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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1061.  吉原炎上
ところどころ説明台詞やコントのような芝居があるのは目につくが、作品の全体的な迫力はなかなか。特に、藤真利子と西川峰子のキャラクターは、今思い出してもぞっとするくらい強烈だった。残念なのは、締めとなるべきポジションの遊郭の女主人役に、佐々木すみ江を当ててしまったこと。ここにはやはり、淡島千景か山岡久乃クラスを持ってくるべきだったと思うが。美術関係や当時の風習の再現にもきちんとこだわってみせたスタッフの熱意にも拍手。
[DVD(邦画)] 7点(2008-07-10 19:46:04)
1062.  戦国自衛隊
自衛隊と戦国武将の共存なんて絵面だけでも楽しそうなのに、このしょぼい内容にはがっかり。本題と全然関係ないシーンは延々と続いているし、戦闘シーンは同じような映像と音響が繰り返されるだけ。何が表現したくて作ったのか分かりません。そんな中でもきちんと仕事をしている夏八木勲に3点。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2008-06-19 02:20:39)
1063.  祭りの準備 《ネタバレ》 
もっと青春の倦怠感とか退廃感を表に出した作品かと予想していたのですが、最後まで普通に淡々としたトーンで終わってしまいました。周辺の登場人物が何となく動いているだけなので、主人公が最後の決断に至るまでのドラマが感じられない。無意味にHシーンの描写が繰り返されるのも謎。原田芳雄に5点。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2008-06-08 04:39:31)
1064.  薄化粧 《ネタバレ》 
本来、もっと重厚で壮大なドラマを構築できたと思うのですが、時系列を変に操作しているのと、逃亡後よりも逃亡前の方に描写の多くが割かれているのとで、今ひとつ時間的な拡がりが伝わってきません。また、刑事側の追跡過程があまり描写されていないので、いざラストを迎えたときも、やっとゴールに達したというような達成感のようなものが湧いてきません。作品の軸を主人公の女性遍歴に置いてしまったのが、少しずれていたのではないかな。それでも、主人公の行動なり思考が与えるインパクトと緒形拳の気合の演技により、作品としての力はあるので、この点数。
[DVD(邦画)] 7点(2008-05-27 02:40:13)
1065.  人間の約束
昔見た予告では、かなり荘厳なイメージの記憶があったので期待していたのですが・・・落ち着いた感じの映像は良いのですが、人物描写という点ではテレビのホームドラマと大差なく、タイトルほどの中身の重さは感じられませんでした。何よりも、ここぞというところで次々に出てくる説明台詞の数々がまずいです。これだけのキャストを入れたのであれば、それを表情や動作で語ってくれなくてはいけません。題材が大きすぎて、入口のあたりで終わってしまった感じ。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2008-05-16 01:50:01)
1066.  飛鳥へ そしてまだ見ぬ子へ 《ネタバレ》 
夫婦愛や親子愛を力強く描き出したという点においては「ファミリー」(83年)にも匹敵する名作。どのような状況になっても常に前を向いて進み続ける主人公の意志の強さがまず胸を打つし、しかもそれにぴったりと寄り添って一緒に歩き続ける妻の気丈さがさらに涙を誘う。そしてその意志は「まだ見ぬ子へ」のメッセージとして確かに結実しており、実話の重さに内容がまったく負けていない。また、カメラワークや照明の冴えも特筆すべきで、オープニングクレジットのあっと驚く長回しに始まり、海辺で竹下景子が舞うシーンの幻想性、主人公が発病を告げられる際の2人を背中から撮る構図、暗闇の中での妻への告白(このシーンの重みは凄い)、遠景だけで通す強烈なラストショットなど、最初から最後まで微塵も隙なし。ブルーレイだの何だのと騒ぐ前に、こういう名作をまずDVD化して下さい。 
[ビデオ(邦画)] 8点(2008-04-13 02:16:24)
1067.  白い刻印
言いたいことが整理されておらず、思いつきのシーンが流されているだけのような感じなので、スリルもなければ共感もありません。ウィレム・デフォーやシシー・スペイセクまで投入していながら、この凡庸さは残念。
[DVD(字幕)] 4点(2008-04-12 04:56:25)
1068.  復活の日 《ネタバレ》 
もっともらしく登場する渡瀬恒彦も千葉真一も緒形拳もあっという間にいなくなるし、映画で見るのは貴重かもしれない多岐川裕美も丘みつ子もほとんど出番ないし、途中からは画面を占めるのは(草刈を除けば)外国人ばかりだしで、見ているときは不満タラタラであり、しかもいきなり地震がどうのこうのという根拠薄弱な理由でワシントンを目指し始めたときはこれはギャグかと思ったのですが、そこからさらに強引に決めまくったラストまでで完全に黙らされました。恐るべし角川。よく見ると、大統領も無力なまま死に至ったりとか、ぎりぎりのところでスイッチを安全側に切れなかったりとか、パニック系の王道パターンをさりげなく外しているんですね。その辺が裏から作品に強力な印象を与えています。オリビア・ハッセーの演技にやる気が感じられないのが難点。
[DVD(邦画)] 7点(2008-03-23 01:50:04)
1069.  復讐するは我にあり 《ネタバレ》 
前半の緊張感は文句なし。特に、最初の2人の殺害で、1回ではすぐに殺害に至らずに抵抗され、必死になってもみ合う描写が、生々しい現実感を与えている。緒形拳の演技は、殺人者と詐欺師の両方の性質を持ち合わせている主人公を全力で表現していて、彼のキャリアの中でも出色だと思う。なんだけど、途中から延々と浜松のシークエンスが続き、緊張が薄れてしまいました。実際の事件では、浜松の後にもいろいろと起きているし、何よりもこの事件で劇的なのは、熊本で11歳の少女に正体を見破られて逮捕される部分でしょうに。そこを改変してどうするの。それが一番残念です。
[DVD(邦画)] 6点(2008-03-20 05:24:48)(良:1票)
1070.  さよなら、こんにちわ 《ネタバレ》 
切ないラブロマンスっぽかったので期待してたんですが・・・南果歩って、こんなに演技下手だったっけ?とかなりびっくり。もっともこれは、稚拙な説明台詞しか書けなかった脚本家の責任が大きい(露口茂まで被害が及んでいる)。2時間ドラマでも多分これよりはましです。ラストの滅茶苦茶さがとどめでした。
[地上波(邦画)] 2点(2008-03-10 02:13:38)
1071.  ラブ・レター(1998) 《ネタバレ》 
後に韓国版でリメイクもされましたが、残念ながらこれは韓国版の圧勝。まず、大きな違いは、こちらは最初に偽装結婚の手続の部分を延々と描写して、そこで吾郎とパイランもかなり顔を合わせていること。しかし、この話の出発点は、主人公がごく安易に偽装結婚の話に乗り、かつそれがあったことすら忘れていたというところであって、そこにこそ感動の源流があるはず。また、吾郎とパイランはまったく顔を合わせない方が後の切なさや手紙の重みが増幅されることはいうまでもありません。原作に免じて4点。
[地上波(邦画)] 4点(2008-02-20 01:14:25)
1072.  鬼畜 《ネタバレ》 
東京タワーのシーンで、最後の一瞬で良子が振り返って目が合い、その瞬間に扉が閉まる。その後はまったく良子は登場しない。この容赦なさには痺れましたが、他方、利一については、砂の器の使い回しみたいな感じで父子旅が延々と続いて、中延びしてしまいました。最後も、なんか親子の絆みたいな方向に話が向いてしまって拍子抜け(ラストは利一のアップだし・・・)。それよりも、タイトルがこうである以上、主人公夫妻の人間としての堕落ぶりと崩壊ぶりをもっと見たかったし、岩下が終盤でほとんどいなくなるのも不満。本来、父子関係よりも夫婦関係の方が中心であるべき設定ではないだろうか。
[DVD(邦画)] 6点(2008-02-17 01:55:18)
1073.  疑惑(1982) 《ネタバレ》 
法廷シーンが突っ込みどころ多すぎなのが最大の難点。作品のテーマも、最後に岩下と桃井が中途半端に分かり合ったようなシーンを入れることで、かえって見えにくくなってしまった。そんな中でも、岩下の弁護士としての役作りはさすがにきっちりしており、また桃井演ずる球磨子の「変さ」を裏から支えることにも貢献している。
[DVD(邦画)] 5点(2008-02-17 01:45:04)
1074.  天国と地獄 《ネタバレ》 
単純であるがゆえにスリリングさのある前半は良かったのです。権藤邸の長回しの連発は心地よかったし、順々に発言しているだけなのにじわじわと迫力がこみ上げてくる捜査会議のシーンにも唸ってしまいました。ですが、犯人が特定されてからは急にテンションが下がってしまって、すぐにでも逮捕できそうなのをずるずる引っ張っているだけだし、何よりも、企業内部の紛争とか人違い誘拐とか、前半で呈示されたミステリアスな要素がどこにも着地していないのがいかん!(三船が窮地に追い込まれるのは「最後の切り札の金を遣ったから」であって、それであれば誘拐されたのが誰であっても同じです)犯人の手口も、今日のミステリーの水準ではそれほど凝ったものとはいえません。というわけで、点数は前半部分に対して。
[DVD(邦画)] 5点(2008-01-28 04:04:53)(良:1票)
1075.  運命じゃない人 《ネタバレ》 
時間軸を操作するというアイディアはほかにもありますが、この作品が見事なのは、わずか100分足らずの間にそれをぎゅうぎゅうに押し込めてみせた点。しかも、それぞれの登場人物の立ち位置が明確なため、初見でも混乱をきたさずにするりと見ることができる(かつ、2回目が見たくなる)。脚本というのはこれくらいこだわりをもってほしいものです。俳優陣では、探偵役の山中聡がうまく雰囲気を引き締めていました。逆に、女優二人の個性が感じられなかったのはちょっと残念。
[DVD(邦画)] 7点(2008-01-28 01:56:02)
1076.  悪魔が来りて笛を吹く(1979) 《ネタバレ》 
原作は横溝正史で一番好きな作品なのですが、もうこれは、全然、駄目。まず何より、椿邸のあの妙に明るい雰囲気は何なの。一般人なら足を踏み入れただけで違和感がじわじわと迫る陰惨な雰囲気がたれこめているのが椿家では?それに、原作では犯人以外のいろんな人がミスリードとして機能しているわけですが、その辺が全然なくて、真犯人があからさまに怪しいのが途中でまるわかり。椿夫人が犯人に気づく一番の見せ場もなければ(当然、その再現場面もない)、あろうことか、曲そのものにこめられたトリックも全カット。事件の鍵となる一番の男女関係は途中でそのまんまばらしちゃってる。というわけで、制作者はいったい原作のどこを読んでいたのか不思議、というか、端的に言うと、何から何まで駄目です。斉藤とも子がぎゃーぎゃーうるさいのにも参りました。そんな中でも確実な演技で仕事をきちんと行った二木てるみに3点。
[地上波(邦画)] 3点(2008-01-24 03:52:04)
1077.  シンプル・プラン
何といっても、パクストン=ソーントン=フォンダという的確すぎるキャスティングが強烈。普通、こんなにヘタレた主人公は見ていて腹が立つものだが、パクストンの場合はそれがあまりにもはまりすぎてて逆に笑ってしまう。ツイスターでもマイティ・ジョーでもトゥルーライズでも、彼のヘタレ演技はどこかコミカルな味が出ていたものだが、本作に関しては、正面から、真剣に、堂々とヘタレ役を演じきっているのが凄い。彼のキャリアの中でも最高作ではないでしょうか。ソーントンも、馬鹿なようでいて妙なところで頭が回り、考えてないようで考えていてやっぱり考えてないという難易度S級の役柄を完璧に表現している。フォンダの「大人しいふりして実は最も腹黒」の演技はいわずもがな。脚本にも一切の無駄なし、というかむしろ原作より優れているかも。俳優の表情と背景を適切に撮り分けたカメラもいい感じです。
[DVD(字幕)] 8点(2008-01-16 01:06:02)(良:1票)
1078.  運命の逆転 《ネタバレ》 
そもそも、裁判で完全無罪が確定しているのだから、その裏をどうこう疑うような映画をわざわざ作っている時点で制作者の神経を疑うのだが、それを措いたとしても、何が表現したかったのかよく分からない作品。本体の裁判の部分は、証拠関係や審理経過のディテールを省略してしまっているせいで、著しく緊張感が薄れてしまっているし、また、視点をグレン・クローズに置いてしまったせいで、弁護人から見た人間ドラマという点でも発展性が減殺されている。結果、単に弁護団内部の表面的なやりとりを淡々となぞっただけになってしまいました。クローズとアイアンズの底力で何とか見られるものになっているだけですね。
[DVD(字幕)] 4点(2008-01-06 04:28:11)
1079.  赤ひげ 《ネタバレ》 
前半は異様に平坦で退屈だし、中盤以降は、主たるエピソードとそれ以外の部分の力の入れ方に落差がありすぎてバランスを欠いているのだが、この作品を大きく救っているのは、二木てるみのスーパー子役演技に尽きる。はっきり言って、彼女が登場して以降は、物語は全部おとよを中心に動いているし、土屋嘉男や杉村春子でさえも、彼女に演技をリードされている印象すら受けるのである。この部分中心に一本作ってもよかったのではないでしょうか。前半まで全部入れるのであれば、本来は連ドラ向きの素材ですね。
[DVD(邦画)] 5点(2008-01-01 02:47:00)
1080.  獄門島(1977) 《ネタバレ》 
ミステリー史上に残るあの犯人を改変するなどという暴挙にはボロカスに言ってやりたいところなのだが、各スタッフの一流の技術により、映像面では十分に楽しめるのでこの点数。特に、死体の凄絶な形相も容赦なくアップで映す執念が素晴らしい。最後がメロドラマになっちゃったのは前2作と同じ。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2007-12-30 01:26:47)
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