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エンボさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 258
性別 男性

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1.  哭声/コクソン 《ネタバレ》 
サスペンスかコメディかホラーかわからないような展開だが、途中から、ホラー映画なのかなと思う。女の子を病気にしたり、精神異常にさせたり、人を殺させたり、後味の悪いホラーだ。いかがわしい祈祷師が現れてからはコメディ色が強くなる。祈祷合戦のところなど、何をえんえんと見せられているのかわからない。途中からゾンビも現れて、わけがわからない展開に。泣いたり叫んだり、騒がしくて、暴力的で、グロテスクな、どたばた映画だ。一番演技が大変そうだったのは子役で、自分の気味の悪い演技がトラウマになったのではないか。何を目指しているのかわからない上に長いので、かなり退屈。最後まで、毒キノコはなんだったのか、日本人は何者だったのか、白い服の女は何者なのか、祈祷師は悪なのか善なのか、わからない。
[DVD(字幕)] 3点(2021-02-23 17:00:19)
2.  パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 
半地下で暮らす貧しい家族は「万引き家族」を彷彿とさせる。富豪の一家に取り入る過程や富豪一家のキャラクターなど、あまりに漫画チックで、このままコメディとして進んでいき、ほろ苦いハッピーエンドなんかを迎えるのだろうか、と思いきや、予想外の展開で、最後は惨劇に。まあ、面白くは見れるが、意図しているところがなかなかつかみにくい。
[映画館(字幕)] 6点(2020-01-28 23:12:21)
3.  新感染 ファイナル・エクスプレス 《ネタバレ》 
ひたすらゾンビが襲ってくるパニックムービー。自己中心的だった主人公が、身重の奥さんを懸命に守る一見うさんくさいデブ男の行動に触発されてか、最後には自分を犠牲にして娘を守る、というヒューマンドラマも盛り込まれている。パニック状況下での人間の心理や行動も描かれる。生まれてくる娘の名前を最後に告げるところとか、発表会では途中までしか歌わなかった歌を最後に全部歌うとか、うまく伏線も回収されている。妊婦があれだけ走り回ったら危険なのでは。高校生カップルの末路は哀しかった。感染が発生した原因は全くといっていいほど不明だが、それはそれでいい。
[DVD(字幕)] 7点(2018-03-21 18:53:05)
4.  ボーン・レガシー 《ネタバレ》 
最後まで話の筋がうまくのみこめないまま最後のフィリピンでのアクションシーンに到達。アクションはそこそこ楽しめるがカメラワークが速くて疲れる。フィリピンの警察があんなに真剣に働くのか疑問。しかもアメリカの指令で。冒頭の狼と戦うおっさんが主人公だと思ってたら二度と現れず。
[DVD(字幕)] 6点(2013-05-04 18:26:26)
5.  JSA 《ネタバレ》 
深い内容の映画であり、一回見ただけですべてを把握するのは極めて困難です。そのときどきの人物たちの行動と、その背景となっている心理を落ち着いて考えてみる、という作業を経ないと、自分なりのこの映画への理解を導き出せないでしょう。たとえば、なぜ最後に主人公は自殺しなくてはならなかったのか。余韻を残す映画です。あのとき何が起こったのか、というなぞ解きを軸に物語は進展していきます。中立の第三者がその全容を解明する、という構成は効果的です。徐々に真相が明らかにされていきます。事件の真相を語る映像がたぐいまれな緊迫感を持っています。
[DVD(字幕)] 8点(2010-08-01 21:59:17)
6.  グエムル/漢江の怪物
そこそこに楽しめる作品だが、描かれている家族愛にさほど感情移入はできない。最後がハッピーエンドじゃないところも、必然性がよくわからない。怪物のCGはしょぼい。ときどきシリアスなのかギャグなのかよくわからなくなる。
[DVD(字幕)] 6点(2007-07-22 16:36:37)
7.  シュリ 《ネタバレ》 
繰り返し見たくなる魅力的な作品です。一番特筆すべきなのはヒロイン、ミョンヒョンを演じるキム・ユンジンの演技でしょう。3人で食事に行き、快活にはしゃぐミョンヒョンは、全篇中そのときだけ、セットしたての違う髪型をしていて、この髪型のときの彼女はあまり魅力的でありません。食事の席で、彼女は彼らが追っている女の写真を見せられて動揺します。その後、雨の中を走ったので彼女の髪形は元にもどっています。そのあと、彼女はずっとこの髪型で登場するのですが、前髪が下りているので顔に陰影がつき、そのことが彼女の内心の葛藤と苦悩を、絶妙な表情を伴った演技とともに描き出しています。食事を作ったり洗濯物を干したりする一見幸せそうな彼女にも、どこかに陰りがあり、内奥の不安感が現れています。ジュンウォンの理解できない苦悩と突然のアルコール依存に陥る彼女が、ビルから走り出してきて抱き合うシーンが、この作品の中では最も秀逸です。次に秀逸なのは、もちろん、最後に銃を向け合うところで、カメラワークが絶妙です。撃たれて倒れこむ前に一瞬見せる彼女の、少しうなずくような仕草には様々な感情が集約されていて、どんな言葉よりも説得的でした。欠点としては、アクションシーンがやたら長く、ちらちらしてみづらいなどがありますが、そのことが気にならないくらい全体的には良い印象を抱いた作品でした。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-12-09 01:33:29)(良:1票)
8.  オルガミ ~罠~ 《ネタバレ》 
姑の嫁いじめがエスカレートし、次第に狂気を帯びた殺戮に発展する、という シンプルすぎるストーリーで、登場人物も基本的には3人だけ。 嫁を救助することになる友達を入れると4人か。 あまりにもありきたりなストーリーで、どこかで見たことのあるような シーンが頻出しますが、まあ、娯楽作品としては楽しめます。 チェジウのファンなら必見かも。
6点(2004-12-25 20:26:13)
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