121. スペースインベーダー
《ネタバレ》 いい大人が楽しめる内容ではないが、子供が大人に抱く不信感が生み出した空想物語とも取れる内容で、夏休みの午前中とかにNHKでやってても不思議ではない作品(それは大袈裟か?) これはまさしく「子供騙し」ではなく「子供向け」の映画であり、SFアドベンチャーの良作と言える。 余談だが、後半に出て来る火星人の基地の雰囲気が「悪魔のいけにえ2」の人食い一家のアジトと全く同じに思えたのだが、製作会社も監督も一緒で製作年も非常に近いので当然と言えば当然か・・・ [映画館(字幕)] 4点(2011-08-13 23:42:32) |
122. ラストキング・オブ・スコットランド
フォレスト・ウィッテカーは汗をタラタラ流しながら半べそ掻いて錯乱する、もはや「泣き芸」ともいえる演技を披露することが多いが、この映画ではそれをゲップが出るほど堪能できる。 なにしろアカデミー賞主演男優賞を受賞しているくらいだから。 映画としてはもっとノンフィクション寄りにするか、もっとフィクションを盛り込むかのどちらかにした方が面白かったかもしれない。 [映画館(字幕)] 5点(2011-08-13 17:39:51) |
123. マイノリティ・リポート
《ネタバレ》 全編ベタな小ネタが満載(眼の手術後の冷蔵庫のシーンとか)で、そこは好き。 しかし、CGで描かれた市街地のシーンとセットや郊外で撮影されたシーンの統一感がなくちょっと不自然に感じた。 全体的に今一つ作り込みが足りない印象だったのでいろいろ勿体ない。 [映画館(字幕)] 5点(2011-08-13 10:41:15) |
124. ラスト サムライ
《ネタバレ》 プリーズ、サケ~! [映画館(字幕)] 3点(2011-08-13 10:16:49) |
125. ドリラー・キラー
《ネタバレ》 主人公が日常のストレスでおかしくなっていく様を淡々と描いた怪作。 まだビデオの時代、廃版になっていて入手困難であった本作を血眼になって探して見た。 が、あまりに退屈で初回は途中で寝てしまった・・・ 最期のバッファローの絵を巡る展開が余りに予想通りで、人間堕ちて行くときはこうだよなあ、としみじみ思った。 [ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-11 22:30:39) |
126. グレイスランド
知名度は非常に低い映画だが、埋もれた傑作ではないか? ハーベイ・カイテルの自称エルビスがとても味わい深く、イイ。 僕の中ではカイテルのビジュアルは「カッコイイバカボンのパパ」なのだが、「これでいいのだ」的なオチを見てやはりそれは気のせいではないと勝手に思ったりしたものだ。 彼の泣き芸はこの映画でも健在だった。 [映画館(字幕)] 7点(2011-08-11 22:11:08) |
127. ブラインド・フューリー
座頭市を現代アメリカに置き換えるのは無理があるのかもしれないが、なにしろルトガー・ハウアー演ずるニックのキャラクターがカッコイイ。 悲しい過去を持ちながら、それを微塵も感じさせず惚けたフリをしているが、人間を愛し悪を憎む・・・ 漫画的で今は流行らない人間像だが、素直にカッコイイと思った。 [映画館(字幕)] 7点(2011-08-11 21:39:41)(良:2票) |
128. スーパーノヴァ(2000)
《ネタバレ》 9次元物質をナイチンゲール号に持ち込んだ謎の青年が、その物質の影響でパワーアップして神の力を手に入れた的なことを言ってるのに、発見報酬を巡って「俺に10%だと?」とか言ってキレて暴れ回るのがストーリーのメイン・・・神の力があっても銭が大事ですか? 製作が難航を極め、何とか完成させたとのことでその傷跡はあちこちに散見されるが、映像はそれなりに大作の風格があると思う。 [映画館(字幕)] 3点(2011-08-11 16:19:47) |
129. ハーレーダビッドソン&マルボロマン
《ネタバレ》 全く設定が生かされてないけど、これってなぜか近未来モノなんだよね(公開が1991年、舞台設定は1996年) 久しぶりに再会した恩人と友人達があっさり殺されてあっという間にハーレーとマルボロだけになってしまい、逃亡から復讐へと展開するのだが、自業自得っぽいところもあるので、ストーリー的になんかカタルシスに欠けた。 映像もなんかTVムービーみたいで、舞台ももの凄く狭く感じた。いっそハーレーとマルボロのキャラをもっと立てて、コメディタッチにした方が良かったかも。 故ロバート・ギンティはこれが最期の勇姿? 故ベイジル・ポールドゥリスの音楽はカッコ良かった。 [映画館(字幕)] 3点(2011-08-09 23:19:44)(良:1票) |
130. ニューヨーク1997
ずっと昔からこの映画のファン。今やすっかりクラシックになってしまい、カッコいいと言ってもマカロニウエスタン的なカッコよさだし今の映画と比べればいろいろとアレなのかもしれないが、これがなければ生まれなかったモノ(後発の映画やゲーム)も沢山あるわけで、決してバカには出来ない作品。 [映画館(字幕)] 8点(2011-08-08 11:55:09) |
131. ブラック・レイン
《ネタバレ》 劇場で観たときは中学生だったが、ブレードランナーとヤクザVシネが融合したような世界に鳥肌が立ったのを今も思い出す。 松田優作が亡くなったのも観に行ってからまだ日が浅かったのでびっくりした。 そしてその劇場も15年以上前に無くなった・・・ いろいろと思い出深い作品。 サトーが連行されるラストは監督が望んだバージョンではないということだが、冷静で規律を重んじる健さんがニックを援護し、はみ出し者のニックもまた復讐ではなく逮捕を選択する展開は日米の歩み寄りを分かり易く暗示しており、いかにもリドリー・スコットっぽい。 映像といい演出といい音楽といいちょっとケレン味が効き過ぎのような気もするが、それがこの映画の一番の肝だろう。 それにノレないと凡庸な映画に感じるかもしれない。 [映画館(字幕)] 7点(2011-08-06 03:34:25) |
132. トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
面白いかと言われるとそうでもないが、夏休み映画としてこういうのは必要でしょう。 しかし、CMのコピー「アバターの監督大絶賛」ってジェームズ・キャメロンって言っても 通じないと思われてるのかなあ? 普通にスピルバーグ製作総指揮とか、マイケル・ベイ最新作とかスタッフの名前じゃ客が呼べない時代なのね・・・ それならそれで何か作品の魅力を謳うべきであって不自然なキャッチ・コピーはやめるべきだと思うのだが? [映画館(字幕)] 3点(2011-07-31 01:15:28) |
133. ラストサマー
《ネタバレ》 初見は随分と昔だが、TVでやってたので久しぶりに見た。 しかしこの映画は絶対におかしい。 普通、車で撥ねられてそのうえ海に捨てられりゃ、誰だってキレるよ。 劇中のティーンエイジャーは殺されても仕方ない屑ばかりだと思うのだが・・・ もちろんそれを「ザマみろ」って楽しめってことなのかもしれないがそれにしても 倫理観が完全にズレててまるで感情移入出来ず [地上波(吹替)] 1点(2011-07-05 20:48:15) |
134. マチェーテ
《ネタバレ》 クセモノ役者が揃い踏みで、個性豊かなキャラクターが続々出てくるが、余りにも主要な登場人物が多過ぎて、煩雑な印象になってしまっている。 必然性のないキャラクター(トム・サビーニの殺し屋とか)もやたらに多い。 グラインドハウスムービーふうなノリが狙いなら無理矢理なメッセージ性もいらないと思う。 ロバート・ロドリゲスの映画って、いつも通好みのキャストで「おっ」と思わせておいて、実際見てみると、何かが違うんだよねぇ。 まあヴァイオレンス描写はなかなか良かったけど。 あとクライマックスの女性陣のコスプレファイト(?)は正直萎えた・・・ [映画館(字幕)] 5点(2010-11-08 21:07:28) |
135. ミスト
《ネタバレ》 努力しても報われるとは限らない、ベストを尽くしたつもりでも運命が味方するとは限らない。 非道の限りを尽くしても面白おかしい人生を送る人間もいるし、今日も何処かで言われのない”神罰”を受けている人もいるだろう。 ある意味、”生(なま)”の結末と言える。 [映画館(字幕)] 8点(2010-10-17 14:32:11) |
136. インベージョン
《ネタバレ》 「盗まれた街」の映像化の中では一番残念な出来。 まあ同じアプローチで何回も映像化は出来なかったのだろうけど、結果として全てが中途半端になってしまった印象。 しかしクライマックスのアクションシーンだけテンションがまるで違いすぎて如何にも「追加撮影しました」って感じで凄く浮いていたのが気になった。 [地上波(字幕)] 4点(2010-10-09 16:00:28) |
137. バイオハザードIV アフターライフ
《ネタバレ》 脚本はペラッペラだが3Dアトラクションとしては、それなりに楽しめた。 クライマックスでウェスカーのボディガード的な強力なモンスターとかを登場させるともっと盛り上がったかも? しかし設定をリセットする為に冒頭でクローンアリスが全滅し、アリスも注射されて超能力をはく奪されるという展開は、わかってやってるんだろうけど、もはやお笑いの域。 [映画館(字幕)] 5点(2010-09-10 21:21:39) |