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プロフィール
コメント数 1988
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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1.  ラストレター(2020) 《ネタバレ》 
岩井俊二らしさがよく出てた。 さわやかで、それでいてヒリヒリと・・  初恋の傷に、塩を塗り込むように、ヒリヒリと・・ でもそれを女性全部で受け止めるといった感じ。  「Love letter」のさわやかさと「スワロウテイル」のヒリヒリさ。 なんて新人が現れたろうと思ってたら、その二面性を保ったまま、 どんどん新作を発表していく、不思議な感じの作家だ。  「リップヴァンウィンクル」てドンと構えたかと思ったら、 本作で、またさわやかな風を吹かしてくれた。  本当に次回作が楽しみです。
[DVD(邦画)] 10点(2021-02-20 03:06:00)
2.  羅生門(1950) 《ネタバレ》 
本作品は、黒澤監督が世界に認められた作品ではあるが、 いつもとちょっと違う。  三船と志村の演じる人物の対比がない。 そして京マチ子の出演である。 妖艶な京マチ子がここではあどけない女性のような表情を見せる。  筋も面白い。 芥川の「藪の中」を黒澤風に料理している。  鬼才黒澤の世界からの祝福は、日本映画史に残る大きなポイントだろう。
[ビデオ(邦画)] 8点(2020-06-14 19:58:15)
3.  落第はしたけれど 《ネタバレ》 
この映画でやはり小津さんってコメディが下地にあるんだなぁと感心させられた。カンニングのシーンは、チャップリンを思わせる。でも落第してからの、人情劇がじ~んと来るよね。上手いなぁとしみじみ思う。子役の使い方とかね。田中絹代がこんなに愛らしかったなんて知らなかった。可笑しかったのは卒業組が就職決まらず、早く卒業すんじゃなかったなんて言うシーン。大隈講堂がば~んと下宿の前にあってね。何でも現存する早稲田大学の最古の映像とか・・。字幕の字体がお洒落なんだけど、ちょっと読みづらくて、2回観ました。でも何回観ても良い。無駄なエピソードは一つもなく、こんな短編で面白い映画がいっぱいあればなぁと思う。2時間が長く感じる映画が多いものね。
[ビデオ(邦画)] 8点(2016-10-30 23:39:12)
4.  楽園(2019) 《ネタバレ》 
結局、少女を誘拐した犯人は誰か?はっきりしてない映画と思う。  ただ、このようなモヤモヤした空気を一掃する方法として この国は、村八分という方法を用いてきた。  海外からやってくる外国人には、ここがどう映るのか? それを問うた映画ではなかったか?
[DVD(邦画)] 7点(2024-01-10 23:53:37)
5.  嵐電 《ネタバレ》 
よくできた自主制作の映画と思えば、聞き取りづらい声も気にならない。 京都という土地柄も、嵐電も、幻想的な内容にはピッタシのシチュエーション。 幻想的な雰囲気に、男女の関係をもってくれば、もう完璧。 撮影隊の男優と、土地の女性のラブシーンは、ちょっとドキッとするくらい エロい。
[DVD(邦画)] 7点(2021-05-24 13:09:10)
6.  ラプラスの魔女 《ネタバレ》 
東野圭吾さんと三池崇史監督ということで鑑賞。 あと予告編もちょっと面白そうだったので・・  う~ん、やはりラストに物足りなさが残った。 話の素材は興味深いのだが・・ 最近の緻密な特撮に慣れてたので、竜巻に飛ばされた車のシーンを観て、 ちょっと興ざめになってしまった。 まぁ三池さんだもんねぇ。  最後まで知的なパズルのような映画であってほしかったです。
[DVD(邦画)] 7点(2019-03-09 23:08:02)
7.  ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜 《ネタバレ》 
見応えあったなぁ。 さすがベテラン滝田洋二郎。  前半1時間と後半1時間がまったく違ったニュアンスの、贅沢な映画。 前半はレシピ作りへの格闘の日々。 そして後半は軍の野望と仲間への苦悶。 そこに現代の二宮くんが謎解きをしていくという本当に豪華な内容。  あまり美味いものなど食わないのだが、豪華な料理とはこんな映画のようなものかもしれない。 最後、舌にじわ〜と広がる味のように、感動の涙がじわ〜と頬をつたわる。  この映画が事実かどうかはともかく、秋山徳蔵さんというモデルがいたらしい。 このレシピが本になっているという。 早速、図書館で借りてみよう。
[DVD(邦画)] 7点(2018-10-14 13:11:05)
8.  落下する夕方 《ネタバレ》 
落下事件を機に幸福を恐れ、中途半端に生きる男性。それを見つめる原田知世演じる女性と、同じく中途半端同士、彼と付き合う菅野美穂演じる女性。この3人の奇妙な同居生活を淡々と描く。フラフラする男性に原田知世のドッシリ感が非情に素敵だ。いつの時代にもあるテーマをドロドロ描くのではなく、女性監督ならではの透明感たっぷりに描いた秀作。
[DVD(邦画)] 7点(2016-01-03 11:25:07)
9.  ライク・サムワン・イン・ラブ 《ネタバレ》 
アッバスキアロスタミの描く日本。嫌なラストなら辛いな・・と思って観ていたが、残念だ。あの「桜桃の味」で見せた老師の説教。それが今回、日本でまた、という期待もあった。正直、キアロスタミの映画は寄り道が多く、さほど構成をひねらない。だから最初のデートクラブから派遣された女性が、車で大学まで送る女性と同じなのかどうか、よく分からなかった。同じ人物にしては、女性はリラックスしている。これがもし、デートクラブの女性だったら、この教授は紳士だったということだろう。しかし、加瀬亮演じる彼氏はそうは思わないだろう。最後、その怒りがラストのあれだ。キアロスタミは、「クローズアップ」でもそうだったが、割と「偽物」にキツイ。だから、「偽」老師への鉄槌の話だったかとも思っていたが、それだと案外つまんないね、なんて思っていたら、映画雑誌で次の言葉で気持ちのしこりが取れた。「映画も写真も絵も全て詩」。あ、そうか!最後の割れた窓ガラスは詩だったか。どうも朝日歌壇に載ってるものが詩だったという感じがあったが、あぁあれはキアロスタミには詩と映ったんだ。目からウロコの瞬間だった。
[DVD(字幕)] 7点(2013-06-09 21:54:30)
10.  ラブホテル 《ネタバレ》 
ポルノだと思うと、がっかりします。今の映画に比べたら、控えめな演出です。もともと相米監督の長回し演出なので、カメラが人物に迫っていない為、感情移入もしづらいのです。しかし、この映画は最後、名美と元奥さんがすれ違う場面で子供や花びらの散る様子を入れたり、音楽も山口百恵の曲を流したり、昭和のイメージが盛りだくさんです。平成生まれには創る事ができない作品じゃないでしょうか?しかし、映画の冒頭、昔の金貸しってのは、こんなこともするのかとぞ~としました。あれじゃ、主人公がおかしくなるのも無理はない。恐い映画です。
[ビデオ(邦画)] 7点(2010-12-06 08:08:11)
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