も誰なのか分からない。そして何より、見せ場が無いのが一番の痛手。一定の調子でだらだら進んでいくのが観ていて一番つらかった。 [DVD(字幕)] 1点(2007-03-13 23:43:48)(良:1票) |
1031. シャイニング(1980)
《ネタバレ》 思っていたほどではなかった。面白いなぁと感じさせる部分はあるもののまあまあ。ダイナミックな展開があればもっと面白くなったと思う。コックの話も消化不良だし、長い割に心理描写がいまいちだったり。まぁ随所にキューブリックらしさは垣間見れたのは良いと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2007-03-12 11:56:21) |
1032. ファンダンゴ
《ネタバレ》 まさしく青春映画!馬鹿をやって、無茶をして、最後には別々の将来。ロードムービーにぴったりなBGMとカッコいいケビン・コスナー。ちょくちょく話に出てくるベトナム戦争の話がエンディングへの伏線として効いている。堅苦しく青春時代を送っている自分としては、この映画のようにとは言わないまでも、何か馬鹿でもやっときたいなって感じた。 [DVD(字幕)] 9点(2007-03-10 00:06:01) |
1033. マッチスティック・メン
リドリー・スコットにもこんな軽快な映画が作れるのかと少しびっくりした。でも、話の展開が中途半端で、もっと面白く出来たとは思う。 [DVD(字幕)] 6点(2007-03-08 11:36:41) |
1034. ガープの世界
なんかいろいろ詰め込み過ぎなのでは、と感じた。理解しがたいシーンがいくつかあったが、そういう理不尽な現実を描写しているだけなのだと捉えるべきだったのだろうか?とにもかくにも、喜びも悲しみもこんなにさらっと描いているのはすごい。 [DVD(字幕)] 6点(2007-03-07 12:09:17) |
1035. 旅立ちの時
まあ良かったのだが、何か物足りない印象を受けた。 [DVD(字幕)] 5点(2007-03-06 12:05:39) |
1036. ライトスタッフ
《ネタバレ》 ○真面目に撮っているなというのは伝わってくるが、如何せん登場人物が多いのと、割とワンシーンが長くて日本公開時にカットされたのは頷ける。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-03-06 00:02:20) |
1037. ルディ/涙のウイニング・ラン
《ネタバレ》 ○最後まで諦めない姿はひたむきでかっこいい。努力の素晴らしさを本当にストレートに伝えている。何かに諦めそうになった時にまた観たい。 [DVD(字幕)] 8点(2007-03-03 10:50:53) |
1038. ロッキー5/最後のドラマ
《ネタバレ》 監督の頑張りは見えるものの、かなり安っぽい仕上がりになってしまった。まず、ロッキーが変すぎる。いつからこんなキャラになってしまったんだ。そのせいで繰り広げられる人間ドラマが潰されている。もっとしっかり家族に視点をあてていれば良い仕上がりになったはずである。 [DVD(字幕)] 4点(2007-03-02 14:43:24) |
1039. マイ・フレンド・メモリー
《ネタバレ》 「The Mighty」という現代において非常に的を射た原題にもかかわらず、日本の配給会社はわかってかわからずか、「マイ・フレンド・メモリー」という邦題をつけている。少年同士の友情を推した方が売り上げが見込めるからだろうが、この映画の伝えたいことは現代における力強さのはず。体と頭をうまく表現した主演の二人の演技はさることながら、シャロン・ストーンの疲れぶりもはまっていた。スティングの主題歌も良い。ただ、話が少し安っぽくなってしまっている感は否めない。 [DVD(字幕)] 7点(2007-03-01 10:48:10) |
1040. フェノミナン
《ネタバレ》 ジョン・トラボルタ良いねぇ。悪役から素朴な人間と、彼の演技の幅には感服です。脳腫瘍だとか話の結びつけは強引だが、ファンタジーと割り切れば普通に観れると思う。人との関わりから得られる温かみって必要だなぁと感じられた。登場人物もそれほど多くないので、それぞれの人物のエピソードも深みのあるものであったと思う。そして、エンディングの「チェンジ・ザ・ワールド」は反則級。 [DVD(字幕)] 7点(2007-02-28 11:51:25) |