Menu
 > レビュワー
 > ESPERANZA さんの口コミ一覧。24ページ目
ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142
>> カレンダー表示
>> 通常表示
461.  山びこ学校
戦前戦中の軍国主義教育が正され、民主主義教育が模索されていた頃の教育実践映画である。戦後まもない頃は、忠臣愛国思想や戦意高揚を尊ぶ記述には教科書に墨が塗られたが、その墨塗り部分は膨大なもので、教育者たちは何を教えて良いのかさえ迷う実態だった。そのなかで山形の寒村では、こどもたちの生活体験作文を元に教育を行う実践をやってのけたのだ。 映画は日教組支援により低予算で作られたものだから、できばえは必ずしも良いとは言えない。だがこれが戦後の貧しい寒村の実態なのである。従って見るべき人が見れば心打たれるものがあると思う。
[ビデオ(邦画)] 7点(2012-07-10 02:42:23)
462.  彼岸花
モノクロがカラーになろうとも、どこからどこまでも小津映画だ。立体感を意識したカメラワーク、独特の台詞まわし、一目でそれとわかる。テーマもまた娘の結婚問題だし、中村伸郎・北龍二といった同窓会メンバーも小津映画だ。 この当時は親の承諾がないとなかなか結婚できない時代、一家の主をさしおいて縁談が進むと不機嫌になるのは佐分利さんだけではなかろう。 この映画でひとつ気になったのは、佐田啓二扮する谷口が佐分利信の会社に現れたとき、応接室でなく常務の部屋に直接通されたこと。このときは相手がどういう人物かわかっていなかったはずなのに・・・。 ところで笠智衆さんが主役(東京物語)になっても、佐分利信が主役になっても、平山さん。いや主役でなくても多くの小津映画に平山さんがたくさん登場するのはどうしてだろう。  
[DVD(邦画)] 7点(2012-07-09 22:43:11)
463.  祇園の姉妹(1956)
「よっ、三つ揃え!」と馴染みの客から声がかかる美津次、美津ひろ、美津丸の三姉妹だが、美津丸は実は美津次の娘。この美津丸が加わって三姉妹になるのはリメイク独特のもので、善し悪しは別に雰囲気が結構変わってこれもまた良し。 映像はきれいにはなったが、溝口の名前にはかなわない。情感も今ひとつか。 勝新太郎と中村玉緒がとても若い。
[DVD(邦画)] 6点(2012-07-07 07:15:05)
464.  次郎物語(1955) 《ネタバレ》 
作成年からして、私が子どもの時見た映画「次郎物語」はこれだったと思う。同時期には子ども向けの本として「次郎物語」を読んだ(読んでもらった)こともあり、原作は大変な感動作だった。だが改めて見てみると映画はすごく淡泊で細切れだ。これでは原作を知らない人には何だこの映画は?と思われるのではなかろうか。 この映画の主題は親子の愛だろうと思う。子役があまり上手でないせいもあるが、それ以上に映画の作りがまずい。ラストの継母お芳をお母さんと呼ぶシーンはもっともっと感動できるはずなのに・・・。 
[ビデオ(邦画)] 5点(2012-07-06 21:29:03)
465.  乱れる 《ネタバレ》 
「高校三年生」がスーパーの1周年記念セールの音楽となって流れる60年代、世の中は大型店の進出によって小売店が立ち行かなくなっていく。戦後のバラックから女手ひとつで作り上げた酒屋にも、取り壊してスーパーに改造という話が持ち上がる。 前半はそうした深刻な社会派ドラマの様相も見せるが、義弟幸司の告白によって一転して純愛映画へと変身。 義姉さんへの思いや甘え、一緒にいたいという願望から、わざと心配をかけさせる気持ちがよくわかる。また18年間も家を守ってきたとはいえ、女心の揺れる気持ち、乱れる心、これまたよくわかる。状況打開のため礼子は亡き夫の写真をトランクにつめ、身を引こうと決心する。しかしそれでも追いかける幸司。 幕切れは意外とあっけなかったが、自殺か事故死か、あの後どうなるのだろうか。乱れた心は・・・。
[DVD(邦画)] 8点(2012-07-05 21:42:31)
466.  乱れ雲
昔見たときは私も若かったので、映画に一抹の物足りなさを感じせられたが、この年齢になって改めて見ると、これぞ大人の愛、大人の映画という感を強く抱かせる。 実直な青年三島と美貌の未亡人由美子、それを演じる加山と司葉子に強く惹かれる。成瀬監督の最後の作品と知っていっそう感銘が深い。
[映画館(邦画)] 7点(2012-07-04 22:13:22)
467.  水のないプール
前半はまずまずでこんな映画もありかと思ったいたが、後半主人公の行動がエスカレートするにつれついて行けなくなった。
[映画館(邦画)] 3点(2012-07-04 19:01:16)
468.  約三十の嘘 《ネタバレ》 
この「約三十の嘘」はおもしろい舞台劇だし、映画もそのおもしろさが結構生かされていると思う。 舞台と映画は根本に違う。限られた人数だけで限られたスペース、密室劇というか、会話(台詞)の妙を味あわないとおもしろくない。3年前の事件や北海道での仕事の成功はグループの会話によって示されるが、こういったところがいかにも演劇調で良い。 そして見ものはラスト、何千万のお金よりグループを壊さないこと、そして仕事とリーダーの志方さんを選ぶ女性を演じる中谷美紀が圧倒的にすばらしい。祝「チームハバロア」といったところ。 と思ったんだけど、皆さん、てきびしいなあ。やっぱり舞台に負けているのかな。
[DVD(邦画)] 7点(2012-07-04 09:08:23)
469.  続・社長三代記
森繁久彌の社長に代わって加東大介が社長となったが、この社長がまじめすぎるは良いのだが融通が利かないで、社員はイライラ。前作の時点で当然のことと予想はできたのだが。 またまじめで融通が利かないことは、いったん狂うと歯止めが利かないという欠点をさらけ出す。質実剛健のモットーはどこへやら、前作でなりを潜めていた宴会部長三木のり平が活躍し出すと・・・という展開になる。 やっぱり社長は多少の(多と少ではずいぶん違うが)女遊びができるくらい融通が利かないと・・・。 ところで社長シリーズだが、レンタルビデオ店にはそろっているのに、「続」がつくものがほとんど見あたらない。続が単なる続編でなく、続があって初めて完了するというのに。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-06-30 00:17:28)(良:1票)
470.  あれが港の灯だ
私が子どもの頃には李承晩ラインというものがあり、ちょくちょく日本の漁船が韓国に拿捕されていた。この映画を見るには、その李承晩ラインについてよく知っておかないと、どういう映画なのか理解しにくいだろうと思うし、当時の日韓関係を知る上でも重要な映画である。 なぜ拿捕されるようになったかは、日韓併合という事実にまでさかのぼらないといけないし、韓国(朝鮮)の人たちがどうして日本を毛嫌いするようになったかをも知る必要がある。 この映画は、在日韓国(朝鮮)人の人たちが登場するが、最近の映画「パッチギ!」とともに、反目し合うことではなく理解することだと教えられる。その中で山村聡演じる漁撈長の態度は大変立派である。 
[DVD(邦画)] 8点(2012-06-29 23:27:49)
471.  二十四の瞳(1954)
すばらしい小説がすばらしい脚本と演出によって、すばらしい映画に生まれ変わった。「二十四の瞳」は日本の映画史に永遠に残る名作だろうと思う。 名誉の戦死が尊ばれていた時代に、死なないでと言うことが非国民だアカだと言われていた時代、一人の女教師と12人の教え子たちの心のつながりを暖かく静かに描いた映画だ。数々の名場面が心に残る。 小説を初めて読んだ時の感動と映画を初めて見たときの感動がまったく同じものだった。 
[映画館(邦画)] 10点(2012-06-27 22:55:42)(良:2票)
472.  女の園 《ネタバレ》 
私も同年の「二十四の瞳」より断然すばらしいと思う。確かに「二十四の瞳」は万人に愛され親しまれる名作である。それに比べると決して万人向けだとは思わない「女の園」は、新しいものを求める者、旧来のものを打ち砕こうとする意志のある者には、強く胸に響く。 私は古き伝統を守ろうとすることは決して間違っているとは思わない。しかし時代は常に新しく変わっていかなければならない。伝統を守ろうする者と新しきを求めようとする者は必ず大なり小なりぶつかり合い対立をするのが常だ。 戦前女性は男性より低く見られたり、従う者とされていた。戦前はほとんどなかった女子の高等教育(大学)の道が開かれても、そこに横たわる思想はなかなか変わろうとしなかった。 映画は一人の女子学生の自殺という悲劇を生むが、誰のせいだったのだろう。一言で言えば時代のせいだったのだろうか。 繰り返し何度も聞かされる女子学生の歌は非常に印象的で忘れられない。
[DVD(邦画)] 9点(2012-06-26 22:52:34)(良:1票)
473.  赤い天使
戦場では人間が人間でなくなる、これほどまでに強烈な映画はめったにはないだろう。麻酔が不十分なまま手足を切断する場面もとても衝撃的だし、モルヒネの力を借りてでも行わねば正気が保てない極限の状態もわかるような気がする。そして伝染病、それでも退去できない上部の命令、戦争の醜さを否応なく見せられてしまう。そういう極限で性的なことを迫られても、ほんの些細なことにさえ思えるくらいだ。
[DVD(邦画)] 9点(2012-06-24 20:15:34)
474.  白蛇抄
何と言っても小柳ルミ子がすばらしい。歌手である彼女が女優としての道を確立したと言って差し支えないだろう。彼女はこの映画で日本アカデミー賞の主演女優賞を獲得したが当然とも思える。歌手なり女優なりが大胆なヌードになるだけで評価される向きがあるが、彼女の場合はその次元を遙かに超えていたと思う。 その彼女のぬぎっぷりや全編に漂うエロティシズムのせいか、映画は安っぽく評価されすぎていると思う。映画館で見たときは多少こっちが恥ずかしくなるシーンもあったが、波瀾に満ちた内容が結構おもしろかった。だがやはり水上文学、悲しい運命を負うことには変わりはない。
[映画館(邦画)] 7点(2012-06-22 08:38:45)
475.  ノンちゃん雲に乗る
家族で見に行ったのか、学校か何かで見たのかよく覚えていないが、子どもの頃見た映画。もちろんストーリーも細かなことも覚えてはいなかったが・・・。昔はこういう文部省推薦の教育映画?を何本も見せられたものである。50年ぶりにDVDで鑑賞。 内容についてとやかく言うことはないが、ヴァイオリンを弾いたり、バレーを踊ったりすると、子どもらしい顔が急に大人びた顔に見えたのが印象的だった。 ところで大泉さんは左手でヴァイオリンを弾いていたが、あれは左利き用の特別なものだったのだろうか。  
[映画館(邦画)] 5点(2012-06-21 00:10:46)
476.  ぼんち
しきたりに縛られる船場の老舗のぼんぼん喜久治、父親は仕事一筋の婿養子で影が薄い。それに引き替え母親と祖母の実権は強く、喜久治の嫁は男子を出産すると追い出される始末、というように実に鮮やかにスピーディに物語は展開する。さらに嫁がいなくなったぼんぼんに妾の世話まで焼く母と祖母、実におもしろい。 この映画の女性陣は超豪華、中村玉緒などすぐ引っ込んでしまうのがもったいないほどだが、主演の市川雷蔵も時代劇の格好良さと違ってなかなかの好演。原作のすばらしさも感じるが、脚本監督もまたそれ以上にすばらしい映画だ。
[DVD(邦画)] 8点(2012-06-20 16:32:57)
477.  君の名は 第三部
第3部で雲仙ロケも行われたということで、長崎で上映された。第2部は見ていないのだが、映画の冒頭にこれまでのあらすじがあり何とか見ることができた。 第2部まではさんざん苦労したようだけど、第3部では中盤から良い方に向かっているし無事に収まる。ただ病気が重体に見えず何かこんなものかで終わってしまった。やはり全編を連続して見ないと感動は薄いようだ。
[映画館(邦画)] 5点(2012-06-17 13:56:03)
478.  上を向いて歩こう
日本国内だけでなく、海外でも有名になった大ヒット曲。覚えやすいメロディーは誰もが知っていたし、日航ジャンボ墜落事故で亡くなった後も九ちゃんの人気は衰えなかった。だがその大ヒット曲にもかかわらず、映画のできは良いとは言えない。 私も青春映画として期待して見た映画だったが、がっかりしたのを覚えている。九ちゃんの笑顔と映画の内容がどうもマッチしない。 
[映画館(邦画)] 4点(2012-06-16 11:50:13)
479.  運命じゃない人
映画の作りが何と言ってもおもしろいしすばらしい。時間軸を変え別の人物の視点で描くと、何がどうつながっていたか手品の種明かしを見るようによくわかる。 映画そのものはたいして内容はないのだが、脚本が大変良いということか。
[DVD(邦画)] 8点(2012-06-15 21:57:47)
480.  さびしんぼう 《ネタバレ》 
尾道三部作の中でも秀逸、さすがに大林監督が長年暖めていた映画だ。前半は雨にも負けずぶーらぶらに代表されるコミック、ちょっと馬鹿馬鹿しいほどなのだが、これが後半の心に染みるラブストーリーを引き立たせている。少年は母によく似た少女に恋する者なのか。大掃除の写真が見事に伏線となっていて、青春映画としてもファンタジーとしてもすばらしい。
[DVD(邦画)] 9点(2012-06-14 23:31:39)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS