1. 日本以外全部沈没
《ネタバレ》 「日本沈没」のパロディ。日本以外全部沈没して外国人の唯一の拠り所となった列島。安倍小泉首相が踊るニッポン音頭、マヌケすぎ。今は続いていない当時の若手俳優ばかりのキャスト陣。全くウケなかった、笑えなかった、おもしろうなかった。稀に見る超駄作。なんと生涯のワースト5入りを喫する。 [DVD(邦画)] 4点(2021-02-14 02:45:51) |
2. 日本沈没(2006)
《ネタバレ》 SFパニック邦画のリメイク。1973年版とは別物としてなら観れるが、英雄役が優男の草薙剛では物足りねえよな。柴咲コウのレスキュー隊役もかなり違和感がある。豪華俳優競演なれど、配役がメチャクチャでもったいねえ。我らがジェイック・リーダー問題児、出てると聞いてたんだけど、出演してねえじゃねえか。 [DVD(邦画)] 6点(2021-02-02 00:00:16) |
3. 日本沈没(1973)
《ネタバレ》 SFパニック邦画の代表作。やや大味な物語、今観ると見劣りして当たり前の特撮映像、しどろもどろで聞き取りにくいセリフの数々。だけど何だか郷愁を感じ、48年前の邦画としてはよくできていると思った。列島沈没後、我が日本人は他国に移住して生きていけるか。現在のコロナ禍の中、多極化した国際社会での課題を暗示しているように感じた。良作。 [DVD(邦画)] 7点(2021-01-24 04:34:39) |
4. 日日是好日
《ネタバレ》 毎週土曜はキリンせんせのお茶教室でひとときを過ごすアタシ。実話に基づいたドラマ。せっかちなアタシにはお茶の世界はちょっと窮屈で難しい。だけどキリンせんせの茶室に入ると、世知辛い世の中から解き放たれ、美しい自然のせせらぎを耳にして何だか心洗わるるアタシ。魂の浄化効果やな。40を過ぎたオバサンになったアタシ、黒木華の髪形が一番似合ってるよな。 [DVD(邦画)] 6点(2020-05-22 22:13:51) |
5. 日本で一番悪い奴ら
《ネタバレ》 刑事・ヤクザバイオレンス、ウソのようなホントの話。北海道警の刑事がヤクザにモグってホシをパクる。「アメとムチ」とは「シャブとチャカ」のコト。この道で生きるにはヤクザよりもワルく、ずる賢く、そしてエロくなるコトや。前半に散りばめられたすすきのシーンはなかなかリアルで印象的やな。綾野剛はちょっと無理してたけど、必死の形相で怪演。中村獅童に青木崇高、ピエール瀧、高坂剛まで脇を固める方々は強面ばっか。だけど、公共の安全を守るためには何をしてもええんかな。スカっとした爽快感はないけど良作。 [DVD(邦画)] 7点(2020-02-24 20:00:42) |
6. 人魚の眠る家
《ネタバレ》 大事な娘に対して「脳死は人の死」を受け入れず、機械を使って延命措置をするんだけど、ボタン操作で眠る娘を動かす様子は異様さを感じた。眠る娘を愛する余りに、「死んでる」と言われると逆上してキレちゃうお母ちゃん。ちょっと無理があるけれど、それだけ溺愛していたんだよね。この状況、生死を判断するのは何とも難しい。考えさせられる良作。 [DVD(邦画)] 7点(2019-11-16 21:06:58) |
7. 日本のいちばん長い日(1967)
《ネタバレ》 当時の豪華俳優共演による骨太な日本の戦争映画大作。ポツダム宣言受諾か、否か…。太平洋戦争終結前夜の荒れるニッポン。まだまだ戦いてえヤツらが決死の形相で大暴れ。三船さん、陸相を力演。漢の中の漢だ。対照的なのは笠さんの落ち着きぶり。充分戦ったんだし、もういいじゃんか。やはりリメイク版より見応えあるね。良作。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-07-07 23:06:08) |
8. 日本のいちばん長い日(2015)
《ネタバレ》 太平洋戦争終結に向けて動いた人々の、ラスト4ヶ月を追った重厚なドキュメント。終戦前日となる8月14日は分刻みにて展開。役所広司が阿南陸軍大臣、本木雅弘が昭和天皇を好演。なかでも高齢で難聴ながらも戦争を終わらせるために就いた鈴木首相を山崎努が怪演。実力派キャストによる見事な競演。終戦間近の動乱をよくまとめているが、重苦しすぎて良作には届かず。 [映画館(邦画)] 6点(2015-08-17 23:11:49) |