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1.  悪い奴ほどよく眠る 《ネタバレ》 
冒頭、延々と続く結婚式のシークエンスの迫力はなかなかなんだけど、その後がちょっと・・・中盤、西村晃がおかしくなっていくくだりで、「ちょっと長すぎるのでは?」となり、正体がばれた後も、やっぱり長すぎ。脚本担当がなぜか5人いるようなんだけど、それが悪い方に作用してしまったのでは、と思わなくもない。そもそも、主演が三船さんという時点で、異様に安定感があって、正体不明の謎めいた雰囲気とか、復讐ものに必須のある種の危うさなどとは逆方向に流れてしまいました(もっと若くて一見普通っぽい人にするべきでした)。●ただし、終盤、加藤武が正義感に燃える堅実サポート役というのは、結構新鮮だった気もします(笑)。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2025-04-18 01:04:34)★《新規》★
2.  あゝ海軍 《ネタバレ》 
タイトルどおりの主人公の海軍生活の作品です。全体としてはエピソード羅列的な感じで、もっと引っ張れるはずのシーンでもさらっと先に行ってしまったりしますが、誠実な作りではあります。キーパーソンの何人かの戦死を伝聞や推測で済ませているところなどは、かえって重みを感じさせます。●吉右衛門と峰岸が同年代の友人というのに違和感があったのですが、この2人は一つ違いなだけ(しかも峰岸さんが年上)なのですね。さらに、宇津井健が偉そうに吉右衛門を叱り飛ばすのにも驚きましたが、宇津井さんが10歳以上上だったとは・・・。●あと、職務と命令に忠実な軍人である成田三樹夫さんというものが見られるのも貴重かも。
[DVD(邦画)] 5点(2025-04-17 01:23:43)★《新規》★
3.  必殺女拳士 《ネタバレ》 
何と千葉ちゃんと倉田さんが共演!さあ悦ちゃんにどんなアクションが!と期待が高まるのですが、何とまあ、まったく使い方が分かっていませんでした。まず、千葉ちゃんが悦ちゃんの父親という設定なのですが、スパルタを施すのはいいとしても、敵の襲撃であっさり退場してしまう。おいおい。で、敵の集団の中に倉田さんがいて、まあこれが隠れた善玉なのは誰でも分かりますが、その絡ませ方も実に中途半端です。あと、なぜか悦ちゃんが寺で山伏みたいな生活をしていることになっているのですが、わざわざそういう動きにくい服を着せているもんだから、アクションも映えていません。●ただしこの作品の価値は、蛾次郎さんを登場させて、しかも結構その出番が多いことなのです。悦ちゃんとのプチアクションっぽいシーンもありますし、啖呵バイまで見られますよ。
[DVD(邦画)] 4点(2025-04-15 02:12:33)《新規》
4.  女必殺五段拳 《ネタバレ》 
いや、こういう作品って、とにかく悦ちゃんの格好良いアクションを見たい、というように誰もがなるんじゃないの?作る側も、それが見せたくて作ってるんじゃないの?それをこの作品は、いきなりお着物姿で登場、いやそれはそれでいいんだけど、何か限りなくインチキな京風家族の趣で進行しようとしている。肝心の悦ちゃんのアクションは全然出てきません。最後の方で何かそれらしくはなるんだけど、なぜかとある映画の制作陣が黒幕だったなどというトンデモ展開で(まさか、撮影費を浮かすためにそうしたのでは・・・)、しかも物置場みたいな狭く暗いところでやり合うため、視覚的にも面白みなし。結局、見どころがありませんでした。
[DVD(邦画)] 2点(2025-04-14 00:53:06)《新規》
5.  キングダム(2019) 《ネタバレ》 
意外にきちんとした作りだったのでびっくりしました。サシのアクションシーンもこだわりを持って撮られていますが、それ以上に、役者をきちんと鑑賞できる内容になっているのが良い。山﨑君は、歴史物というよりも熱血スポ根モノの主人公みたいで、実は浮いているのですが(これ、演出側はどういう演技指導方針だったんだろう?)、脇役がしっかりしています。吉沢亮は、王位継承者の品位と、その下を流れる冷たい情熱みたいなものを体ごと表現していますし、敵役の本郷奏多も、悪逆非道オーラ全開で、ラスボスとして機能している。橋本環奈ちゃんはやや棒読み気味ながら、あのフクロウいでたちも使いこなして、コメディ・リリーフにきちんとなっている。出番はそれほどないながら(だからこそ?)そびえ立つ迫力を押し出す大沢たかおは言わずもがな。そしてそして、やっぱり長澤まさみさんですよ。討ち入りのところでバーン!と上衣を脱ぎ捨てる一瞬で、すべてが決まっています。強さと色っぽさをこれだけ両立させた例って、ほかでもあまりないんじゃないかな。ただ、いざアクションに入ってからはモブキャラ相手ばかりで、何か見せ場は作ってほしいところでした。全体としては、王位を奪われた側が仲間を集めて逆襲しました、という単純極まりない内容ですが、その基本を逸脱しないところには好感が持てます。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2025-04-05 14:55:28)
6.  野良犬(1949) 《ネタバレ》 
若き日の三船敏郎が主人公の刑事ということで、どんな犯罪捜査のあれこれを展開するのかと思っていたら、何と最初に盗まれた拳銃というシングル・イシューで押し切ってしまっていたのにはびっくりした。その捜査も、まずは手がかりの女スリをただ追う。ひたすら追う。で、今度は、引っかかるかどうかも分からない拳銃商を探し続ける。この一本筋ぶりには、清冽さすら感じます。そして満を持して志村先生が登場します。1シーンで実力のほどを表す取調室のシーンも見事です。ところが、そこから後がいけない、というか意外に弾まない。重要なキーパーソンが登場したのだから、そこで主人公がスパークするなり、相棒によって主人公の隠れた素質が生かされるなりしてくれないと、前半で細い糸を延々とたどった甲斐もないと思うのだが、それほど何かが効果的に進んでいるわけではない。したがって、後半は何か停滞した感じになってしまいました。あと、全体の尺ももっと短くできたはずです。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2025-04-04 01:01:44)
7.  幕末純情伝
これは何がいけないかというと、制作側が「自分たちで笑ってしまっている」という点です。「こんな感じにしたら面白いかもねーアッハッハ」とか身内でウケながら作ってしまった感満載です。だから、見る側はただ醒めるだけになります。こういう史実逸脱系突拍子もない作品だからこそ、ベースの部分はしっかり真面目に作り込まないといけないのにね。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2025-03-18 22:58:35)
8.  ヴァイブレータ 《ネタバレ》 
登場人物の言動も進行自体もやたら作為的な中盤までは、退屈だと思っていました。男が長舌トークの思い出話を繰り広げるあたりからは段々焦点が絞られて面白くなりましたし、ラブホでの入浴シーンもなかなか美しく撮られていましたし、最後のそっけない別れ方(そして何か言いたげな2人の表情)も、場を引き締めています。何でこの作り方で最初からできなかったのかな・・・。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2025-03-17 22:34:11)
9.  彼女は夢で踊る 《ネタバレ》 
すごく切ない設定のはずなのに、何か感情が炸裂しない。大事なところでも強調せずに、さっさと先に行ってしまう。過去と現在の切り替わりが異常に激しい。と、文句はいくらでもつけられるのですが、それでも見た後の感触が悪くないのは、制作側のストリップに対する愛情と敬意が、とめどなく満ちているからです。1つの芸術としての崇拝の意思すら感じます。終盤のややトリッキーな種明かしも、浮かずに上手く作用しています。そうそう、導入部では肝心なところを見せず、「ええ~」と思わせておいて、ここぞというところでばしっと見せる、という演出も、実はストリップのあり方というかテクニックそのもので、このように描写の対象と手法が一致している作品には、やはり根っこのところで好感が持てます。●あと、細かいところでは、レディオヘッドが実はストリップに合っている、という慧眼的発見についても讃えておきたい。
[DVD(邦画)] 6点(2025-03-01 20:38:18)
10.  夏の終り
それなりに人間関係の綾はいろいろありそうなのに、まったく平坦な進行、そして同じような芝居。役者は言われたままに動いているだけですし、段取りにしかなっていません。この設定と展開だったら、もっといろいろ登場人物は考えたり感じたりするはずなんだけどな・・・。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2025-02-13 02:55:42)
11.  四万十川 《ネタバレ》 
前半は、よくある少年成長譚といった感じで、むしろ制作側が四万十川そのものに依存しちゃったかなと思っていたのですが、後半は持ち直してきました。姉ちゃんとのどってことない喧嘩が、少年にとっては一大事であるという描写。穏やかだった川が突然台風増水で牙を向いてくるくだり(頼りなかった父ちゃんがてきぱきし出すのも良い)。ただ、どこまでいっても、樋口可南子は上品な都会のオーラを拭いきれず、この自然の中で逞しく生きる雰囲気が感じられないのだな・・・。一方、長女の子役(といっても背は高い)は、登場するだけですっくとした存在感があり、画面の隅っこでもさりげない芝居ができていると思ったら、高橋かおりですか!それならば納得です。樋口可南子も押されています。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2025-02-12 01:24:42)
12.  陽炎(1991)
まあ、リニューアルした緋牡丹お竜をやりたかったんでしょうけど・・・樋口可南子はどうやっても落ち着いた儚げな雰囲気がついて回って、まったくこの役に合っていない。モックンはこの登場人物に必須な「駄目っぽさ」がない。その他、結局何がしたかったのか分からない人たちがあれこれうろうろしているだけで、筋も何もありません。80年代には次々に名作・傑作を生み出したこのスタッフ陣で、どうしてこうなってしまうんだろう・・・。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2025-02-03 00:00:39)
13.  JOHNEN 定の愛
導入部はまだそれっぽく形になっているが、中盤以降は、前衛的にアバンギャルドに行こうという意思が透けて見えて、かえって収縮しているし、作品としても崩壊している。ただし、そんな中でもひたすら存在感を発散して目を引き続ける杉本彩のオーラだけは、さすが。
[DVD(邦画)] 4点(2025-01-28 23:42:53)
14.  5年後のラブレター 《ネタバレ》 
画面がえらく安っぽいと思ったのですが、これ、もともとは配信用の連ドラだったのですね。●で、導入部は何かごちゃごちゃしていてしかも凡庸な出来なのですが、脇役が徐々に揃っていくに従って、流れも集中していきます。作中のヒロイン同様、周りの人に助けられています。それも、ここぞというときの決め台詞よりも、さらっとした何気ない会話の方が良くできていますね。●その上でラストも定石通りなのですが、普通ならエッセンス程度で済ませるであろうビデオレターの一幕も、しっかり時間をとってフルで流しているのが良い。そして収録を切った後の1シーンがさらに良い。ここで+1点。●ただあのビデオレター、深読みするとちょっと怖い部分もあり・・・ヒロインは30歳(よって死別時点で25歳)ということなので、年齢的にも「次」がそれなりの可能性で考えられるはずなのですが、あれを残すことによって、「俺はあの世からでもお前を見ているから、忘れないように」と言っているようにも思えなくもないのですよね。まあ、力が入った内容(作中作としても本作の一部分としても)だからこそ、そう感じてしまうとも言えるわけですが。
[DVD(邦画)] 6点(2025-01-20 00:41:33)
15.  管制塔 《ネタバレ》 
どう見てもどってことない青春モノの雰囲気が漂っているのですが、案外悪くありませんでした。主演二人の会話は、ぎりぎりのところで凡庸に陥ることを回避していますし、ある種の心地よさがにじみ出てきます。あと、ヒロインに興味津々なお母さんがいい感じですね。主人公が(そのときは)無力なまま終わってしまう展開にも好感が持てます。全体的には、尺の短さも手伝って、最低限のコンパクトなところだけまとめましたという感はあるのですが、時間つなぎがダラダラ続くよりはよほど良心的です。
[DVD(邦画)] 5点(2025-01-15 23:58:03)
16.  殿、利息でござる!
タイトルもそうですが、設定からしてもこれは本来コメディ素材でしょ。いや、やりたかったのはシリアスドラマなんです、ならそれでもいいけど、だとしてもそっちの方向に振り切れてもいない。登場人物の造形はみんな中途半端でありがちだし、同じようなやりとりが繰り返されているだけで、せっかく目標を提示していながら、それに近づいているのかどうなのかも分からない。何よりもまずいのは、こういった経済や経営の事象をテーマとしていながら、それぞれの(藩も含む)の「商売」が見えないこと。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2025-01-13 01:29:23)
17.  波(2001)
海辺の寂れたホテルに4人の若者が集って、さあどうなる・・・というなかなかそそられる出だしなのですが、結局何も起こりませんでした。大半のシーンが、その中の誰かと誰かがボソボソ喋っているだけで、もしかして脚本上の台詞なしで全部アドリブなのか?と思ってしまうくらいです。したがって、登場人物に個性も魅力も感じられません。全体のうら寂しい海辺や街並みの光景の撮り方は悪くなかったのですが、それをまったく生かせませんでした。
[DVD(邦画)] 2点(2025-01-11 18:07:36)
18.  故郷は緑なりき 《ネタバレ》 
当時22歳の佐久間良子ちゃん!のセーラー服姿!!をひたすら鑑賞する作品です。初対面の場面なんて、完全主人公目線で、そのアップをじっと撮り続けます。よく分かっていらっしゃいます。そして主人公は迷いなく良子ちゃんに一直線です。もっともらしい妨害などものともしません。邪な方向にもずれません。これぞ青春です。ただしその中でも、主人公の父や良子ちゃんの姉をさっと退場させて上手く環境を変えたり、ここぞというところで自分が居た場所を言えない設定にして心理の綾を持ち込んだりと、さりげない技巧も感じさせます。●ただしあのラストはいかにも唐突で、昔はそういう強引悲恋オチは珍しくなかったとはいえ、ここは何とかならなかったかと(何かのひねりがあって良子ちゃんは別の人とくっついたとか、そういう方がよほど切なかったような・・・)。あと、ナレーションはちょっと邪魔でした。
[映画館(邦画)] 6点(2025-01-10 23:07:32)
19.  ブルークリスマス 《ネタバレ》 
UFOがどうのこうのと言いながらSF方面に走らないのも良いし、そもそも青い血の説明もなし、その後どうなるのかの説明もなしというのも、潔くて良い。仲代が主役だったはずなのに、後半は突然勝野&竹下が主役という強引ぶりも良い。これ、岡本監督だとか倉本脚本だとか意識し始めるとおかしくなるので、普通のハリウッド・テイストなポリティカル系パニックものと考えれば楽しめるのです。大体、あのラストも、教会の儀式に各地の殺戮を乗っけるのは某マフィア映画の金字塔、発砲の前後の沈黙と表情クロスの演出は某ニューシネマの代表作を念頭に置いてるでしょ。●ただ、そうは言っても、もっともらしく出てきた天本さんとか芦田伸介は何だったのかとか、神山先生に至ってはあの1シーンのあれだけかいとか、もったいないところはいろいろあるのですが。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2025-01-07 01:04:39)
20.  どっこい! 人間節-寿・自由労働者の街
カメラは基本的に回しっぱなし、インタビューというほどでもなく、労働者たちのフリーダムな発言の数々をじっと押さえている。その人がどういう人なのか、その後どうなったのかという点も一応はふれられている。せっかくそこまで行ったのだったら、施設とはどんな感じのものなのかとか、普段は何を食べているのかとか(炊き出しの撮影はあるが)、過酷な労働の現場とか(まあ、そんな撮影許可は出ないだろうが・・・)、そういうのも見たかった。とはいえ、社会が目を背けがちなエリアにまで果敢に突入したという点において、ドキュメンタリーとしての価値は十分に存在する。
[DVD(邦画)] 5点(2024-12-25 00:37:28)
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