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東京50km圏道路地図さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2604
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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1.  沈黙 ーサイレンスー(2016) 《ネタバレ》 
原作は中学時代に読んで、まったく理解できず挫折。で、映画でリベンジ。尚、近年の教科書では「踏み絵」(板)と「絵踏み」(行為)は用語として使い分けられている事に留意する必要がある(原作は仕方ないが、台詞や字幕は工夫できたのではないか)。 序盤で日本人が「モノ」を求める事を神父が懸念する場面がある。これは偶像崇拝につながるからだろう。であるならば、「踏み絵」も単なる偶像崇拝に過ぎないと考えれば、絵踏みをする事にはそんなに躊躇はないはずである、という話は時々耳にする(カトリックとプロテスタントの違いはあるだろうが)。逆に日本人はモノに神が宿ると考えるので絵踏みには躊躇があるだろう。が、そもそも絵踏みをしたところで棄教したとは言えないし、こんなのは「形式的」な儀式に過ぎない。また「信仰を捨てた」と白状したとしても、本当に棄教したかどうかはわからない。なぜなら「内面の自由」は誰にも侵すことはできないし、他人の心の内などそもそも誰にもわからないからである。終盤までそういった事はうまい具合に映像表現されていたように思うが、その分ラストの「手の内」の映像は余計だった。「心の内」では心許無いので最後の最後で映像による「偶像崇拝」の誘惑に負けてしまったようにも思える(これが映画の限界なのかもしれないが)。あとは皆さん仰るように英語を流暢に話す江戸時代の日本人と「神の声」も難点ではあるが、概ね違和感なく見る事はできた。 遠藤は日本にキリスト教が「根付かない」理由としてローカライズ(日本化)に失敗したからだと述べていたと記憶している(デウスを大日如来とするのはどうかと思うが、こういう「勘違い」で広まった側面はあるだろう)。なら、沼に生える「麦」を蒔けばよいわけだが、禁教であった近世日本においても数百年間隠れキリシタンとして信仰を守ってきた事実をどう考えるべきか。16~17世紀に渡ってきて殉教した宣教師達はある種の「一粒の麦」になりえたと言えるのではないか。他方、当初は「普遍」や「真理」にこだわっていた宣教師達が「転んだ」後はある意味日本流に信仰を守り抜いたという点ではローカライズを体現したと言えるのではないか。遠藤の本作に込めた真意はわからないがそんな印象を持った。ただし、ローカライズというのも信仰スタイルの問題ではなく「原始仏教→大乗仏教」のような教義的な事が言いたかったのかもしれないし、遠藤としては人口の1%に留まっている日本の信者数への不満はあるのだろう。その起源や原因をどこに求めるのかは人それぞれではあるが、本作で描かれたような歴史を認識しておく必要はあるだろう。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-09-24 14:55:38)(良:1票)
2.  築城せよ!
一見バカげた設定・ストーリーのようにも思えるが、過疎化に悩む地方都市の問題や、封建主義と民主主義の対比、過去と現在の主従関係の違い等々、意味深で風刺も効いてる。カネをかければもっと面白い作品になったであろう。
[地上波(邦画)] 7点(2015-04-15 11:31:56)
3.  小さいおうち
その時代に生きる人々の様々な想いが戦争によって破壊されていく。「過去を美化するな」という戦後教育を受けた若者の叫びに2重の意味を込めた、山田監督の反戦映画なんだろうと思う。(原作未読なので小説のテイストは違うのかもしれないが)
[地上波(邦画)] 7点(2015-03-03 21:13:30)
4.  忠臣蔵(1958)
娯楽作品なので脚色はあるし、演技も仰々しくて、古き良き時代の映画という印象で、これはこういうものとして割り切ってみれば悪くはないのだが、流石に55年も経つといろいろとちょっとキビシイかなと思わないでもない。 大人になってよくよく考えると、吉良は良い奴ではないが、かといって諸説あるものの理由もハッキリせず、イキナリ殺されそうになって、最後には殺されるという踏んだり蹴ったりで不幸な男だなと思えてくる。まあ何らかの恨みを買うような事はしたのだろうけど、冷静になって見ると、あまり赤穂側に義を感じないんだよね。 「倍返し」に熱狂するように現代になっても仇討ちものはウケルのだろうけど、もういい加減にこのメンタリティーも変えていかないとイカンのではないか? 
[地上波(邦画)] 6点(2013-12-25 11:59:17)
5.  ちょっと今から仕事やめてくる 《ネタバレ》 
ブラック企業の描写はかなり重くて、役者の演技も素晴らしく良くも悪くも見応えがあった。結果的にはハッピーエンドでよかったようにも思えるが、ストーリーとしてはありきたりで作品として面白いかと言われると微妙。どうせなら弁護士雇ってブラック企業と戦う方が物語としては面白いし、スカッとするように思えるのだが。逃げ出しただけでは職場は変わらないし、同僚はこれからも追い詰められるわけだし。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-06-13 23:12:22)
6.  智恵子抄(1967)
2人の事は知ってはいたが細かい所まで知らないし、原作も未読なので実際はどうだったのだろうかという疑問を持ちつつ見た。岩下志麻はさすがの演技力で「狂気」が感じられたものの、丹波哲郎の方はちょっとアッサリとしていて、夫婦愛とか夫婦の苦悩みたいなものがあまり感じられなかった。作品的にはもうちょっと芸術家夫婦なりの衝突とか激しさがあってもよかったように思えるのだが、史実がどうかもわからないので仕方のないところではあるのだが。で、ちょっと調べてみるとこの2人は同居してから20年ぐらいは籍を入れずに死ぬ数年前に籍を入れているようで、現代的な感覚からするとこの辺もどうなんだろうという印象もある。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-05-19 01:50:12)
7.  チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜
「アイドル映画」というのはどうやら一般的には侮蔑用語というか批判対象になるらしいのだが、これは典型的なアイドル映画で、広瀬すずがいなければ成立しない作品。一人だけ浮いてると言っていいぐらいの逸脱感が、圧倒的な存在感へと昇華しており、方言&毒吐きの広瀬すずが見られるよい機会ではある。リアルな世界でTOPを極めたヅカのコンビにもうちょっと頑張って欲しかったかな。
[地上波(邦画)] 5点(2020-05-23 19:19:14)
8.  超高速!参勤交代
原作未読だが、311対応の政権批判として書かれたものらしい。その気概は感じるものの、せっかくの題材なのにワイヤー・チャンバラアクションが多くて、内容が薄い。娯楽作品として製作されたのだろうが、もうちょっと重厚な人間ドラマとして描けたのではないだろうか。大人が見るには少々物足りない。かと言って子供が見るかというと疑問であり、中途半端な作品である。
[地上波(邦画)] 5点(2020-05-12 10:18:01)
9.  忠臣蔵外伝 四谷怪談
高岡早紀スゲーな・・・
[DVD(邦画)] 5点(2014-01-10 10:40:24)
10.  超高速!参勤交代 リターンズ
娯楽度は前作より高まっているが、どうせやるならトコトンふざけて、突き抜けて欲しかった。人情話を絡めるから、どうしても中途半端になってしまうんだろうが。 気になったのは松平信祝の描き方で、実在の人物を史実とはかけ離れた形で脚色して描く事には問題があるように思うが、こういう事に配慮のない製作陣には疑問を感じる。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-05-12 11:47:15)
11.  チーム・バチスタの栄光
竹内がちょっとカワイイのと、阿部ちゃんがちょっとオモシロイという程度。吉川は善人過ぎて、ツマラナイ。ストーリーは安っぽいミステリーで面白くもなんともない。
[ビデオ(邦画)] 4点(2013-06-09 20:50:33)
12.  中国の鳥人
一応癒し系映画とされているようだが、別にそのようには感じなかった。 まあ一種の自分探し系なのかもしれないが、伝統だとか守るべきものとか 他国の人間がどうこういう話でもないし、やや説教くさい。 原作が椎名誠って知らなかったので、言われてみればそれっぽいなという感じ ではあるが、ヤクザと商社マンの自分探しで、鳥人幻想というのも極端というか ありがちというか、コメディーでもなく、これといった苦悩や葛藤があるわけでもなく ヒューマンでも社会派でもないし、どれをとっても中途半端という印象。 本木雅弘というのは役者として稀有な存在だなとは感じる作品ではある。   
[CS・衛星(邦画)] 4点(2009-11-17 02:45:58)
13.  ちゃんと伝える
父子の葛藤・和解や、死に直面する人間の苦悩がもうちょっと表現されているのかと思ったが拍子抜け。AKIRAの演技がヘタクソなのか、奥田と親子に見えない。どっかから借りてきた家族のようで総じてリアリティーが欠如している。家族ってもっとギスギスしたり、ドロドロしたりいろいろ衝突するでしょうよ。 よかったのは、満島ひかりの女子高生姿と伊藤歩が可愛かった事ぐらい
[CS・衛星(邦画)] 3点(2014-04-15 09:54:35)
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