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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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81.  うた魂♪ 《ネタバレ》 
ベタな青春もの。尾崎に思い入れもないし、合唱に興味もなかったが、澄んだ歌声に伝わってくるものはある。 ただ、ストーリーでは『天使にラブソング』に遠く及ばないし、発表会で観客を巻き込むシーンは『スウィングガールズ』のほうが感動が大きかった。 夏帆は天使だった少女時代から成長して今では顔が変わってしまった感があるが、この作品では表情がとても生き生きと魅力的だった。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-09-02 00:21:06)
82.  アウトレイジ ビヨンド
バンバン人が死んでいく。目が離せないが、一本調子で印象に残りにくい嫌いも。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-09-02 00:18:48)
83.  超高速!参勤交代
ウェルメイドな時代劇。アイデアがあって脚本もよく練られて、うまくまとまっている。が、惹かれるものはあまりなかった。安心して見ていられる時代劇だが、もっと滅茶苦茶に型破りか、あるいはその逆にリアルな方がよかったような。その点が、ちょっと中途半端で物足りない印象に。
[DVD(邦画)] 5点(2015-08-28 22:24:05)
84.  風の又三郎/ガラスのマント
原作をかなり変えているが、原作には及ばず。
[ビデオ(邦画)] 4点(2015-08-27 20:28:34)
85.  アウトレイジ(2010) 《ネタバレ》 
『仁義なき戦い』をドライに現代風味にしたようなヤクザもの。裏切りと暴力の連続だけどまとわりつくようなジメジメ感はなく、あっさりと小気味良い印象さえ受ける。小国の大使館が闇カジノに利用されているのが劇画的。 破滅型の主人公が部下がすべて殺されたのに一人だけ自首したのが腑に落ちない。そこに至るまでの暴走ぶりからすれば、一人でもボスの首を狙って特攻しそうなものなのに。これまでの北野映画での主人公のイメージを変えたかったのかもしれないが、キャラがブレたような気がする。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-08-26 20:48:23)
86.  百瀬、こっちを向いて。 《ネタバレ》 
原作は未読だが、いかにもライトノベルの恋愛小説テイスト。悪い意味でのアイドル青春映画っぽく、薄っぺらくて青臭い。なんだか気恥ずかしくなってくる。元ももクロの早見あかりの演技に惹かれないなら厳しいか。主演にハマるかどうかというのは大きいが、主演の二人に入り込めず。 原作者の中田永一が、乙一の別名義と知ってビックリ。この映画からは片鱗も感じられなかったが、原作を読んで確かめたい気もする。乙一原作の『暗いところで待ち合わせ』は、純愛ストーリーと相まって主演の田中麗奈の魅力が発揮されていた。その魅力が本作には感じられなかったので、もしかしたら原作と映画が違っているのかもしれないし。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2015-08-26 20:46:39)(良:1票)
87.  時をかける少女(1983) 《ネタバレ》 
昔のアイドル映画では、びっくりするような学芸会レベルの棒読み演技でも堂々と主演を張れていたようで。今のアイドルでこれほど酷いのはなかなかおらず、いろいろ言われているAKBの演技がずっと上手く見えるほど。あえて同等を探すなら、AV嬢がデビュー作で見せる三文芝居レベル。 ヒロインだけではなく深町君役や子役も同じくらい酷いのだが、今の若手俳優や子役がずいぶんレベルアップしているのがわかる。実は大林監督からは棒読みでとの指示があったとの話もあるが、それが本当なら熱狂的な支持者を持つ巨匠大林監督の感性を絶望的に理解できない。  公開当時としては斬新だったかもしれない映像処理も、今となっては余計に古臭さを感じる。不自然な流れのストーリーにも惹かれなかったが、気恥ずかしくなるようなセリフの数々、わざとたどたどしくしたという大林監督の小ざかしい演出、突然歌いだしたエンディングなど、どれもが肌に合わない。 良かったのは、うんざりするほど下手な原田知世がふとした瞬間に見せる可憐さに気づいたことだけ。今まで特にかわいいと思ったことがないので、あれ?こんな顔もするんだなと。映画の内容自体は二の次で、原田知世のすれていない初々しい魅力を描くのが最優先されているみたい。アイドル映画だからそれでいいのかもしれないけれど。角川映画+大林監督への苦手意識が更に増す結果に。 以前、一番好きな映画は何かという話題でこの映画を挙げた人がいたが、そういえばその人とはドラマ、映画、マンガの話をしてもまったく趣味が合わなかったことをふと思い出した。
[地上波(邦画)] 2点(2015-07-25 23:08:20)
88.  福耳 《ネタバレ》 
とても2003年の映画とは思えない。それより30年程前の1970年頃の映画やドラマのような古さを感じる。それは老人ホームが舞台だからということではなく、ストーリーからセリフ、設定、演出、雰囲気等すべて含めての印象。主人公がフリーターという現代的な要素を入れてはいるのだが。古さの中にはレトロな味わいで今見ても十分楽しめる古典的名作もあるが、これは単に古臭く感じただけで感動もなく、コメディシーンもクスリともできず。懐刀のように出してきた詩も、ちょっとズレているようでバシッと決め手にはならない。これがクドカン作だったらどうなっていたかを見たい。
[地上波(邦画)] 3点(2015-07-18 23:37:15)
89.  東京難民 《ネタバレ》 
大学を授業料未納で除籍され、ネットカフェ難民、ホストクラブ、貧困ビジネスへと流れて、すべてを失ってしまった終わった人間。でも、まだ終わってなんかないんだよっていう、格差社会の底辺でうごめく人への応援賛歌のようだが、セリフがありきたりで説明的なところもあるので、あんまり響いてこない。チャラい大学生がこれといったエピソードもなく、やたらと正義感の強い良い人になったのもしっくりこない。作り方もあざとさが鼻につくし、惹かれるようなキャラもいないので、ストーリーに入っていけず最後まで共感できなかった。 ストーリーに乗れないものだから、映画のテンションが上がるのに従って、自分のテンションが下がてどんどん乖離していく。感動的?な涙のシャンパンコールもシラーッと見ている自分がいた。裸を辞さない大塚千弘の体当たり演技がもったいない。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2015-07-05 02:14:14)(良:1票)
90.  ルームメイト(2013) 《ネタバレ》 
性的虐待から多重人格になったという話は、ストーリー要素として今では手垢がついてしまった。なので、そこからいろいろ付け加えようとしたのだろうが、ごちゃごちゃと空回りしている感じ。 看護師の麗子(深田恭子)が二重人格で、凶暴なマリという人格がいる。と思ったら、実は麗子もマリも春海(北川景子)の別人格で、春海は三重人格だった。ところが、四番目の人格がいるらしいとなって、でもそれは春海とは別人の同じ性的虐待を経験したエリだった――と、ひねった上にひねったせいで、わけがわからなくなっている。最後の別人の設定が無理やりすぎて、ただ意表をついたどんでん返しをやりたかっただけに見えてしまう。 見た価値は・・・・今をときめく北川景子の美女っぷりに対して、深田恭子もまだヒケをとらないのがわかったくらい。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2015-07-03 00:35:19)
91.  そして父になる 《ネタバレ》 
キャスティングがすばらしく、福山雅治、リリー・フランキー、尾野真千子、真木よう子の四人ともキャラが立っている。野々宮家と斎木家の価値観と子供への接し方が対照的で、時にヒリヒリとした緊張感を生むのがたまらない。子供だったらやっぱり斎木家のほうが楽しそう。赤ちゃんをわざと取り違えた看護師は、償いようのない酷いことをしたものだが、現実にはこういう人は証拠を固められて逃げられなくならない限りは絶対に罪を告白しないと思うけど。そこはすごく嘘っぽく、都合のいい展開だと感じた。でも、監督や役者がいいこともあって、この状況をどう打開するのだろうかとストーリーの中にドップリ引きこまれる。おもしろかったけど、ラストでこの先どうなるかを観客に委ねる映画は基本的に好みじゃないので、終わり方が中途半端で物足りない。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-06-18 00:10:58)
92.  捨てがたき人々 《ネタバレ》 
人間の捨てがたい欲望、業を描いた秋山ジョージの世界。SEXしか頭になくて何の努力もせずに職も続かず、人生を投げやりに生きているどうしようもない男。顔にアザのある京子と出会って、クズのような人生にも微妙に変化が。といっても、人間そうそう簡単に変われるものでもなく、京子の叔母(美保純)と関係を持ったり、京子も自身がハマっている新興宗教関係の男と浮気してたりで、ドロドロの爛れた人間模様。 「結局人間っちさ、他人ば愛せとか人のためとか言うばってん、とどのつまり自分が食う、セックスする、金ば欲しいちことから逃げられんとさ」叔母の言葉の通りの人間ばかりが出てきて、利己的な欲望をむき出した姿をさらけだす。  ラストで勇介が苦悩して泣いている姿にも「なに泣いてんだ、コイツ」と冷ややかな目で見てしまう。こんな親父の子供に生まれたら、グレるか我慢しながら冷淡に復讐の機会を狙うかしそう。悩むのは勝手だが、ダメな自分に酔ってるようで気持ち悪い。だいたい何で生まれてきたのかとか、いい年した子持ちの親父が悩むことか。そんなものは思春期に悩む類の話だろうに、甘ったれるなよとしか思わない。力を持たない子供に酔って怒りをぶつけて怪我をさせる最低な大人。こういうヤツは泣いて後悔してもまた同じことをやるのが目に見える。女の場合はそんな男を選んだ責任がないとも言えないが、子供は親を選べないのでかわいそう。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-06-18 00:05:43)
93.  LAST LOVE/愛人 《ネタバレ》 
夢をあきらめた中年ギタリストがマンションの管理人になって、そこで出会った双極性障害の女にハマっていく。そんなラブストーリーにはまったく感情移入もできず。女の双極性障害も、全然そうは見えない。 プレイボーイで鳴らした火野正平も、風貌はすっかりお爺ちゃん。変わらぬ低音ボイスの魅力だけが耳に残る。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2015-06-16 00:06:09)
94.  白夜行 《ネタバレ》 
東野圭吾原作も連続ドラマも未見だったが、内容が盛りだくさんのわりに時間的な制約もあって駆け足で話が進んでいった印象。相当はしょっているようで、話の流れに乗り切れず、感情移入もできなかった。子供がハサミで大人の背中を刺したくらいで致命傷になるのかも疑問。原作やドラマでは、もっと丁寧な描写や流れになっているのだろうか。船越英一郎が自殺しようとする犯人に訴えかける熱演も、浮き気味で見ていて居心地が悪かった。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-06-16 00:04:14)
95.  映画 鈴木先生 《ネタバレ》 
これは酷い。やみくもな取締りに対する反発、逃げ場にもなるグレーゾーンの有用性、投票率の矛盾など、おもしろい視点もあって期待したけれど、学校に乗り込んで公開レイプしようとするあたりから一気にシラケた。小川が屋上から別の校舎に飛び移った時点ではもうゲンナリ。 現代的、社会的な問題を扱っているように見せかけているが、扇情的で底が浅い。専門的なことを中途半端にちょっとカジって、メッセージ性を持たせたドラマに仕立てたように思える。おそらく現場に立つ人間が見れば呆れるのではないか。教育の現状にメスを入れるなら、もっと徹底的に真面目に掘り下げてほしかった。おちゃらけているのかと感じる部分さえある。それも最初から『ごくせん』くらいコミカルに振り切れれば、それはそれで楽しめるのだが、これは変に真面目な問題提起やメッセージ性をチラつかせているので、結局どっちつかずの印象。 手の掛からない良い子が一番ワリを食っているというリアルな現実を、しっかり掘り下げれば面白かったのに、校内公開レイプなんてエロゲーみたいなノリを入れたものだからブチ壊しに。衝撃的な内容にとの制作意図が優先して見え、中身が伴わなくなってしまった。漫画を原作とした連続ドラマの映画化で、漫画もドラマも未見なので詳しいことはわからないが、映画だからセンセーショナルにしたのだろうか?  学園ものは好きなジャンルで、すぐに感動して評価も甘くなるのだけれど、あまりのリアリティのなさ、心に響くもののなさにガッカリ。どうして映画化されるまでに評価されたのか、逆にドラマや漫画のほうを確認してみたくなった。他のレビューを見ても、ドラマのときのほうが良さそうだし。
[地上波(邦画)] 3点(2015-06-14 01:02:55)
96.  人間椅子(1997)
江戸川乱歩原作だが、苦手な寺山修司系のアングラ臭がする。異常なほどに潔癖症な小説家の妻と腹話術師の夫の愛と倒錯の世界。官能的な内容のはずなのに、エロスがまったく感じられないのもつらい。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2015-06-14 01:00:40)
97.  TRICK トリック 劇場版 ラストステージ
阿部寛と仲間由紀恵のコンビが絶妙で、大好きなテレビシリーズだったが、シリーズが長期に渡って途中からマンネリを感じて見なくなっていた。この映画自体はどうってことない内容だったけど、ラストステージらしい締めくくり方で、シリーズをすべて見ていたならもっと感動できただろう。シリーズの未見エピソードを見てみたい気持ちにもなった。
[地上波(邦画)] 5点(2015-06-14 00:59:06)
98.  ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ 《ネタバレ》 
金、銀、赤のリンゴにそれぞれ焼印を押して投票し、勝ちを競うゲーム。全員が信頼し合い協力して赤を投票すれば全員に賞金が転がりこむが、利己心と不信感から必ず裏切り者が出る。論理パズル的なおもしろさはあるが、ドラマに感情移入するような面白さはない。論理パズルも単発なら集中できてクイズ的に楽しめるのだが、2時間を越える映画だと、複雑な独自ルールを頭の中で整理するのが面倒臭くなってくる。Xの正体も段々どうでもよくなってくるし、どんでん返しの連続パターンも長時間だと飽きてくる。リンゴを燃やしたり、隠し持ったり、色を変えたり、そんなのアリ?ってところもある。 だから、謎解きをされたところで、スコンと気持ちよく落ちてはこない。最後に急に皆が改心したように良い人になって赤が揃うのも、都合がよすぎて笑ってしまう。正直者が報われるハッピーエンドは好きなパターンなんだけど、お花畑すぎて真面目に見たのがバカバカしくなる。 人気連続ドラマの映画化は、成功例がほとんど浮かばない。映画にする必要が感じられないからだが、これもその例に漏れず。
[地上波(邦画)] 3点(2015-06-14 00:57:30)
99.  愛の渦 《ネタバレ》 
乱交パーティーに参加しながら最初は猫をかぶって真面目な堅い話ばかり。そこから本性のスケベ心をさらけ出すまでの探り合いが面白い。 本音が丸出しになると、人は人を傷つける。相手の一番痛いところをついて傷つけあう様が妙にリアル。ラストは男と女の差がくっきり。 乱交パーティーで出会った女に恋心が芽生えた男は、携帯番号を消すことを拒んで店員とひと悶着するほど。散会してもう会えないと思っていたところを、女に呼び出されて期待に胸を膨らませるのは当然だろう。それなのに「あそこにいたのは私じゃないんだと思います」と今後連絡を取れないよう携帯から登録を消してくれとのお願い。 女が男との行為中に「先輩!」と絶叫しながら喘いでいたのは、先輩への未練か願望か。どちらにしてもこうありたいとの女の本音が出たのだろうが、あれはあの場だけのものと割り切っている。が、男はそうじゃない。 「あそこにいたのが本当の自分だと思ってます」「いいですね…」 女は皮肉ではなくそのことを認める男がある意味羨ましかったのだろう。学校では友達と談笑しながらふと見せたつまらなそうな表情が物語っている。男は夢見るバカで、女はリアリスト。  『ボーイズ・オン・ザ・ラン』の三浦大輔監督・脚本なので期待して観たが、その期待にちゃんと応えてくれた。この監督、やっぱり面白い。気取りがなく、斜に構えたところもない。センスがあって微妙なところを突いてくるのでニヤリとさせられる。後になってこの監督が劇団ポツドールの主宰者だったと知ったが、以前に小劇場で観劇したことがある。男の役者がパンツを下ろして自慰行為の場面があるなど相当際どい舞台だったが、この映画には確かにそのとき感じたポツドール色があった。 乱交クラブの一日というAVにありそうな設定なのに、エロ以外のドラマ部分がしっかりしている。魅力的な相手だけならいいけれど、とんでもないのもいるわけだから、よく参加できるなという印象。時々むき出しになる本音が、痛くて面白かった。 脱ぎ専のAV嬢や無名グラビアアイドルではなく、ちゃんとした女優を使っているのもいい。仮に門脇麦の演じた女子大生役を、女優とも言えないような脱ぎ専がやっていたら、あの生々しさは出ずに興ざめもいいところだった。メインキャストが腹を決めて裸を晒していた中で、三津谷葉子だけが乳首を死守していたのが妙に不自然。過去にヌード写真も披露していたはずだが、ここでの出し惜しみの意味がわからない。逆に、門脇麦は『蛇にピアス』での吉高由里子ばりの思い切りの良さと瑞々しい存在感を発揮。旬の時期に覚悟を決めて勝負できるかどうかは、女優にとっては分水嶺になるようで。身も心もさらけ出せる役者は迫力が違う。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2015-06-11 01:04:10)
100.  帰郷(2004) 《ネタバレ》 
愛し合った翌日に姿を消した女。八年ぶりに再会して、愛し合った翌日にまた姿を消す。何だろう何だろうと思わせて、結局大したことは起こらないという映画。昔の女に振り回される格好の西島秀俊は、愚直なピエロ役を好演している。監督が最初から西島をイメージして作ったというだけあって、ピッタリとハマっている。片岡礼子が主人公の心を振り回すバツ1子持ち女。女はワザと子供の父親だと勘違いさせるようなことを言ったのか。どうみたって思わせぶりな言葉だし、そんなつもりがなかったでは通らない。 失踪した女の気まぐれな行動が何だかよくわからず、スッキリしない。でも、主人公は結構スッキリしているようだから、それならそれでいいけれど。冒頭とラストは電車に揺られる主人公だが、表情が全然違っている。 男が思いをぶつけた留守番電話を聞いて、女の気持ちが変わっていくのかどうか。これからの展開に何かあるかもしれないし、ないかもしれない、いろいろ想像させる余韻が残る。ただ、これだけだと一本の映画にするには内容的に物足りないような、一時間ドラマでも足りる印象。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-06-01 00:01:03)
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