1. 第9地区
《ネタバレ》 ドキュメンタリータッチの冒頭でぐっと引きこまれたが、初めてエイリアンが映し出されたシーンで家族と爆笑してしまい、自分の中で完全にネタ映画と化してしまいました。最初は「ロサンゼルス決戦」のような描写を期待していたのですが・・・低予算映画と知って納得しました。 肝心のストーリーの方はというと、主人公がエビ化していくまではまあいいと思います。しかし、後半になって際立つ主人公のクズっぷりにびっくり、そしてその主人公に対して特に怒る素振りを見せないエビ科学者の温厚さに2度びっくり。ラストの主人公の心変わりはなんとベタベタで薄っぺらいことか。あえてそのような人格描写をしたのかと思っていたのですが最後まで回収はされませんでした。 特にグロいとも何とも思いませんでしたが、終始妙に気分が優れなかったのはおそらくその日の明け方に急性アルコール中毒で病院に運ばれていたからでしょう。 [DVD(字幕)] 5点(2012-05-27 02:11:24) |
2. 宇宙戦争(2005)
《ネタバレ》 公開当初非常にワクワクしていたのを覚えています。小学生の時に読んだあの宇宙戦争が映画化されるとは・・(当時は以前にも映画化されていることを知りませんでした) あれから何年もたち、何度も観ていますが、未だに冒頭から中盤までの逃走シーンは非常にワクワクします。あのまるで自分がその世界の中にいるような非日常感がたまりません。トム・クルーズがしまってあった銃を取り出して子供を連れて逃げるシーンや、あの大勢の人に車を取り囲まれるシーンが大好きです。 しかしまあ今までに出会ってきた人たちのこの映画に対する評価が低いこと低いこと・・この映画をつまらない駄作と言っている人は映画のどこを観ているのでしょう。まあ後半から最後のオチでしょうね(笑)。でも原作がそもそもそんなもんだし、だから味があるのではないかなと思います。とりあえず息子が生きていたとか、ダコタ・ファニングちゃんはトイレはどうしたのかとかは置いておいて、最後まで画面全体に緊迫感があって見事だと思います。今日は突発的にこの映画の平均点を上げたくなってレビューしました。 [DVD(字幕)] 8点(2012-04-30 21:03:30) |
3. ガタカ
《ネタバレ》 映画館で観た「TIME」(の前半)の雰囲気に当てられ、ふらふらーっと鑑賞。多くのロケットが宇宙に飛び立っていくシーンや夜の海で遠泳するシーンが綺麗でした。レビューを書こうとしてびっくり。結構前の映画なんですねこれ。全然気づきませんでした。 時は過ぎ、現在は映画製作時より科学技術が進歩し、遺伝子の研究は進んでいます。しかしどの遺伝子がどの病気に関わっているかを決定するのは容易ではなく、一昔前まで思われていたようにある遺伝子がある病気を決定しているといった単純なものではなく、最近は病気の要因には他に多くの蛋白質が複雑に関係していることが常識で、映画の様な世界が来るのはまだまだ先のようです。自分は将来そのような研究に携わることが夢なのですが、この映画を鑑賞し、別の面から改めて遺伝子研究の負の部分を考えさせられました。 ユマ・サーマンは綺麗ですね。ジュード・ロウの演技も良かったです。 [DVD(字幕)] 8点(2012-04-08 02:40:13) |
4. タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密
原作のファンです。この映画が作られていると知ったのは初の海外旅行先のフランスでした。メトロのホームにデカデカと貼られていて、、、それ以来ずっと待ち続けての鑑賞でした。内容ですが、序盤は本当にあのタンタンが動いている、そしてあの空気が見事に映像化されているということに心が踊りました。登場人物の歩き方なども原作に忠実であり、申し分ない仕上がりでした。特にオープニングのワクワク感はたまらなかったです。 しかし後半はなぜ安易な商業主義に走ったのか、、、敵役とのクレーン対決とか全くいらないし、それを入れるくらいなら原作に忠実に作って欲しかったです。この話の一番面白いところは最後のどんでん返しでしょうが。なぜいきなり城に向かうのか。しかも最後はあからさまに2を匂わすという。 とりあえず原作ファンなら觀ておいて損はないでしょう。もしかしたら一緒に観に行った原作未読の友人には単調だったとか言われるかも知れませんが。 TINTIN大好き!!!(ノンケです///) [映画館(吹替)] 6点(2012-01-22 20:17:00) |
5. 天使にラブ・ソングを2
正直言ってここでの高評価がよくわかりません。前半は前作以上にベタベタな展開で、登場人物たちのすることなすことに全く共感できませんでした。めちゃめちゃ芝居臭かったし、生徒たちへ誰一人として魅力を感じませんでした。それに、さすがに場所を学校にしたからでしょうか前作と比べて古臭さがハンパなかったです。 しかしやはり歌は圧巻ですね。全部素晴らしかった。とくに黒人の少年の声には鳥肌が立ちました。最後まで観終わるとまた歌を中心に何度も観返してしまいました。まージョイフルジョイフルはやりすぎかなーと思ったり・・・・。コメディな部分も結構笑えました。パート2でもクオリティは高いと思います。 それにしてもやっぱりウェンディ・マッケナ最高!!!! [DVD(字幕)] 6点(2011-07-17 01:45:11) |
6. 天使にラブ・ソングを・・・
以前から曲と内容は知っていたのですがやっと観ることが出来ました。 楽しいです。 尼僧たちがここまではっちゃけるか?とか院長キャラいきなり変わったな!とか確かに思いましたがそこは考えるべきではないと思います。コメディですから。悪役3人もかなりコメディタッチでしたね。とりあえず気持ちのいい映画でした。 それにしても観終わってからウェンディ・マッケナの顔が頭から離れません!やはり皆さんもですか・・・めっちゃタイプです。ファンになってしまいました。でも20年近く前の映画だからなあww彼女に+1点です。 [DVD(字幕)] 7点(2011-06-18 02:16:07) |
7. ミスト
《ネタバレ》 好きです!こんな映画。 モンスターの造形とかはありきたりだけど、霧の中のあの何も見えない状況がいい。 同じ霧系のフォッグよりこっちのほうがかなりスリルがある。 極限状態に置かれた人間がうまく描かれている。やはりキリスト教圏では極限状態ではああなってしまうのだろうか。かなりリアルだった。 モンスターたちが現れた理由は別にどうだっていい。そして最後の救われないオチが何とも言えない。たまらない。あそこでみんな助かったらただのありがちな話になるところだった。とりあえず凄い映画を観た。観終わった直後で10点付けたいが冷静に考えて8点。平均を上げさせていただきます。 [DVD(字幕)] 8点(2011-05-24 23:03:50) |
8. プラダを着た悪魔
メリルストリープの演技は良かったと思う。観終わった後結局何も残らなかったがオシャレでなかなか面白かった。 でも最後にケータイを噴水に捨てたのはやりすぎだと思った。 何も考えずに見られる映画。気分を変えたいときにこういう映画よく観ます。 あと個人的にアンハサウェイが好きなので+1点 [DVD(字幕)] 6点(2011-05-08 18:00:29) |
9. ミッドナイト・ラン
中盤が長く感じたけど全体としてみたら悪くない。 しかしFBIが一人の元警官にあんなに振り回されるとは思えないような、、、、 音楽も好きだった。 それにしてもマービンのあのウザさは笑えたw [DVD(字幕)] 6点(2010-12-22 18:44:02) |
10. ソーシャル・ネットワーク
試写会で観た。全然期待していなかったが予想を裏切られた。 前半の疾走感が凄い。観客に一旦落ち着いてストーリーを整理する暇を与えずにどんどん進んでいく。自分はついていけたが周囲には途中からやっと掴めてきたという人たちも多く見られた。ノリのいい音楽も良かった。 エドアルドが彼女に詰め寄られるシーンではサウスパークのFacebookの回を思いだした。 全体的に悪くなかったと思うがスタイリッシュな感じだけで鑑賞後特に何も残らなかったので7点献上 タダだったし。 [試写会(字幕)] 7点(2010-12-20 21:45:56) |