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sting★IGGYさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 292
性別 男性
自己紹介 PoorReviewにお付き合い頂きありがとうございますm(_ _)m
感動系・激情系・小説系・サスペンス系・お笑い系・ブログ系等々
色んな形のレビューがあってもいいと思う。

ここ最近のレビューは主観的な目線から客観的な目線に変わりました
例えば、【あれが嫌い】【これが好き】【何かの作品に似てる】
【何々を足して2で割った様な…】【現実的に有り得ない】
【脚本がバラバラ】【駄作】【クソ映画】等々、
ワザと狙ってコメしない限りはもうやらないですね┐(´~`;)┌

素人の目で批判ではなくレビューを心掛けますd(°-^*)⌒☆

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41.  LIMIT OF LOVE 海猿
これはまぁあれですな、強引な纏め方をすると 邦画版ポセイドンアドベンチャーであると。 ・・にしても本家とは及びもつかないハレンチさはココ最近の邦画の流れである。 映画→TV→映画と来て進化したのは制作費くらい。 役者の演技には進歩が見られないしTVの枠を出ない撮りかたにはチープさが目立つ。 所詮は一連のCX映画戦略の片棒を担がされたという事ですな。 これらの様な陳腐な作品が巧妙な宣伝戦略に踊らされた一般市民を呼び込み さも邦画環境が充実したかの如く刷り込まれハリウッドに勝ったという思い込みの元 愚劣な邦画が大量生産されていく現況が憂えてならない。
[地上波(字幕)] 3点(2007-04-29 10:36:55)(良:1票)
42.  日本沈没(2006)
まぁ・・つよぽんや柴咲コウ辺りが出ている時点で 期待する方が無理なのであろうが、これは何とも酷い作品だ。 時系列的にも理解出来ないしディザスター的な観点から見ても 到底ありえないような描写の連続に怪獣映画並みのリアリティしか感じられない。。 【日本沈没】というタイトル自体にも既にオチがあるのだが 実写映画としてのリアリティを全面に打ち出すのであれば ある程度の科学考証的な描写も面白いのだが 後半のN2爆薬の辺りから些か荒唐無稽過ぎた。。 要は大人の鑑賞には到底堪えられない作品である事に 激しい憤りを感じつつSF小説の金字塔的原作を嬲り者にする この映画スタッフには正直嫌気がさした・・・。 ・・という訳で最大に頑張って3点献上。 
[DVD(字幕)] 3点(2007-04-28 22:40:00)(良:1票)
43.  レディ・ジョーカー
これも先日観た『亡国のイージス』同様、原作未読者を完全に切り捨てた作品だ。 理解しようと努力しても到底及びもつかない程の?の連続に我慢を強いられ 終ぞ分からずじまいで121分終了してしまった。。 物語の展開の仕方から原作に対して相当な端折り方をしていると薄々感じてはいたが、 下の方達のコメントを見ると言わずもがなである。 偉大な原作に対して映画という枠に収めるのに 多少の端折りは必要だがあまりにも端折り過ぎて観る者も端折ってしまった感がある。 要は【勿体ない】という一言に尽きる。 役者は一流だしストーリーも一流、効果音も一流だし音楽も一流だが 監督が三流以下の仕事をしていたのでは全てが台無しである。 ただ唯一上げるとすれば大作感溢れる重厚な作りが漂っていたという事。 あくまで漂って居ただけで纏めきれていないのは周知の事実だが。。 ・・・という訳で(どんな訳?)何ともまぁ手前ミソで申し訳ないが レビュー200作目の作品がよりにもよってコレである。。 私的に一番勿体ない選択である。
[DVD(吹替)] 3点(2007-04-14 00:07:23)
44.  機動戦士ZガンダムII 恋人たち 《ネタバレ》 
サブタイトル通り(!?)のあっちでチュッ!☆-(^ε^)こっちでもチュッ!(^з^)-☆ ちゅっ!ちゅっ!!ちゅっ!!!ってさぁ・・・ いつからこんな色惚けのアニメになり腐ったんじゃあーー( ̄□ ̄;)!! 【星を継ぐもの】の時から懸念があったが 前作よりもさらに展開が加速しすぎて感情移入の暇すら与えられない非情さ。 しかも今作の最大のキモの部分とも言うべきカミーユとフォウの出会い&別れが そのままの圧倒的なスピード感でサラっ彡☆と流された。 コンテ的には、逢いました~チュウしました~葛藤しました~撃ちました~死にました~ 宇宙に上がっちゃいました~~~~~~~~ーーーーーー!!!!って いくら何でも強引過ぎるだろ!!富野ーーーーーっ!! しかもフォウのあの殺し方はねぇーだろ!! ハリウッド映画じゃないんだから、いきなり拳銃をこめかみバン!!って・・・。 おまえな~少しはファンの心情も考えろよ。 さもなくも島津冴子からゆかなに声優変更されて (変更された経緯には反吐が出る) TV版のファンとしてはかつてない以上に注目してたんだからさぁ。 あの殺し方しといて次回堂々とキリマンジャロ辺りに出てきたら 間違いなくその場で席立つぞ!! (多分、性懲りも無く出すんだろうな・・ケッ(`□´)!!) 次回のサブタイトル【星の鼓動は愛】思わず吹き出しそうなタイトルだが このままだとアニメ映画初(?)のSEXシーンでも出てきそうなイキオイだなオイッ! 頼むから富野、この過去の偉大な作品をこれ以上汚さないで そのまま静かに引退してくれ( ̄Д ̄)y-。o0○  皆殺しの富野の通り名の如く作品まで殺すなよ!分ったか!?コラ!!ヽ(`□´)ノ
[映画館(字幕)] 4点(2006-10-05 19:34:36)(笑:1票)
45.  妖怪大戦争(2005)
・・・で、鬼太郎はいつ出て来るんだよ!
[地上波(字幕)] 2点(2006-08-12 11:32:13)
46.  スプリガン 《ネタバレ》 
原作もグダグダ゙だったけどこれもホントに酷い出来。 アニメ全般に関しては割りと甘い点数を付ける私であるが、これは救いようが無い。 まず音がデカすぎで台詞が聞き取れない。 博士と助手の顔は原作のイメージから逸脱してるし マクドガルの声に本物の子供を使うなよ・・・。 演技の”え”の字も知らんような安い使い方するより 少しは金出して子役の出来るきちんとした声優を使えと言いたい。 これは今のアニメ界全体に通していえる事だと思う。 絵はそれなりに評価出来るのに残念。 それと女子アナを声優に起用するのはイイカゲン止めろよ。 たとえチョイ役でも気分が壊れる。
[DVD(字幕)] 2点(2006-04-13 00:48:23)
47.  APPLESEED アップルシード
どっかで見たメカデザインだなぁと思ってみたらやっぱり荒牧伸志。 『ガサラキ』まがいのTAに良く似たギミック重視の 戦車的(?)なデザインは相変わらず。 で中身はどうかというとフルCGもまだまだだなっと。 顔の表情が硬く実写的な背景と相反する薄っぺらなキャラ絵が目白押しで ある意味立体的な絵本を見てるかのよう。 CG頼りの映画に陥りがちな安易な映像には幻滅します。 それとキャッチにそぐわない内容はもはや裏切り行為。 ジブリのキャッチを少しは見習えよと言いたい。 アニメであってアニメになってないという事が最終的な結論。 CGの努力にのみ4点。これ以上はあげられん。
[DVD(字幕)] 4点(2006-04-13 00:37:13)
48.  機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛 《ネタバレ》 
今回はダイジェスト3回目。 当然の事ながら全50話あるTV版を約1/3ずつにせねばならんという事を考慮すると ①全体の主筋だけ追いあくまでオリジナルに准ずる ②物語を追う事を放り投げ完全オリジナルにする 総じてこの2点に絞られるのだろう。 で前2作は①の要素をベースに②を美味くソテーした料理に仕上がっていた。 (まぁそういう事にしといてやろうよ・・後でオトすから♪) さぁて今回のⅢはどうか?(←かなり前置き長っ! う~ん何々、アクシズが出て来てハマーンと交渉か。 予定通りシャアがぶち壊して交渉決裂させ全員上手く逃げ延びその途中で戦闘か・・。 あれ!?レコアがいきなりヤザンと戦闘、あっけなく捕まった。まぁしゃーないだろ。 本3部作はスピルバーグも真っ青の別名ジェットコースターアニメなんだから。 このぐらいの急展開には前2作で慣らされた。 おっ!?ヤザンが予定通り裏切った!だけどバスクにか? まぁいいやあんなハゲいつ死んでも。シロッコ出て来てから存在感ないしぃ。 あっ!ジェリドだ!!今まで何やってたんだろね。つーか出す意味あんの? 「きっ!貴様はオレのぉーーっ・・・ぐぼっ!!」 このコメントを聞きたかったなぁ。 まぁ色んな場面で使わせて頂きました(←どんな場面やねん。 グリプス2の争奪戦。まぁいいんでないの。予定通り劇場でシリアス劇演じてるし。 「常に世の中を動かしているのは一握りの天才だぁ!!」そりゃご尤も、はい拍手! おっ!ハマーン様(←なぜか様付け とシャアの対決かぁ。 百式とキュベレイのガチンコ対決。 まぁ予定通り百式が潰れてエンドロールで現れると(希望。 おぉーっと!ついにジ・オとZの一騎討ちかぁ! Zが体当たりしてカミーユが精神崩壊して一件落着と。 ・・・・あれ?「ぷはっー!!」とか言ってるよ。 海でも潜ってたのじゃあるまいし「ぷはっー!」はないでしょ。 しかも傍からうるさいご近所キャラのファとハグってるし。 しかも足絡めてるしーっ!キーッ!!(何怒ってるんだろね ・・・・・・てな感じで新訳とは到底覚束ないファンの期待を見事に裏切る アホなアニメに成り下がってしまいました♪ 最後に劇中通りセイラさんにご登場願い、 ここでキメの台詞を全3部作を総括してお願いしまっす!! 「この軟弱モノっ!!ビシッ!」 お後がヨロシイようで(  ̄ー ̄)y-'~~~フッ
[映画館(字幕)] 2点(2006-03-19 11:28:09)
49.  ハウルの動く城
人は確実に年老いるのだと確信してしまった。 劇中のソフィや荒地の魔女の事ではない宮崎駿の事である。 だからといって年老いるという事は別に恥じる事でもない。 外見が年老いていながら精神が若い人もいればその逆の人もいる。 要はいかにその一瞬々々を大切に生きるかの裏返しなのではないか。 宮崎映画作品が誕生して早や20余年経過している。 (あのナウシカから今年で22年経過する) 20年といえば生まれっ子が大人になる年月である。 見ている人間も当然20年分の知識が脳に書き込まれる。 となれば作っている人間も当然20年分の年季が入ってくる ・・・いや、入るのは当然だろうし逆に入れなければならないのだ。 自分が同じ監督という立場なら恐らくこう言うだろう。 「いつまでもオレにファンタジーや漫画映画ばかり作らせるなよ。 オレの描きたいものはそんな子供騙しのアニメばかりじゃないんだ!」 そして逆に心の中でこう煩悶するのだ。 「でも待てよ・・オレのイマジネーションはとても実写じゃ表現できない。 第一そんな大金などどこも出さん。」 「よし!じゃあ、ジブリ作品として出せば金も調達できるし 世界の宮崎と言われたオレだ、オレの作る作品に誰も文句は言わさん!!」 スタッフの一人が言う。 「監督ぅ、何かこの作品、少し意味がわからないんですけど・・・」 どーぞ宮崎。 「なに、意味がわからないだとっ!!やかましい!! 判ろうとするな!わかれ!!!」 スタッフの一人が言う。 「はぁ!?でも監督ぅ・・・」 はい宮崎。 「くぅおら、おめぇら!!オレのイマジネーションを頭に焼き付けろ!!」 キャスト(byきむにーやん)の一人が言う。 「ちょ、ちょっと待てよっ!!」 それっ!宮崎。 「オレの若えぇ頃はなぁーーーー!!!」 ・・・かくして独り善がりの因業ジジイが趣味と実益を共存させ 世の中に混沌と混乱を招くアートな作品を誕生させたのだ。
[DVD(字幕)] 4点(2006-02-20 18:43:52)
50.  ラヂオの時間
なんじゃこりゃ!チャンチャン!!とくらぁ\(^◇\)(/◇^)/ こういう劇中劇の冗談悪ノリな物語、 好きな人は好きで物凄くツボにハマるんだろね。 まぁ映画は楽しくなくちゃいけないのは判るけどねぇ ・・やり過ぎると些か胃がもたれます。 でもやっぱ好きだわ、こういう映画(´▽`)!
[地上波(字幕)] 7点(2006-02-04 22:47:51)
51.  風の谷のナウシカ
だからジブリじゃねぇって!・・・(ノ-o-)ノ"⌒ ┫:・’.::・ 基本的にジブリ作品と呼べるもんはラピュタからだっつーの!! ・・・・ってアキバ系のあんちゃんの代弁してみましたー(^o^)/~~~ 子供が見て理解出来るのかとかそんなん関係無し。 この実写で表現する事が出来ない映像のラッシュが子供の心を捉えて止まんのです。 意味など判るのは大人になってからでも良い。 原作を読んで見て造詣を深めれば尚よろし! まぁ何はともあれ1篇と言わず100篇以上、腐るほど見ちゃって下さい。 本物の良い映画は何度見ても飽きんもんです~☆ 文句言わせない!10点献上!!(≧∇≦)  
[DVD(字幕)] 10点(2006-02-03 21:08:09)
52.  不法侵入
こういう役を演らせたら右に出る者は居ないといった感じでレイ・リオッタのハマリ役。 マデリーン・ストーの艶姿によるしづる感の妙なエロさは 男性にとっては堪りませんなぁ( ̄ー+ ̄) それにしてもカート・ラッセルはここ最近グダグダな役が多い。 『遊星からの物体X』の頃のマクレディは何処へ行ったという感じ。 気合いだぁ!!と叫びたくなる。 
[DVD(字幕)] 6点(2006-02-03 20:56:13)
53.  亡国のイージス
原作未読であるという事がある意味苦痛に感じられる程、 状況説明・人物説明を限りなく省いた展開には少々戸惑いを覚えるだろう。 【ザ・ロック】【ダイ・ハード】【沈黙の戦艦】【ホワイトアウト】 【機動警察パトレイバー2】等々、テーマとしての既出作品を挙げれば キリがないがアクション作品としてはわりと卆なく纏めている。 あくまでアクション作品としてはだが・・。 では何がこの作品の短所として挙げられるのか。 やはり決定的なのが動機が不純であるという事に尽きる。 国の現状を憂えた防大生の論文を弾き金として これだけのクーデターを画策し実行に至るものか? まぁクーデターを起こす事自体は黙して已まんが、 其れを起こす真の理由というのが語られた時に (私怨に駆られ前後不覚に陥った親があらん事か 某国の工作員と手を組み練り上げた謀略)ハッキリ言って興醒めした。 クーデターという右傾化したプロットを用いるのであれば 個人の感情など徹底的に排し完全なる悪を創造すべきだ。 そうした観点を基に見直してみるとやはり粗が目立つ。 豪華俳優陣の一人々々のキャラは立っているのに 脚本の拙さ故にスポイルされてしまったのには残念。 道化役(世俗的国民代表)である梶本総理のボヤキ発言(独り言)が面白い。 「長く掛かりそうか!?」 「今日中に選挙区に帰らなきゃならんのに・・ったく・・。」 「なんで俺ん時に・・・。」 国家の危機なんかまるで蚊帳の外。 つくづく平和な国で愚鈍な国家であると感じてしまうが、 泥沼の戦争よりは100倍いや1000倍マシだ。 たとえそれが平和を金で買う行為だとしても・・・。
[DVD(字幕)] 5点(2006-01-29 01:09:29)(良:1票)
54.  ドラゴンヘッド
この作品は妻夫木とSAYAKAを観たいだけで劇場に足を運んだファンの 期待を見事に裏切る作品だ。 全体のストーリーの流れが原作を忠実に(微妙にアレンジしつつ)再現しながら 何の説明も無しに進行するので未見者には到底理解の及ぶところではないだろう。 各役者の演技は皆さんが述べられている通りだが要約すると 妻夫木=熱演・山田=怪演・SAYAKA=う~んどうでもいいやヽ(´・`)ノ と言った感じか? まぁ何にせよ望月峯太郎の原作もストーリーがホラーではなく キャラクターの絵自体がホラーなところがあったから ノブオの妖しい雰囲気なんかには結構評価してたんだけど 藤木の仁村は正直アレンジし過ぎで原作の冷酷・冷血なイメージが イケメンのニヒルなキャラではいまいち恐怖感が伝わらない。 それと原作を下地にした映画ならば原作通りに再現するのも一つの手なんだけど この作品に限っては原作通りの終わり方しちゃマズイでしょ。 (読んでる人なら分かるよね?あのグダグだな終わり方。 こらぁ原作者!風呂敷広げ過ぎで中途半端な終わり方にすんなよ!!) 映画というのは興行であって原作未見者も元より 一般大衆をターゲットに製作する訳だから(その為の有名若手俳優の配役) 何らかのアレンジを施すべきだ。 つまるところ、落としどころを勘違いした作品である。
[DVD(字幕)] 2点(2006-01-22 11:12:56)
55.  恋人はスナイパー 《劇場版》
劇場版と名が付き制作費が多くなると 無駄に派手な展開にしたがる。有名俳優を使いたがる。ハリウッドの真似をしたがる。 …等々挙げれば切りがない程、邦画の悪さばかりが目立つ作品だ。 唯一の美点としては長さんの円熟な演技が見れるという点か。 それも本作品が奇しくも遺作となり見納めとなってしまうのは何とも残念な限りだ。 
[DVD(字幕)] 3点(2006-01-20 22:42:40)
56.  砂の器
いやはや何とも凄い作品です。 時代的にどうしても中居正弘演じた2004年度TV版の和賀英良と比べてしまうのですが 僅か143分の映画という枠の中に収めるには これ以上の構成・脚本と演出・音楽と映像、 そして2度と集める事の出来ない鉄壁の俳優陣という点に於いて 正に日本映画史上に於ける珠玉の一本と言い切っても語弊ではないでしょう。 この映画に於ける3つのキーポイント【東北弁のカメダ】【紙吹雪の女】【宿命の演奏】。 これら点を織り成す全てのシーンが終盤の【宿命の演奏】に於いて 丹波哲郎演じる今西刑事の語りに見事な線となり繋がっていく辺りは圧巻であり 演奏中の和賀の回想シーン(親子のお遍路姿での放浪の旅)が 月並みな言葉ながら見る者の心を惹きつけて止みません。 ラスト吉村刑事が今西刑事に語りかける。 「今西さん、和賀は父親に会いたかったのでしょうね?」 「そんな事は決まっとる!今、彼は父親に会っている。 彼にはもう音楽、音楽の中でしか父親に会えないんだ!」 和賀の迫力ある演奏と映像、そして涙に魅せられながら10点献上。
[DVD(字幕)] 10点(2006-01-02 19:34:29)
57.  トゥームレイダー
ゲームの実写版とかいう前知識は抜きにして一言わせてもらうと 金持ちの道楽にしては度が過ぎるというものかと。 所謂、B級アクションの王道を行くパターンの作品。 息抜きにはいいでしょうなぁ。 A・ジョリー親子共演で余り似てないなぁと思いきや そんな方には【真夜中のカーボーイ】をお奨めする。 ケツあごの所なんかまさに生き写しで ホント親子の血は争えんて感じがヒシヒシと伝わってくるよ。
[地上波(吹替)] 4点(2005-12-31 21:09:05)
58.  HINOKIO ヒノキオ
◆・・・正直、あり得ないんだけど”将来こんなロボットが 普通に街で見かける様になったら面白~い!!”って感じれるかどうかが鍵。 冗談抜きで引きこもりの少年の代役がロボットだなんていうのが 違和感なく受け容れられる時代が来るとしたら 下手をすると将来のニート対策にうってつけかもしれない。 その点からするとこの作品の先進性はかなり買う事が出来る・・・◆ なんていう下衆な前置きはさておいて、 和製ロボット物ファンタジーとしては佳作とも言うべき珠玉の作品。 細部まできめ細かく作り込まれていて製作側の意志が彼処に伝わって来る。 興行的には(SW3の影に埋もれ)失敗であったようだが、こういった惜しい作品こそ 本サイトの様なところで語り継がれていくべきである。 それにしてもこの作品の子役達の演技には目を瞠るものがある。 そして何よりHINOKIO自身のCGの溶け込み様といったら 尋常じゃないレベルであり、ほぼ完璧なある意味ハリウッドにもヒケを取らないVFXには 物凄いリアリティを感じるだろう。 ~ロボット越しのピュアなラブストーリー~ キャッチは底が浅くて軽い印象だが、根底に流れるテーマは凄く重い。 重いけど肩肘張らずに見る事が出来るのはひとえにHINOKIOのキモかわいい存在感と サトルの純粋さとジュンの男勝りな性格の対比が、 誰でも持っている少年時代の恋愛感情を呼び起こし 切なさと愛くるしさとが相乗効果を生んで俄かに涙腺を刺激してくれる。 バーチャルリアリティとファンタジーの融合。 そして現代の心の病を真摯に取扱った本当に素直な気持ちになれる映画 と言っても過言ではあるまい。 「頑張れって言われるのが一番辛いんですよね」 そう、頑張らなくていいんだよ。緩やかに・・・たおやかに・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2005-12-17 23:12:59)
59.  機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者
全体を通して言えば総集編的な手法で無難に纏まっている。 TVの映像と新作映像を絡めれば違和感が出るのは当然の事だが 自分としてはライブで見てLDBOXで見尽くして 更に今回映画で見られたという事はある意味感無量である。 ただ残念なのが元々ダークなストーリーであるのを逆手に取って 格闘アニメ然とした描き方で作ってしまった事だ。 特に後半のロザミアがギャプランで突撃してきたシーンや ブランがアッシマーで攻撃してきた時の顔。 これはやり過ぎだろうというか、こう言う汚らしい顔が 現在の子供達にウケルのかと思うと非常にやりきれない気持ちになる。 そうそうもっと残念な事は約20年の歳月は女性にばかり残酷ですが 如何せん声優さんの声が老けてしまった事。 特にエマ・シーンの岡本麻弥さんやレコア・ロンドの勝生真沙子さんの声。 完全にオバちゃん化した声でガックリ。 あの頃の凛とした声はどこへ行ってしまったのか・・・。 とにかく次回のⅡも忙しい展開に耐えつつ 感傷に浸れるかどうか・・・微妙なところではあるな。 
[映画館(字幕)] 5点(2005-12-05 10:23:18)
60.  ローレライ
ありゃ~何、ハンドパワー?スッゴイねぇ~。 終戦間際の真っ只中、潜水艦の外出て歌唄ってるし。 まったく緊張感のカケラもあったもんじゃない。 『U・ボート』の爪の垢でも煎じて飲ませてあげたいよ。 あれだけ特攻はイヤだと言い張ってた艦長自ら、てにやん島に特攻するし。 ローレライ多用してからはもう何でもアリの 『宇宙戦艦ヤマト』の様な展開に終始ダレ気味。 しかも普通に淡々とエンドロール流れるし。 もう正直見てて嫌になったわ、この映画ヽ(´ー`)ノ
[DVD(字幕)] 2点(2005-11-22 23:16:35)
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