101. 電車男
「電車男」が「猟奇的な彼女」のパクリである事、2chの持つ負性を楽しめない事、でそれほど興味は無かったがTVシリーズはちょこちょこ見ちゃったんでついこちらも。山田くんは演技上手いんですが、ヲタをしていてもヲタ臭のキツイ毒男って感じじゃないんですよ。TVシリーズのようにヲタを抜けるために苦悩もしてないので、ヲタを辞めるキッカケが欲しかっただけなのでは?と思ってしまう。ヲタの皆さんってのは彼女のためなら、小奇麗にしてヲタも簡単に辞められるもんなんでしょうか。毒男の恋愛バイブルやマニュアルにならない事祈るよ。良かったのは佐々木&木村の夫婦の距離間、温度感ですね。あと2ch好き嫌いは度外視してネット掲示板と電車の共通性は気づかされました。 [DVD(字幕)] 3点(2005-12-07 23:30:22) |
102. 美女缶
美女缶は何処で売ってるのかな?通販?一缶いくら位なんでしょう?男の永遠の夢・ハーレムを造るも良し、一缶ずつジックリ味わうも良し、まあ貧乏性な私は後者でしょうか。でも風俗行った後のような虚しさが強烈に残るんだろうな~ [DVD(字幕)] 7点(2005-12-05 17:11:56) |
103. HINOKIO ヒノキオ
ヒノキオはとても良く出来ていて感心しまくりでしたが、ストーリーとしてジュンの家庭、苦悩ももっと描いて欲しかった事、メガネの女の子や初恋の女の子ももっとエピソード欲しかったかな。ゲームの世界にハマっちゃった子が突然帰ってくるってのも何か一つアクション欲しかった。しっかし女の子ってのは服装変えて髪型変わると雰囲気まるでちがうもんですね~。 [DVD(字幕)] 5点(2005-12-03 18:39:17) |
104. 姑獲鳥の夏
京極夏彦の作品は一つも読んだ事ない私ですが、実相寺監督とかなり肌が合うんじゃないでしょうか。京極氏の世界、おどろおどろしい妖しい雰囲気、現実とは五感に感じるものだけが真実を語るものではなく脳が作り上げた世界であるというものを、カメラ、撮り方、光の使い方、見せ方、構成など工夫を凝らし実相寺氏の世界にしていると思います。”こかくちょう”が”うぶめ”となり飛び立っていく知世ちゃんのラストの表情の変化が上手くとても綺麗です。田中麗奈のファッションもいいですね。人物の相関関係が判り辛い事と謎解きが語り中心で、語りを絵で見せるというのが少々不満ではありますが十分楽しめました。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-27 22:54:53) |
105. 黒蜥蜴(1968)
妖しい美輪明宏に若くてかわいい松岡きっこ、なかなか肉感的でいいです。三島先生もスゴイ事になってます。色調など深作監督っぽくなくて意外な映画ですが、これが意外に面白い。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-26 18:13:35) |
106. 仄暗い水の底から
ジャパニーズホラーらしいジメジメ感とジワジワ感で雰囲気はよく出ていたと思いますが、落としどころがリングと同じやん!って言うのがどうなんでしょう。霊の実体はこれ以上どうにかならないのかな、登場しただけでチョッと萎える。 [地上波(字幕)] 5点(2005-11-26 14:48:54) |
107. 感染
緑のスライム体液にパラサイト・イブを思い出したら同じ監督さんだった。スライム好きなんだな。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2005-11-25 18:55:18) |
108. 雨鱒の川
子供たちにスポット当て過ぎで肝心なドラマ部分を端折り過ぎなんじゃないでしょうか。過去においての阿部と中谷の関係を描いて欲しいし、現在の綾瀬と松岡、伊藤と玉木の関係にドラマ性を持たせるべきだし、玉木が東京に行ってから帰ってくるまでの時間経過あっけなさすぎ、東京での玉木の苦悩も全然伝わらない。かなり薄っぺらな印象しか残らない映画でした。北海道の大自然だけが救い。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-11-24 23:21:01) |
109. 予言
《ネタバレ》 ストーリーと三上の演技がしつこい、くどい。でものりぴード~ン!は不謹慎ながら笑ってもうた、ごめん。三上父さんは運転免許持ってるんだよね、でも自分が運転しても一家で交通事故って事なんだろう、妻子を救うにはこれしかない訳だ。「バタフライ・エフェクト」も似たような話だったな。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-24 21:57:21) |
110. 村の写真集
とても真面目な作品でこの村の人達にとってこの映画自身が写真集となるんでしょうね。村全体が家族のようなコミュニティ、ダム問題で2つに割れいがみ合いもするが、皆カメラの前ではとてもいい笑顔を見せる。父と離れて歩いていた息子がやがて並んで歩き、ラストの一枚ではありがとうございましたと父共々頭を下げる。父と共に歩き、最期の仕事を間近に接する中から父が本当に伝えたかったものに触れる、いいねえ~。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-23 16:26:08)(良:1票) |
111. 二十四の瞳(1954)
新米教師への世間の目や世相の移り変わりによる教師の立場など最低限の言葉や映像ながらしっかりと伝わってくる。盲目になった彼が見えずとも写真が手に取るように見えているというのが実に上手く、おそらく戦地で毎日故郷を想って眺めていただろうと想像を掻き立ててくれます。普通は戦闘シーンを見せたり、玉音放送を聞かせたりして判り易く戦争を見せるわけですが、戦争とはかけ離れた風光明媚でのどかな小豆島に全篇に渡り誰もが慣れ親しんだ唱歌が流れ、公開当時はそれぞれの戦争体験を持った観客に対して敢えて辛い戦争を見せずとも感じさせるだけで十二分に涙を誘う、木下恵介監督の抜群のセンスを感じる映画です。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-22 18:46:10) |
112. 探偵事務所23 くたばれ悪党ども
MGAで颯爽と登場するジョーさんカッコ良すぎです。初井言枝、金子信雄、佐野浅夫みんないい味出してます。音楽もカッコよすぎです、サントラ出してくれないかな~。ストーリーは警察の手先となり暴力団に潜入し「用心棒」のような駆引きで・・・というようなお話だったかな。いきなりTVに映る東京家具センターのCMはスポンサーなんでしょうね。林海象が探偵モノを撮ったらしいがこの世界観が出せるのでしょうか。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-21 18:07:45) |
113. 幕末太陽傳
高杉に裕次郎を抜擢したのは、快楽を求め刹那的に生きる当時の若者・太陽族に対して皮肉を込めたメッセージでしょうか。肺病を患っているからこそ人生を謳歌する男と対照的に高杉を筆頭に国を動かすために人生を賭ける勤皇の志士。混沌とした幕末期、先の見えない世の中で人は何を求めて生きるのか。落語の説話も上手くまとめられトータルの仕上がりもよく出来ている。ただラストがサゲとして落ちていないのが非常に残念、落語らしくしっかりオチてないともったいないです。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-21 17:54:09) |
114. 剣
大学の剣道部主将として剣の道に一途に生きる、ここまでバカ正直に生きられるのかという程の国分・雷蔵と剣も女も同じ遊び感覚で楽しむ副主将賀川・川津。国分のカリスマ性に嫉妬し色々事件が起きていくわけですが、私は雷蔵似合ってた、むしろ雷蔵以外無いのではと思ってしまう。この一途な生き方こそ三島由紀夫の目指したところでしょうか。三島と雷蔵イメージかぶるのは短命で伝説的だからなのかな。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-20 00:05:02) |
115. 星空のマリオネット
70’テイストの暗さ満載、画のトーンまで暗いからとても見難い。暴走族の主人公、友人の死、彼女の妊娠などから父と彼女と暮らしだすが、彼女に父を誘惑させて、父は彼女を受け入れる。いきがるくせに人生逃げてばかりのダメ男。70年代とななんだろう。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-11-19 22:55:32) |
116. 理由(2004)
真っ先に思ったことはベストセラーだし原作は面白いんだろうという事か。気になることはインタビュー形式で徐々に浮き彫りにされていく真実という事より、インタビュー形式であるため必要以上に不自然に映る芝居がかった演技。演技や台詞回しのためか昭和と現在が入り混じっているのかと錯覚した。それが昭和的家族像をもった下町の家族と今の時代を現すマンションの偽装家族との対比であるとしても上手くいっているとは思えない。偽装家族の中に芽生える家族性をもう少し描いても良かったのではないでしょうか。 [DVD(字幕)] 5点(2005-11-19 22:09:38) |
117. パッチギ!
南北統一の理想やイムジン河の想いは同根・同胞への想いだが、日本人と朝鮮人の間の河は鴨川程度の浅瀬ではなく、愛だの恋だの言ったってパッチギ一つで解り合えるもんではない。歴史と伝統の街・京都、この街は差別の歴史でもあるわけで、在日や同和など問題を抱えている街。この映画において主人公の親が殆ど登場しないのがそもそもウソだらけなのです。舞台となる時代よりも世代は下である私ですが、朝鮮学校のある町で育った人間としてはそんなもんじゃないだろという気持ちを抱かずにはいられない。まあ「GO」なんかよりはずっとマシなんだけどね。井筒監督はケンカ物は面白いがもうワンパンチあればグッとくるんだけどなあ。 [DVD(字幕)] 6点(2005-11-19 11:03:52) |
118. ハウルの動く城
ソフィーの役は少女から老女までシーンによって入り乱れ恋人であり母でありお婆さんである難しい役、倍賞さんはがんばったんでしょうが彼女がベストとは思えなかったので入り込めなかった。ハウルも純粋な少年から悪魔的なダークなハウルまでキムタクが演じ分けられてたとは思えない。逆に荒地の魔女は三輪明宏のアクが強すぎ三輪のイメージほどの存在ではなかった。良かったとすれば神木くんと我修院くらいでしょうか。ストーリーはいつも通りジブリでした。 [DVD(字幕)] 4点(2005-11-19 10:24:46) |
119. MASK DE 41 マスク・ド・フォーワン
たまたま彼にはプロレスだった、というだけで後は取り分け変わった話でもない。ただそこに姿はなくとも猪木があり、プロレスがあるというだけで見てしまうし「道」を思わず役者と一緒に一緒に斉唱してしまう。在りし日の冬木と元気なハヤブサに免じて大甘採点。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-11-18 00:08:41) |
120. オー・ド・ヴィ
雰囲気のあるシーンはともかくストーリーに面白みがまるでない。小山田サユリのエロさをもっと引き出して欲しかった。 [ビデオ(字幕)] 2点(2005-11-18 00:00:43) |