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キムリンさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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61.  映画 鈴木先生
1年半ぶりにドラマの面々に出会えて懐かしかったです。タイトルにもレッスン11とあって、独立した映画としてではなく、あくまでもテレビドラマの続編という前提で作られたようです。従って、登場人物の説明などは一切していないので、ドラマを見ていない人には何がなんだか分からなかったのではないかと思います。話の内容もテレビの雰囲気をそのまま残す形で進められていて、あくまでも映画としての作品を期待していたので、最初はちょっと物足りなさが感じられました。終盤の盛り上がりの中では逆に、ここまで引っ張ってきておいて、月並みな理屈で結論を出して終わらせられてしまうことが気がかりでしたが、ドラマの時と同様に最後に納得のゆくものを提示してくれていました。難しいテーマに正面から向き合ってこの映画を作成してくれたスタッフには感謝します。ただ、封切り後の連休中にもかかわらず観客がまばらな入りで、ドラマと同様に興行的には失敗作となってしまうのではないかがちょっと気がかりです。具体的な内容については、風間君は適役でしたね。小川さんは必殺蹴りをあと2,3発おみまいすれば校舎を飛び越えずに済ませられたのではないでしょうか。ナカちゃんは相変わらず可愛かったです。出水君のキャラはちょっと会っていないように感じました。平良さんはドラマの時と比べて別人かと思うくらい随分と大人びてしまったような。紺野君は映画ではほとんど出番がなかったですね。以上です。
[映画館(邦画)] 7点(2013-01-14 15:14:02)
62.  麒麟の翼~劇場版・新参者~ 《ネタバレ》 
よかったですね。映画にしては地味な展開ではありましたが、2時間余りの時間が長くは感じられませんでした。 日本の警察物のドラマや映画で今安心して見られる数少ない作品だと思います。 ただ、次から次へとイケメン男優が登場するのはちょっと現実味が失わされてますね。 現実の警察の捜査も、あそこまで状況証拠がそろえば被疑者死亡で即起訴&捜査終了となるでしょう。このお話は随分と現実でも他のドラマでもぼろくそのダメ警察のイメージアップに一役買っているのかもしれません。 大画面で見るのも良いのですが、やっぱりこのシリーズは家のテレビで落ち着いてみるのが合っていると思いました。---------------------------------------------------  映画館では一度しか見れないので、先日地上波での放映を見て、改めて良く作られた映画だと思いました。しっとりと落ち着いたなんか安心させられる雰囲気があります。確かに、一部の人が言うように、サスペンス映画としては派手さがないために物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、派手なテーマはえてして大味で荒唐無稽になってしまうもので、こういう作り方もありかと思います。  
[映画館(邦画)] 8点(2013-01-12 14:27:57)
63.  インシテミル 7日間のデス・ゲーム 《ネタバレ》 
原作未読です。原作はもう少し中身が濃いのかもしれませんが、100分程度の映画の枠の中では、あの浅薄なのはやむを得ないと思います。でも映画も一応楽しめました。あの手のお話は見始めると、やっぱり最後まで見てしまいます。作者を誹謗する気はありませんが、プロット的には、「そして誰もいなくなった」「時計館の殺人」「バトルロワイヤル」その他もろもろの寄せ集めに過ぎず、新奇さに欠けるのは否めません。ただ通常この手のお話は「そんなのありっこないよ」という現実離れ感、ばかばかしさがつきものですが、一応背景セッティングなど(ネット配信して莫大な収益を上げる)にそれなりに納得させるものはありました。 機構の首謀者は日本にいる必要はないわけだし、人殺しはロボットと参加者同士ですから警察も殺人の立件は難しいかもしれません(綾瀬はるかの罪は微妙ですけど)。突っ込みを入れるとすれば、24時間監視されてるんですから、北大路さんの死んだまねは無理でしょう。あと、最初の殺人があった時に、犯人は参加者以外にあの建物の中に隠れている誰かではないかと(実際に監視ロボットでした)、全く疑わなかった点あたりでしょうか。いずれにしてもわざわざ映画館に見には行きませんね。
[地上波(邦画)] 5点(2011-10-16 05:53:09)
64.  阪急電車 片道15分の奇跡
ほのぼのとしてそれなりに面白かったし、10月の往路と半年後の復路という設定でその間の関係者の変化をうまく織り込んだ考えられたストーリーに仕上がっていました。でもこの映画の最大の問題は、私が全く関西に土地勘がなくて、阪急電車の路線とか関西学院とか言われても全く親近感が湧いてこなかった点ですね。この路線の沿線に住んでいる人や住んだことのある人たちならずっと思い入れは強かったと思います。個人的には舞台を井の頭線とかでやってほしかったです。また現在の私の周囲が意外とこんな感じなので、もっと殺伐とした世界にいて、自分の心がすさんでいたのなら、もっとこの映画に癒されたかもしれません。ちなみに、最後翔子とミサが駅で出会ってお互いに意気投合するシーンで終わっていますが、この二人ってストーリーの中でそれほど深い接点ってあったのでしょうか。途中で直接話す機会はなかったような・・・。勝地涼さんは相変わらず爽やかな好青年を演じていますね。
[映画館(邦画)] 6点(2011-05-01 17:40:19)
65.  沈まぬ太陽 《ネタバレ》 
小説が発表された頃から宣伝などで存在は知っていましたが、自虐的、露悪的内容であることが分かっていたので敢えて避けて来ましたが、今回テレビで視聴させてもらいました。政治家、官僚に食い物にされ、幹部の私利私欲に翻弄された国策会社の実情を見せられるのは正直楽しいものではありませんでしたが、作品としてはそれなりの評価は出来ると思いました。それにしても恩地さんは、社内的には正義を通したヒーローなのかもしれませんが、所詮彼自身が親方日の丸の1社員でしかないなあ、というのが率直なところです。カラチやテヘランがまるで流刑地のように描かれていましたが、あれでは、今でも企業の駐在員事務所で必死に働いている人たちが救われませんね私自身海外駐在歴7年半、中近東などにも長期出張しましたし、同僚で現地の紛争などに巻き込まれた人間も多くいます。でも赴任した土地でがんばって働いていたんですよね。
[ビデオ(邦画)] 6点(2011-02-17 17:56:31)
66.  相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン 《ネタバレ》 
本来あるべき劇場版IIの方に感想を映させていただきました。ご容赦ください。
[映画館(邦画)] 6点(2011-01-12 21:38:41)
67.  相棒 -劇場版Ⅱ- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜 《ネタバレ》 
ようやくこちらがアップされたので本来あるべき場所に投稿しなおさせていただきます。  映画としてはそれなりに楽しめました。普通なら人質事件そのものが物語の中心になりそうなところを、事件の終結がこの物語の始まりというところが先行きへの興味を掻きたてました。ただテレビで毎回秀作を見せられていると、作品に対する評価のハードルは上がっていましたから、物足りなさは残りました。まず、過去のある事件に端を発するパターンは事件の根の深さや不可解さを表現する手っ取り早い方法なので多用されているのですが、やや食傷気味ではなります。そろそろ新奇な別のパターンを期待してしまいます。毎度のことながら警視庁や検察庁トップの権力へのこだわりも、ちょっと理解しがたいものを感じました。もはや世界の中で凋落の一途をたどる日本という小さな国の権力の座にそこまで固執するのかという感じです。でも官僚の頭の中ってこんなものなのかもしれませんが。 また、結局3人組は不起訴で、右京さんの真実への執念が実らなかったことで終わっていますが、果たして現代のネット社会で、情報が一切外に漏れずに、3人が何事もなかったごとくに済むものでしょうか。事件がネットを通じて公になってしまう可能性は高いと思いますし、そうなれば世論に押されて検察審査会で起訴が議決されるというのもあります。なんかあまりにもことさら悲観論や自虐論に終始しすぎている気がしました。 なお、この物語はテレビの相棒Season9の第9話の続編として描かれているのですが、他のサイトで矛盾点などが指摘されています。季節が夏であったり、陣川さんと神戸さんが初対面(第5話で会っているのに)として扱われていたりなどです。あまり細かい部分にこだわってもしょうがないのですが、一説には、相棒9は第9話を除いてはこの映画の後のお話であるとする説も書いてありましたが・・・  
[映画館(邦画)] 6点(2011-01-12 21:37:28)
68.  チーム・バチスタの栄光 《ネタバレ》 
原作もテレビドラマも未見ですが、私的には最初から引き込まれたまま一気に見ることができて、面白かったし合格点ではあると思いました。阿部寛のキャラクターはややマンネリ化した感がしないでもないのですが。シリアスな題材をあくまでコミカルに描いてくれたので、昨今の暗い話ばかりのお先真っ暗な世の中で、さらに落ち込まずに済みました。バブルの頃だったら、もっと真面目に描けよなあ、と思ったかもしれませんけね。問題のソフトボールのシーンですけど、最初のやつは竹内結子の短パン姿を見せてくれた、サービスシーンとしても、エンディングのやつは確かに意味不明。日ごろの愚痴患者たちが田口先生に同情するシーンで=>エンディングメロディーならば、A級作品のままで終わったんじゃないかと思うのですが・・・
[ビデオ(邦画)] 6点(2010-10-04 19:33:09)
69.  容疑者Xの献身 《ネタバレ》 
確かに面白いプロットでした。2日の夜に何をしていましたかと問われて、実際に母子で映画を見ていたならば、真実を疑われることもなく証言できますからね。堤さんも好演でした。但し、この映画の最大の欠点は、果たして石神さんは第二の殺人を犯す必要があったのだろうか、という点です。石神さんのアリバイ工作のためには第一の殺人の遺体が簡単に見つかってはいけないわけで、それゆえ死体を巧妙に隠しました。ならばそれで終わりではないのでしょうか。富樫はホームレス同然でしかも多額の借金を抱えて逃げ回っていたわけで、そういう男が消えてしまったからといって誰も捜索願などは出さないし、警察も死体がでなければ捜査を始めないでしょう。現に警察が殺人事件として捜査を開始したのは死体があったからです。石神さんが母子に恩を売りたかったのであれば、何も第二の殺人など犯さずにに、富樫の死体の隠滅をすれば目的は達せられたはずです。この点は映画が封切られた際に指摘はなかったのでしょうか?
[ビデオ(邦画)] 6点(2009-12-30 16:03:32)(良:1票)
70.  キサラギ
面白かったです。公開当時に新聞の映画欄の評価が高かったのもうなずけます。いずれ舞台とかアメリカでリメイクされることになるのでは。お金をかけなくても、プロットと脚本次第ですばらしい映画が出来るのです。難を言うと、やはり皆さんが書いているように、最後の落ちですね。真相が分ってあのままやれやれで解散してしまうと、まさに「12人の怒れる男」になってしまうので、なんとかオリジナル性を出そうと色々と考えたのでしょうけど、もっと別の落ちが考えつかなかったのでしょうか。まさか続編を作ろうなんて考えてはいないのでしょうね。あと配役ですけど、みな好演ですけどテレビなど良く知ってる顔なので、盛り上がった場面でもいま一つ感情移入が難しかったです(塚地君はドランクのコントとかぶってしまったし)。小出恵介君はどことなくキムタクの若い頃に似ていました。
[地上波(邦画)] 7点(2008-12-13 11:49:23)
71.  幸福な食卓 《ネタバレ》 
ここでの評価が高かったので見てみましたが、ほのぼのとしてすごく癒されました。若い頃の純な恋愛っていいですね。確かに、家族の絆を描いたにしろ、高校生の恋愛を描いたにしろどちらも中途半端で、家族の崩壊と再生がテーマであるならある意味では失敗作であるかもしれません。中原家もそんなに壊れているように見えないし。でもまあこれはこれでいいんじゃないんでしょうか。いい人ばかりの登場人物の中で、さくらは異質な存在でしたが、重要な役割を演じていましたね。彼女はこの頃からそれまでの可愛こちゃんキャラから転換していったのでしょうか。ちょっと不謹慎ではありますけど、ここの評の中で誰かが大浦君が早いタイミングで突然死んでしまうとか書かれていたので、いつ死ぬのか、いつ死ぬのか、ドキドキしながら見てしまいました。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2008-10-13 08:35:17)(良:1票)
72.  鉄人28号―白昼の残月 《ネタバレ》 
鉄人28号の劇場版アニメだということで、どうせ蓄膿症の怪少年・正太郎が鉄人をこき使って、敵ロボットをぶち壊す、荒唐無稽なお話なんだろうな、と思いながらなんとなく見始めたのですけど、全く様子が違いました。子供の頃テレビで見た時は全く意識していませんでしたが、鉄人て旧日本軍の秘密兵器だったのですね。戦争の傷を引きづった人たちや再生されてゆく東京の街など(出来かけの東京タワーが印象的)、なんかノスタルジックで切なかったです。昭和に対する郷愁をテーマにした映画が最近いろいろ作られていますが、なんかこの映画が一番印象に残りました。映画興行の方は不振だったようですが(この内容では子どもたちは何がなにやら分らないでしょうし、私を含めて大人は「鉄人28号」の先入観から、劇場まで見にゆくことはないでしょうから予測はできたのではないかと思いますが)、監督がなぜこのような映画を今作ったのか、興味が湧きます。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2008-06-08 17:59:54)
73.  DEATH NOTE デスノート the Last name 《ネタバレ》 
前編最後で、いかれたお嬢ちゃんが出てくるは、死神がもう一匹現れるはで、こりゃあ後編はさぞはちゃめちゃなことになるのではないか、と危惧してましたけど、みごとにひっくり返されました。何人かの人が書いているように、続編が盛りあがった数少ない映画でした。ハリウッドあたりで作られていたら、ハリポタ級のヒット作品になっていたかもしれません。何となく現実味に乏しくゲームを見るような雰囲気の所も、人が次々と死ぬ割にはどぎつさが押さえられていて不快感を感じさせない効果があったように思います。ラストの1年後のシーンはもう少し工夫してほしかった。海砂は2度死神の目を得たことによって寿命が1/4になってしまったのだから80才=>40才=>20才ということで、月を思いながら安らかに死を向かえた、とかなんとか(不謹慎ではありますけど)。それにしても、前編の時にも感じたのですけど、Lはやっぱり物足りませんね。あの程度にしておかないと一般に受入れてもらえないという配慮なのかもしれませんけど、近所の変わり者のお兄ちゃん、ていう感じでした(Lのファンの人ごめんなんさい)。
[地上波(邦画)] 6点(2008-02-11 19:16:50)
74.  この胸いっぱいの愛を 《ネタバレ》 
地上波で放送されても一件も投稿が無いのは、寂しい限りですね。私は、ここの厳しい批評を見て期待しないで観たからなのか、ぎりぎり合格点はあげられるのではと思いました。良く言われる「これじゃあ、死んでも死にきれねえよ」という言葉をテーマに作った「世にも奇妙な物語」春のスペシャル版というところですか。時空をいったり来たりすると必然と矛盾が出てくるのは致し方ないのですが(これから何十年かして和美さんが、比呂君にもう一度会わない内は死に切れない、と思って、2006年に戻って、比呂君が飛行機に乗らないようにしたりすると、比呂君は20年前の世界に戻れなくなって、和美さんはやっぱり予定通り死んで、あれれ…)、私が一番ドキドキしたのは、演奏を終えた和美さんと比呂君がステージの裏で、抱き合っている時に、いつになったら、比呂君の顔が黒ずんできて、消えてしまうのか、という所でした(何と私は不謹慎な人間なんでしょうか)。ところで、結局私は用事があって、後半部分は録画して後から観たのですけど、最後の最後で録画が終わってしまっていて、大不評の天国のシーンが放送されたのかどうか、分からないのですけど、誰か見た人、教えてくれませんか。
[地上波(邦画)] 6点(2007-04-10 22:44:22)
75.  かもめ食堂
そうですね、落ちこんだ時とかBGM代わりに見ると癒されるでしょうね。現代の都会生活は何かと神経すりへらすことが多いですから、こういうのもあっていいのかと思います。ただ、果たして普通の精神状態の人がお金払って映画館で見るような商業的な価値のある映画かどうかはやや疑問があります。やはり映画を見る以上通常はストーリー展開とかを期待しますから。この展開ならば、何もヘルシンキまでロケに行かなくても、どこかの田舎町で済ませられるのではないかと思うのですが、日本ってどこへ行ってもせわしなくて、癒されることのない国なのですね。
[DVD(邦画)] 6点(2006-11-04 13:46:35)
76.  DEATH NOTE デスノート(2006) 《ネタバレ》 
知人が勧めるのでテレビでじっくり見させてもらいました。誰でも思いつきそうなプロットですけど、あまりの単純な発想の為にこれまで誰も使わなかったという逆説的なプロットの勝利と言えるかもしれません。娯楽作品としてはテンポも良くて結構楽しめました。藤原君は相変わらずの何とも言えない味のあるクールな演技でした。エルについては、称賛する人が多いようなので、どんな奇人変人が出てくるのかと思ったら、多少変わり者のオタク少年程度に感じました(ちゃんと服着てるし、食べ物もジャンクだけどマトモなもの食べてるし)。殺される犯罪者たちも憎憎しさがあんまり感じられないのは、作った人達が皆さんまともな人達で、常識の枠を越えられなかったということでしょうか。2時間前後の映画という時間の制限の中では、法の無力さを痛感してデスノートを使うようになる過程や、最初は懲悪的だったライト君が次第に自分に邪魔な人間を殺すように心が変化する過程の描写が不十分なのはしょうがないとしても、このお話の最大の問題は、警察は心臓麻痺で次々と犯罪者が死んでも、絶対に殺人事件として捜査はしないだろうという点です(なんせ彼らは明確な殺人が起きるまでは、強迫されようがストーカーされようが、助けちゃくれない組織ですから)。そもそも警察は何を根拠にライトを捕まえようとしているのだろうか?(実際に手を下すのではなく、人を呪い殺すだけでは殺人には問われない、というのが現行法のはずですけど)。
[地上波(邦画)] 6点(2006-10-28 19:02:11)(良:1票)
77.  霧笛が俺を呼んでいる 《ネタバレ》 
存命中のトニーについては勿論全く知りません。この作品も初めて見たのは彼の死からずっと後になった、社会人になってからです。拳銃をぶっぱなす殺し屋の役の多かった彼の作品の中では、颯爽とした海の男役のこの作品が一番気にっています。ストーリー的には「第三の男」の完全なパクリではありますけど、霧にむせぶ港横浜の郷愁を感じさせられます。美也子役の芦川いづみも魅力的でした。そして、何と言ってもテーマ曲の「霧笛が俺を呼んでいる」が気にいりました。
[DVD(邦画)] 6点(2006-10-22 21:51:03)
78.  世界の中心で、愛をさけぶ 《ネタバレ》 
原作未読、ドラマ未見なんで偉そうなことも言えませんが、エンディングテーマが流れ始めて、「あらら、これで終りなの?!」というのが率直なところでした。「黄泉がえり」、や「今会いに行きます」のような、劇的な最後の落ちを期待してしまった私が悪いのかもしれません。要するに「愛と死を見つめて」の現代版、なのですね。そうなると自分と年代が離れてしまっているのと、二番煎じ作品であることから、こちらの方が部が悪いのはしょうがないのかもしれませんが、結局淡々として見終わってしまいました。粗探しするつもりはありませんが、どうしても気になってしまったのは、(才色兼備でスポーツ万能の大人びた女生徒の)アキが(特に取り柄の無い平凡な男子生徒の)サクになぜ引かれたのか、サクと律子は結婚間際になってもなぜお互いの素性を全く知らなかったのか(律子は明かにびっこを引いているのだから、普通は親しくなれば、「その足どうしたの」「小さい頃入院中のアキっていうお姉ちゃんのテープを彼氏に届けようとして事故にあったの」「えっ、もしかして君、アキのテープを届けてくれていた女の子?」とかなんとか会話が発展していったのではないのでしょうか)、そしてアキのエアーズロックへのこだわりの設定が唐突で強引だったことです。原作の中ではここら辺りはうまく説明されているのでしょうか。長澤まさみは将来吉永小百合のような大女優に成長してもらいたいですね。
[ビデオ(吹替)] 6点(2005-09-25 20:24:58)
79.  ローレライ 《ネタバレ》 
「大戦末期に最新兵器により連合国に一矢を報いようと奮闘するも力及ばず撃沈」みたいなお話かと勝手に予想していたのですが、全く違ったプロットでした。日本国を一新させるために米軍に東京に原爆を落とさせる、という企みはあまりにも荒唐無稽ではあるものの、当時の傲慢で無能、無責任で卑怯な戦争指導者たちへの浅倉一派の怒りには共感を覚えないでもありません。天皇の権威を自分達の意のままに利用し、精神論ばかりを頼りに、兵站を無視した無謀な計画を実行し、現実から目を背け、徴兵した兵士たちを虫けらのように無駄死にさせたあげくに、戦争の最終責任を取ろうとしなかったばかりか、一億特攻などと日本民族を滅亡の淵に追い込んだ軍幹部にこの国の大衆はなぜ怒りを感じなかったのか私は不思議でなりません。欧米の戦争映画と比べて限られた予算の中でCGを多用しなければならないことなど同情はするものの、みなさんがおっしゃるように絵的な軽さはいかんともしがたいものでした。
[ビデオ(吹替)] 6点(2005-09-07 10:52:19)
80.  東京物語
何人かの人が書いているように、見る側の人間の年代によって評価が分かれるのは仕方の無いところだと思います。一般人にとって映画は、カメラアングルだとか人物配置だとかの技術的な問題は二の次で、やはり映画の中味そのものに心を動かされたかどうかなのだと思います。私も、まだがむしゃらに人生を生きていた20代、30代に見ていたら(あの頃はこの種の映画を見る時間的、精神的な余裕もなかっただろうと思います)、評価はもっと低くくなっていただろうと思います。人生の峠を少し過ぎて、ふと立ち止まった時に見るのがお勧めかもしれません。それにしても、永遠の処女(でしたっけ)原節子ってもっと美しいと思っていたのですけど....( 下世話なコメントですみません)。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-28 13:43:06)
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