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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  故郷(1972) 《ネタバレ》 
あえて起伏を少なくしようとしたであろう作り方は分かるが、それにしても主人公の内面はどこまでも表出されておらず、結局は「舟を廃業して出ていっただけ」に見えてしまう。この辺は、日本各地の風景や出会いを媒介として巧妙かつ周到に主人公のステップを追っていった前作とは逆の結果になってしまった。一方で、道化役のはずの松下さん(渥美清)は異様に生き生きしており、むしろこっちの方にドラマが感じられる状態になっている。そのバランスが今ひとつかみ合っていない。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2018-03-29 01:14:47)
22.  ゴジラ(1984) 《ネタバレ》 
前半は、むしろ54年版より良いんじゃないかと思っていたんですよ。俳優陣の演技がちゃんとしているという点において(まだどんくさかった頃の沢口靖子を除く)。しかし、着実に盛り上げる後半部分において、突然話が次々に別方向に行ってしまって、迎撃ミサイルだとか、ビルからのヘリ吊り上げだとか、もうゴジラは全然関係なくなってしまいました。せっかくの役者陣をもっと活用するという発想はなかったのか?
[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-07-24 02:56:32)
23.  ゴジラ(1954) 《ネタバレ》 
出自を除いては、ゴジラそのものにキャラクターづくりができているとは言い難い。また、対する人間側も、多くは右往左往しているだけで、ゴジラに対してどのように対峙し、対決していくのか、ドラマが存在しない(芹沢の最後の決断は、すでに指摘されているが、ゴジラの中身と関連づけられているわけではないので、ドラマになっていない)。したがって、後発の怪獣アクションにはすでに抜き去られているものと位置づけざるをえませんでした。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-07-23 00:16:26)
24.  御用金
藩の財政維持のために全員抹殺という無謀な前提の設定はなかなかそそられるのだが、肝心のその後の進行の部分で、登場人物が上手く機能していない。特に、刺客群がきちんとしていないと、主人公の存在感も際立たないと思うのだが・・・。浅丘ルリ子が妙にオーバーアクト気味なのも気になった。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-04-05 23:09:56)
25.  獄門島(1977) 《ネタバレ》 
ミステリー史上に残るあの犯人を改変するなどという暴挙にはボロカスに言ってやりたいところなのだが、各スタッフの一流の技術により、映像面では十分に楽しめるのでこの点数。特に、死体の凄絶な形相も容赦なくアップで映す執念が素晴らしい。最後がメロドラマになっちゃったのは前2作と同じ。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2007-12-30 01:26:47)
26.  極道の妻たち 危険な賭け 《ネタバレ》 
今回は「先代組長の死去に伴う跡目争い」という入口で、一応、毎回新たなテーマに挑戦してはいるのですね。志麻さんの立ち位置も、組の中心というよりは地方の有力組長というのがやや斬新かも。キャスティングも、小粒感のあった前々作と前作を反省したのか、今回は、石橋・原田・火野と、なかなかの曲者を揃えていますね。と思っていたら、石橋さんはともかく、あとの2人はえらく登場時間が短かったのですが。ただしそれでも、火野さんの、ただ立っているだけで醸し出される異質感というか死神感(?)は、絶品です。●で、筋書については、途中からは誰が誰をどういう理由で狙っているのかがよく分からなくて収拾がつかなくなっていますし、皆様おっしゃるとおり、若者二人の恋愛沙汰(というかこれなら「発情沙汰」に近いが)は、はっきり言って邪魔でした。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2024-02-19 00:50:21)
27.  極道の妻たちⅡ 《ネタバレ》 
十朱幸代の凜とした存在感はもちろんさすがなのですが、制作側がそこに依存して終わってしまいました。かたせ梨乃は最初は堅気だったのがいつしか「極妻」へ、と思っていたら、結局そのまんまで、あれなら最後の処理も含めてその辺のチンピラの愛人と同じです。村上弘明は途中から不自然に出番が増えすぎで、かえって立ち位置がはっきりしなくなっています。で、そういった合間合間に十朱幸代と藤岡琢也の夫婦漫才もどきのやりとりが挿入されているので、さらに方向性が迷走しています。神山繁先生の対抗組織の大親分というのは、なかなか貴重かも。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2022-11-20 01:32:12)
28.  絞殺 《ネタバレ》 
これって、77年に発生した実在の事件を元ネタにしてるんですよね?でもそうだとしたら、何であそこまでゴテゴテとした創作丸わかりの脚色を付け加えたんだろう・・・。それに、同じ事件が題材なんだったら、石橋蓮司/宮本信子/坂上忍で作られたテレビドラマ版(何とDVD化されている!)の方がよっぽど上ですよ。●しかし、この作品でむしろ事件の部分よりも怖いのは、初井言栄率いる近所の人達軍団の、ものすごく人造マシーン的な微笑みの羅列だったりして。
[DVD(邦画)] 4点(2020-12-06 23:48:34)
29.  恋は雨上がりのように
人物造形も場面設定も台詞も、何とも説明的で、かつ作為的。ヒロインの言動は、「こうやって真っ直ぐな性格を体現していますよ」と言わんばかりなのがかえって真っ直ぐではないし、実は周囲との調和と段取りの中でしか行動していない(面白かったのは踏切手前の車中のシーンくらい)。大泉洋もほとんど口先の演技になってしまっているし、逆にいうと脚本がそのレベルにしか達していない。旧友・ちひろの登場場面のみ、妙に画面が引き締まっていた。
[ブルーレイ(邦画)] 4点(2020-03-11 02:39:20)
30.  この世界の片隅に(2016)
何と意外にあまり面白くなかった。とにかく一つ一つのシーンがぶつ切りで、しかもつなぎの脈絡もあまり考えられていないため、ただ時が過ぎているようにしか見えないのです。あえて戦争だ戦争だと強調しない描写をしたかった意図は分からなくもないですが、それならその中で主人公あるいは登場人物は何がしたかったのかというと、特に何も見当たりません。つまり、全体が一つのファンタジーのようにも見えてしまうのです。
[DVD(邦画)] 4点(2019-04-13 01:07:06)
31.  GODZILLA ゴジラ(2014) 《ネタバレ》 
導入部は「あれ?意外と悪くない?」などと思っていましたが、父親が退場してから急速につまらなくなりました。というか、前半の親子二代のああだこうだが、後半に全然つながってないじゃん。あと、ゴジラがことごとく登場した瞬間に出番を切られるとか、暗すぎて何をしているのかさっぱり分からないとかいうのは他の方に同感ですが、それに加えて、カットごとで周囲との大きさ比が全然違っているのも気になりました。ジュリエット・ビノシュの動員という功績に4点。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-11-09 03:06:35)
32.  ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS
特撮、美術、撮影などは、結構頑張っていたと思います。途中から延々と東京に集中した戦いを引っ張る構成も良い。ラストもなかなか簡潔に引き締めています。ただ・・・主演3人の演技があまりにも駄目すぎて・・・結果、人間側のパートの意味が無に等しく、映像と音響頼みになってしまっています。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2016-07-11 03:09:01)(良:1票)
33.  ゴジラVSメカゴジラ
怪獣たちの戦いを存分に見せきってくれるところは好印象。ただ、それに対して大きく足を引っ張っているのが役者陣で、使い方が全然考えられていない。これだけ揃えておいて、みんながそれぞれワーワー騒いでいるだけなんてね・・・。辛うじて演技が見られるのは小高恵美くらいか。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2014-08-03 03:43:40)
34.  河内山宗俊
特にどうという内容はないような気がするのですが・・・タイトルにそのまま主人公の名前をずばり言っていながら、それを追い続けるわけではなく、実際にはいろいろな人に同じ比重で視点が移っている、というのが事前のイメージと一番違う点でした。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2009-11-15 22:41:17)
35.  告白的女優論 《ネタバレ》 
タイトルと設定からして作品の実験性がありありなのですが、筋は何とかつかめたものの、それによって何が表現したいのかは分かりませんでした。登場人物に人格性が感じられなかったので、俳優陣も、極端に言えば、与えられた脚本通りに台詞を読んでおしまいという感じ。ただし、最後のインタビューからラストショットに至る流れは、構図的にも内容的にもなかなか新鮮だったので、点数はそこに対して。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2009-04-28 02:01:58)
36.  極道の妻たち 決着 《ネタバレ》 
今回は一応、不正金融との対決みたいなのがテーマだったのでしょうか・・・。しかし、信用金庫とのあれこれを全然処理しきれていないのはもちろん、そもそも筋立て自体がグシャグシャで、誰が何の理由で誰を狙っているのかがほとんど分かりません。大体、こうして振り返ってみれば、そもそも竹内力自体は何のために消されたのでしょう。そこが安定しないので、いくら敵討ちだとか言われても、話が成り立ちません。●中条きよしは、意外に悪ヤクザ役が似合っています(このシリーズには前にも出ていますが、それとはえらい違いです)。この路線でほかにも作品を残してほしかったと思うくらいです。愛川欽也も、一見しょぼくれたおっちゃん風で実は、という立ち位置がなかなか合ってますが、最後に博打で勝つというだけで終わっていて、もっと人格変化を見せてほしいところでした。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2024-02-23 00:29:25)
37.  極道の妻たち 赫い絆 《ネタバレ》 
前作よりさらにキャストが小粒になった感がありますが、それでも内容的には悪くないのです。ところどころ、名シーンと称すべき場面もあります。しかし、まず基本的なところで穴がありすぎて・・・。●そもそも、志麻さんと宅麻伸が、そこそこ連れ添った夫婦というところに無理ありすぎでしょ。志麻さんは15歳年上なのですが、並ぶと母と息子にすら見えます。というか、宅麻伸はどう見ても極道顔ではないです。本作は夫婦間の愛憎がメインテーマっぽいのですから、この点は致命的です。●逆に、渡辺裕之はもうちょっと出番作れなかったのかな。塀から出てくるの遅すぎですよ。●鈴木砂羽は、もうちょっと綺麗に撮れなかったのかね?ここが志麻さんの対立軸なのですから、もっと丁寧に収めてほしいところでした。●一方で、志麻さんと若いチンピラの疑似母性愛みたいのがサブテーマっぽいのですが、赤坂君ではちょっと荷が重すぎました。頑張ってるのは分かるけどね。●しかし、下っ端でもボス組長でも自在に演じてしまえる萩原流行さんは、やはり偉大。点数はこの方に対して。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2024-02-17 00:19:00)
38.  恋はいつもアマンドピンク
樋口可南子主演の80'sラブコメ!と期待も高まったのですが、まったく内容を伴っていませんでした。川野太郎とのあれこれも、どういう初期設定でどういう発展をさせたいのかさっぱり分かりませんし、父とその後妻という格好のネタも、ほとんど使いこなされていません。大体、このスタートとこのキャストだったら、最初は冴えなかったヒロインが途中で華麗に様変わり!という爽快感を当然期待するわけですが、嫌がらせのように意地でもそうはなりませんでした(ちょっとだけそれっぽいシーンもありはしますが)。あと、画質が妙に粗いのも気になりました。
[DVD(邦画)] 3点(2024-02-16 23:58:50)
39.  極道の妻たち 最後の戦い 《ネタバレ》 
最初のところでかたせが岩下の妹分ということになって、今回は二人が共闘していく路線なのかな・・・と思っていたら、なぜか話が発展しない。かたせは岩下とどう連携しているのか分からず、というかむしろ勝手に一人で行動している。これでは盃の意味もありません。また、出所した稔侍さんをストーリー上どう扱いたかったのかもはっきりせず、登場人物の関係が崩壊する以前に物語が崩壊している。結局、各登場人物がばらばらに動いているだけでした。哀川翔とか石田ゆり子の若者組も、全然活用できてなかったなあ。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2024-01-23 21:06:45)
40.  皇帝のいない八月 《ネタバレ》 
渡瀬恒彦はせいぜい現場の下士官くらいにしか見えず、数千人規模の「クーデター」とやらを精緻に準備して実行するリーダーにはとても見えない。●吉永小百合の役がこの話に何で必要なのかがさっぱり分からなかったのだが、やはり、彼女が登場するたびに思いっきりブレーキになっており、スリルが削がれている。●高橋悦史の出番多めなのは良かったのですが、三國連太郎をアゴで使うというのは、どう考えても違う気が・・・。●丹波哲郎を制服組トップくらいの扱いで出しておいて、さてどんな活躍をするのかと思いきや、何と、解決には何も関わってないどころか、その後出番がまったくなしとは!●いい感じで登場する神山繁先生&健作の記者コンビは、その動きが危機の解決に作用して・・・と想像していたら、ただ「それだけ」でした。●乗客で渥美清&岡田嘉子(!!!)が登場したときは、車両の中でも乗客のドラマが展開して・・・と想像していたら、ただ「それだけ」でした。●というわけで、全体的に豪華キャストの無駄遣いなのですが、見どころがあったのは、どこまでいっても画面内構築力を発揮する山本圭くらいでしょうか。ただ、結局は車内でオロオロしているだけで、何もしていませんが。後は、短時間で美味しいところを持っていった山崎努かな。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2023-08-19 01:06:48)
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