1. マイケル・ジャクソン/THIS IS IT
《ネタバレ》 全編「格好ええわ-!」っていうドキュメンタリー映画。 バックダンサーのコメントから始まる。 彼らのオーディション。 世界中から集まった何百人の応募者から 選びぬかれた 男女十数名のダンサー。 これが半端じゃなく上手い。 その超一流ダンサーをバックに、 踊るMJ 実にシャープ 指の先まで計算されてるかのような 芸術的な動きを見せる そのリズム感、歌の旨さ。 天才としか言いようがない。 バックミュージシャンもすばらしい演奏をみせる。 スタッフ一丸となって ステージを作り上げて行く姿は 感動すら覚える。 リハーサル映像から 幻に終わったロンドン公演の様子が 浮かんできて あらためて彼が亡くなったことが 残念に思えてきた。 個人的にはマイケルジャクソン、 どちらかといえば嫌いなアーティストで 映画は単にミーハーで見に行ったのだが、 この映画で彼に対して抱いていた 色んな偏見が消えて行きました。 マイケル嫌いの私が 「見ておいて良かった-」と思ったので8点つけよう。 [映画館(字幕)] 8点(2009-10-31 09:03:51) |
2. レッドクリフ Part I
《ネタバレ》 三国志の中で有名な「赤壁の戦い」を描いた作品 天下を狙う曹操が劉備を攻める 敗走した劉備軍 呉の孫権と手を結びわずか5万の兵力で 曹操軍80万、2000隻の戦艦を迎え打つ 主演は呉軍最高司令官、周瑜(トニーレオン)と 劉備軍、諸葛孔明(金城武) トニーレオン、 哀愁漂い、慈愛にみちた眼差し 金城武。 口元に笑みをたたえ、涼やか どちらも嫌みがない この映画の最大の見所は戦闘シーン 押し寄せる曹操軍 川面に浮かぶおびただしい軍艦と行軍する歩兵 圧巻の一大スペクタクル そして戦いは陸上戦から始まる 智将周瑜、希代の軍師諸葛孔明 2人が力を合わせ 知略を駆使して敵を翻弄する。 おとりを使い「八卦の陣」に追い込む その陣形のおもしろさ 戦闘シーンの迫力に思わず息をのむ そして陸上戦に勝利した連合軍 いよいよ次は戦艦との戦い どんな戦略で立ち向かうか?・・・・・・ するといきなり 「後編に続く」のテロップ 「え~」場内あちこちから声が この映画2部作のパート1 ってことはわかってはいたが ここで終わると不完全燃焼 やはり第2部を見なくては評価しにくい そしてその第2部だがエンドロールの後に予告編 そのあとテロップ 「2009年4月公開」 場内失笑の渦 そこまでまたせるかぁ 「覚えてられへん」という声が 予告編ここまで撮影しといて 半年後はないやろ [試写会(字幕)] 7点(2008-10-20 11:34:36) |
3. ミッドナイト・ラン
マフィア、FBI、同業の賞金稼ぎがからみ 銃撃ありカーアクションあり 最後には奇妙な男の友情もあり。 ストーリーの展開もスピーディー。 随所にしゃれた笑いを挟んでクライマックスに近づきに従って アクションも派手になっていく。 ラストの空港シーンも緊迫感があり飽きさせない作品だ。 9点(2005-03-07 21:30:48) |
4. ジョンQ-最後の決断-
《ネタバレ》 病院ジャックなんてありえない話しだなぁと思いつつ見てたけど さすがに息子との電話シーンでは泣かされましたねぇ。 そしてひたすら息子が助かることを祈ってました。 自分なら子供のためにあそこまで出来るだろうか。 純粋に息子を愛するジョンQがヒーローに見えました。 最近子供の虐待問題が多い中、 この映画で「親とは何か」というのを見つめ直して見るのもいいんじゃないかな。 7点(2004-07-17 07:04:08) |
5. レインディア・ゲーム
《ネタバレ》 結構楽しめました。最後のどんでん返しにはビックリしましたねぇ。でもサンタの死体が5ついるのにそのまま衣装を着てたらいかんでしょ。札束配って歩くなんて勿体ない(笑) 7点(2004-06-13 16:19:22) |
6. ファミリービジネス
この顔ぶれどんなにおもしろいかと期待したけどかなり期待はずれ。 盗みのシーンでもっとハラハラするモノがあるかと思ったらそれもないし、 結局ドジな孫のせいでオヤジと爺さんに辛い思いさせただけ。 さすが名優同士で二人の絡みは味があるが まぁそれだけが見所かな。 3点(2004-06-09 00:00:52) |
7. リプレイスメント・キラー
香港映画みてないから チョウ・ユンファってはじめて見た。 だからなんの先入観もなく言わせてもらえば 迫力なし、哀愁感なし ふとってるやん、小林旭やん、ギター持ってへんやん(笑) 松田優作だったら もっと格好いいだろうなぁって思いながら見ていた 2点(2004-05-23 06:40:14) |
8. 悪魔を憐れむ歌
《ネタバレ》 映画の始まりのほうでガス室に向かうリーズの「悪」っぷりと バックに流れる「タイム・イズ・オンマイ・サイド」に引き込まれた。 ここでのシーンはリーズの語る言葉、挙動、歩くときのステップに至るまで あとから関連づけられてくるので注意深く見ておかないといけない。 次から次と憑依してホブズ刑事を追い込んでいくくだりは 悪霊からはどうやっても逃れられない、という怖さを感じさせた。 ラストシーン たしかに何で猫やねん?って思ったけど ひょっとしてあの猫は警察署の前で一度憑依した猫? なんて深読みしてDVDをもう一度見直してしまった(笑) 悪魔が常に善に負けるとは限らないんだし ホブス刑事も相棒まで射殺してしまって 生き残ったところで無実をはらすスベはないのだし これはこれで良いんじゃないの。 8点(2004-04-29 12:14:16) |
9. ザ・コア
《ネタバレ》 人類滅亡をテーマにしたお話は 皆同じようなストーリーになってしまう。 最後は必ず救われるのよね。 たまには全滅の映画作ってみたら。 これは『アルマゲドン』の地底探検版。 キャラクターとして 分野は違うが学者が4人もいるのはかぶりすぎ。 だからだろうか、メンバーにハッカーがいるってのが ポイントで味だしてた。 最後引き上げられたとき、 二人がヌードで現れるのを期待したのが あまりにもアッサリしてておもろくないぞ(笑) 個人的には『アルマゲドン』より好きだ。 6点(2004-04-03 12:32:33) |
10. ライトスタッフ
《ネタバレ》 アメリカの威信を懸けて行われたソ連との 宇宙開発競争。 その中での人間模様を描こうとしているけど 「アメリカってこんなに偉大なんだぜー」 って宣伝してるCM映画に思えてしまう。 結局は主役が誰か判らない中途半端なドキュメンタリータッチの 作りになってるからじゃないかなぁ。 ただアメリカ最初の宇宙飛行士がシェパードって 名前だったの思い出してちょっと懐かしかった(笑) 4点(2004-03-21 09:28:17) |
11. ジェイコブス・ラダー(1990)
《ネタバレ》 冒頭からオチは予想がつくんだけど、 実はそうじゃないかもしれないって思わせたり 夢と現実を織り交ぜながら 観客を思考の迷路に誘い込んでいく。 7点(2004-02-01 16:17:35) |
12. 恋に落ちたら・・・
《ネタバレ》 出だしからモノクロでいきなり殺人事件。 どんなすごい刑事物かと思ったらラブコメディー。 ギャングのボス、フランクや周りの部下がやたら滑稽。 ロバート・デ・ニーロは相変わらず渋い。 女を取り返しに来たフランクを アパートの前ですわり込んで待ちうけてる時の 頼りなさげな表情が実に良い。 5点(2004-01-31 23:02:49) |
13. デアデビル
《ネタバレ》 デアデビルっていっても日本人はほとんど知らないキャラ。 主人公が盲目って設定はおもしろいけど ヒーローとしてはちょいと弱っちぃなぁ。 完全にスパイダーマンの亜流。 3点(2004-01-31 20:48:41) |
14. I am Sam アイ・アム・サム
《ネタバレ》 ショーン・ペンの演技がむちゃくちゃいい こんなんありかっていうぐらい ダコタファニングが愛くるしい。 登場人物一人一人が個性的で ミッシェルファイファーの女弁護士とサムとの絡みは最高におもしろい。 全編に流れるビートルズと その歌詞の使い方やエピソードも効果的。 ラストは「えっ、もうこれで終わらすの?」って感じ。 女弁護士が夫と離婚、サムとひっついて ルーシーを引き取るなんて展開を想像したんだけどなぁ(笑) 8点(2004-01-31 20:43:44) |
15. マジェスティック(2001)
《ネタバレ》 歓迎パーティでのピアノのシーン、 町の人達と古い映画館を再興していく下り。 記憶を取り戻し査問会での演説そして 記者やカメラマンから拍手で迎えられるシーン。 最後町に戻ったとき、最初は敵視してた青年が心を許していくのも すべてそうなって欲しいというこっちの期待通りに話が進んだ。 ふつうはそれだとなんのひねりもないお話だと思うけど この映画はそれでホッとさせられる。 7点(2004-01-31 20:39:09) |
16. ロード・トゥ・パーディション
《ネタバレ》 ギャング映画ながらただ撃ち合いの映画ではなく 息子への父親の愛をギャングという視点で見つめようとしている。 でもあんなバカ息子、いくら可愛いとはいえ 冷静なマフィアのボスなら見限るぞ。 マイケルも弟を可愛がる父に対する疑念はたぶん晴れてはいないなぁ ラストは予想通りの結末。 全体に重厚な仕上がり 脇を固める役者達の細かい演技も光る。 6点(2004-01-31 14:29:02) |
17. 恋におちたシェイクスピア
《ネタバレ》 ラブストーリなんだけどコメディ。 あんまりアカデミー賞受賞って事にこだわらずに 長編娯楽作品としてみたらいいと思う。 ジュディ・デンチのエリザベス女王。 白塗りの顔だけで笑える。 6点(2004-01-31 14:25:16) |
18. エンジェル・アイズ
《ネタバレ》 お互いが過去に重荷を背負いながら次第に惹かれていく。 単なるラブストーリーではなく 家族愛とは何かっていう部分まで踏み込んで 物語をおもしろくしてる。 ジェニロペの綺麗さは言うまでもないが キャッチ役のジム・カヴィーゼル、 無表情の中にときどき見せる笑顔と ジャズクラブでトランペットを吹くシーン はかなり格好いい。 それにしても公立公園で真っ昼間から エッチしたら、あかんやろぉ、 まして警官なんやから(笑) 6点(2004-01-31 14:22:11)(笑:1票) (良:1票) |
19. ミュージック・オブ・ハート
メリルの演技は安心して見てられる。 ちょっとヒステリックで厳しい音楽教師を うまく演じていた。 途中のエピソードが中途半端に終わってしまって 違和感を感じるところがある。 感動して思わず泣くというシーンもなかった。 でも実在の著名音楽家も参加した 最後のカーネギーホールでの演奏シーンは圧巻。 5点(2004-01-31 14:18:31)(良:1票) |
20. ア・フュー・グッドメン
海兵隊という特殊な縦社会のなかで真実を解明していく難しさが良く描かれている。 法廷でのニコルソン演じるジェセップ大佐と対峙は大迫力。 それぞれの役者が持ち味を出し良い演技だ。 ラストのシーントムと被告が敬礼をするシーンは ジーンと泣けてくる。 デミ・ムーアはちょっと小綺麗すぎ。 8点(2004-01-31 14:14:05) |