101. 天地創造
創世記のダイジェストというべき作品で、中盤までの有名なエピソードはあらかた拾っています。1エピソードごとのボリュームは薄いので、「十戒」ほど胸に迫るものはありませんが、それでも箱舟のデッカさには驚きますし、神に試されるアブラハムの態度には感動します。私のような一神教の信者でない人間でも楽しめると思います。 [DVD(吹替)] 9点(2020-07-11 20:42:04)(良:1票) |
102. コックファイター
ロジャー・コーマン制作作品なので期待したのですが・・・。確かに闘鶏映画なんて珍品です。しかし、面白くはないですね。あっさり死んでいく鶏が可哀想。 [DVD(字幕)] 5点(2020-07-11 08:44:05) |
103. 恋はデジャ・ブ
主人公の打算が最後まで見えるので好きにはなれない作品です。それから、ピアノのレッスンを1000ドルで依頼するのはいいのですが、先にレッスンを受けていた女の子を追い出す描写が不愉快です。ジョークのつもりでしょうが、あれでは、主人公の傲慢さを強調してしまうだけだと思います。 [DVD(吹替)] 5点(2020-06-20 16:46:40) |
104. スターリングラード(1993)
この戦いについては、本である程度流れを押さえて鑑賞に臨んだつもりでしたが、どこで誰が何をしているのか、ほとんど分かりませんでした。 [DVD(字幕)] 5点(2020-06-20 11:58:35) |
105. オデッセイ(2015)
驚くほど感じる熱が低い・・・2時間平熱を維持してるような・・・作品です(地球の一般市民は大騒ぎしてるんですけど、当事者たちが・・・)。宇宙飛行士になるには、高い知力体力もさることながら、精神的な安定を保つ能力に長けていないといけないと聞いたことがあります。その意味では、主人公が火星に一人残されても1ミリも動揺しないのはリアルなのかもしれません。しかし、映画というエンターテイメントとしては、「嘘でもいいから少しは慌ててくれ」と言いたくなります。作中で進行する救出ミッションも実際なら成功率は恐ろしく低いはずが淡々と成功に至り、自分は一体何を見てるんだろうと思いました。特に宇宙空間での捕捉シーンはひどいです。作品的には最も盛り上がる部分のはずですが、失敗する場面を見られるならDVDを100枚買うわと考えるくらい冷めきっていました。最悪の状況なのは最初の10分というこれぞ段取り映画。火星の風景などよく出来ているんだろうと感じはしますが、私にはワクワクしたのが冒頭だけ。2点レベルの作品です。 [DVD(吹替)] 2点(2020-06-05 01:35:55)(笑:1票) |
106. Disney'sクリスマス・キャロル
この物語が好きなので、全映画作品を制覇したいと考えています。当作品は、ジム・キャリー、ゲイリー・オールドマンの顔面をキャプチャーしてアニメに取り込んだのが特徴だそうですが、過去に見た同名のキャラクターたちと大きな違いを感じないため、私にとってはあまり意味がなかったです。お話は当然原作に沿っていますが、改心してからの描写があと数分長かったら、もっと良かったのにと思いました(特に、ティム一家との交流)。 [DVD(吹替)] 6点(2020-05-23 13:07:11) |
107. 刑事コロンボ/もう一つの鍵<TVM>
コロンボにとって一番厄介な犯人は、きっと「何も話しません。弁護士を呼びます」というタイプですね。 [DVD(吹替)] 6点(2020-05-17 06:40:31) |
108. 刑事コロンボ/黒のエチュード<TVM>
《ネタバレ》 落とした花が手掛かりになるのが分かりやす過ぎですね。私はインコにも何かあるんだろうとにらんだのですが、何もありませんでした。 [DVD(吹替)] 6点(2020-05-17 06:31:40) |
109. 刑事コロンボ/パイルD-3の壁<TVM>
《ネタバレ》 珍しく犯行描写の一部がカットされ、死体がどこに隠されたのかが焦点になります。被害者を失踪扱いにさせようと犯人が工作することにも必然性がありますし、終盤の急展開も楽しい。良作と思います。 [DVD(吹替)] 8点(2020-05-17 06:26:32) |
110. クリスマス・キャロル(1938)
スクルージの冷酷さ加減の描写が不足している気がしますが、子供にやさしくなった姿を見るのは楽しいものでした。 [DVD(字幕)] 9点(2020-05-10 20:49:02) |
111. 刑事コロンボ/死の方程式<TVM>
黙っていたらいいのに、自分を早く安全圏に置きたくて喋りまくって自滅する犯人の典型ですね。弁護士資格持ってるとはとても思えません。ロープウェイでの仕掛けはお見事。こういう見どころが毎回ラストにあるから、このシリーズは好きです。 [DVD(吹替)] 6点(2020-05-09 23:27:19) |
112. ザ・シューター/極大射程
遠距離射撃専門かと思ったら近接格闘もOKな万能型ですか。ジェイソン・ボーンみたいに弱点ナシじゃないと受けないんでしょうか。それってつまらなくないか?卑劣な陰謀に巻き込まれてるんだから、主人公にはもっと荒ぶってもらっても良かったと思います。結末は期待通り。と言いますか、黒幕たちは観客の憎悪を煽るような余計な態度をとってくれますね。時代劇の悪代官・悪商人か? [DVD(吹替)] 6点(2020-05-06 14:56:34) |
113. シャレード(1963)
亡き夫の残したという25万ドルの正体には興味をそそられるし、終盤のチェイスも緊張感があってよかった(ゲーリー・グラントという俳優を私がよく知らなかったため、犯人が誰なのかも最後まで分からなかった)。でも、肝心のオードリー・ヘプバーンの魅力はイマイチ。状況に流されるばかりで主体性を感じないからか。「ローマの休日」が素晴らしすぎた。 [DVD(字幕)] 6点(2020-04-29 12:45:27) |
114. 仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
《ネタバレ》 三銃士ものは自分にとってはとりあえず見たくなる映画の1タイプです。期待にたがわず彼らはカッコイイ(やっぱり剣をガチンと合わせるのは外せませんね)。ストーリーもシンプル過ぎなほどで観ながら悩むことがない。良作だと思います。ディカプリオは冷酷な王と優しい青年を演じ分けていたと思います。 [DVD(吹替)] 9点(2020-04-26 08:24:41) |
115. 生きてこそ
《ネタバレ》 ラグビー部の面々、精神力強いな~。それはそうと、70日間の苦闘が終わり、エンディングで山腹に立つ十字架の空撮。それにかぶさるアヴェ・マリア。クリスチャンでもないのに、もらい泣きしてしまった。(追記)ラストで救出にやってきたヘリコプターに歓喜する若者たちの周囲に、その時を待たずに死んだ人々の遺体が横たわっているんです。それがなんとも物悲しい・・・。 [DVD(字幕)] 9点(2020-04-24 22:00:43) |
116. 旋風の中に馬を進めろ
勇壮なイメージの作品名に反して、観るほど主人公たちが気の毒になります。それにしても、執拗ですね、自警団。そこまでするか? [DVD(字幕)] 6点(2020-04-22 09:04:19) |
117. キング・オブ・キングス(1961)
「最後の誘惑」などイエス・キリストの生涯を描いた後世の作品をいくつか観た後だと、相当配慮したのかと思うほど、ユダヤ人の描写が穏当ですね。でも、そのために生まれたであろう「バラバの釈放をもってイエスの有罪を表現する」演出がとてもいいと感じました。他にも山上の垂訓や復活してマリアや使途の前に現れる場面など、地味ながら名場面が多いです。 [DVD(字幕)] 7点(2020-04-22 08:55:13) |
118. 大列車強盗(1973)
ラストの探偵と猛ダッシュするローの衝撃のせいで、それまでの物語を全部忘れそうになりました。ダンディな男どもと美女のいい話が逆転して喜劇に。笑えたので印象は悪くありません。でも、欲を言うなら、せっかくジョン・ウェインがいるのだから、もっとアクションがあれば良かったですね。 [DVD(字幕)] 6点(2020-04-21 17:35:05) |
119. ギャング・オブ・ニューヨーク
《ネタバレ》 親の敵に仕えてみたら情が移ってしまって殺せない?→普通にナイフ投げを仕掛けてる。返り討ちにあったけど、同胞を集めてリベンジだ→暴動に巻き込まれ、敵も味方もまとめて官憲に掃討される。と、悪い意味で予想外でした。映画の背景にある新興国アメリカの発展中の雰囲気はとても良かった。 [DVD(吹替)] 6点(2020-04-16 20:25:58) |
120. ローマの休日
割合はコメディ8:シリアス2というところでしょうか。どちらにも印象的なシーンがいくつもあり、最初から最後まで楽しいと思います。ローマ市街を二人乗りバイクで暴走→警察に捕まるがすぐに釈放される(台詞なしだが結婚マーチでやり取りを想像させる)シーンが一番好きです。 [DVD(吹替)] 8点(2020-04-05 19:09:11) |