1. トラフィック(2000)
この作品は丁度俺が映画を好きになり始めた頃に公開していた作品で、当時から今まで「長そうで難しそうだなぁ」と勝手に考えていてずっと敬遠していました。でも最近になって友人から勧められたので観てみようと思い観賞しました。まず思ってた以上に各エピソードの流れがわかりやすく、色分けされた映像も良い効果でした。個人的にはただ麻薬組織と取り締まる側の攻防よりも撲滅チームの責任者の娘がドラッグに溺れていく姿がとてもリアルに感じましたね。アメリカでは自分と同世代の高校3年生の25%がドラッグ経験があるという事実を知り、驚きを通り越して恐ろしさをも感じました。任務を全うするも組織に翻弄されて表情が変わっていくベニチオ・デル・トロの演技はとてつもなく秀逸で、夫と息子を救うために犯罪の裏ルートにに手を染めていく妻を演じきったキャサリン・ゼタ・ジョーンズも素晴らしかった。この映画での各エピソードの共通点は「麻薬」。麻薬自体は小さな存在ながらもそれを使用する人、商売に使う人、取り締まる人のそれぞれ本人は勿論、その周りの人も巻き込み人生を大きく狂わせてしまう強大な存在である事実をこの作品に再認識させられました。日本の高校生でもよく酒やタバコを常用する輩が多くいますが、その2つにこういった麻薬が加わってしまう時が来る可能性も十二分にあります。この作品を観てそういう時が来ないことを強く願うばかりです。 [DVD(吹替)] 9点(2007-02-19 14:21:11)(良:2票) |
2. クライモリ(2003)
ストーリーの基本軸は、そこらにゴロゴロ転がってるB級ホラー映画と同じようなもの(わかってても観ちゃうんだけど・・・/笑)。けれどもこの映画が他のホラー映画と違うところはまず襲撃者が1人だけでなく3人。銃や弓矢といった飛び道具まで使って攻撃してくる。高い木の上での攻防。といった点でしょうか。舞台は森の中と言うとても広大な場所だけれども、それを感じさせないくらい封鎖的な空間に思えたのはやはり演出が巧かったからでしょう。最初から余計な場面も無く、考える隙も与えないほどに次々と物語が展開してラストまであっという間に感じましたね。個人的には前半で4人があの家からこっそり逃げようとするくだりが物凄くハラハラドキドキした場面でした(笑)ああいう緊張感は映画を観て久々に感じました。 [DVD(吹替)] 7点(2007-02-14 18:08:18)(良:1票) |
3. サウンド・オブ・サンダー
まず多くの方が指摘してる通りCGがビックリするぐらい雑。主人公たちが街を歩く場面なんかあからさまに合成とわかる程でした。でもそれ以外はそれほど悪くなく、単純明快なわかりやすいストーリー展開で最後まで飽きずに観れましたし、個人的には損してないと思うので6点です。最後に予告編見て、期待しすぎて観ると痛い目に合うかもしれませんので注意(笑) [DVD(吹替)] 6点(2007-02-07 11:22:22) |
4. 0:34 レイジ 34 フン
後半が完全に「テキサス・チェーンソー」(悪魔のいけにえ)になっちゃいましたね。前半では殺人鬼が姿を現さないで主人公たちを襲っていく展開が面白く感じましたが、殺人鬼の素顔登場から物語の印象がガラッと変わってしまったのが少し残念な気がしますね。地下鉄の駅とその周辺を舞台としている特性を活かした闇の中、閉鎖された空間での正体不明の殺人鬼に狙われる恐怖はとても感じれました。殺人鬼の出生についてもそれとなく表しているだけという演出もなかなか。ただ主人公に共感できなかったのは痛かったですね。全編に渡って他人任せでトドメもさせるところでさせないところがイライラ・・・。あの黒人さんも油断しすぎだし、ホームレスカップルも大した印象も無いまま退場しちゃうし(でも女の方は可哀相だったなぁ。特にあの手術室での(以下略))。登場人物にもう少し魅力を持たせていればもっとマシな作品になったと思います。 [DVD(吹替)] 5点(2006-12-22 17:58:11) |
5. M:i:III
《ネタバレ》 衝撃的なオープニングで幕を開けたシリーズ3作目。前作から6年経った本作ではどんなスリリングな展開を見せてくれるのか楽しみでしたがまず最初でいきなり驚かされましたね。ドイツやバチカン、上海と2時間の間に次々と舞台を変えるものの、テンポが良く観やすかったです。前2作と比べイーサンに奥さんが出来てより人間らしさが加わり感情的な面が垣間見えた気がします。アクションもより派手になり特に橋の上での一連の戦闘は凄い迫力でした。黒幕の正体もどんでん返しがありストーリー面でも面白みがありましたね。それにしてもトムの前作に引き続いて体を張ったアクションしてますね~。40過ぎてもまだこれだけ走ったりぶっ飛んだり激しく打ちつけられたりとイーサン・ハントとして自分の限界に挑むような姿にはやはり「さすが」の一言です。不満点を言えば上海でのビル内で何があったのか描いてほしかったと思うし、アクションシーンでのカメラの動きとカット割りも細かすぎて若干見辛かった気がしました。それでも脇役陣もどの人もしっかりとした存在感があり、映画を上手い感じに盛り上げていました。個人的な失敗は本作を映画館で観なかったことですね。映画館で観ていたらこの迫力をもっと楽しめただけに残念です(泣)ちなみに上海へ行くために変装した空港でのイーサンの姿、一瞬ジョニー・デップに見えました(笑) [DVD(吹替)] 8点(2006-12-18 18:02:46)(良:1票) |
6. モーターサイクル・ダイアリーズ
《ネタバレ》 特に大きな盛り上がりは無く淡々と物語が進む映画でしたが、それでも2時間飽きることなく観れたのはやはり演出が巧かったからだと思います。観ている側も主人公2人とともに旅をしている3人目の旅人のような感覚になり、2人の喜怒哀楽を感じるのも難しくありませんでした。随所で南米大陸各所の自然絶景を堪能でき、何度も困難に直面しながらも旅を続ける2人の強い友情に強く魅かれ、とても充実した2時間が過ごせたと思います。物語の流れが常に一本調子だったのが少し残念ですが、50年代の街並みも時代背景もとてもよく描けていたしこのような純粋な冒険ドラマを観れたということで8点です。 [DVD(吹替)] 8点(2006-05-28 18:46:19) |
7. クラッシュ(2004)
《ネタバレ》 久々にこれほど高い点数付けられる映画に出会いました。正直オスカー受賞するまで全く気にしてなかった作品でしたが、受賞したのをキッカケに一度観てみようと思い鑑賞しました。それぞれの職業や人種が全く違う登場人物たちの人種差別をベースにした群像劇ですが、まずこの手の映画は1つのエピソードに話が偏りすぎたりしがちですが、本作ではどのエピソードも過不足なくバランス良く纏められていて、同じくオスカーを受賞した編集の巧さを強く感じました。特に主役が居るわけでもなく、それぞれのエピソードで登場人物の間で炸裂する衝突に次ぐ衝突。そんな過酷な運命に人生を翻弄される登場人物たちを見事に演じた俳優陣も素晴らしいの一言に尽きます。ドン・チードルとマット・ディロン、この2人の演技が特に印象に残っています。物語を通して、まるで現代社会の縮図を見ているような感じになったり、家族愛、恐怖、怒り、敵対、不信感など様々な感情や表現を僅か113分間に全て描き出したポール・ハギス監督の驚くべき手腕に今後の作品に期待を抱かずにはいられません。こういった仕上がりになったのも世界有数の他民族都市であり存在そのものがまるで登場人物の1人みたいな舞台であるロサンゼルスの効果も大きかったと思います。ラストの雪の描写も美しく希望を繋いでいくみたいな形で感動的でした。最後に少し私事が入りますが、1年半ぶりに映画館で映画を鑑賞しましたがそれがこの作品で本当に嬉しく思います。 [映画館(字幕)] 9点(2006-03-29 15:36:13)(良:1票) |
8. パニッシャー(2004)
DVDのパッケージの裏表を見て何となく「フェイス・オフ」の匂いがプンプンしたので(←意味不明)借りてみました。確かにアクションが凄いのは認めますが、脚本がかなり生ぬるく感じましたね。「これは復讐ではない。戒めだ」とか奇麗事言ってますが、どう見てもただ妻子殺した相手を猛烈に痛めつけて結局は復讐してるとしか思えないのですが。冒頭から30分辺りまではよくある流れで進みますが、後はクライマックスまでひたすら復讐に固執した形で大した工夫が無くダラダラ感が常に感じられました。全体的にトーマス・ジェーン側に描写の視点を置き過ぎているためかトラボルタの存在感が凄まじく薄い気がしました(出番も貫禄も結構少なかった気が・・・)。けど、ご近所ネタや襲い来る刺客にも個性が感じられたため(特にあのマッチョ男)退屈はしなかったので6点です。 [DVD(吹替)] 6点(2005-09-18 16:51:58) |
9. ボーン・スプレマシー
《ネタバレ》 続編は当たらないと言うジンクスはこの映画には皆無でしたね。前作以上に自発的に行動を起こすボーン、目にも止まらぬ格闘技の素早さも健在。主人公ボーンの人物描写もより深みを増し、アクションもより凄みを増していて満足できる内容でした。ボーンの恋人を開始わずか30分ほどで退場させる展開にも驚きでしたが、1番驚いたのはやはり一般車巻き込みまくりのカーチェイスでした。CGに頼らずに生の迫力に徹した事でとても見応えのあるシーンになっていると思うし、リアルなカメラワークも秀逸です。ただカット割りが細かすぎて少し観辛く感じたのが唯一残念でした。劇中あれだけ国を移動しているのに観客を混乱させないように見せる製作者側の実力も素晴らしいです。マット・デイモン=ジェイソン・ボーンももはや完璧なハマリ役となっていると思うし、次回作も本作と同じくらい高い水準を目指して完成度の高い3部作を作り上げてほしいですね。 [DVD(吹替)] 8点(2005-08-19 16:12:11) |
10. エイリアンVS. プレデター
《ネタバレ》 「フレディVSジェイソン」と比べると満足度はやや落ちるものの、それなりに楽しめる映画だと思います。アンダーソン監督は相当エイリアンとプレデターの両者が好きなのか、随所に両者の過去作のオマージュとも取れるシーンが表れ、両シリーズを全作観たことのある俺にとっては「あ~、ここは○○であったシーンだな」と思いながら観れました。100分と言った比較的短い時間で飽きがなく、テンポも良くてなかなかの出来でした。ただ本作の欠点を言っておくとエイリアンの火に弱い点が全く描かれていなかったり、登場人物の人物像も今ひとつ掘り下げが甘く感じられました。これは個人的な意見ですが、俺はやっぱりプレデターは悪の方がかっこよく思えるのでなるべく本編のように人間側の味方などせずにエイリアン、人間ともにクールに退治しまくってほしかったなぁと思いましたね(それでも本編は面白かったですが/笑)。ラストも続きがありそうな終わり方で何となく楽しみになってきます。最後に、唯一生き残った主人公はこの状況をどう周りの人に説明するんでしょうね?(苦笑) [DVD(吹替)] 7点(2005-06-04 14:20:48)(良:1票) |
11. スクール・オブ・ロック
ただ真面目にこの映画を観たらそれ程完成度がスバ抜けている作品とは思えないと思う。けど、この映画が1番強調してるのは、やはり「体制が何だ!?んなもん気にせずにひたすらロックで楽しもうぜーーー!!」っていう感じでしょうね(笑)ジャック・ブラックがひたすら全編に渡ってキ○ガイみたいに暴れまくる。それに子どもたちの超絶な演奏力が加わる。これだけでも十分この映画の醍醐味が感じれます。別に俺は特別音楽に詳しい訳ではないのですが、そんな俺でも鑑賞後に正直バンドやって楽しみてーなと思いました(笑)個人的にはラストのコンサートでギターやドラムのみならず、ベースやキーボードの子にも見せ場が欲しかったなぁと(カットされたんですかね?)。まぁロックや音楽にそれ程興味がない人にとってはあまり楽しめない映画かもしれませんが、俺としては久しぶりに鑑賞中は時間を忘れて楽しめました。最後にコピーが簡単なバンド、どなたか教えてください(笑) 8点(2005-02-09 19:04:02) |
12. グッバイ、レーニン!
とんだ掘り出し物。レンタル店で本作を見かけ「母親の命を守るために息子が懸命に嘘をつく」という比較的シンプルなストーリーに惹かれて借りてみました。ます本当に良く出来た脚本に驚かされました。当時の激動のドイツの国内情勢と映画自体とのバランスが抜群に取れていました。あまり必要が無いと思われるキューブリックへのオマージュに思わず笑いがこみ上げ、母に東ドイツは健在であるかのように振舞う息子の一生懸命な姿にも笑いながらも家族とはどうあるべきかを改めて考えさせられた。音楽も強く印象に残り、より一層感動を引き立ててくれる。この母への嘘つきに全員が協力的ではなく、半ば投げやりな態度の姉がいたことにも非常にユーモアが感じられ良質なストーリーだけでなくこういったキャラクター像を提案したスタッフの実力に頭が下がります。そしてラストの花火。またもや素晴らしい音楽に乗せて流れるこのラストに感動せずにはいられなかった。近年の韓国映画と同様、ドイツの映画も徐々に本領発揮と言ったところでしょうか。ハリウッドに負けない良質な映画を作れる国が増えているのは紛れも無く事実。ハリウッドももう少しCGばっかの映画に頼らずにこういう金を掛けずに素晴らしい映画作ってみようよ。マジで。 9点(2004-11-05 08:56:31)(良:1票) |
13. バイオハザードII アポカリプス
《ネタバレ》 続編へ大きな期待を残してくれた前作のラスト。そこからどう繋げていくのか観る前から楽しみだった本作なのですが、マジ想像以上の出来でした。まずアクションが前作よりも大幅に全編に渡って繰り広げられ、前作でのアクションが物足りないと感じた人には、大満足の出来になったのではないかと思います。地下がメインだった前作ではゾンビの攻撃パターンも同じだし、恐怖度も比較的少なかった。けど、本作では地上がメインになりゾンビも人数、恐怖度共にパワーアップ。冒頭の導入部分から緊張感が高まり、それが最後まで途切れることなく続くので観た後は結構疲れました。けど、こういう飽きを感じさせないのも93分と言う短い上映時間と映画全体のスピード感があったからこそだと思います。登場人物の描き方が少し甘いかと感じましたが、まぁそれは仕方ないかと。クライマックスでのかつての恋人同士の戦いは、ホラーとアクションが続いた本作で唯一切なく哀しく感じた場面であり、好印象です。核爆発シーンやヘリ墜落もリアルな描写に思わず口開きっぱなしで、感嘆してしまいました。不満を少し言っておくならアクションシーンでのカット割が細かすぎ、カメラ動きすぎ。それに舞台も夜なので誰がどういう状況に陥ってるのかが分かりにくい場面も多かった。それと前作でも同じくリッカーが弱すぎ・・・3匹も居たのにアリスにあっと言う間に全滅させられてるし。あと、音で驚かす手法もあまり頂けない。あのおかげで劇中何度ビクッとしたか。まぁそれでも全体的な出来は同じ続編の「トゥームレイダー2」なんかよりは断然良いし、「シリーズの2作目は当たらない」と言うジンクスを打ち破ったのも素晴らしいことだと思うので8点です。あぁ・・・これだったら「3」が公開されたらまた観に行くかも。 8点(2004-09-19 21:08:33) |
14. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
めっちゃ正直な話、レンタル店で何も観るものが無くてたまたまこの映画が1つだけ置いてあってそれに加えて吹替えキャストも良質だったので何気に借りてみました(この映画が好きな方、本当にごめんなさい/汗)えー俺の場合、この映画に登場する超人方には誰一人大した思い入れが無く、そんな状態でこの映画を本当に楽しめるかどうか不安でした。でも予想以上に楽しめましたね。アクションも思ってた割には楽しめたし、テンポも良かったし。でもCGが殆ど丸見えなのは痛すぎた。キャラクターもそれぞれしっかりとした存在感はあったものの、キャラクター自体の説明がゼロに等しいのも痛い。でもこの映画を1番支えていたのは何と言ってもショーン・コネリーでしょう!70歳超えてんのにあそこまで頑張る方は日本にいらっしゃいますか?(いたら教えてください/笑)自分より遥かに若い奴を軽々と殴り倒したり銃撃戦もお見事。役柄も007にオマージュを捧げているかのようで007ファンである俺には思わずニヤリとさせられます。まぁそれぞれのキャラクターの小説読めばまた点数上がったかも知れませんがとりあえず今は6点で。(ちなみに鑑賞は日本語吹替え版推奨) 6点(2004-07-19 17:46:24) |
15. バリスティック
「90秒に一度の大爆発や6万発の銃弾が飛び交う」っつー宣伝に釣られて観てしまった訳なんですが、何か消化不良感ありまくりの映画でしたね。確かにバンデラスとルーシーの2人は、かなり体張ってたし存在感も抜群だったと思うんですが、それ以外のキャラクターは居た事を忘れると言うより「こいつ誰だっけ?」って感じで存在感が凄まじいぐらい薄い。アクション面では爆発の数は確かに「90秒に一度」らしく多かった訳なんですが、演出が悪いのか分からないけど今一つ興奮できない。あっちでボーン!こっちでボーン!って爆破の数が多けりゃいいってもんじゃないと感じましたね。つーか、「銃弾6万発」はウソだろ?そんなに撃ってないじゃないか。多く見積もってもせいぜい1万発ぐらいだと思うんですが?気のせいですか?まぁとにかくこの映画は「爆破や発砲数が多くても決して面白い映画になる訳じゃない」と言う事を教えてくれた映画ですね。うん。要は数じゃなくて質なんです。質。監督にはジョン・ウー作品を観る事をお勧めします。一応バンデラスとルーシーの2人が良かったんで3点。 3点(2004-07-08 23:00:44) |
16. スパイ・ゲーム(2001)
正直観る前までレッドフォードが基地へ潜入してジェームズ・ボンドばりに活躍してブラピを救出する痛快アクション映画だと思っていました。でも実際は会議室でのお話が多く長く、いつになったら救出始めるんだよとポテチをボリボリ食いながら観ていました。回想シーンが流れてる間は何度も睡魔と闘って必死で起きてやっと救出が始まった!と思いきや助けに来たのはレッドフォードで無く米軍で、しかもあっと言う間に終了。エンド・クレジットが流れた頃には力尽きて寝たのは言うまでも無い。 3点(2004-07-05 14:32:10) |
17. エントラップメント
正直こういう風な映画は腐るほどあるんですけどねぇ・・・歳とってもセクシーなショーン・コネリーと華麗なクネクネレーザー避けを見せてくれたキャサリンに免じて5点で。 5点(2004-07-04 22:30:46) |
18. トゥームレイダー2
ふーん・・・んで?(殆どコメント放棄) 2点(2004-07-04 12:06:05) |
19. トータル・フィアーズ
観終わった後、もの凄い不快感が沸いてきた。劇中で核爆弾が爆発するって聞いたから、その爆発した街では皮膚が焼け爛れ、水や救助を求めて彷徨う人で溢れかえる地獄絵図が描かれるのかと思ってたんですがそんな描写は全く無し。「パーフェクト」なほどに。「そこから逆方向に進めば死の灰は浴びない」とかトンチンカンなセリフもあるし、普通に爆発した現場に人入って来てるしで広島や長崎に住んでる方々にケンカ売るような描写の連続。これじゃリアルと思えるストーリーもリアルには思えんのですよ。後半から1番冷静を保たなくちゃいけないはずの大統領がキレまくるわ、結局チャットで全部解決するわでこの映画がどれだけいい加減か痛感しました。つーか、眠いんですよ。眠い。話をリアルに見せようとしてんのは分かるけど難しくしすぎてる。それで話についていけず結局ストーリーを追うのを放棄してただボーッと画面を見てるだけになってしまうんですよ。俳優陣も半分以上は年寄りなんで華が感じられない。モーガンじいちゃんは良かったもののベンは全然。もっと本気でテロと戦えよ。マクレーンみたいに!・・・それじゃ違う映画か。 2点(2004-07-03 10:52:18)(良:1票) |
20. アバウト・ア・ボーイ
38歳で独身で人とは深く関わらず、親の財産で暮らす男って俺にとっちゃ全く憧れや理想なんか無い。そんな男が1人の少年と出会い、変わっていく姿には何故か深く感情移入してしまいました。とにかくこの主人公にヒュー・グラントを起用したのは大正解だったでしょう。彼がいなかったらこの映画の魅力は間違いなく著しく衰退してたと思います。今のところ点数は7点にしてますがこの先、俺が38歳になった時にこの映画に対してどんな感想を抱いているかがヒジョーに興味深いです。あと22年後か・・・よーし!(何が「よーし!」だよ>俺) 7点(2004-07-02 14:39:34)(笑:1票) |