101. 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
《ネタバレ》 ストーリーに破綻があっても踊るシリーズだから許せるんだけれど、15年間見てきたものとしても、なんか微妙なできです。このまま続編がありそうな気がするのは考えすぎ? [DVD(邦画)] 5点(2013-05-02 22:47:39) |
102. 遙かなる走路
《ネタバレ》 本や、テレビなどで断片的に聞いていた豊田佐吉、豊田喜一郎親子の執念の生涯を書いた伝記です。変わり者とは聞いていましたが、なんですか、この自分の夢を叶えるために、周りを見ず突き進む精神力、技術者魂。ああ、こんな人が日本の最初を築いたのかと思うとすばらしいですね。脚本が新藤兼人ということで書き慣れておられるが、突っ込みどころもあったりするが、感動するべきところはおさえられて、なかなか見応えのある佳作でした。 [DVD(邦画)] 7点(2013-05-01 20:57:42) |
103. ツナグ
こういった、原作のあるSFファンタジーは、無理に感動させようとしたりするのが、みえみえでちょっと嫌なのですが、この作品は素直にみられたそれなりに良く出来たものでした。キャストが、あまりにもベテランと若手となっていたのですが、ちょっと心配はあったのですが、余りからみをもたせなかったのか、違和感なく、原作ものとしては佳作だったと思います。 [DVD(邦画)] 7点(2013-04-30 20:58:14) |
104. アウトレイジ ビヨンド
この映画は、ストーリーや主義を読もうなんて考えたら駄目だと思った、エンターテイメント作品としてシーン、シーンを楽しもうとすれば、結構楽しめる佳作だな。 [DVD(邦画)] 7点(2013-04-26 23:36:52) |
105. ヘルタースケルター(2012)
未読だが原作はどうだったんだろう、蜷川実花監督と言うことで、エリカ様を含む画は良かった。え、そのほかは?え?画の良さしか覚えてない・・・長い映画だったのに。 [DVD(邦画)] 4点(2013-04-25 20:46:18) |
106. 闇金ウシジマくん
原作未読、ドラマから入ったこのシリーズです、映画も楽しめたことに変わりは無いし、山田孝之のハマり具合の秀逸さや、話題の大島優子なんかも良いんだが、なんかドラマを超えてないような気がした。その点が残念。 [DVD(邦画)] 6点(2013-04-25 07:41:18) |
107. 戦争と人間 第三部 完結篇
何故なんだ、何故ここで終わる・・原作は遥か先までいっているのに、五味川順平はもっと戦争への言いたいことを描いているのに、映画に仕切れてないような。作るなら、小説の完全映画化とは言わないけれど、こんな良いところでほっぽっておかないように、最初から計画して作ってくれ。 [DVD(邦画)] 7点(2013-04-23 22:32:51) |
108. 地下鉄(メトロ)に乗って
《ネタバレ》 タイムリープした時点で、SFということでそれはそれで構わないんですが、なんかここはこうじゃないでしょうという感がいっぱいですね。原作は面白いのでしょうが、経費をスクリプトに回して、二時間ドラマでもというのは言い過ぎか? [DVD(邦画)] 5点(2013-04-22 22:14:06) |
109. 戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河
《ネタバレ》 この第二部は、第一部ほど歴史もの的ドキュメンタリー要素は少し薄くなり、五代家の兄弟をめぐったロマンスなどや、いろいろとかけひきなど人間ドラマを押し出しています。まあ、赤狩りなど、それを使って戦争下の悲惨さを引き出すつもりだったか、ただのドラマを描きたかったのか、原作は未読で分かりませんが、第一部の続きで・・・と観ると毛色の違いに戸惑ってしまうかもしれませんね。 [DVD(邦画)] 6点(2013-04-21 20:34:16) |
110. 戦争と人間 第一部 運命の序曲
《ネタバレ》 伍代財閥を主軸に、満州事変からの多種多様な人間達の人生の大きな流れを描いている、五味川純平は、伍代財閥のモデルの満洲重工業開発の関連に勤めておられたとか聞きました、だから、他の映像には見る事の少ない張作霖の爆殺以前から丁寧に描かれており、日活のオールスターキャストが凄いです、その素場らしいスターの大物一人一人が目立たないくらい、配役され、絡み合い、凄い戦争史になっていますね。 [DVD(邦画)] 8点(2013-04-19 21:58:12) |
111. おおかみこどもの雨と雪
これがここまでの前評判をとっていた理由が分からない。作画、構想なんかは素場らしいと思うし、お母さんの子育てを語り風にもってきたのは良いと思う。しかし、この親子三人以外は、その他のディティールはおざなりすぎていないだろうか。先に書かれていた方がおられたが、父の死はなんだったのだろうか、ただ父がいなくなるというだけのイベントだろうか、狼の先生もそうだ、急に出てくる雨の野生化のイベントスイッチだけだ。まだ、いろいろあるが、この話は親子三人だけの世界のお話という狭いストーリーだったのだろうか。 [DVD(邦画)] 6点(2013-04-18 20:36:09) |
112. 夏の庭 The Friends
《ネタバレ》 三國連太郎氏の訃報を聞いて、何となくこのタイトルを観ました。最初、子ども達の騒がしい感じにちょっとびっくりしましたが、自分もそうでしたが、このころの子ども達が考えるであろう死について、死の先についてを・・・人の死を見たいというところから、老人との交流(この三國連太郎がいいんだ)、そして、家族、最期に別れ、原作は未読ですが児童文学賞をとった、そのようななんとも心に響く作品で良かったように思います。しかし、淡島千景、三國連太郎、ZARDの坂井泉水、3氏もおられないとは時代が流れましたか。私が年をとりましたかね。 [DVD(邦画)] 7点(2013-04-16 23:29:56) |
113. 約束(1972)
《ネタバレ》 オリジナルは韓国映画と聞いていたのだが、何故かフランス映画的な感じを受ける、不思議な映画です。岸惠子だからなのか、うら悲しい日本海の東北だからなのか。萩原健一が最初チャラチャラして、浮いているなと思ったのですが、意外とそれが伏線か、純真な面のギャップもあって岸惠子とマッチしていくのも面白い、色々なテクニックを使って色々な試みがされているのも良いですね。普通に観たのですが、なかなか佳作でした。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-04-15 20:23:42)(良:1票) |
114. 天地明察
原作未読、しかし、こういった新しいことに挑戦した歴史物は好きなので、楽しみにしていた。ストーリーの発想は面白いんですが、滝田監督はこういった分野には苦手なのですかね、なんか、思っていたのと違うんですよ。役者は、ベテランも多いけれどイメージと違う方もいる、ストーリーも引きが弱い、原作が本屋大賞とってるのだから面白いはずなのですが、ちょっともったいないですな。 [DVD(邦画)] 6点(2013-04-14 20:56:27) |
115. 天然コケッコー
そんなに、目立って大きなイベントが起こってしまうわけでもないが、小さな何気ないもの、そんなもので、過ぎ去っていく時間が何か心地よい感じもした。 [DVD(邦画)] 6点(2013-04-13 23:55:41) |
116. トイレット
《ネタバレ》 山田監督の100選で鑑賞、荻上のスローな映画は好きなのですがね、前の「めがね」が今ひとつ感性に合わなくて、ためらっていたのですが、それなりに良かったと思います。一言も発しない、「ばーちゃん」が控えめに出ているのですが、案外、それがキーで中心だったんですね。最初の家族のバラバラさが、「ばーちゃん」の死後、一変しているのなんか、数々の何気ないエピソードとともに、幸せな感じがしました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-04-12 20:36:45) |
117. 明治天皇と日露大戦争
《ネタバレ》 時代が時代なのに、このような映画とは思ってませんでした。異論等々あるかもしれませんが、天皇陛下を映画に配し、神がかり的演出や、精神論を以前と比べものにならないほど減らし、史実に近いかたちをとっている、ま、戦勝で天皇陛下万歳や、靖国、は史実だから仕方ないとして、思想の違いで、嫌な人もいるだろうが、以前の映画とは少し違った戦争映画か。 [DVD(邦画)] 6点(2013-04-11 20:40:17) |
118. とんかつ大将
《ネタバレ》 山田監督の100選にて観賞、川島監督の作品でも面白いのではないだろうか、面白いネーミング、とんかつ先生こと佐野周二を中心に津島恵子と、角梨枝子の対立だけでも面白いのだが、戦争ひきあげ、地上げ、難手術、等々、プロットがこれでもかと、詰め込まれている上に、さりげない仕草、ダルマまで細かい演出も素場らしい。すこし、都合良いところもあるが、傑作の一つであるよね。 [地上波(邦画)] 7点(2013-04-08 22:10:58) |
119. 千利休 本覺坊遺文
井上靖の原作は一読しておくと良かったと思うほど、何も知らないと置いていかれるかもしれない。しかし、あくまで、利休の死の追求、又はそれに付随するミステリーなので、歴史や、時代もの好きにはもってこいかも。主演の奥田瑛二はいいのだが、なぜ、三船敏郎が利休?と、違和感を感じた、存在感とベテランでかったのだろうが、千利休のイメージは達観した、枯れたイメージがあるので違和感を感じた、それ以外は楽しめたのでよし。 [DVD(邦画)] 8点(2013-04-07 20:53:02) |
120. 4TEEN フォーティーン<TVM>
《ネタバレ》 やっぱり、石田衣良による今のスタンドバイミーなんだろうな。けど、理想像なんだろうけど、少年達も、全てのイベントもできすぎていて、なんか、現実感が薄い気が。ドラマと割り切っていても、なんか、しっくりこない。 観終わってすがすがしい、いい話なんだけどさ。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-04-05 20:31:21) |