1. イングロリアス・バスターズ
第二次世界大戦を舞台にしたアクション映画。内容はナチス討伐に乗り出したならず者集団(バスターズ)の活躍劇、そしてナチスから迫害を受けたユダヤ人女性の逆襲劇、この2つの話をメインに展開される。監督がクエンティン・タランティーノという人で、ちょっと人によっては好みが分かれる可能性アリ。過去の同監督作の『パルプフィクション』、『レザボア・ドッグス』が好きという方ならおススメか。 [映画館(字幕)] 8点(2011-03-13 23:32:48) |
2. 白いリボン
ドイツのとある村のお話し。村の唯一のドクターが何者かの悪戯で乗馬中に大事故に遭う。この事件をきっかけに今まで平穏無事な村で様々な事件が起き出す。犯人が分からないまま村で起きる事件に村人同士にも不信感が生まれ出す。一見平穏な村に隠された真実が徐々に浮かび上がる。1つの事件をきっかけに村の歯車が狂い出す様はかなり恐ろしいです。「平和」に水面下で忍び寄る「危険」、ギリギリの水面に「恐怖」が見え隠れし、人々に襲い掛かってきます(モンスター映画ではありません)。村の閉鎖性に潜む恐怖に興味ある方にオススメ(そんな人いないと思いますが笑)。 [映画館(字幕)] 7点(2011-03-13 23:29:14) |
3. ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
結婚前夜の新郎とその友達3名。独身ラストに楽しい事しようぜ!ってな具合にラスベガスのホテルで最後の晩餐。書いてるだけでワクワクしてくるような設定で御座いますが、彼らが翌朝目覚めると大変な事になっている部屋。泥棒に入られたかのように滅茶苦茶にされた部屋、トイレには虎、そして押入れにいる謎の赤ちゃん、、、昨夜彼らの身に何が。。。あっ、新郎もいないし。結婚式を潰すことが出来ない3人は新郎を探すために奔走します。これら謎の回収の仕方、新郎を探す3人のドタバタ感、下世話な笑いの数々。くだらない映画を真剣に撮っているこの製作陣に拍手です。酔っ払い過ぎて記憶のなくした事のあるアル中予備軍の方にオススメ。 [映画館(字幕)] 9点(2011-03-13 23:24:48) |
4. ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT
柴田理恵の好演が光る。 [DVD(字幕)] 2点(2007-07-08 23:53:54)(笑:3票) (良:1票) |
5. ブラック・ダリア
ハリウッドスターを夢見て惨殺された女性。上半身と下半身を切断されたその死体は、世界一美しい死体という。その事件解決に乗り出す二人の刑事だが、死体似の女に翻弄されていく。まさにブライアン・デ・パルマのためにあるような原作。しかし前作『ファム・ファタール』に比べると、デ・パルマ度はかなり薄く、やや肩透かしを受ける印象。名作ノワールが原作だけに、職人に徹した感がある。 [映画館(字幕)] 6点(2006-11-05 22:38:43) |
6. マイアミ・バイス
熱い!オリジナル版マイアミバイス原理主義者にはやや不評らしいの今作だが、マイケル・マン好きなら楽しめる事受けあいの漢臭さムンムンの映画。しかし潜入捜査官映画の最高傑作『無間道』と比較すると、今作はエンタメ精神が凄く薄い。まず映画は地味な潜入捜査活動が全編を通して描かれる。そこに『無間道』の劇的でエモーショナルな展開はない。マンの「真の潜入捜査を描きたいという」発言からも、徹底したリアリズムの追求が伺える。ただその中でヒロインとして華を添えるコン・リーの存在感は素晴らしい。それはこの映画最大の見所であるのは間違いない。 [映画館(字幕)] 6点(2006-09-18 00:39:03) |
7. M:i:III
フィリップ・シーモア・ホフマンがアクションの娯楽大作に出るだけで、それはもう貴重。 [映画館(字幕)] 6点(2006-07-17 22:54:03) |
8. ジャケット
『バタフライエフェクト』を彷彿とさせる恋愛タイムトラベル映画だが、サスペンスフルな展開を押しすぎてやや消化不良か。もっとシンプル(内容、演出共に)にしてくれた方が観やすかったと思う。エイドリアン・ブロディはGJ。キーラ・ナイトレーはやや気張り過ぎな印象を受けました。 [映画館(字幕)] 6点(2006-07-02 18:22:53) |
9. クラッシュ(2004)
《ネタバレ》 何気ない事に苛立ち、その捌け口として関係の無い人に当たってしまう。この誰しもが持つ経験の先に何が起きているか考えた事があるだろうか。この映画では、己の苛立ちが他人の苛立ちを生み、その負の連鎖から起きる悲劇を描いている。『砂と霧の家』の傷付け合いたくない者同士の負の連鎖、『マグノリア』の皆がかかえる苛立ちと希望。例えるならこの二つの映画の要素を足したような内容。人間のダメな所、良い所、それを含めて人間なのだなと改めて思った次第。怒ったっていい。苛立ったっていい。傷付け合うけど、それでも人間としての尊厳を失ってはいけない。まさに生きる上で糧になる映画だと思う。「人間をなめるな!」by長渕 [映画館(字幕)] 10点(2006-02-16 00:28:54)(良:1票) |
10. ハウス・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 SEGAのゲームを元に作られた映画らしいが、冒頭の不相応な広告や戦闘中のゲーム画面挿入には苦笑いするしかない。DVD特典の女性陣のイメージ映像が一番の見所。 [DVD(吹替)] 2点(2006-02-15 12:02:37) |
11. アナトミー
VHSのパッケージからは陰々鬱々としたサイコスリラーの雰囲気(『ドイツ』・『医療』・『サイコ』というキーが抜群の怖さを醸し出している点も注目!)。さらにレンタル屋での高回転率も助けてかなり期待していたのだが、内容はただのC級オカルトスリラーだった。『コーマ』+『エス』路線を期待していただけに残念でならない。 [ビデオ(字幕)] 3点(2006-01-22 03:07:50) |
12. 閉ざされた森
出てくる奴らがいかにも「意味有り気です」なので、観てるこちらは勘繰る勘繰る。様々な伏線から推察し、あのオチに納得できる人は相当の懐の深さがあるお方。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-10-12 00:05:31) |
13. 0:34 レイジ 34 フン
《ネタバレ》 私は断固この映画を指示します! 『悪魔のいけにえ』よろしくの不条理系ホラーで、舞台はTUBEと称される入り組んだイギリスの地下鉄。主人公の高慢チキな女が得体の知れないモノから追われるというもの。夜の地下鉄の怖さ、不条理の怖さ、うまく体現していると思う。伏線の張り方もうまく、最後はちょっとクスっとくるエンド。そしてこの映画の誉めるべき点として、得体の知れないモノをキチンと描ききっている所にある。近年のホラーを見ると、ただクリーチャーが襲ってくるコケおどしみたいな映画が多い。『ジーパーズ・クリーパーズ』がそのいい例。クリーチャーを曖昧にする事で恐怖を演出しているのだろうが、それはキチンとした映画の流れがあってのこと。土台が甘い映画に限って、このパターンが多い。まあ『ジーパーズ~』の続編『ヒューマンキャッチャー』は改善されて、痛快なモンスター映画となっている。『レイジ~』では、物語の後半は、クリーチャーメインで話しは進んでゆく。彼のバックボーンもキチンと描くし、オチもつけてくれる。曖昧なホラー映画に対して『レイジ~』が突き付けたモノは大きい。ってかっこよく締めてみた次第です。 [映画館(字幕)] 6点(2005-10-04 00:12:56) |
14. アレキサンダー
アレキサンダーがどーしようもない男なので、正直早く死んでくれと思って観ていました。 [映画館(字幕)] 2点(2005-09-25 18:49:11) |
15. クライモリ(2003)
『悪魔のいけにえ』の直系にあたる正当派(?)不条理系ホラー。見知らぬ追跡者に命を狙われるティーン数名の恐怖を描いた快作。演出・プロット共に真新しさは無いものの、じわじわ主人公たちを追い込んでゆく展開は見物。主人公の男がレイ・リオッタ似なので頼りにならなそうで、なっている。 [DVD(字幕)] 5点(2005-09-20 19:57:59) |
16. セルラー
携帯電話というアイテムをフルに活用し90分間ハラハラドキドキさせる事に終始したB級アクション。さえないナンパ野郎(コイツがまたいい奴なんだな)にかかってきた電話の主は誘拐されていて、それを助けなくちゃいけない!さぁ大変。正直これぐらいの温さの映画が一番楽しいのかも。これはかなりの誉め言葉なのであしからず。 [DVD(字幕)] 9点(2005-09-19 13:31:47) |
17. ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
「はぁ~、アメコミは頭使わずに観れるから最高!」。それが開口一番の感想。簡単に内容を説明すると、とある実験の失敗で超人的力を手にいれた四人のヒーローが悪と戦うという勧善懲悪モノ。アレこれ理屈を付けたらそりゃもうだが、そんな事抜きに単純に観たら面白いのなんのって。各四人の個性のバランス、はじけたアクション、そこには理屈なんて存在しない「ただ楽しむだけ」「ドントシンクフィール」の世界が。確かにこういう映画ばかり観てたら脳が甘甘になりそうだが、たまにはこんなパフェみたいな映画もよろしいかと。 [映画館(字幕)] 8点(2005-09-19 13:25:27) |
18. 2046
《ネタバレ》 たるい恋愛物語が延々2時間半続くので中弛みもいいとこ、眠りそうにすらなりました。しかし劇中に登場するSF小説内の話しは面白かったので、そこはもっと引っ張っても良かったかな。チャン・ツィイーのビッチぶりは予想以上にハマってました。 3点(2004-10-27 18:05:00) |
19. ツイステッド
アシュレイ・ジャドって悪い女優さんじゃないんだけど、安っぽいので出演映画が全部火サス(火曜サスペンス)チックになってしまうのが残念。 5点(2004-10-15 17:31:51) |