1. 一枚のハガキ
物語として面白いとは思いませんが、このような反戦映画はこれからも作り続けられる必要があるのでしょうね。 [DVD(吹替)] 4点(2023-04-02 15:33:59) |
2. 伊賀忍法帖
この時期で、角川時代劇で、真田広之と千葉真一が出演しているというと、「魔界転生」「里見八犬伝」と比較せざるを得ないのです。前記二作よりケレン味、物語のまとまりが圧倒的に不足していて高い点数はつけられませんね。原作は面白かったので、これは監督の個性の結果ということですかね。それにしても、全然燃えるところも、感動するところもなかったです。渡辺典子はちゃんと演技しているだけに残念。 [DVD(邦画)] 4点(2022-11-29 22:08:45) |
3. 異人たちとの夏
《ネタバレ》 お父さん・お母さんのキャラクターが良いですね。いろいろ構ってくれて心がほのぼのとします。私が同じ状況にあったら、きっと泣いてしまうと思います。後半、主人公がやせ細っていって、いくら優しくてもやっぱり死者と関わってはいけないのか?と思いきや、悪霊は別にいたというドンデン返し。ホラー映画ばりの演出に驚きましたが、破綻しているわけではなく良作と思います。 [DVD(邦画)] 8点(2018-04-08 13:37:54) |
4. IZO
これは珍品ですね。 多数の有名人含む俳優たちがちゃんと演技してるのに全然話の意味が分からないし、少しも面白くない。開始から10数分で嫌な予感に従い見るのを止めたら良かったですね。私の2時間を返してほしいです。主人公のやけくそ気味な叫び声が見終えた後も耳に残ります。 [ビデオ(邦画)] 1点(2017-07-21 23:23:09) |
5. 生きる
通夜の席で主人公の頑張りが回想されるという作りは興味深いですが、そこまでが冗長で退屈なので 高得点はつけられません。主人公の声が終始ボソボソして聞き取りにくいのもマイナスです。志村喬氏の最高傑作は黒沢作品ではなく「日本のいちばん長い日」だと思います。 [DVD(邦画)] 4点(2016-11-24 19:50:36) |
6. インスタント沼
《ネタバレ》 麻生久美子のハイテンションぶりは一見の価値あり。ストーリーはあってないようなものです。竜の出現は全く予想外だったので、お茶を吹き出しました。 [DVD(邦画)] 6点(2011-12-15 19:28:24) |
7. 犬神家の一族(2006)
シナリオがほとんど同じなんですね~。役者も旧作を意識した配置だし。わざわざ作った意味が分かりません。傑作の76年度版だけで十分でしょう。評価できる点は石坂浩二と加藤武の相変わらずの美声(老けちゃってはいますが)。 [地上波(邦画)] 6点(2008-03-18 11:19:50) |
8. 犬神家の一族(1976)
探せばアラもあるんだろうけど、記憶に残る名シーンの方が多い、悪く言いたくない気分にさせる、何回も見直したくなる、そんな傑作です。とりあえず石坂浩二にやられた。風貌も言動も金田一耕介のイメージ通りなんだもん。他にも、メインのおどろおどろしいストーリーはもちろん、ルパン三世そっくりな音楽、随所で効果的に使われるカットイン、加藤武の「よし!分かった!」、すがすがしいラストなどなど、見所は山盛りです。(2023年追記)NHKのドラマとしてリメイクされるとか。NHKだから多分大丈夫とは思いますが、変な方向に変えないでいただきたい。 [DVD(邦画)] 10点(2004-07-30 18:21:33) |