1. コーラス
《ネタバレ》 視点がおかしいんですよね。「あの先生誰だっけかー。」と回想するシーンからこの映画は始りますが、その後はずっと先生視点。最後にちょろっと現在のシーンが入りますが、この最初と最後は果たして必要なのかどうか。もし必要とするならば、この映画は彼の語りで彼に感情移入させる形でないとおかしい。次に最初と最後をとりあえず脇に置いといて先生視点で見ると、これまたおかしい。まずモランジュが特別扱い過ぎて、他の生徒に全くと言っていいほど光が当たっていない。これは子供時代の自分がその他大勢だったからひがんでいるとかではなく、題材が合唱なのにこれではおかしいだろうという事。もうひとつは脇に置いてあった最初の最後のシーン。先生が主役ならこれらは不必要ということ。見始めてすぐ「あ、これバティニョールおじさんだ!」と期待値上がったんですが、見事に裏切られました。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-02-16 18:21:14) |
2. ティムと妖精オキの不思議な地底王国<TVM>
メインである子供のキャラが弱い、というか中途半端というか。弱いところからの成長をもっと絡めて欲しかった。他はなかなかいい線いってると思う。映像や音楽は綺麗だし、ママと男のやりとりは見ていて気持ちがいい。特にママのキャラが好きだな。美人だしサバサバしてるし。話の方は深い謎や凝った要素はなく、ほぼストレートな内容。これはガッカリというより期待通りと言った方がいいだろう。軽く楽しめる作品だと思う。 [DVD(字幕)] 5点(2010-07-29 19:31:09) |
3. ウォンテッド(2008)
《ネタバレ》 何やってるんだー動物愛護団体は!早く抗議をし・・・え?あいつらはいいって?かわいくないから?ああ、そう。 [DVD(字幕)] 4点(2010-07-13 20:14:00) |
4. マンマ・ミーア!
楽しめなかった理由に生理的なものも関係するがとりあえず書いてみる。まず、たとえ女優であろうとも年配の女性が歌い、踊り狂う姿を見るのを許容するには何か特別な要素が必要だ。コミカルな動きとか発散に値する背景、上品さや歌唱力、観客を飲み込むパワーといったもの。しかしこの映画にはそれらの要素が全く含まれていなかった。ただただ見苦しい姿だけを見せつけられた感覚だ。特に前半は話も進まず、何もかもだらけきっていて危うくリタイアしそうになった。唯一の救いである娘役の女優もそれほど目立っていなかった。正直言ってこれを見た事を激しく後悔している。今後、あの素晴らしいアバの音楽を思い浮かべる時、この映像がかぶさってくると思うと何とも耐えがたい。それと自分はメリルストリープが嫌いなんだという事をようやく確信した。途中から見るのもイヤだったしキスシーンなどは直視出来なかった。ということでこの映画の評価は改めて書くまでもないが最悪。全く楽しめなかった。 [DVD(字幕)] 1点(2009-12-23 19:52:45) |
5. 帰らない日々
《ネタバレ》 交通事故というのは毎日の様にニュースで報道されているので、運転者にとって、またそうでない者にとっても身近な存在。よって感情移入させるという点では比較的容易いと思われる。この映画は前半に加害者、被害者(の親)、双方の内面を描いているが、どちらの感情も伝わってくる。ホアキン、ラファロと渋いキャストで見応えもある。だが話が進むにつれてサスペンス色が強くなってくる。二人が徐々に近づいていく様子が中心になるので、せっかく入り込んだ感情がどんどん離れていく。サスペンスとしての作りが浅いのも原因だろう。ラストに山場はあるが、そこに辿り着く頃には完全に気持ちが冷めていた。全体としてみるとサスペンス部分と内面を描いたドラマがうまく融合出来ていないと感じた。好みのキャストだし、良かった点もあるが、見る側のスタンスをころころ動かしてしまう映画は好きじゃない。 [DVD(字幕)] 4点(2009-05-16 16:34:28)(良:1票) |
6. バイオハザードII アポカリプス
仮面ライダーアリスと、アンブレラショッカーの仁義なき戦い。 [地上波(吹替)] 5点(2009-04-20 22:27:12) |
7. エル・コロナド 秘境の神殿
背景や人物の掘り下げなどを極力省き、手っ取り早く本編に入るあたりはB級映画として潔い。映画の構成は後日冒険譚を語っている、いわゆる回想という設定なので、次々に訪れる計った様なハプニングやダイジェスト的な作りもさほど気にならずに見れる。肝心の役者陣だが、男どもはきっと役柄に合う容姿だけで選んだんでしょう。完全に見た目だけで魅力もへったくれもありませんでした。しかしメインの女性がなかなか良かった。顔はもう完全に忘れてしまって思い出せない程インパクトがない女性だが、一番ウケたウィンカーなどのボケや色気、溌剌さなどヒロインに必要な性質を“適度”(←ここ大事)に持っていました。過度な期待はダメだが、尺も短く見やすいのでちょこっと楽しむ事に適した優秀なB級映画と言えるでしょう。 [DVD(字幕)] 6点(2009-04-12 12:58:36) |
8. ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝
ハムナプトラが1、2と楽しめたのは夫婦や兄貴、イムホテップという魅力的なキャラクターや話の面白さがあったからこそ。3はイムホもいないしレイチェルワイズも降板という事で、少なからずグレードは下がるだろうと思っていたが、違う方面に下がった様に感じた。自分はCGだろうが何だろうが映画が面白くなるのであれば、どんどん使えばいいと思っている。でもそれは内容やキャラクターが伴ってこその話。CGが主役になっては本末転倒。リアルな動きを見せるモンスターや魅力的な映像も、奥行きがなければただの映像でしかない。続編があるのかはわからないが、自分はこれで卒業。 [DVD(字幕)] 2点(2009-04-04 20:44:01) |
9. ワンダー・ボーイズ
一癖も二癖もある俳優陣の役作りや雰囲気が内容に勝ってしまい、言いたい事・メッセージなどがダイレクトに伝わりにくい感じがありましたが、それでもなかなか楽しめました。人間は無意識に行動している面があるなんてセリフがありましたがその通りですね。誰でもイヤな事はやっぱり避けたい。この映画の主人公も一言・二言で解決出来そうな問題をしっかり避けて通っています。意識的な行動ではないので感情移入しづらいですが、これが本来の人間の行動かもしれません。ジェームズの様な人間と関わった事で迷惑を被りますが、ここで面白いから乗っかってみようという気持ちになった事こそが、主人公の現状打開に繋がったのでしょう。周りから見ればハタ迷惑でしかないんだろうけど、無意識な行動から1歩踏み出すには、はみ出した行動も時には必要かも。多くのものを失ったと他人から見られても、本人が進んだと思えばそれは間違いなく前進。かなり妙な作りですが、ちょっとした勇気をもらえる映画でした。 [DVD(字幕)] 7点(2009-03-30 18:51:51) |
10. パパにさよならできるまで
険悪さが漂っているこの家庭と似た状況で自分が育ったためか、嫌悪感が先に立ってしまい見るべきところを見れずに終わってしまった。母親の幼稚さには吐き気さえした。また、家族を支えようとする兄の心情の方に興味があったのも入り込めなかった理由。印象に残っているシーンは殆どないが、ピアノの音色や音楽はなかなか良かった。だけどそれは単体としてであって映画の内容と合っていたかと聞かれるとそうでもない。似た題材では『ポネット』や『マイライフアズアドッグ』があるが、それらには到底およばない作品だった。 [DVD(字幕)] 3点(2009-02-26 18:08:02) |
11. オドレイ・トトゥ in ハッピーエンド
女優を目指してNYにやってきたフランス女の生活を描いた話。オドレイは相変わらずとぼけたキャラクター。人ん家の花壇で用を足すわ、履歴書はチョー適当だわ、女優を目指すだけあって図太さ抜群でした。この人ん家の主人が冴えない脚本家で、オドレイのお相手となるわけですが、バイト生活などが中心でラブは控えめ。それなのにラストは出来過ぎでやり過ぎ、まとめ過ぎ。ドキュメンタリータッチで画面が暗く見にくいのもいまいち馴染めず。 [インターネット(字幕)] 4点(2009-02-18 19:24:56) |
12. エイリアンVSヴァネッサ・パラディ
見た事、録画した事を猛烈に後悔した映画。邦題担当者には“あっぱれ”を差し上げましょう。ちなみに続編を作るなら『エイリアンvs叶姉妹』これがお勧めだ。どちらも地球外生命体なので白熱した戦いが見れるはずだ。ぜひ挑戦して欲しい。 [地上波(字幕)] 1点(2009-01-10 23:04:48) |
13. ザ・チェーンソー・スラッシャー -悪夢のいけにえ-
①たまにはZ級映画を見たい②ネタになる映画を探している③おっぱいが大好きだ④チェーンソーという単語に過剰な反応をしてしまう。以上4つが当てはまる人だけにこの映画を捧げます。 [DVD(字幕)] 2点(2009-01-05 14:43:05) |
14. ウェディング・プランナー
《ネタバレ》 ジェニロペなりに頑張ったとは思うが、自分から見て彼女は女として出来上がり過ぎている感があるので、好感・親近感という面で圧倒的に物足りない。たとえば脇で光っていたジュディグリアが見せた様な、はじけた明るさや、愛嬌、ちょっと抜けた感じが彼女には出せてない。彫刻の××××が取れたシーンがあったが、手がくっつく役は彼女がやるべきだった。時にはそれぐらいの下品さも必要。これがケイトハドソンだったら、ブリタニーマーフィだったら、ドリュー、キャメロンディ・・・・あ、いやいやこれはちょっとジャンルが違うな。なんにせよやっぱり彼女はミスキャストだと感じてしまったわけです。ジェニロペを使うならもっと落ち着いた大人の雰囲気で作れば良かったと思う。ラブコメのストーリーは読めて当たり前というか、思い通りに進んでくれるから楽しめる。問題はどう見せるか。役者のキャラクター、演技によるところがじつに大きい分野だ。 [地上波(吹替)] 5点(2008-11-08 10:41:46) |
15. いつか眠りにつく前に
《ネタバレ》 自分はクレアデインズの大味な顔が好きじゃありません。今回はそれを考えずに見ましたが、それでもダメでなおかつ鼻につく演技がイヤでした。そういうのを抜きにして考えても、彼女の役柄であるアンに不快感を抱かずにはいられない。前日に迫った結婚式をためらうほど彼を想っている親友をよそに、自分はやりたい放題。しかも彼女の行動に後ろめたさなどみじんも感じられない。ヒューダンシーはいつも通りの役回りだけど、今回は彼に同情してしまった。それ程アンに不快感を持ってしまった。そしてハリス。彼は名前だけでその存在はもはや空気。魅力など全く感じない。星の話など失笑ものでした。そして終盤歳とったライラと再会するが許しあえるのは当たり前であって、あの歳でいがみ合う人はいないし、もしそういう人がいても誰も相手にしてくれないだろう。娘の妊娠エピソードなども含めてすべて薄い。トニコレットに1点追加で3点。 [DVD(字幕)] 3点(2008-10-21 22:23:49) |
16. ヘイヴン 堕ちた楽園
群像劇プラス過去・現在と入り乱れている作り。見てる間、終わった後ともに気分が沈み、しかも何も残らない。誰にも感情移入出来ないし、したくもない。そういう映画でした。 [DVD(字幕)] 2点(2008-10-10 22:26:39) |
17. サラエボの花
《ネタバレ》 言いたい事はわからなくはないけど、うまく伝わらなかった。娘の性格も見ていて気分が悪く、全体通して苦痛な時間だった。 [DVD(字幕)] 3点(2008-10-01 22:43:28) |
18. バイオハザードIII
3ヶ月後、観た事を忘れる→レンタル→観る(やってもうた・・)→忘れる→レンタル→観る(やっても・・・・そうやって無限ループさせるのがこの映画の狙いだ。 [DVD(字幕)] 4点(2008-09-30 18:29:44)(笑:2票) |
19. ビヨンド・サイレンス
《ネタバレ》 親の子離れ、子の自立というどの家族にでもある問題を、聾の両親・そうでない娘を通して描いている。ちょっとした事で仲たがいしても、やっぱり家族は家族。どこかで繋がっているし、ケンカしたままじゃやっぱり気になる。ある程度歳を重ねると、素直に気持ちを伝えるのはどことなく恥ずかしいものだけど、この親子はしっかり伝えあった。薄暗いオーディション会場で離れた場所での二人の手話でのやりとり。言葉を持っている自分が見習うべき姿がそこにはあった。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-09-27 19:21:12) |
20. 閉ざされた森
脳からナントカ波が出ます。多分。アンチエイジングにどーですか? [ビデオ(字幕)] 5点(2008-09-10 23:04:14) |