1. グローリー
《ネタバレ》 淡々としたストーリーで過剰な演出も無かったので登場人物が死ぬことを「イベント」にしている映画との違いを明確にしているように思えました。観ていて涙を流すと言うよりは感動しました。 この映画の舞台からおよそ150年後アメリカで黒人の大統領が誕生したのはマサチューセッツ第54連隊だけではなくその他多くの人々が必死で生きて歴史を作ってきた結果であり、オバマ大統領の存在そのものが彼らの死は無駄死にではなかったことの証だと思う。 [DVD(吹替)] 8点(2012-02-02 17:23:41) |
2. ブラッド・ダイヤモンド
アクション映画のエンターテイメント性と社会派映画のような現実の問題を考えさせるような内容をちょうど半分ずつ取り込めたような映画として楽しめました。 ダイヤモンドという「美しさ」が価値とされているものの流通過程はこの映画で描かれている以上に薄汚いのであの輝きも褪せて見えます。 あるときダイヤを購入する際に店員さんに対してこの映画のことを思い出してついぶっきらぼうな態度をとってしまいダイヤを購入してしまった自分も自己嫌悪を起こしたのは行き過ぎた中2病だと思いました(笑) [映画館(字幕)] 8点(2012-01-16 16:42:15) |
3. ニューイヤーズ・イブ
色んな人が世の中に居て色んな事情を抱えて生きていてその人たちが迎える「年の瀬」を深くも浅くも無く軽いタッチで描いていると思います。 未見の方は来年の御用納めの前日くらいから12月30日位の忙しい中に時間を作って見てみると自分が過ごした1年間、来年過ごすべき1年間について思いを馳せる事が出来るかもしれない映画です。私は年明けに鑑賞したのですが年末に見ておけばよかったと思いました。 [映画館(字幕)] 7点(2012-01-16 15:37:55) |
4. アドレナリン(2006)
《ネタバレ》 下品でかつ文字通りの疾走感が「何も考えずに楽しく見れる」につながり良い感じでした。主人公はチンピラでクズ的な描写なのに妙に感情移入してしまいます。医者とのやり取りもイチイチ笑えました。 まさかこの続きがあるるなんて(笑) [DVD(吹替)] 7点(2012-01-16 15:27:01) |
5. デジャヴ(2006)
レビューでは内容には一切触れません。 再鑑賞した際はまた評価は違ったものになりそうですが、映画館に観に行って面白く観れたので大満足です。 この映画を見る人はできる限り事前情報を仕入れずにまっ更な状態で見てほしいです。出来れば劇場予告を見てから観てほしいw [映画館(字幕)] 9点(2011-11-25 17:47:45)(良:1票) |
6. 大脱走
《ネタバレ》 ラストシーンで壁当ての音を聞いたドイツの衛兵が「またやってるよ」という感じですがいい笑みを浮かべるんです。 [DVD(吹替)] 9点(2011-11-25 17:45:25) |
7. ブロークン・アロー
《ネタバレ》 トラボルタの変なタバコの吸い方、ヘリに乗ったクリスチャン・スレーターがスナイパーライフルを構えてドヤ顔と「ダサかっこ良いシーン」だらけの映画。核弾頭の行方より二人の男の「闘争」にスポットがあてられてストイックでださかっこ良い映画だと思います。トラボルタって「変な」思想を持った悪人が本当に似合ってますねw [DVD(吹替)] 7点(2011-11-25 17:25:00) |
8. カウボーイ&エイリアン
《ネタバレ》 カウボーイがエイリアンと戦うなんてタイトルだけでナンセンスなのでもっと弾けちゃってると勝手に期待していたのですが、開けてみたらナンセンスなだけで面白くなく最近流行のディ○ニーランドのアトラクションみたいなぶつ切りにされた活劇シーンを順番に見ていく詰まんない映画でした。 エイリアンださないで007とインディ先生が対決する西部劇にしたほうが面白かったと思います。 映画が始まる前に流れるテロップみたいなやつで「ユニバーサル」とか「パラマウント」「ドリームワークス」とかやたらなげーなぁ。。。って言うのが今一番覚えてることです。 [映画館(吹替)] 2点(2011-11-19 22:45:27)(笑:1票) |
9. コンテイジョン
《ネタバレ》 パンデミックが発生した状況をシニカルで現実的な視点で描いている映画です。 「大多数の人の善意なんて利己的でしかあり得ない」というのをルイジアナの水害で伝え聞く状況や今年の3月11日に起きた大地震の直後、自分のために乾電池や食料や水を確保した自分を鑑みて、現実的だなぁと改めて思いました。 印象に残ってるのはジェニファー・イーリーがフィッシュバーンから「君は英雄だ」って賞賛されるシーンで彼女が苦笑いする部分です。 「身の安全の確保」「ワクチンの臨床試験の時間を限りなく少なくする」「副作用のリスクを負う」など色々な要素がありながら結局は父親と別れの会話をしたかったという「利己的」な目的のための行動だったので「英雄」という言われ方にああやって笑しかなかったのかなぁと私は受け取りました。 ジェード・ロウがyoutubeでレンギョウを連呼したり彼の保釈金が支払われるのを刑事が苦々しく語るシーンはとっても今風でありえそうで吹き出してしまいました。 お涙頂戴的なシーンや活劇シーンが無く淡々と進むのでエンターテイメント性は少ないと思いますが時計を気にすることなく楽しめた良作だと思います。 [映画館(字幕)] 8点(2011-11-19 22:16:45)(良:1票) |
10. ヒート
仕事に誠実に取り組んでいたときに仕事が忙しくなり周囲が見えなくなって自分の大事な人を傷つけたり友人と疎遠になってしまったりして周りが見えなくなる時の心境ってわかるようなきがします。 自分は中途半端な人間なのでパチーノのようなストイックな姿勢を保てないですが「俺の時間を無駄にするな!!」とか家族に当り散らしたりとか・・・そして夜の都会に一人佇んで「俺ってカッコいいー!」と自己満足に浸る。まるでおっさんの中2病ですが「ヒートのパチーノみたいでかっけー」っていう自己肯定の雛形になってくれる素晴らしい映画ですね。 [DVD(字幕)] 9点(2011-11-19 21:42:17) |
11. 世界侵略:ロサンゼルス決戦
《ネタバレ》 エイリアンの描写を見ていたら航空機&無人機による攻撃や、先進的な歩兵用の装備によって敵を圧倒するのは現実世界のアメリカ軍がイラクやアフガンでやって来た事のような気がしてワザとやってるわけじゃないんだろうけど自分たちのことは見えないもんだなぁと苦笑いでした。あとアメリカ人て「防衛戦争」への潜在的な憧れがあるんじゃないかと・・・確かに自分たちが世界各地で行っている戦争に比べれば「自分たちの国を守る!」というシチュエーションは彼らの理想像を体現できる戦争ですから。なんていろいろ思いつつも面白かったです(笑)やはりカッコいいものはカッコよいんですよ。宇宙人が圧倒的に強いわけじゃなくて互角だけど若干劣勢くらいの戦いを繰り広げてるほうがワクワクしますね。 [映画館(吹替)] 7点(2011-09-25 16:06:53) |
12. スカイライン-征服-
《ネタバレ》 登場人物も見てる私たちも同じ知識量で世界でなにが起きてるのかわからないと言った点はクローバーフィールド、宇宙人が個人一人一人まで執拗に狙ってくる怖さは宇宙戦争、戦闘シーンはインデペンデンスデイでラストシーンはアメコミですかね。登場人物は非個性的(映画的に)だからドラマ的に面白いわけでもない。ただ既存の映画の切り貼りみたいな映画だった割には不愉快になるほど詰まらないというわけでも無かったです。 [映画館(字幕)] 4点(2011-06-26 21:52:35) |
13. 父親たちの星条旗
日本側の結末がどうなるかわかってるから、硫黄島からの手紙よりもストーリーを楽しめたと思います。 [映画館(字幕)] 7点(2011-01-17 00:14:18) |
14. エクスペンダブルズ
《ネタバレ》 中高生の時にアクション映画を見てワクワクした感覚を思い出させるようなアクションでした。 ぶん殴って、ぶっ壊して、ぶっ殺す!!ただそれだけの映画だけど「こいつらなら絶対負けない!」この安心感が心地良く爽快でした。 スタローンも一歩引いてジェイソン・ステイサムやジェット・リーに華を持たしてる感じがして好感を持てました。 DVD化したら日本語吹き替え版が楽しみです! [映画館(字幕)] 8点(2011-01-17 00:13:30) |
15. アンストッパブル(2010)
《ネタバレ》 後に残るものが何にも無いけど見てるだけで力が入って時間があっという間に過ぎてしまう99分でした。 トニー・スコット監督の最近の映画(デジャヴ辺りから)は映画に関しての拘りや思想は一切感じられないのですが良い意味で驚きがあり「面白い」ものを作ってると思います。オスカーには縁は無いと思いますがこれからもいい映画をどんどん作って欲しいです。 [映画館(吹替)] 7点(2011-01-17 00:11:05) |
16. ソーシャル・ネットワーク
《ネタバレ》 自分も主人公と同業の末席にいる人間ですので色々と身につまされたりリアリティを感じる内容でした。仕事が出来ることと倫理感は別であるとか、自分が「楽しい」とか「便利である」と思ってるサービスじゃなければヒットはしないとか、絶えず良いサービスを考え続けないといけないとか、天才や本当に仕事が出来る人の横についていくだけでも大変だ・・・とか。でも色々考えている今の時期に見る映画としては素晴らしい選択だったと思っています。 [映画館(吹替)] 8点(2011-01-16 03:52:33)(良:3票) |
17. ザ・ウォーカー
《ネタバレ》 私には信仰心のカケラも無いので、映画のテーマについては随分宗教色が強いなーと思いました。 そういうことに頭を使わなければ「北斗の座頭市」です。 デンゼル・ワシントンのアクションがカッコよかったし、人食いの老夫婦とか結構いい味だしてましたねw [映画館(字幕)] 6点(2010-10-18 02:00:37) |
18. ナイト&デイ
《ネタバレ》 キャメロン・ディアスがすっごくオバさんになってて悲しかった。。。 キャメロン・ディアスが・・・キャメロン・ディアスが・・・・・・・数日前にたまたまDVDでメリーに首ったけを見たのがよろしくなかったに違いない。。。 映画の内容はなんの予備知識もなくいきなり見た映画だったので楽しめました。 眠ってあいだのシーンを端折る手法。 確かに端折られなければどっかで見たようなアクションシーンがだらだらと続いたと思うと たとえ繰り返しであったとしてもあの手法はテンポを保つには良い感じのやり方なのかと妙に納得させられましたw [映画館(字幕)] 6点(2010-10-18 01:58:06) |
19. プレデターズ(2010)
《ネタバレ》 モーフィアスの立ち位置がよくわかりません。本当に生き残れたのか?あれでw [映画館(字幕)] 5点(2010-10-18 01:54:14) |
20. グリーン・ゾーン
《ネタバレ》 エンターテイメントを期待してたら真面目なお話でした。残念・・・ ただ協力者だと思ってたイラク人の最後の行為、あれは所詮マッドデイモンも祖国を荒らして好き勝手やっている外国人たちと全く変わらないのだ・・・と言いたかったのかなと [映画館(字幕)] 5点(2010-10-18 01:50:52) |