1. エイリアンVSヴァネッサ・パラディ
笑わせようとしてるのか、それとも恐がらせようとしているのか、よく分からない。「まあ、その辺は観る側でテキトーに判断してくださいよ、サーセン(笑)」という投げやりな姿勢だけはよく感じ取れる。それと、もういいかげん臨場感を出すための手ブレの濫用は止めて欲しい。 [地上波(字幕)] 1点(2008-06-06 22:29:35) |
2. 甘い泥
《ネタバレ》 イスラエルのキブツというと社会主義国家で言うところの集団農場のようなイメージしかなかったんですが、実際にはもっと幅広い共同体(大きな学校?)のような感じでそこだけは興味深かったです。でも映画としては一言で言うと、「そんなに嫌なら何故さっさと出て行かねえの?」というに尽きます。カルト教団でもあるまいし、その気になれば簡単に逃げ出せそうだけど。行き先もないわけではないんだし…。所々に垣間見えるエロはいいとして、「変態村」以来、久々の子牛フェラには若干違和感を感じました。閉鎖集団の異常性の表現なんでしょうが、オープニングにアレ持ってこられたら、さすがにちょっと引いてしまう。土砂降りの雨の中、親子2人で話し合うシーンなど印象的な場面がいくつかあったものの、最後までしっくりこないまま終わってしまった、というのが正直なところです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-04-25 23:46:54) |
3. 0:34 レイジ 34 フン
ロンドンっていう舞台設定が意外に効いてたかも。いかにもありそうって感じで良かった。あの地底人?の正体も変に説明せず仄めかし程度に抑えたところも丁度いい。でもフランカ・ポテンテ演じる主役のお姉ちゃんがトロくてフラストレーション溜まりそう。見てる間中「何やってんだ!とっととトドメをさせよ!」という言葉をどれほど口にしたことか…。まあそれを狙ってるんだろうけど。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-25 21:38:28) |
4. パルメット
ハレルソンの元新聞記者役というのがちょっとピンとこないですね。報道陣相手にぺらぺら喋るというタイプでもないし、何か雰囲気的に違うような気がします。それとラストのタイプライターはシラけますね。ああいうギャグは必要ないのでは。でもその他は結構良かったかな。エリザベス・シューの粘着質な演技も良かったし、観ている側の読みを外す展開も、やり過ぎず適度に効いていてなかなか面白かった。 [地上波(字幕)] 6点(2008-03-07 21:47:20) |
5. オール・ザ・キングスメン(2006)
これほどのメンバーを集めたとなると、当然その分ハードルも上がるわけですけど、越えられていませんね。ちょっと物足りないです。そもそも、最初は理想主義的だったスタークが何故あんなに堕落し、がんじがらめになってしまったのか、という点を十分描き切れていないので、観ている側は何となく置いてきぼりを食ったような感じになってしまいます。個々の俳優の演技とかは言うまでも無く見事だし、サイド・ストーリーも重厚で、ラストもいいのに、肝腎の本筋が中途半端とは、何とももったいないことで…。 [DVD(字幕)] 6点(2008-02-29 22:09:18) |
6. ブラック・ドッグ(1998)
《ネタバレ》 トラックの荷台に乗っていたワンちゃんは、タイトルとの関係からいっても、当然ストーリー上何らかの役割を果たすのかなと思ってたけど(悪い奴に噛み付いて銃を奪うとか)、何もしないのね(笑)。お約束の家族愛とか銃撃戦とかカーアクションとか、全体的にそこそこ良かったんだけど、レッド役の役者がイマイチ貫禄が無いのが残念。聖書の引用とか知的っぽい味付けもあまりサマになってないし、重厚さが求められる役どころのはずなのにチンピラみたいになっていたのは惜しい。無理を承知で言わせていただくと、デニス・ホッパーあたりを持ってくれば相当引き締まった作品になったと思う。 [地上波(字幕)] 6点(2008-01-12 20:15:34) |
7. 恋はハッケヨイ!
朝青龍も、この映画でも観て、もういっぺんやる気出してくんないかな…。 [DVD(字幕)] 3点(2007-09-27 22:54:02) |
8. エニグマ奪還
《ネタバレ》 邦題とか、DVDパッケージとか、あるいは女装のことには何故か一切触れていない予告編とか、これだけ見たら誰でもシリアスな戦争アクション映画だと思うだろう。知らずに見た人にとっては、ふざくんなっ!てゆうか、ほとんど詐欺じゃん、これ。まあ、コメディとしてなかなか面白いから、かろうじてそれだけが救いかな…。実際、大爆笑ってほどでもないが、それなりに笑いのツボに嵌ってるし、涙あり、セクシーあり、カーチェイスならぬ戦車チェイスありでワタクシ的には結構楽しめました。ラストも特攻野郎Aチームみたいになってるし、これぞB級って感じ。 [DVD(字幕)] 7点(2007-08-31 22:57:05) |
9. ディトネイター(2003)
なーんか、ピーター・ハイアムズ監督の作品で見たことがあるようなシーンだなあ、と思っていたら案の定…。まあ予算が少ないとか何とか色々理由はあるんだろうけど、若しくは著作権さえクリアされてればいいのかもしんないけど、カネと時間を費やしてそんなコピーを見せられる方にとっちゃあ、何だか馬鹿にされてるような感じがする。せっかくストーリーも意外に良かったし(但し黒幕丸わかりだけど)、テロリストとの銃撃戦なんかもコンパクトにまとまっていい味出してたのに、最後でケチつけちゃったな。トホホ…。 [DVD(字幕)] 4点(2007-08-31 22:38:50) |
10. ワイルド・レーサー
某類似作品の二番煎じ臭がプンプン漂う本作、全然期待していなかった分だけハードルが下がったせいか、突っ込み所は多いものの、なかなかどうして意外にやってくれました。結構笑いのツボも随所にあったりして。テンポもいいし音楽も悪くない。クラッシュシーンも大掛かりではないものの見応えある。でもポリス、公道レーサー、窃盗団、三つ巴の闘いって大々的に宣伝してるけど、レーサー以外はみんなマヌケやん(笑)マヌケ過ぎて闘いになってないのがどうもねえ。あと気になったのが、元のドイツ語を英語に吹替えして、それに更に日本語の字幕を付けているわけだけど、なんかこれもっちゃりしてるねえ。どういう事情か知らないけど、ドイツ語のままじゃダメなんかな? [DVD(字幕)] 6点(2007-08-13 22:39:07) |
11. クリミナル・サスペクツ
何やら不自然な存在感を醸し出している、妙に色っぽいコンビニの女店長が、一体何なのかという疑問は残るが、本筋のストーリーの方は緊迫感があって面白かった。日本でも談合とか凄いけど、何か次元が違うというか、とにかく凄まじい世界ですな。それにしても、あの駅のコインロッカーには一体何が入っていたのだろう?…。 [DVD(字幕)] 8点(2007-07-24 22:09:33) |
12. バーティカル・リミット
結局、このアニーとかいう小娘は、何だかんだ言って汚い仕事を全部ボーンにやらせているって事でしょうか? [地上波(吹替)] 6点(2007-06-22 23:15:43) |
13. ビタースウィート(2002)
《ネタバレ》 全体的にNHK教育テレビで時々やっている海外の青春学園ドラマを少し深刻にしたような感じ。そもそも復讐するというのなら、家族を裏切った親父か、その浮気相手に対して復讐するのがスジであって、浮気相手の娘に復讐するというのは、お門違いというかスジが違うという気がする。その点が最後まで引っかかって、違和感があり、しっくりこなかった。作品の設定にそもそも無理があるような気がする。中流の家の娘と金持ちの家の娘という対比の構成は面白いのだが、そもそもそんな違う境遇の二人が同じ学校に通っているというのも疑問といえば疑問である。また経緯を端折って、いきなり二人が友達同士というところから話が始まるのも、ちょっと唐突という印象を拭えない。ただステフィ役を演じた女優さんの「嫌な女」ぶりが妙に板についていて良かった。 [地上波(字幕)] 4点(2007-05-08 21:21:31) |
14. 閉ざされた森
《ネタバレ》 最初映画館で観て、関係者の名前と顔が全然一致せず、最近テレビ放映されたのを録画して何回か観てようやく一致してきた。一回見ただけで一致する人は、ある意味天才。結末がバレバレの映画も考えものだが、あまり解らないのもねえ…。奇を衒い過ぎというか何というか。ストーリーは、まあいいとして、ジャングルでの銃撃戦の見にくさ、何とかなりませんかねえ。暗くて誰が誰を撃ってるのかよく分からない。あとは、ニュニエズ役の女優さんの笑顔が印象的でした(ラスト近くの)。兵士のときは顔を黒くしてたんで気が付かなかったんですが、結構綺麗な方ですね。 [地上波(字幕)] 6点(2007-03-21 13:38:43) |