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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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1.  遥かなる山の呼び声
まさに「民子三部作」の最後を飾るのにふさわしい映画であり、私の見た映画の中で邦画ベスト1、自信を持って薦められる映画である。 井川比佐志が出てないのは残念であるが、その代わりと言っては甚だ失礼ながら、無口で不器用さを誇る高倉健がぴったりの役を演じている。そしてハナ肇、ラストの感動は言葉では表せないほど、文句なしの満点。
[映画館(邦画)] 10点(2011-06-08 17:24:14)
2.  ハチ公物語(1987)
我が家でも、私が子どもの頃秋田犬(雑種?)を飼ってたからよくわかるのだが、秋田犬ってとても利口で飼い主に忠実なのです。逆に知らない人や不審者には吠えまくるし噛みついたりもする。だから近頃のかわいいペットじゃなくて、番犬にぴったりの犬なのです。散歩好きで力も強いから、飼い主をぐんぐん引っ張って歩くんです。それでもなおエネルギーが余っていて、鎖を切ってよく逃げたりもしましたが、逃げても必ず家に戻ってくるんです。この映画を見ながらその頃を思いだしました。一緒にお風呂に入るとまではいかなかったけど、主人公の先生が言うように「犬には犬の犬格がある」の言葉には、その通りと賛同です。飼い主の先生がが亡くなってもなお駅まで出迎える忠実な犬、誰か親身になって飼ってくれる人はいなかったのだろうか。かわいそうにとは思うけど、どなたかが言われていたように大きくなった秋田犬を前の飼い主に替わって飼うのは大変難しく懐かせるのは容易なことではない。私からすれば飼い主からこよなく愛され立派な犬格を持った犬だったからこそ、ああいうその後になったのだと思う。史実と異なるラストかもしれないが、これでよかったと思う。米国でリメイクされたそうだが、こういう感情の綾を活かせるか心配。
[DVD(邦画)] 9点(2017-12-18 21:04:40)(良:1票)
3.  同胞
テレビや映画が受け身一方なのに対し演劇はまったく違う。役者の息づかいが観客に伝わり、観客の笑いや感動がまた役者に伝わる、俗に言う舞台と観客席の一体化である。その他にも演劇ならではのものは多々あろう。しかしそういったものは演劇を見た者でなければ感じ取ることができない特別なものだ。この松尾村のような田舎ではまったくの未知の世界。おもしろいかどうかもわからないし、採算が取れるかどうかもわからない。そもそもどれだけの人が見に来てくれるかもわからない、二の足を踏むのは当然のことである。そうした松尾村青年団を相手に、熱く誠実に説いて回る倍賞千惠子の河野さん熱意、なんとすばしいことか。団長の心を動かしそして青年団の一人一人に伝わっていく感動の物語だ。これがまた実話をもとにしているからなおすばらしい。私個人としては河野さんの他には青年団長を密かに慕い影ながら支えた岡本茉利演じる愛子さんに拍手を送りたい。
[DVD(邦画)] 9点(2015-04-26 20:15:58)
4.  裸の大将放浪記 山下清物語
昔見て大変感動した映画、それまでは山下清さんを本当の意味で理解していなかったと思う。またその後、実際の山下さんの作品を見てさらにすごい人(天才)だと思った。この映画の中でも結構たくさんの絵が出てくるが・・・。 ずっと後「レインマン」を見てサヴァン症候群というものを知ったのだが、彼のような人は風景などを写真のように鮮明に記憶しているのだという。 映画の芦屋雁之助はドラマでも山下清を演じており、まさに適役だと思う。それに彼の死に対して、母親役の中村玉緒の言葉にも涙せずにいられなかった。 すべての障害児と障害児を持つ家族を励ます映画だと思う。 
[映画館(邦画)] 9点(2011-10-27 22:00:11)
5.  はなれ瞽女おりん
美しい情景描写に対して、日本海の冷たい海、それは瞽女となった美しき盲目の娘おりんの運命を象徴するかのようだ。水上勉の小説には、このような不遇な環境に生きる人間(女性)を書いたものが多い。その中でもこの「はなれ瞽女おりん」は際だっていると思う。またそう思わせるのは、何と言って岩下志麻の美しさと演技力だと思う。 
[映画館(邦画)] 9点(2011-10-03 15:03:28)(良:1票)
6.  裸の島(1960)
これはすごい、台詞がないことで見事な映像詩になっている。それを支えているのは、林光の音楽、実に効果的だ。単純な作業のくり返しが少しも苦にならない。まったく思い切ったことをやらかしたものだ。 最初見たときは、誰もいない島になぜ一家族だけがいるのかとか、何もない島なのに生活ができるかと余計なことを考えてしまった。その後もう一度、余計なことを全く考えないで映像と音楽だけに集中して見た。そのあと日を改めて、監督と林光氏の対談を聞きながら3度目を見る。乙羽さんと殿山さんだけが俳優さんで、その他は皆地元の人と知りまたびっくり。
[DVD(邦画)] 9点(2011-09-15 22:53:36)
7.  はだしのゲン(2007)(TVM)
「千の風ドラマスペシャル」で放送されたドラマ。「はだしのゲン」については、おおよその内容は知っていたが、漫画はとっくの昔に卒業していたので原作は読んでいないし、アニメ版もこのドラマの後に見た。 アニメ版は長編漫画を1本の映画にしたため、原爆投下場面を除いて物語があっさりしていたように思う。それに比べるとこちらは実にていねいで、家族の絆がしっかりと描かれている。またTVドラマということで、悲惨なシーンは抑えられてはいるが、反面広い年齢層にわかりやすく、情感に訴えている。 つまりは家族の暖かさを強調し、家族が失われることによって、その反対軸にある原爆の悲惨さを伝えているように思う。 子役のできがすばらしいし、やや華奢に見える石田ゆり子も原爆投下後は、力強くたくましくなるのが印象的。 
[地上波(邦画)] 9点(2011-08-17 20:08:45)
8.  ハラがコレなんで
雲の流れを追うように生き、状況が悪けりゃ昼寝、風向き変わったらドーンと・・・。こういう生き方を粋と思うかどうかで評価は違ってくるだろうと思うが、私にとっては興味深いし好き。都心の真ん中に取り残された長屋と登場人物たち、いずれもおもしろい。大きなおなかを抱えた主人公仲里依紗の熱演が光る。終盤のドタバタがややひっかかるが・・・。
[DVD(邦画)] 8点(2014-08-23 02:19:43)
9.  馬鹿が戦車(タンク)でやって来る
ハナ肇と山田監督による馬鹿シリーズはどれも好き。そしてこの映画にも大好きな岩下志麻も出ているし・・・。常田富士男の日本昔話のようなメルヘンチックな田舎村とどこかへんてこりんな村人たち、映画の前半は團伊玖磨の舞台劇を思わせる軽妙な音楽もすばらしくとても好きだ。釣り人と船頭によって語られる物語形式も良い。だが戦車が登場してからはどうも憂さ晴らしのように思えてややマイナス。
[映画館(邦画)] 8点(2013-05-06 08:34:19)
10.  幕末太陽傳
登場人物が多く最初の方はごちゃごちゃして落ち着かなくせわしない感じだったが、中盤フランキー堺が活躍し始めて途端におもしろくなった。品川心中、三枚起請など落語の世界が映像化され痛快きわまると言ったところだし、さすがフランキー堺である。長州藩士も入っての大騒動になるかと思いきや、その方は・・・。石原小林の大スターを引っ張り出したのは良かったが、映画にちょっと溶け込んでいないような気がする。 ところで「起請文」といって今の若い人たちにはわかるのだろうか、ちと心配。
[DVD(邦画)] 8点(2012-12-02 07:05:27)
11.  ハッピーフライト(2008)
コメディあり、パニックありでなかなかおもしろかった。主役は一応パイロットの田辺とスチュワーデスの綾瀬なのだろうが、それを上回る脇役陣の活躍だ。特に機長の時任とチーフの寺島の存在と安心感がすばらしい。パニックになっても平然と冷静な態度をとれるのはさすがベテランというものだ。この映画は専門用語がたくさん出てきても感覚的に理解できるし、何よりも大勢のチームワークが良い。飛行機に限らずだが、便利さより安全第一に願う次第だ。
[DVD(邦画)] 8点(2012-10-19 00:30:52)
12.  博士の愛した数式
とかくむずかしいと敬遠されがちな数学だけど、博士やルートの神秘な数の世界の話を聞いているときっと好きになるかも。私自身完全数や友愛数など、結構勉強になった。 原作のすばらしさもだが、映画の雰囲気が実に良い。配役が良いのか監督が良いのか、その両方なのだろうと思う。 ところで些細なことかもしれないけど、数の字の筆順が違うのが気になった。
[DVD(邦画)] 8点(2012-07-14 08:27:40)
13.  はだしのゲン 涙の爆発
「あのピカドンは死ぬも地獄、生きるも地獄。あのピカさえなかったら・・・」 広島の原爆投下は生き残った者に対しても大きな苦しみと傷跡を残した。食べるものも住むところもない。人々は次々と死んでいく。そして被爆者に対する偏見と差別。 家族をなくしたゲンと母君江、生まれたばかりの赤ん坊友子、そして広島の原爆孤児たち・・・。彼らはあらゆる困難に負けず力強く生きていく、感動のドラマだ。ある意味前作のの原爆までよりも、もっとすごい。
[DVD(邦画)] 8点(2012-05-05 14:34:11)
14.  麦秋(1951)
「晩春」と似たところがあるが、私はこちらの方が明るくユーモアがあって好き。紀子さんの結婚話は唐突だったけど、一番身近にいる人の良さなんて気づかなかったことが突然わかるものらしい。 杉村さんというと口うるさいおばさんぽくって今まで好きでなかったのだけど、「本当に来てくれるの?」と何度も念を押したり、素直に喜ぶところがすてきだ。 淡島さんの友人役良いし、笠さんは今度はお兄さんか、本当は若いんだ・・・。
[DVD(邦画)] 8点(2011-10-01 14:21:18)
15.  配達されない三通の手紙 《ネタバレ》 
さすがエラリー・クイーン、さすが野村芳太郎と言わざるを得ない。この映画は米国屈指の推理小説家と日本の社会派を代表する監督の二人の出会いから生まれた。 サスペンス要素とともに、愛する男性を巡っての二人の女性の心理描写が見事である。結婚を目前に男に逃げられたにも関わらず、3年経ってもなお愛し続ける女性栗原小巻、男を追いかけ妹になりすました女性松坂慶子、どちらも大変好演である。しかし、私は栗原小巻を褒めたい、彼女が演じた女性の妻紀子は、大詰めで解き明かされるように命をかけた大芝居をうったわけだが、それを彼女は見事なまでにやってのけたと思っている。 この映画では小川真由美や松坂慶子が日本アカデミー賞の候補にあがったらしいが、私は栗原小巻の名前がなぜ候補にもあがらなかったのか、不思議でならない。 不思議といえばもうひとつ、私はアガサ・クリスティの推理小説にはまる前に、エラリー・クイーンにはまったのだが、アガサのの小説がいくつも映画化されているのに、エラリー・クイーンの小説が映画化されないのも不思議でたまらない。 この映画はエラリー・クイーンの小説で、日本で映画化された唯一のもの、それだけに貴重である。 この映画は、映画館、ビデオ、DVDと3回目の鑑賞だったが、何度見てもすばらしい。初めて映画を見たときは、唐突に神崎愛がフルートを演奏したことにびっくりしたが、あとで聞いてみたら本職のフルート演奏家だったとのこと、今だから言える初心者の恥。ついでにもう一つ、この邦題もすばらしい。この邦題ゆえにこの映画がある。
[映画館(邦画)] 8点(2011-05-17 23:06:05)
16.  華岡青洲の妻 《ネタバレ》 
華岡青洲という人は知れば知るほどすごい医学者だ。なぜこれほどまでの人の存在を、学校で教えられなかったのだろうかと不思議に思う。 いくら医学を学び、手術をするのに麻酔が必要だとしても、「麻酔」という言葉すらなかった時代である。麻酔薬を調合して作ってみたところで、人体で実際に使ってみなければ効果はわからない。それを嫁が、母が、「是非私に」にと申し出て競い合う。一つ間違えば命すら保証できないというのに・・・。 このあたりの感動というか、感想というか、私は言葉でうまく表現できない。それほど強烈である。何事も初めて物事を成し遂げるということは、とても勇気が必要とされよう。手術を行った青洲も、実験台になった嫁も母も・・・。 じつに見応えのある映画だと思う。 
[映画館(邦画)] 8点(2011-05-08 12:53:51)
17.  橋のない川 第一部 《ネタバレ》 
この映画は学生の頃、部落問題研究会の自主映画上映会で見た。彼らは部落差別を知るには、原作の小説を読むべきだとさかんに言っていたのだが、私はこの映画だけでも十分にその価値があると思う。 江戸時代の身分制度士農工商の下に「えた、非人」というものがあったことは早くから知っていたが、それがどのようなものか、なぜ被差別部落が生まれたのかまでは知るよしもなかった。それがこの映画を見ていくらかわかったような気もする。 映画では、部落の人たちが理不尽に差別されているのが痛いほどよくわかるし、そのようなシーンの連続である。北林谷栄さんの校長先生に詰め寄るシーン、伊藤雄之助さんの飲んだくれの演技がすばらしい。そういえば伊藤さんは前年脳溢血で倒れ、半身不随から立ち直った再起の俳優活動だったというではないか。ぜひ一度は見るべき映画だと思う。 私が校長先生に代わって おばあさんに言おう。「ホンマにおばあさんのおっしゃるとおりや。わてたちがあんさん方のことを『へった』と言うたらあかんと思うでぇ。とくにお子たちが「へった」とゆう差別語を、差別語と知らんといて使うことは、ほんまおとろしいことや。学校の中で差別があったらあかん。学校で起こることは先生方の責任や。ほんでいっちゃんの責任は、校長であるわての責任、ホンマに悪かったと思うでぇ。これやからはこないな事が起こらんよう気をつけまっしゃろから、どうかかんにんしておくんなはれ」 そして柏木先生にも「柏木先生、『小森の子らに同情せにゃあかん』なぞと言ったらあかん。同情ちゅうことは、相手を低くみておるこつ、そいが差別しとっことになるとと違うとおますか」と
[試写会(邦画)] 8点(2011-05-05 17:56:56)
18.  パッチギ! 《ネタバレ》 
地図の上に引かれた国境というライン、もしこれが消えてなくなることがあったら・・・。 以前この映画を薦められながら、けんかやバスを横倒しすることが嫌で途中で見るのをやめてしまったのを、数年ぶりに最後まで見た。あれだけ嫌だったシーンを乗り越え、何度も何度も・・・。 この映画では私はいつも涙するシーンがある。それは「イムジン河」の歌が歌われる場面だ。この歌は昔フォーク・クルセイダーズが歌っていて、いろいろな逸話がありその後の「悲しくてやりきれない」と続くのだが・・・。 「歌に国境なんぞ、ないんだ」とディレクターが叫ぶ。そして朝鮮語で歌われた歌が、日本語で歌われ、想いは一つの感でしめくくる。  
[DVD(邦画)] 8点(2011-04-17 07:10:24)(良:1票)
19.  8年越しの花嫁 奇跡の実話
YouTubeの実話特別映像に感動、土屋太鳳の演技に脱帽、そして尚志さんの辛抱強さに感服。
[DVD(邦画)] 7点(2018-08-13 09:50:08)
20.  裸の太陽
私の子どもの頃は汽車と言えば蒸気機関車の時代、真っ黒な煙を出しながら走る姿は勇壮だが、トンネルに入る前に窓を閉めないとすす煙が入ってきて往生したものだ。その機関車を動かす機関士の助手はスコップでボイラーに石炭を投げ入れるのが仕事、いわゆる「かまたき」という重労働であり、その辺を知るだけでもためになる。男女2人分の海水着を400円で買うシーンがおもしろかった。プールの管理人らしき花澤徳衛には髭はなかったと思うが・・・。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-07-28 09:23:40)
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