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1.  サマータイムマシン・ブルース 《ネタバレ》 
演技については、男優陣はただ騒がしいだけ、逆に女優陣はただそこにいるだけで、全然魅力的に撮られていない。しかし、それでも中盤以降面白さがせり上がってくるのは、昨日と今日の短期間のやりとり、1個のリモコンを取りに行くというしょうもない目的、というごく狭い範囲から、軸足がぶれていないところにある。だから、作品世界がきちんと完結しているし、滅茶苦茶なことをやっていながら妙な身近さを感じさせる。あとやっぱり、同一場面の多角視点的な描き方は大好きなのです。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2016-04-27 02:23:08)(良:2票)
2.  山椒大夫 《ネタバレ》 
奥方の田中絹代、遊女の田中絹代、そして老婆の田中絹代。この3発の爆撃だけであまりにも強烈。これぞ役者、これぞ俳優。●映像面で印象に残ったのは、実は、最後の感動の再会からさらにその後、カメラが遠景を捉える中で、漁婦が黙々と作業を続けている風景。親子の再会という壮絶なドラマも、誰も気づかない、一番近くにいる人すらまったく気づかない中で、ごくひっそりと行われている。かつて存在した無名の町民・村民に対する製作者の祈りすら感じる。●姉弟を兄妹に変更してしまったのは、やはり大いに違和感がありました。荘園内での成長上の変化や、逃亡の決断のシーンに説得力がありません。
[映画館(邦画)] 8点(2015-05-17 01:36:33)(良:1票)
3.  サンダカン八番娼館 望郷 《ネタバレ》 
事実の持つ圧倒的な説得力に言葉を失う。近代日本の黒歴史の陰で辛酸を嘗め続け、そして誰からも気づかれることなく忘れ去られた名もなき一般の民に誠実に光を当てた監督の(そしてもちろん原作者の)姿勢にまず敬意を表したい。現在、取材時点、そして回想の3つの時系列が巧妙に交錯し、その中で、現在に生きる私たちにも、重みを持って歴史を振り返ることができる仕掛けになっている。娼館の描写は、必要以上に湿っぽくせずにポイントを絞っているが、それでも元娼婦たちの苦難は伝わってくる。それは、最初に彼女の居宅であるあばら家を映すだけで、すべてが表現されているからである。そしてもう一つ、このドキュメントの重要な点は、内容はもちろんだが、それが明らかになった過程にある。当時はもはや誰もが忘れていた、もちろん当事者たちも決して語りたがらない、普通に聞きに行くだけでは誰も答えないであろう対象事実について、原作者は、誰もが躊躇するであろうあばら家(原作では、ムカデが畳の上を平気で這い回っていたとあった)に腰を下ろし、横になり、生活をともにすることによって信頼され、話を聞くことができた。その辺の経緯がきちんと描写されているのも素晴らしい。そして、このような事実の重みに真摯に向き合っていった俳優陣の頑張りについても讃えたい。
[DVD(邦画)] 8点(2009-02-28 02:02:40)
4.  さくら隊散る 《ネタバレ》 
証言者や関係資料が現存するうちに、何としてもこのことを記録に残さなければならない、という制作者の真摯なばかりの思想と、そして祈りが通じる作品。死傷者の数が重要なのではなくて、大事なのは、その一つ一つに「背景」と「存在」があるということ、そしてそれが問答無用で断ち切られる容赦のなさ。そのことを伝える証言者の一言一言、そして再現ドラマは、これからも価値を失うことはなく、そして余りにも重い。
[DVD(邦画)] 8点(2008-12-13 13:26:00)
5.  さよならくちびる 《ネタバレ》 
冒頭からいきなり「解散」の宣告で始まる。しかもその理由の説明もなし。これはもしかしてありがちサクセスストーリー系音楽青春モノとは違うのでは、という予感が走りますが、はたしてそのとおりでした。一つ一つのシーンの撮り方が丁寧だし、台詞も軽くない。だから、すべてが本音のぶつかり合いになっています。また、デュオのくせしてちっとも仲が良くない主人公2人の関係性も心地良く感じますし、それを扇の要のごとく的確につないでいる成田凌もいい仕事をしています。いろんなライブハウスの風景をきちんと作り込んでいる点も含め、制作側の手抜きのなさを感じます。難点は、このグループの立ち位置自体がはっきりしないこと(インタビューでは「飛ぶ鳥も落とす勢い」と言われていながら、ライブではガラガラだったりするし、かと思えば最後の函館では突然満員で大受けだったりするし)。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2023-12-26 00:45:09)
6.  聖の青春 《ネタバレ》 
単に将棋にネタとして乗っかっただけの内容だったら許さんぞと思いながら見始めたのですが、予想外に良い内容でした。村山も羽生もいちいちいろいろそっくりで楽しいんだけど、何といってもMVPはリリー・フランキーの森信雄!単に雰囲気が似ているというだけでなくて、すべてのシーンのすべての芝居が、「村山への師匠愛」というこの人の本質を体現しています。●それから、将棋を指す指の動きの一つ一つはもちろん、対局中の仕草、記録係や立会人の作法、控え室の光景や大盤解説の風景まで、きちんと丁寧に作っているのがよく分かるのです。それと、対局中って(終了後もですが)、当然ながら沈黙が支配する世界になるのですが、それを恐れずに(ヘタな台詞だの何だの入れずに)堂々と撮りきっているのも素晴らしい。●降級時の切れ負けの一局、相手のモデルは田中寅彦ですよね。ほんの一瞬の登場なのに、こういうところも丁寧です。●気になるキズは、クライマックスの対戦中、あの安食堂サシ飲みシーンを回想でそのまま出してしまったこと。ここはそんな回想なしの方がよかったと思うのですが、かりにやるとしても、対戦の風景に台詞だけを断片的にかぶせる、とかでしょ。そうでないと、2人が対局に集中していることにならないよ。●しかしいずれにしても、村山聖という早世の天才の名を後に残した作品としての功績は大きいと思います。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2021-05-09 00:10:53)
7.  ザ・スパイダースのゴーゴー・向う見ず作戦 《ネタバレ》 
スパイダースというのは、そもそも存在自体が奇跡だったようなグループなのである。日本の芸能界(本来の意味)の至宝である、堺正章、井上順、かまやつひろしが、同じ画面内に存在して動いている。そのことだけでも奇跡である。そのスパイダースを、存分に映像面で駆使しようとして単純明快に作られた作品。悪い内容になるはずがない。●ただし、決してスパイダース頼りというのではなく、中身も案外(?)きちんとしている。「テレビで偶然見たチノちゃん(松原智恵子)に会うために、『一直線』に歩いていく」というただそれだけのコンセプト、それを真剣に大真面目に描こうとする制作態度(だからこそ醸し出される面白さ)。何よりも凄いのは、歩いていく七人が常に縦一列等間隔という絵面上のこだわり。「型」が存在するからこそ「型破り」が面白い、という笑いの鉄則を、とてもよく分かっていらっしゃる。●その上で、牛が列車に轢かれた瞬間にステーキになっている(それを当たり前のようにバクバク旨そうに食べるメンバー!)とか、死刑執行室の13階段まで一直線に進んでいくとか、今では誰もが委縮しちゃって手を出さないような描写まで平然と取り込んで進んでいく、膨大なエネルギー。これぞ60'sならではの熱さ。制作者は別に自分たちを熱いと思っていないのが、さらに熱い。●そして、意味もなくフル演奏(しかもステージ衣装で!)される「風が泣いている」とか、突然ゲスト的に登場するヴィレッジ・シンガーズが歌う「バラ色の雲」とか、無駄なファンサービスがさらに洒落ているのです。そこまでされたらもう何も言えん。●純粋に映画としては一応この点数ですが、この貴重な自信満々の暴走ぶりという価値においては、紛れもなく10点。●山内賢と仲間たち(ヤング&フレッシュ!)の演奏まで見られてしまうのは、もはやオマケとかサービスとかいう領域をはるかに超えているが、本職のGSより明らかに演奏が上手いのは、いかがなものかと思うぞ。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-06-28 02:40:04)
8.  ザ・マジックアワー 《ネタバレ》 
相手を脅すと見せかけて実は全部演技、みたいな話はいくらでもあって、それを真裏から見たらどうなるか?がこの作品の出発点なんですよね。その力点が統一されているので、拡散しそうになっても踏みとどまって最後まで一気に見せ切ってしまうのです。ただ、もう少し整理して凝縮することはできたと思います。とりあえず、深津絵里はむしろ最初と最後だけ登場、くらいでちょうどよかったのではないでしょうか。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-02-12 21:10:38)
9.  最後の忠臣蔵 《ネタバレ》 
何と予想外に面白かった。誰もが知っている忠臣蔵は背景にずどんと設置し、そこでは注目されない脱退藩士や寺坂にスポットを当てる。そして、登場人物が「その先」へ向けてきちんと機能しています。途中、全員が全員の正体や状況を知っている状態になって、その先どうするのか?と思っていたら、そのまま堂々と嫁入り一本で押し通す自信満々ぶりにも驚きました。俳優陣では、安田成美の芝居が随所で場を引き締めており、ここまで存在感のある人とは思っていませんでした。脚本全体では、ところどころおかしな日本語や言葉遣いはありますが、目をつぶります。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-01-08 01:07:51)
10.  三匹の牝蜂 《ネタバレ》 
主役の3人がズベ公(←死語)設定で、「一丁やったるか!」のノリだけであれこれ突破していくという作品。という時点で予想されるとおり、何とも暑苦しくてアナーキーな内容。大体、その3人の活動のクライマックスは、「万博にやってくる客を当て込んで、女性を調達して売春管理稼業に精を出す」というものである。そして、登場人物にも制作者にも、その行動に何の迷いもない。むしろ天晴れである。もっとも、登場人物で一番安定していて、かつ一番要注意なのは、金の力で平和にお姉ちゃんを買って、満面の笑みでハッピーに去っていく左卜全爺さんだったのではという気もしないでもない。あと、和田アキ子が歌う主題歌は、隠れた名曲だと思います。
[DVD(邦画)] 6点(2023-02-03 01:16:27)
11.  ザ・タイガース 世界はボクらを待っている 《ネタバレ》 
タイガースがコンサートをしていたら、あまりの盛り上がりが航行中の宇宙船を直撃、それによってアンドロメダ星の王女様が地球にやってきてしまいました、という衝撃的な出だし。もう、それが象徴しているとおりで、中身は何もないんですけど、例えばコンサートの出待ちや家まで押しかけるファン軍団なんてのは、実際もそうだったんだろうなあ、と興味深く見てしまう。クライマックスの武道館コンサートは、もしかしたら実際のライブ映像とのミックスなのかもしれないけど、それでもきちんと3階までお客さんが埋まって、大盛り上がりですからね。そして、「シーサイド・バウンド」のかけ合いが高まった結果、宇宙に連れ去られそうになったジュリーが取り戻されるという素晴らしい展開(しかもその中には、ジュリーがカメラ目線で「映画館の皆さんもご一緒に!」というちょっと怖いメタ展開も・・・)。なお、全体の選曲面では、まさに人気爆発時期の頃とあって、初期のヒット・シングル満載です。その中でも、メンバーが歌いながら歌詞の通りに花摘む娘軍団(←もちろん2番では白鳥に姿を変えている)との群舞を披露する「花の首飾り」は、必見です。
[DVD(邦画)] 6点(2018-01-04 22:51:55)
12.  ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム
GSはヒット曲自動生産のアイドルグループと捉えられがちなのですが、実は当時のブリティッシュ/アメリカン直系のバリバリのロックをやりたかった(そしてそれも可能だった)メンバーもたくさんいたことは、今ではよく知られています。その意味で、こうしてきちんとドキュメントを残すことは、実に貴重、そして有意義です(ほかのバンドについてもやってほしい)。まあ、前半のインタビュー集は、コメントをそのまま並べただけで、構成や編集などはあまり考えられてないし、後半の再結成ライブも、ややユルい感じではありますが・・・。もっとも、リーダーのデイヴ平尾はもちろんのこと、アイ高野や柳ジョージ、そして清志郎にヒロミツにジョー山中にかまやつ先生と、今では新たに映像を撮ることができなくなってしまった人も次々に出てくるので、この作品自体が、よくこのタイミングで作ってくれた、という意味においてさらに貴重。
[DVD(邦画)] 6点(2017-12-30 02:31:41)
13.  ザ・タイガース 華やかなる招待
もちろん演技力とか完成度は最初から期待していないわけなのですが、あのタイガースの5人が、歌や演奏以外で5人揃って動いている光景を見るだけで、それは貴重な歴史的資料ないし資産であるといえるのです。(それにしても、このときのサリー(岸部一徳)の演技を見て、誰が現在の名俳優の姿を想像しただろう・・・)挿入曲では、時期が時期だけに、超名盤「ヒューマン・ルネッサンス」からの選曲が中心なのが嬉しい。とりわけ、「リラの祭り」をあんな大事なところで使ってくれるなんて、感涙です。
[DVD(邦画)] 6点(2017-12-29 02:39:15)
14.  ザ・スパイダースの大進撃 《ネタバレ》 
前作に比べると、一応は事件らしきものが起こって怪しげな連中がうろうろしたり、マチャアキと順の二人にスポットを当てて中心人物っぽく設定したりと、とりあえず、一般的な映画の体裁を整えようという意思の一端は見受けられる。しかし、突然競技場だの国会議事堂の上だので演奏するシーンが意味もなく挿入されたりだとか、さしたる必然性もなく鹿児島まで飛んで行っちゃったりとか、肝心の本体の無軌道ぶりは健在。何よりも凄いのは、執拗に狙われるタンバリンとか書類には結局何の意味があったのか、一切何の説明もないこと。創作活動が即断即決で実行されてしまったときの底なしパワーを、まざまざと感じさせる。あと、作中で演奏されるスパイダースの楽曲にはマイナーな曲が多く、その意味でも貴重。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-06-30 02:27:14)
15.  細雪(1983)
この四姉妹の目眩くような豪華なぶつかり合いを見ているだけで十分楽しめる一方、逆にそのキャスティングによりかかって人物描写の中身は不足していないかという気もするのだが、まあいいか。吉永小百合の出番をきちんと切り詰めているのが、かえって作品のバランスに安定感をもたらしている。その意味でも、岸恵子と佐久間良子の存在のこの作品における意義は大きい。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-11-25 02:56:36)
16.  サード 《ネタバレ》 
脚本はいかにも狙いすぎという感じで鼻につくが、それを救っているのは、永島敏行と森下愛子の天性の存在感。特に、森下愛子は、20歳にしてこれだけあどけなさと色気が同居しているのは凄い。今頃になって見直してしまった。あと、秀逸なのは、枕元に少女の幻影が現れるシーンで、ここで一気に主人公の総括と転機を凝縮し、作品に一本の筋を通す役割を果たしている。
[DVD(邦画)] 6点(2010-08-18 00:09:13)
17.  山河あり 《ネタバレ》 
大正時代に、移民がハワイへ移植するところから始まります。はたして最初は、広大な畑で農作業に苦戦する姿が映されます。これはさぞかし自然との闘いを描くドラマが、と思いきや、あっという間に「それから10年」になってしまう。なるほどここからが本番か、と思い直す間もなく、今度はすぐ「それから7年」と出てくる。おいおい。で、まあ、かなり強引に2家族が設定されてやっとスタートみたいな感じになるのですが、そこから意外に話が広がらない。一番の問題は、この2家族8人以外の脇役がほとんど出てこないことです。よって、世界が閉じてしまい、国内のその辺の家族のやりとりと変わらなくなっているので、最初の設定の意味が乏しくなってしまっています。そこに日米開戦が出てきて、さすがにそこからはいろんな対立構成軸も出てくるのですが、やはり思ったほど広がりませんでした。ただこの作品は、山崎豊子が「二つの祖国」を書く約20年前に、すでにアメリカの日系人と日米戦争というテーマには挑んでいたわけで、その先見性と独自性については大いに讃えたい。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2024-04-13 19:00:11)
18.  サディスティック・ミカ・バンド
70年代の偉大な伝説、サディスティック・ミカ・バンドについてのドキュメンタリー。ただし、あくまでも2007年3月8日の再結成ライブについての作品、というのがミソで、したがって70年代当時のどうこうはまったく出てきませんし、まして当時の映像も一切出てきません。再結成のステージと、個々のインタビューと、レコーディング・スタジオ?のようなバックヤード風景が交互に出てくるだけです。ただ、個々の映像なり談話があまりにも断片的で、したがって突っ込みは浅くなっているものといわざるをえません。この再結成ライブの意義を表すんだったら、やっぱりかつてがどうだったかということを踏まえないといけないんではない?これだったら、元々のビッグネームが集まって特別なバンドを編成しました、というのとあまり変わりませんよ。まあ、1人ずつのキャラ立ちはもちろんしていますので、見ていてそれなりの味わいはありますけど。
[DVD(邦画)] 5点(2022-12-27 00:11:08)
19.  最初の晩餐
発想は悪くないし、一つ一つの料理から家族の過去が見えてくるという構成も魅力的。また、最初の目玉焼きをはじめとして、各料理についても丁寧に撮られていると思う。問題は、それぞれのエピソードが結局はうっすらと流れてしまって、パンチに欠けるということ。また、それぞれがあまり有機的につながっていないこと。それと、場所は九州という設定なのでしょうか。それにしてはみんなの九州弁がえらく下手というか、中途半端なのですが。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-11-29 02:04:35)
20.  ザ・スパイダースの大騒動 《ネタバレ》 
スパイダースとしては3作目なんだけど、前作以上にマチャアキと順に出番が集中しており、他の5人はほとんどバックメンバー以下の扱いである。ただこれは、この頃から、2人のコメディアンとしての才能が萌芽しかかっていて、自然にカメラを引き寄せるようになったという側面も大きいのだろう(実際、台詞の量は、アイドル映画にしてはかなり多い)。もっとも、中身は悪い意味で本当に何もなくて、要するにマチャアキがふと出会った女性に恋をして失恋するというただそれだけの話なんだけど、それだけではもたないので、空想癖のある青年という設定にして、無意味に時間を稼いでいるのがミエミエ(入り方が全部一緒なので、すごく単調になっている)。
[DVD(邦画)] 5点(2018-01-10 02:22:03)
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