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プライベートTTさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 58
性別 男性
年齢 60歳
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1.  歩いても 歩いても 《ネタバレ》 
いつも母の料理を作る所作には無駄が無く美しい。また、その言葉は例え周囲が眉を顰めようとも悔いはなく、その存在は力強い。父は若き頃は妻、子供、家庭の柱であったろう。今は老いて頑固で、溶け込まない。決して楽しい映画ではないが、温かい底には冷たい物が、冷たい時間も流れるとまた温かくなる。その繰り返しで和んでしまった。音楽もよかった。
[映画館(邦画)] 10点(2008-11-02 22:45:57)
2.  赤ひげ 《ネタバレ》 
二木てるみさんが一番印象的。傷ついた心のとき目と癒された後の目の違いがなんともいえない。赤ひげが「名医」であることを主張するより、病む人間の心をどう捉え、癒していく必要性を訴えている。減点対象はありません。
[DVD(邦画)] 10点(2007-08-23 17:17:33)
3.  踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 《ネタバレ》 
正直、前作のことがあったので心配でしたが、これは4本ある映画作品でベストです。少し失われ欠けていたテレビ時代の軽妙さと間、盛り込みすぎていた事件、そしてなにより警察組織、青島と室井の課題に決着を付けてくれています。最後の犯人のひとりとの結着部分は強引でしたが。前作でのわだかまりが、スカッと解消しました。おもしろかった。 
[映画館(邦画)] 9点(2012-09-09 19:26:43)
4.  八日目の蝉 《ネタバレ》 
冒頭の裁判時の証言から、物語の中へ自然と引き込まれていく。永作博美さん演ずる希和子が素晴らしく、逃亡誘拐犯の「母親」を演じきっている。一方の井上真央さんは、非常に難しいプロットであろうが、その揺れ動く、定まらない心情を淡々と顕している。見る方も2時間半近くの長尺であるが、全くそれを感じなかった。「どうなるの、どうなるの」と心地よく急かされる。希和子の逃亡跡を辿る恵理菜は、遠い記憶の中で焦燥、あるいは認めたくない当時の幸福感を、最後の小豆島の港で許せたのであろう。逃亡中の小豆島の光景はやや冗長なのではと感じていたが、最後に恵理菜(薫)に納得させるには、必要でありまた、素晴らしい光景、風景、人々で溢れていた。一方で(原作未読だが)原作から切り取った脚本は、映像にする上で過不足無い表現だと言える。出演の長短の関わらず、脇の女性俳優の方々の演技、存在も素晴らしく光っており、この作品を支えている。
[映画館(邦画)] 9点(2011-05-15 18:12:32)(良:1票)
5.  もののけ姫 《ネタバレ》 
ジブリ作品の中では、最高傑作だと思います。もののけたちと人間たち、その狭間で悩むアシタカ。自己の正当性を主張するモロ、エボシ御前、ジコ坊、それぞれの言い分を理解しつつ、サンを徹頭徹尾護る姿勢は感動もの。評価が低いのはエンディングが急に訪れて、ものごとが解決したのかしなかったのかが明瞭でないためか。そこが狙いのようにも思えます。先日のTVで声優さんを使わない理由を鈴木敏夫氏が言っていましたが、何となく判ったような気がしました。
[DVD(邦画)] 9点(2007-08-30 22:32:47)
6.  聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実― 《ネタバレ》 
正直に良作だと感じました。五十六の人物像、対米戦への思い、そして辛苦と覚悟。文章で五十六に関する資料、小説などは読んでいましたが、上手く映像で肉付けされています。CGは生々しさを敢えて出さず、お涙頂戴に偏らず淡々とした表現に納めていたのが好印象です。連合艦隊司令長官の背負っていた大きなものが初めて分かりました。日本では軍人を肯定する映画はタブーになりがちかと思いますが、やっと納得できる作品に出会えました。減点要因。存在しない将官を登場させています。
[映画館(邦画)] 8点(2012-01-06 22:17:28)
7.  ゴールデンスランバー(2009) 《ネタバレ》 
原作未読。他者の感想情報あり。「信頼」が主題とのこと。そういう意味では主人公が旧友、または通りすがりとは言え共感を覚えた人々の助けを借りて窮地から逃げ切ったという話。「謎解き」を求めていては満足感は得られないと言う微妙な作品だと思います。また、「別人となって生き抜く」ことを選び、「無実を晴らす」ことを選ばないという結末に関して微妙。しかし、俳優さん達が存在感を十分発揮しているので見ていて飽きませんでした。キルオが死んでいくことに関しては切なかった。真実に関してはケネディ-暗殺事件のある噂と同じだよ、と最後の方のシーンに盛り込まれているのでしょうか。
[地上波(邦画)] 8点(2011-10-03 18:16:02)(良:1票)
8.  探偵はBARにいる 《ネタバレ》 
サスペンス、コミカル、バイオレンスと個々のキャラ立ちが明確であり、バランスの良い映画です。喜怒哀楽の表現豊かな大泉洋さんとクールで黙々とした松田龍平さんのコンビネーション、掛け合いが面白く、かといって不自然ではない。他の皆さんが指摘しているように「探偵物語」「あぶない刑事」に通じます。個人的にはバイオレンスシーンは少々痛かった。酷く残酷なシーンもあるのですが、それも有ってのストーリーなのかもしれません。個人的には辛かった。次回作も、想定されていたのでしょうが、決まったそうで。予算が確保されたからと言って、けばけばしく壮大にしないで欲しいかな。青函トンネルを封鎖するとか、雪祭り会場が人質にされるとか。初期プロットの良さが成功に繋がっていると思うので、無くさないことを祈ります。
[映画館(邦画)] 8点(2011-09-25 10:08:34)(良:1票)
9.  サマーウォーズ 《ネタバレ》 
田舎の旧家を舞台としたネットのバーチャル世界トラブルを、老婆を中心とした一族と少年が救ってしまう。人の描き方が乱暴、つっこみ処はありありという見方はあるけど、それはそれで『余分』という見方も出来る。正直、楽しめました。
[地上波(邦画)] 8点(2010-08-08 13:53:45)
10.  純喫茶磯辺 《ネタバレ》 
ドタバタコメディを予想していたが、予想外の佳作だと感じた。子供っぽい父親に、大人手前の娘が開店するとうてい純喫茶にはほど遠い喫茶店。小さなエピソードの連続も予想の範囲だが、仲里依紗さんの演じる咲子がそれほど親不孝でもなく、しょうがなく親父の言うことを我慢して従う。妙なアルバイトの麻生さん演ずるモッコさんが、人つき合いには難点があるが、結局は一番大人だったのかもしれない。モッコさんが居ての純喫茶磯部の経営だった。それに感づいた咲子は一つ大人になったのかもしれないし、1年経ってつぶれたお店を見て泣くシーンは、佳作の感動。(宮迫さんと仲さんの演技に+1)。
[映画館(邦画)] 8点(2008-08-13 18:50:36)
11.  ガメラ2  レギオン襲来 《ネタバレ》 
間違いなく「怪獣もの」の映画としては集大成となる作品。ややガメラの動作が人間っぽかったり、オーバー気味だったりと気になる点はあるが、怪獣ファンが待ち望んでいたレベルの作品になっている。前作のギャオス編はこの作品のテストショットとも言える作品であり、逆にイリス編は懲りすぎ、人間ドラマを作り込みすぎに思えます。本作を頂点として、怪獣映画は下降気味か・・・。
[地上波(邦画)] 8点(2007-10-21 22:25:38)
12.  火垂るの墓(1988) 《ネタバレ》 
ストーリー、展開のディーテールの感想が語れない、二度目は観ることができない作品です。節子の一言ひとこと、所作が心につきささる。
[地上波(邦画)] 8点(2007-09-24 20:29:45)(良:1票)
13.  るろうに剣心 《ネタバレ》 
原作は全くの未読。予告編に惹かれて見ました。殺陣、アクションの映像がすばらしく、冒頭より「懸念」は払拭されました。難点と言っていいのか、コミックの再現で避けられない部分なのかわかりませんが、検診の言葉使い「ござる」はなんとかならないのか、と感じました。
[映画館(邦画)] 7点(2012-09-09 19:15:42)
14.  華麗なる一族 《ネタバレ》 
原作未読。TVドラマ版(木村拓哉、北大路欣也)は見ました。まずは比較すると、映画の方が断然ストーリーのテンポ、出演者の演技、演出が良いと感じました。失礼ながらTVドラマ版は、鉄平が甘すぎです。一般庶民には判らない財閥の、裏側の生活と視点を覗き、それが不気味であることがよく伝わってきました。時間的には、山崎豊子作品を描き切るには、長くする必要が有るのではないかと。この点は個人的には是です。鉄平の死後、父・大介は鉄平が実子であることが判った上でも、自分の正義、銀行の頭取はこうあるべきと、私心(明かしていないが)を顕わにせず、我が道を行く。先には自分もまた、その世界の餌食になろうとしていることを知らず、皮肉な終わり方。大団円は要らない。事実、経済の世界というものはそんなものだろう。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-04-03 21:25:10)
15.  ジェネラル・ルージュの凱旋 《ネタバレ》 
飄々とストーリーが進んでいく。音楽も控えめ。でも誰が主役なんだろう、って観賞後に感じました。竹内結子さんはこんなキャラが合っているし、上手い。阿倍ちゃんは、こんなキャラばかりだけど上手い。堺雅人さんは正直上手い。最近、悪役づいている高嶋政伸さん、いい。そんなこんなで淡々と話が進んで、盛り上がりには欠けるのだけれど、無理矢理「変」にはしていないので「好感」という評価になります。比較対象がTVドラマになってしまうのですが、あれは「変」過ぎ。
[地上波(邦画)] 7点(2010-09-29 13:03:09)
16.  悪魔の手毬唄(1977) 《ネタバレ》 
主犯の気持ちも判るが、何とか別の解決策は無かったのか。(これは原作の問題ですね)市川監督作品らしく、美しく、歯切れ良く、横溝ワールドを描いていました。この温泉旅館の女中さんは坂口良子さんではではなかったのですね。残念。
[ビデオ(邦画)] 7点(2008-02-27 18:29:57)
17.  椿三十郎(2007) 《ネタバレ》 
オリジナルは既に見ての鑑賞です。結論から言うと監督の技量差が出ています。映画のテンポ的には”織田三十郎”に歩があり、映画の表現では”三船三十郎”に歩があります。オリジナルを見ていなければ余計な「比較」をせずに見ることが出来たでしょう。時代劇エンターテイメントとしては上出来と感じますが、織田裕二が演じることで上品かつ幼く感じてしまいます。前提としている脚本、台詞をいじらないことが却ってマイナスになっています。そしてコミカルに描くならば徹底的な部分があっても良かったのでは。(やや中途半端)さて、ラストの決闘シーンですが面白い描き方と思います。好感が持てました。繰り返し別角度の映像がなければ。そして織田三十郎の背中は、少し小さく感じました。織田裕二はがんばっている(殺陣)ので+1です。
[映画館(邦画)] 7点(2008-01-06 18:10:25)
18.  椿三十郎(1962) 《ネタバレ》 
皆さんの評価が高いのですが、個人的には7点でごめんなさい。悪くはないけど、三十郎が「スーパー」過ぎる。知恵者過ぎる。コミカルでテンポが良く、最後にあの名場面。間が良かったです。
[DVD(邦画)] 7点(2007-11-23 22:10:09)
19.  ガメラ 大怪獣空中決戦 《ネタバレ》 
平成ガメラの第1作。ガメラ復活に驚喜したことを覚えています。そして見て、感心しました。ガメラの顔がやや大人しいのが少し気に入りませんでしたが、回転飛行、火球の表現、ギャオスの凶暴さ(もっと強くても良かったが。最期があっけなかったので)、大気圏外での絡みなど時代相応のレベルであり、ゴジラ映画のような子供だましに終わっていなかったことに安心しました。これに続くべき第4作は無いんだろうな。
[地上波(邦画)] 7点(2007-10-21 22:44:51)
20.  クライマーズ・ハイ(2008) 《ネタバレ》 
原作既読で鑑賞。新聞社での「格闘」はカメラワークの”懲りよう”の賛否はあろうが緊迫感が伝わった。過去の事故にまつわる新聞社での遣り取りと、現在の場面である登山の映像が一致しない。脚本を映画専用に変えてしまった(悠木の家族の問題)ことが消化不良になっている観がある。ラストの社長の態度も?惜しい。 
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2008-07-15 21:20:12)
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