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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2095
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 60歳

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1.  悲愁(1979) 《ネタバレ》 
夢の世界、映画の世界に生きる大女優の、巨大な自己愛。 「サンセット大通り」を思い出させます。  ただ、この作品が創られたのは、当時のメーク技術の向上があります。 若い女性すら、老婆に変身させてしまう技術が・・ ビリーワイルダーは、そこから本作を創ることにしたのでしょう。  可愛そうなのは、娘です。 名声よりなにより、若さに勝る宝はないのに・・ 悲しい結末です。 嫌~な気分になります。
[DVD(字幕)] 7点(2024-09-29 17:58:59)
2.  誰よりも狙われた男 《ネタバレ》 
これは面白い! 漫画ではNATOスパイものと言えば、「エロイカより愛をこめて」が有名だが、 映画では、なかなか日本ではお目にかかれない。  それをスパイものの名手、ジョン・ル・カレの作品なのだから、まぁ観ないわけにはいかない。  俺ってフィリップシーモアが、好きだったんだなぁと再認識しました。 ル・カレの映画化には、大物俳優が欠かせないが、シーモアが映画史上ダントツでスパイ演じさせたら最高じゃないか! と感じ入った。  内容は、ものすごく怖い話。 これ以上は言えません。皆さん、観ましょう。観終わった後、マジでビビります(汗)
[DVD(字幕)] 8点(2024-09-23 23:43:16)
3.  ナイロビの蜂 《ネタバレ》 
レンタルで、サスペンスのコーナーに置かれてあったが、 この手のものにしては、銃撃戦とかもなく、人間がよく描かれてあった。  正義感が強く、革命気質の女性と、お役人体質の旦那の、ラブストーリーでもあった。  レイチェルワイズの神々しいヌードに感動♪  え?これ、ジョン・ル・カレなの?ええ!?
[DVD(字幕)] 7点(2024-09-21 17:19:50)
4.  コンパートメントNo.6 《ネタバレ》 
「ビフォアサンライズ」みたいな、列車で一緒になった男女のはなし。 これは、シベリア鉄道かと思ってたら、ロシアの西側を縦に走る鉄道なんだね。 ロシア人とフィンランド人の話である。  とかく、ウクライナのことで、評判悪いロシアだが、 やはり国民のロシア人は、武骨だが、気がいい人も多いのだろう。 ペトログリフを見に行く彼女と、地元にそんなものがあるのかと一緒になったロシア人。 岩に刻まれた傷みたいなもの(ネットで調べたら)を、はるばる見に行く、どのの国にもいる歴女。  ラスト、恥ずかしがって見せたがらなかった彼女の似顔絵が、 なんともキュンポイントなんですね。  暖かい気持ちになれました♪
[DVD(字幕)] 7点(2024-01-20 18:13:55)
5.  逆転のトライアングル 《ネタバレ》 
この話は、イタリアの映画「流されて」に似ている。 舟と、漂流した島で、立場が逆転するというのは、この話が発明したモノではない。  まぁ最近の映画らしく、いい意味でまとまってて、無理も無駄もない。 よくできてる。  さぁ、今後の展開はどうなるのか? トイレ掃除のおばさんの天下は、終わったわけだ。 助かった後のことまで計算しなきゃならない時代なのかね、まったく。 人間を見る目が嫌らしくなっちまうが、仕方ないね。  今、上にいる人間が、襟をただしてくれればいいよね。 いつどうなるか分からないから・・ そんな教訓話。
[DVD(字幕)] 7点(2023-12-16 20:57:22)
6.  レニ 《ネタバレ》 
レニ・リーフェンシュタール。 才能ある女性が、美を求めたら、こうまで突っ走るか・・  ただ彼女は、醜いものは避け続ける。 人間の醜い部分、特に突出しているのが戦争だ。 ヒトラーと同時代に生きた彼女は、技術と美学の創作本能にのみ、力を入れて、 ナチス宣伝映画「意志の勝利」、あるいはヒットラーご満悦五輪の記録映画「民族の祭典」を魅力的に創り上げてしまう。 結果、歴史の判定で、彼女は罵倒し続けられる。  その後、アフリカ、水中生物へと、美なるものを求めて、彼女はまい進する。 女性が力を持ってきた現代、美を追求させたら、女性の方がスゴイかも、などと考えてしまった。 ただ人間の闇を捉えることは、男性の方ができるかもしれない、などと・・
[DVD(字幕)] 7点(2023-06-20 01:42:27)
7.  ブンミおじさんの森 《ネタバレ》 
感性という言葉がある。 風土から生じるそれは、東洋の国にもある。 精霊や前世は何?ということを、それぞれの国で、人々は自然の中で考える。 それを感性というのだろう。  頭を無にして観ると面白い。 この監督の「メモリア」を先に観てたので、こんな作品だと分かってたので、本作は楽しめた。 この先、どうなるんだろうと思わず鑑賞すると、面白い。  ストーリーは、死んだ嫁が迎えに来るという話である。 そこで、昔、王女が自分の顔にコンプレックスを抱いてることを湖のほとりで泣いてるところを ナマズが彼女を抱いて、きれいにするというエピソードが入る。 ナマズとの性交のシーンが、エロスの極みである。 そして、死んだ嫁と抱き合った男は、死にに森に入る。 そういう話である(・・と思う)  終盤、この監督得意のSF仕立ての味付けも忘れない。 ファンが多いのも分かる気がする。
[DVD(邦画)] 8点(2023-05-16 01:13:51)
8.  オリ・マキの人生で最も幸せな日 《ネタバレ》 
うふふ・・  タイトルが捻ってあることがラスト、分かる。  ま、いいか、って感じです。  白黒であることで、淡々とした話がじんわり残る。  こんな映画もあったなぁって感じ?
[DVD(字幕)] 7点(2023-03-14 23:23:55)
9.  アイダよ、何処へ? 《ネタバレ》 
国連の紛争現場での悪戦苦闘ぶりを描いた映画は、ほかに「ノーマンズランド」がある。 国連も人道的に有意義なことをいっぱいしているだろうが、 やはり映画が取り上げるのは、こういう過酷な現状である。  映画は、紛争現場の国連の動きの中で、なんとか正気を保とうとする 女性を描いてる。 きついな、と思ったのは、セルビア人との関わりの証拠を処分する中で、 夫が3年半の間、紛争の記録をつけた日記すら処分していたことである。  歴史は、このような戦火をかいくぐれなかった記録が膨大にある中で、 わずかに残った記録から形づけられているのだろう・・
[DVD(字幕)] 7点(2023-02-25 23:23:23)
10.  MEMORIA メモリア 《ネタバレ》 
アピチャッポン監督、初鑑賞。 ヘルツォークを思い出させるような文明批判映画と感じた。  人類の記憶の中に、西欧文明だけでは不可侵な分野がある、そういうメッセージを受けた。 あのラストの宇宙船が、その象徴だろう。  幻聴のする女性と、石の声が聞こえる男性。 この二人の邂逅に物語は大きく盛り上がる。 そして聞こえてきたのが・・ 砂浜での箱の中に主人公が閉じこめられていて、それをハンマーか何かで、 叩いて、箱をこじ開けようとする声だ。  これが宇宙船なのか(放射線とか言ってる)、彼女を殺そうとした別のなにかがあったのかは分からない。 (ただ素直に考えると、この女性は宇宙から来た人じゃないか?と思えるのだが・・) 
[DVD(字幕)] 7点(2023-01-28 20:55:50)
11.  スモーク(1995) 《ネタバレ》 
味わい深いなぁ・・  ずっと昔に一度観たけど、その頃出てきてたスパイクリーなどの黒人の映画の 一つくらいの感想しかなかったけど、年齢重ねて、再鑑賞。 ため息が出た。  もうカイテルのラストの体験談で、今までの黒人青年の話が ぶっ飛んじゃうんだよね(笑) 人生とは、と丁寧に描いて、極めつけのオジサンの思い出話。 実はこっちの方が、本作の原作。  スモークというより、アルコールでもいいよ。 でも女性があまり出てこないから、やはりスモークなんだろうなぁ・・
[DVD(字幕)] 8点(2022-08-21 22:45:27)
12.  蜘蛛の巣を払う女 《ネタバレ》 
リスべット再び!  格闘技とか銃撃戦になったら、女性は不利なので、 今回はパソコン、オタク仲間、子ども、記者、軍人を味方に 敵と戦う。 前作のフュンチャーのリスべットは変態男にブチ切れたけど、 彼女の父親もそういう血筋だったんだね。  女性がヒーローなので、すぐ窮地に追いやられるが、そこはダイハード。 センスある場面が多く(特に向かい合ったエレベーターでの連絡の取り方)、イカスのだが、 映像が暗いので、疲れてしまう。 女性の感性のとらえる世界は、このようにダークな世界なのでしょうか・・
[DVD(字幕)] 7点(2019-09-28 18:28:52)
13.  ヴァレリアン 千の惑星の救世主 《ネタバレ》 
リュックベッソンのファンなんで、観ました。  リュックSFの「フィフス~」も後からジワジワ~と来て、結局DVD買っちゃいましたもん♪ 多分、この映画も手に入れることになるんじゃないかな?(笑)  バンドデシネが原作なんだね。これは原作もなんとか読んでみたい。 近くの漫画ミュージアムに購入してもらうかな?  映像が派手な割に、話はシンプル。 1人の司令官のミスで、一つの惑星を破壊しちゃったって・・、そりゃあかん! この二人のコンビがいいよね。話の決め手は相方の女性だった。 この二人なら、SFじゃなくても、結構面白そうなストーリー出来そうな感じもします。 リュックベッソン、手落ちなし。 ユーモアも交え、ラストは愛で締めくくります。い~よね~。
[DVD(字幕)] 7点(2018-12-01 23:40:41)
14.  雪の轍 《ネタバレ》 
長い映画だったので、HPで大筋を把握して観たので、3時間強でもさほど苦ではなかった。 面白かった。トルコ版「ある結婚の風景」みたいな感じで、男女の喧嘩がかなりを占める。 そして、ラストのお金をめぐっての冒頭の親子とのやりとり。ここで一気にドラマが引き締まる。それまでも色んな軸が張り巡らされて、面白いのだが、一番のクライマックスはやはりここの部分だ。この親子で始まり、この親子で終わることで、人のあり方を浮き彫りにしている。例え、尊敬に値することを言う大作家でも、身内の女性にかかればコテンパンだ。宗教、国は違えど、女性の言い分と言うのはどこも変わらないものだなぁと思ってしまった。またやはりラスト近くの作家先生がいかがわしいと言ってた地元の教師の引用する言葉と、作家先生の引用する言葉で、人間としての力量が浮かび上がる。作家先生は、自虐的な歌だった。対して一方の先生は、人生に向き合い闘い抜いているからこその引用句だった。最後、奥さんの元に帰るのだが、HPでは離婚すると書いてあったが、映画はそこまで描かない。ただほのめかして終わりの、実に品の良い映画だった。面白い!
[DVD(字幕)] 10点(2018-11-25 20:34:05)
15.  誰のせいでもない 《ネタバレ》 
ヴェンダースの心の底にある、静かな世界観を描いている。 今までのヴェンダースとは一味違う。もともとヴェンダースは静かな作品が多いが、 (パレルモシューティングは例外)さらに静かな本作品。 覇気のない自分の無さげな主人公は、それが目に現れている。 そんな彼が事故を起こし、不幸が拡散する。 事故で息子を亡くすのは、シャルロットゲンズブール。 どこかで観たことあると思えば、あのラースフォントリアーの「ニンフォマニアック」だった。そりゃあ体をはった、あの映画を観てたら、記憶に残るわけだ。 この主役の作家は、ちゃっかり子どもを欲しがる、付き合ってた女性を乗り換え、 別の子連れと一緒になる。 とにかくフワフワしていて、心ここにあらずだ。 しかしこの事故を起こした家の長男との再会が、事態を動かす。 この少年のささやかな犯行のあと、主役の男性は自分が許された感じがしたのだろうか、 この少年を抱擁した後、急に世界が開けてくる。 この世界が開けた一瞬を3Dをつかって、表現している。 うまい3Dの使い方だ。 パレルモではちゃけた感のあるヴェンダースが、また静かな心象風景を撮った。 次の作品はどんな風になるのだろうか?興味がある。
[DVD(字幕)] 7点(2018-11-25 20:26:22)
16.  希望のかなた 《ネタバレ》 
アキカウリスマキって、どん底の人世をそれでもハートは失わないって味だよね。 それが本作でも出てる。  難民問題を描いてる。 そこでふとカウリスマキって社会派なんだって気がつかされた。 ユーモラスなニュアンスがあるから、気がつかなかったよ。  日本が好きなとこは相変わらず。 そういえば日本の歌謡曲がながれる監督作(「過去のない男」)もあったね。  でもマッティペロンパーが出ないと、カウリスマキ色が薄くなるね。 似た俳優使ってるけど・・
[DVD(字幕)] 7点(2018-10-06 22:24:15)
17.  青い夢の女 《ネタバレ》 
ヒッチコックの「ハリーの災難」ですね(笑)  べネックスは、女性の狂気を描いたりして、人生の深淵を 観客である僕らの前に見せてくれたかのようでしたが、 やはり本当のとこは映画オタクだったんじゃないかなぁという感じです。  本作は精神分析を扱ってますが、特にうなるような内容でもなく、 娯楽サスペンスといったとこでしょうか・・
[DVD(字幕)] 6点(2018-08-05 02:17:59)
18.  パターソン 《ネタバレ》 
ジャームッシュが好きだ。 彼がいるから、また生きていける、そういう感じだ。 彼の映画がまた観られるから、また生きていけるとも言える。  もの言わぬ隣人のような映画だ。 あの「事件」が起きて、最後、永瀬正敏が天使のように現れるとこなんか 最高だ。  また好きな映画ができた。 今宵はジャームッシュの昔の作品でも観てみるか、という気持ちになった。
[DVD(字幕)] 8点(2018-06-09 21:12:20)(良:2票)
19.  スノーデン 《ネタバレ》 
オリバーストーン、久々の新作。相変わらずの反骨(?)映画。スノーデンがどのようにして国を敵に回すにいたったかの心情変化の様子がもう少し丁寧に描かれていれば・・と思った。 特に自己否定の強い性格でもないのに、自分の仕事を何故ここまで冷静に見つめられたかがポイントだと思う。オリバーストーンはそこを、愛する人の存在、そして中東の戦争でゲームのように人を殺しているアメリカという国の実態に置いてる。もう一つ、忘れてはならないのがてんかんという持病。この病気とともにあるだけで大変なのに、スノーデンはそこに天才的なコンピュータースキルを持っていたのだ。 国を敵にするというのは相当なこと。僕はやはりてんかんの存在が大きかったと思う。この主人公は、かなりこの持病の存在に葛藤していたから、そんなことができたのではないか? でもまぁオリバーストーンの映画は、大きい存在に疑問を呈する社会派が大きな持ち味。久々のオリバー節、健在で安心しました。
[DVD(字幕)] 7点(2017-10-07 23:07:59)
20.  麦の穂をゆらす風 《ネタバレ》 
国難のとき、レジスタンスとして戦った仲間も、強いものの出してくる条件をめぐる妥協か、それとも守るべきもののためにもっと戦うか、その選択をめぐり、かつての仲間同士で殺しあう。アイルランドの歴史問題は、詳しくは知らないが、どこの国の歴史もこのような感じで、泥沼化していっている感じがする。ケンローチの映画は、簡単に答えの出せない社会派が多い。条約批准をめぐる議論の場面は、かつての「大地と自由」を思い起こさせる。発言ひとつひとつに手を抜かない視点を盛り込む姿勢は相変わらずである。
[DVD(字幕)] 8点(2017-07-30 21:02:30)
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