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1.  ゴジラ(1954) 《ネタバレ》 
某990円のDVDを買い視聴(数年前に一見済)。 あらためてそのおもしろさに脱帽です。 山の頂のむこうからあらわれる巨体の迫力。 手前に逃げる群衆、その向こうでは街を破壊しつつ迫り来るゴジラの脅威。 あるいは足元を逃げ惑う人々を写しその大きさと恐怖を演出、 1作目にしてここまで描くのはさすがといえます。 そして何人か書かれている方がいますが、なにより怖いのがその目線。 ゴジラが人間を襲っているということです。 またガイガーカウンターに反応する幼子の描写などは端的な表現ながら、 ゴジラが放射能から生まれた怪物であることがうかがい知れるインパクトのあるシーンでした。 芹沢博士はその風貌からずっとマッドサイエンテイストだと思ってました。 しかし水爆以上の脅威となりかねない発明オキシジェン・デストロイヤーの使用を決めたとき、 悪用を恐れ研究書類を処分、のみならず自らもゴジラとともに消滅させていきました。 その潔く高潔な姿に目がうるうると…見た目だけで人のことはわからないなあと思った瞬間でした。 テレビ塔の撮影班の愚かで勇気あるプロ根性には(心の中で)笑わせてもらいました。 予備知識もなく見れた人は幸せだろうなあと思える作品です。
[DVD(邦画)] 10点(2009-10-07 07:41:23)
2.  機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編 《ネタバレ》 
とにかく冒頭のムサイの艦隊とホワイトベース隊との戦いが素晴らしい。 シャアの追撃をかわしながらムサイの艦隊を沈めるホワイトベース。 中でもアムロ=ガンダムの突出した強さは鳥肌モノでした。 映画用の新作画も多く、ガンキャノン2機のアイデアも良かったです。 セイラさんのお風呂シーンも素敵でした(セイラさんはあこがれでした)。 ソロモン、ア・バオア・クーと連邦とジオンの総力戦や、 アムロとララァの出会い、シャアとの決戦など最終作として見ごたえもあります。  テレビ版があってのものですが、映画のほうが好きですね。 三部作のまとめ方がやはり神がかり的だと思います。 10点つけさせてもらいましたが前二作も含めて私の中では一番の作品です。 ただ残念なのはニュータイプ=人の革新という終わり方であったのが、 続編が作られたことにより、作品のテーマが失われてしまったことです。 
[ビデオ(邦画)] 10点(2008-12-14 09:07:30)(良:1票)
3.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
正直予告編を見て動かないゴジラを見てあまり期待しませんでした。 顔の造詣もいまいちに見えましたし。 しかし見始めると、繰り返し見る程度にはまりました。 最初の形態(第二?)を見たときは、 「ああ、こいつを捕食するためにゴジラが来るんだな」と思いました。 しかし直立を始めたのを見て、ああこれが進化(変形)するのかと納得半分驚きました。 まさか、あの魚類顔がゴジラとは想像できませんでした。 巨大化したゴジラの顔…特に目がいまいちだなと思っていた理由、 何回か見たあとに気づいたのが目はあまり変化してないのでは?ということ。 顔を含め身体は巨大化したがあのつぶらな丸目は同じせいで、 あまり目力を感じなかった気がします。 総理の「自衛隊の弾を国民に向けることはできない」という台詞は良かったです。 それが自衛隊がゴジラを倒す機会を逃したかもしれなくとも…。 エヴァっぽさを感じたのもご愛嬌でしょう。 ラストの尻尾もじわじわ来ましたし。
[DVD(邦画)] 9点(2020-08-29 22:22:21)
4.  ルパン三世 カリオストロの城 《ネタバレ》 
やはりアクションの小気味よさ心地よさがこの作品のよさかと思います。 冒頭のカーチェイスやカゲの襲撃、塔の上のジャンプに ラストの時計塔での攻防などなど、見せ場に事欠かないです。 それに背景が綺麗だなと思える作品も珍しいです。 このへんは後の宮崎(ジブリ)作品に通じるものがありますね。 銭形のルパン以外への正義感が垣間見えたり、 不二子の凛々しい姿が見られるのも良いとこかも。 ただ今回は伯爵やクラリスの存在が際立っているため、 ルパン一味(特に五右衛門)の出番が少ないのは残念な点です。 あとは赤ルパンに慣れていたので緑は違和感がありました。 アニメに限らず邦画の中でも完成度の高い作品だと思いますが、 他にも書かれてる人がいますがルパン作品としては少し異質だと思います。 三世よりは大元のアルセーヌルパンを意識してるようですし、 ちょっと良い人すぎかなという気がします。 ルパンらしさを考えたときにふと思ったのですが、 そもそもルパンと次元はなにをしにカリオストロへ向かったんでしょう? 偽札の原版や技術への興味は低そうだし、 秘密を暴くためだけに乗り込んだんでしょうか? お宝を盗むという動機が見えないため、 余計に悪い部分が見えなかったのかなといまさらながらに思います。 あ、あと銭形及び会話してた警官がカップヌードルを捨てたのはいただけません。 城を汚してはいけませんよね(笑)。
[DVD(邦画)] 9点(2009-02-02 17:33:13)
5.  ルパン三世(1978) 《ネタバレ》 
一番見返したルパン作品で映画ではベストだと思ってます。 銭形の銃弾から始まるオープニングも鳥肌モノです(007を意識してるんでしょうかね)。 今作でのルパンと次元のやりとりも好きですね。 トレーラーを撃退したあと二人が笑い出すとこはなんか良いです。 直後の仲間割れもおもしろいですね、 特に次元と五右衛門の一触即発の雰囲気がまた良いです。 それと今作では不二子の色っぽさが強調されてるのもグッドです。 賢者の石を渡すときすねるルパンを見るときの流し目がなんとも…。 いつものごとく裏切る不二子ですが、不老不死をルパンにもという、 ルパンへの愛をうかがわせる部分があるのも良いです。 のちの作品になるほど、ルパン一家としてのやりとり(いがみ合い?)が、 少なくなるので、わりと貴重な作品じゃないかなと思います(不二子を女扱いですしね)。 最初はあまり好きじゃなかったルパン音頭もいまではありだと思いますし、 BGMもテレビからの流用が多かったのがいまいちでしたが、 TVシリーズを見る機会も少なくなってきたので、評価が上がってきました。 ルパン音頭といえば三波春夫が歌うというのは意外ですね。 西村晃の出演とかもアニメ作品としては考えられない気もしますが、 TV(第2期)の人気の高さもあり実現したのでしょうか?? クローン技術を扱ったのも凄いと思いますが、 その欠点(劣化)を描いたのも凄いなと思います。 クローン牛や豚って本当に大丈夫なのか、今にして気になります(^^;)。
[DVD(邦画)] 9点(2009-02-02 17:29:04)
6.  魔界転生(1981) 《ネタバレ》 
最初に見た時は柳生や宝蔵院とかわかりませんでしたが、 宮本武蔵が蘇ってその剣をふるうというのが何より魅力的でした。 序盤の魔界衆達が増える場面は少したるいけど、 宝蔵院胤舜が仲間になるあたりからおもしろくなります。 甲賀衆が伊賀の村を襲っている最中、突然あらわれる魔界衆。 生前は煩悩を断とうと苦悩していた宝蔵院胤舜が淫猥な表情で、 甲賀のくのいちを襲い、槍で次々と甲賀衆を薙ぎ払う。 対照的に無表情で無造作に木刀をふるい甲賀衆を叩きつぶす武蔵。 魔界衆の強さと異常さを見せる序盤でもお気に入りの場面です。 中盤また少し中だるみになりますが、細川ガラシャ(佳那晃子)の エロスがそんな気分を吹き飛ばしてくれます(笑)。 いや本当にお美しい…。 柳生但馬守宗矩(若山富三郎)も存在感がありますね。 魔界衆となってからの十兵衛と初見の場面。 手招きも無気味ながら、荒れた部屋に再び何事もなく戻り座る場面も、 魔界衆の異常さや怪しい雰囲気が出ていると思います。 そしてなんといっても城内の殺陣が見どころですね。 縦横無尽に切りまくる、そのキレもさすがですが、 手前に但馬守、奥に細川ガラシャと2箇所同時に殺陣を演じるなど、 なかなかこった見せ方をしています。 そして炎上する城内での戦い、いまならCGですませてしまうのでしょうが、 実際に燃えるセットの中で殺陣を演じていたわけですから、 なんかそれだけでも凄いと思ってしまいます。 ただ柳生十兵衛が連戦連勝という形になってしまうので、 少し強すぎかなという気もします(武蔵を倒しちゃいましたしね)。
[DVD(邦画)] 9点(2008-12-14 11:11:31)
7.  超時空要塞マクロス ~愛・おぼえていますか~ 《ネタバレ》 
バルキリーの洗練されたデザインや変形のアイデアは 今見てもすばらしいですね。  作中印象的だったのは柿崎が笑い死にするとこですね。 意表をつかれましたし、よく見ると 直前に射撃光らしきものが見えるのが細かいなあと思いました。  悲惨といえばカムジンですかね。初見ではわからなかったので、 尺の関係で出番がなかったのかと思いましたが、 あとでフォッカーと相打ちになったのがそうだと知り、 納得した反面、その扱いの酷さに…。  ラストのほうでは制作時間がなくなったためか、 あまり動いていないシーンがちらほらあったのは残念です。  ちなみに美沙でもミンメイでもなくミリアが好きでした。
[DVD(邦画)] 9点(2008-12-11 05:00:10)
8.  劇場版 マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~ 《ネタバレ》 
今作が良かったなと思う点は前回やや消化不良に感じていた部分に答えが出ていた所です。 例えば前回のタイトル「イツワリノウタヒメ」の偽り、それが具体化しシェリルは投獄されてしまいます。全てではないかもしれませんがギャラクシーの企てを知りつつも協力していた(らしい)というなかなかにショッキングな展開です。 そしてシェリルが歌にこだわる理由も、ある少年との出会いがきっかけの一つだったことがわかります。一瞬ですがその後の生き様に影響を与えた出会い。この思い出を共有されたらランカに部が悪すぎですよね。 唐突に挿入されたかのような少年と少女の出会いのシーンですが、映画化が決まった時点である程度固まっていたエピソードだったのだろうと思われます。 前作冒頭のコンサートのシーンでシェリルがアルトを狙い打つシーンがあります。なぜアルトを狙ったのか?最初からアルトのことを知っていたのであれば納得できます。 映画とテレビで違う役回りとなったグレイスも良かったですね。イツワリのときにも「あれ、なんかやさしいな」という印象を持っていて、後編でどうなるのかと思っていたキャラではあったのですが、シェリルをシェリルの歌(想い)を一番大切にしていた人物となっていました。前作のレビューで素人のアクロバットは必要なさそうなんて書きましたが、グレイスあたりがアルトの現状を調査してコンサートへの組み込みを画策したのかもと想像(もはや妄想?)してしまいます。 戦闘はあいかわらず早かったですが、途中はともかく何をしようとしていたかはおおよそわかるくらいには見れました。マクロスクォーターの動き(というか艦長のはじけぶり)に楽しませてもらいました。歌も良かったのですが歌の合間のBGMも迫力があって良かったです。 テレビ版から物足りないと思っていた主人公アルトの設定で演者としての才能があまり感じられなかった点、これがラスト決戦でようやく観ることができます。歌姫の想いを翼にのせバジュラに気持ちを伝えるため天を舞い昇華する姿はなかなかに格好良かったです。 前編が起承にあたるなら後編は転結ということもあり、後編だけ観ると展開が速く観づらいかもしれません。一応前編の内容を踏まえ、またテレビシリーズも観ていたということもあり総合評価になりますが、久々に劇場で見たかったかなと思えるほど楽しい映画でした。
[DVD(邦画)] 8点(2013-06-12 20:00:21)
9.  SPACE BATTLESHIP ヤマト 《ネタバレ》 
三年越しにて拝見いたしましたが、うーん、おもしろかった!!見終わったあとも、にやにやと興奮がおさまらないです(笑)。定番のBGMにのせて発進するヤマトは鳥肌モノです。まま、突っ込みどころは満載で、アニメの実写化っつーと低評価になりがちですが、アニメは再放送続編ではまった口なのでドストライクではないのですが、思い出補正もあり、8点謙譲します。10点でも良かったんですが、尺による急ぎ具合が気になったのでマイナスです。ワープも感動もくそもないし、主砲の動きも早いし、あっというまにイスカンダルにつくし、銀河系を離れるあたりかマゼラン星雲突入あたりで、旅の困難さのわかるエピソードが欲しかったですかね(床の巨大パネルで航路の確認とかやってほしかったなぁ)。 森雪がパイロットというのもありですかね。戦う女性は好きなのでわりと良かったです。艦橋勤務だと目立たないですしね。まあ代わりに相原が可愛い女性になってて潤いがあったかと(笑)。女性比率が高いかなと思いましたが(佐渡先生とかも代わってましたしね)、戦艦とはいえ地球を救うのが目的で戦いは副次的と思えばありでしょうね。 ブラックタイガーの敵マーキングも良かったです。コスモゼロが単機突入のときも、そんな上手くいくのかと思いましたが、なるほど攻撃はヤマトがするのか、っておいおい高速で突入、地表すれすれでワープとか荒っぽすぎだろ(笑)。 突っ込みどころはやはりアナライザー早めに使っとけですかね。あとは艦首波動砲発射口にぶっ刺さった敵ミサイル(?)は、はずしておけよと言いたい。途中の敵戦闘機で酷い目にあってただろ、なんで排除しないんだよと。他にも細かいこと言えばあるんですが、すでに100万回くらい唱えてるようなことばかりですのでこのくらいにしておきます。 困難な旅であるため死者がどうしても出てしまうのは仕方がないのかもしれないけど。大半の乗員に家族がいるお別れ通信が、あとからじわじわと効いてきますね。最近涙腺がゆるいのかもしれません。地球が視認できる距離での襲撃、37名いた生存者が13名になってしまいます。「ここでそうくるか…」。あと少しで帰還できるところでの死というのも無念だったろうなと思いますね。 最後はヤマトにも無事帰還して欲しかったところですが、この1作で終わりということであれば潔くて良かったかもしれません。
[DVD(邦画)] 8点(2013-05-22 18:27:51)(良:1票)
10.  地球防衛軍 《ネタバレ》 
この映画の魅力はなんといっても入浴シーンですね。 ヒロイン江津子が旅館で入浴中に異変が! 風呂場の窓越しにモゲラの巨体が見えるという幻想的なシーンがたまりません(幻想的の使い方が間違ってるかも)。 コンテ(特典で見れました)にも描かれてるとは、撮る気満々なところが素晴らしいじゃないですか!! 一見いれなくても良いシーンとも思えますが、 ミステリアンの目的のひとつが地球人女性との交配なので、やはり必要だったのでしょう。 この全体的に流れるエロスが子供のときに見たとしても感じられないものだろうなという気がします(いやもしかしたら子供心に興奮したかも…ちなみに今回初見です)。 モゲラは可愛いですね。また退場ぷりが素晴らしい。 1度目もあれでしたが2度目も…。 防衛軍の決戦兵器であるマーカライトファープ、 ミステリアンの強力な攻撃を反射しなおかつ攻撃を繰り出すという代物。 まあどうみても後ろががら空きで(笑)、円盤の攻撃で壊れそうなのだが、 出てきたのは円盤ではなくわれらがモゲラ(たぶん二号機)! 地中からという最も効果的な位置からマーカライトの足場を崩すという攻撃に感動! しかし次の瞬間、頭の上にマーカが落ちてきて「あ痛っ」状態、 そりゃそうなるよね、と見ていて嫌な予感が…。 モゲラはそのまま退場してしまいました(若干唖然状態続く)。 まあそれ以外にもつっこみ所や見所満載の映画で楽しめました。 そういえばミステリアンの原色たっぷりのデザインを見て、 ゴレンジャーみたいだなと思いました。 石ノ森氏始めスタッフに多分に影響でも与えたんでしょうかね? 最後に…第二ベーター号ではなくガンマー号と呼んで欲しかったです。
[DVD(邦画)] 8点(2009-07-07 02:02:29)(良:2票)
11.  機動戦士ガンダムII 哀・戦士編 《ネタバレ》 
グフやドム、多くの水陸両用のモビルスーツが登場し、 盛り上がる映画三部作の中篇です。  アムロの成長につながるランバ・ラルとの戦い、 ニュータイプとして覚醒をはじめる黒い三連星との戦い、 オデッサでの勢力争いやジャブロー戦など見所も多いです。 マチルダ、ハモン、ミハルと女性キャラクターの死が印象的でもあります。  ガイアの「俺を踏み台にした!?」は名台詞だと思います。
[ビデオ(邦画)] 8点(2008-12-14 10:09:32)
12.  用心棒 《ネタバレ》 
とあるウエスタンをモチーフにしたゲームをやったあと、 ちょっとウエスタン映画を見ようかと思い借りたのが「荒○の用心棒」でした。 でまあ、これが黒澤明の「用心棒」の丸々パクリ(らしい)と後で知り、 どれだけ「用心棒」に似てるのか見てやろうということで今更ながら観賞しました。 あらすじはほぼわかってましたが…おもしろい。 三船敏郎=三十朗がなんともいえず格好良い。 最後の闘いで「それ以上近づくな」と言われたのに、すぐさま勢いをつけて前に出てくるところにしびれました。 それとめし屋の親父が黄門様だったので、ちょっと嬉しくなりました (このころの俳優さんはあまり詳しくなかったので) (しかも黄門様がもう一人いたのは後で知りました)。 脚本や演出が優れているというか、計算されているのがまたおもしろいですね。 清兵衛のところの女たち、出演者には申し訳ないですが綺麗どころがいないなあ、 と見てましたが、あとに出てくる美人妻を引き立てるためとわかり納得。 また怪我をした三十朗がお堂のような所で包丁を投げてるのも、怪我の様子を確かめてる位に見てましたが、 最後の闘いで卯之助の銃に対応するため(らしい)とわかります。 そして最後の最後で見逃したチンピラが冒頭に出てきた放蕩息子だったのもおかしかったです。 全編にまいた伏線がぱちりぱちりと当てはまるのが心地よく、見終わったあとにやりとする作品は久々でした。 ただ微妙だったのは美人妻(ぬい?)の登場シーン、あまりに唐突だったので前ふりあっても良かったのでは?と鑑賞中に思いました (荒野のほうでは、前半にちらちら出てたので)。 しかしあとで思い返すと、最初はどこか日和見で他人事の部分があったのが、不幸な家族の事情を知ることで、 三十朗の正義感のスイッチが完全にはいったんだろうなと想像できます。 最初から知ってて放置するのと、事情を知ってすぐさま行動を起こすのではやはり違いますからね。 直後の丑寅に対して腹を決めたという台詞も、そういう意味合いを含んでいたのではと思いました(本当に勝手な想像ですが)。
[DVD(邦画)] 7点(2010-12-18 02:02:52)
13.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 《ネタバレ》 
序盤から新キャラ新使徒とのバトルと、序に比べると映画ならではの要素が多く見ごたえがある。 テレビシリーズのストーリーを踏襲しているものの、アレンジが加えられ意外性を感じる部分も多い。 ラストのシンジの男気はなかなか熱いものがある。 レイのぽかぽかお食事会のエピソードも良かった(実現しませんが)。 その分アスカが…レイよりアスカが好きだったので残念な部分も…次回も活躍しそうですがね。 アスカに関してはレイとの絆創膏バトルや葛城との会話など好きなシーンも多いけど、 尺の短さというかエピソードの少なさからシンジへの恋愛の発展(三角関係)はなさそうな感じです (ユニゾンの話が丸々カットだったしなあ…)。 新たなアダムとイブはシンジ&レイで決まりか?! シンジといえば、アスカにナナヒカリ扱いされていたけど、 落下使徒のときのダッシュとジャンプを見る限り、 マリオなみの素質はあるんじゃないかな、と思う(笑)。 チルドレン達の子供っぽさや純粋さが見られたのは良かったと思います (歳相応かはわかりませんが)。 凍結された二号機が司令部の許可なく発進可能なのか疑問だったり、 シンジがシェルターに一人だけいたりとやや不可解な部分もある。 碇司令&冬月先生(副司令)がどこまで結果を予測していたのか怪しすぎる部分もある。 最期はノリと勢いを優先した印象、いやまあ別にいいんだけども。 今回はまだテレビ版ダイジェストの雰囲気がありますが次回予告を見た範囲では、 ようやく新劇場版ならではのストーリー展開になりそうで楽しみです。  
[DVD(邦画)] 7点(2010-07-23 22:46:35)
14.  劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇 《ネタバレ》 
(紅蓮篇の感想もやや含みます。ご容赦ください) 紅蓮篇に比べると、見やすくなった印象です。 というか、紅蓮篇のはしょり具合が酷すぎたんだろうと思います。 カミナの死、ロージェノム戦、そして今回の最終決戦と、 三部作くらいのボリュームであれば、映画として単独で見れたかもしれません。 DVDなどでいつでも見直せるご時世ですから、 TVシリーズの焼き直しにどれほど評価できるのか疑問点として残る部分ですが…。 螺巌篇を見ていてふと、作り直そうとした理由はこれかなと思ったのがあります。 それはキタンの遺影と泣き崩れるキタンの妹達の姿です。 これはTVではとりこぼされたシーンで、 スタッフが入れておけばよかったと、どこかでコメントしてたのを思い出しました (記憶違いの可能性もありますが…)。 そう考えるとキタン以外の大グレン団の幹部連中の生存も、 キタンの最期をより強調するためなのかなと感じられました。 グレンラガンはシモンの成長物語ではありますが、 シモンを支え導きあるいは礎となった男達の物語でもあるのだろうと思いました (ヨーコを好きになった男は死んでしまうというジンクスがより浮き彫りになったかもです)。 ラストバトルの怒涛の天元突破もなかなか熱いものがあり良かったです。 それにしても、どこまで大きくなれば気が済むんだろう…。
[DVD(邦画)] 7点(2010-06-30 12:32:14)
15.  GOEMON 《ネタバレ》 
戦国時代をあつかった作品は数知れず、そこに石川五右衛門というキャラクターを加え、 いままでと違った切り口を見せてくれたのは、おもしろかった。 また今作でもCGをCGのあるがまま独特の世界観を作ったのは凄いと思いました。 日本ならではの歴史ファンタジーとでもいいましょうか。 もともと織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の生き様もドラマチックであり、 それを上手く活かした話だったと思います。 また登場人物をしぼりアレンジを加えたのは正解だったと思ってます。 個人的には貧民街で霧隠才蔵が五右衛門の背後にあらわれたシーンでぞくぞくしました。 船上での攻防も緊張感があり良かったです。 ただ釜茹でのシーンのあたりから、少し緊張感が持続できなくなってきました。 船のあたりでもかなり盛り上がってましたが、その後釜茹で、秀吉との対決、関が原と、 これでもかこれでもかと見せ付けられ、途中でお腹いっぱいになってしまいました。 あとは五右衛門の動機がわかりにくかったのが残念です。 小平太には死者は復讐(人殺し)を望んでいないといいつつ、 己自身はそこに足を踏み入れようとする矛盾。 最初は人を殺すことを良しとしない男が人を斬って成し遂げようとした目的はどこにあるのか? なぜ三成を斬り、家康を生かせば太平の世が来るかもしれないと考えたのか? 結局五右衛門の意思は歴史という力に塗りつぶされてしまったのではないかな、 という意地の悪い見方をしてしまいます。 そして、佐助…。ラストは意外性を通り越してしまいました。 それまでの二人の関係を考えれば何かしら声を交わしても良かっただろうに…。 茶々=広末涼子は可愛かったです。 
[DVD(邦画)] 7点(2010-01-16 23:08:21)
16.  K-20 怪人二十面相・伝 《ネタバレ》 
とにかく娯楽作品として楽しめたというのが大きいです。 キャストやスタッフが楽しんで作っているのが伝わってくるようでした。 また平吉と二十面相との周囲の建物を利用したバトルも、 ジャッキー・チェンのカンフーアクションを見たときの興奮がありました。 修行シーンもありましたしね。 「まっすぐ進むべし」ってなんだよ?と思いましたが、 小気味良く建物を乗り越えていくのを見て納得しました。 突込みどころは満載なんですがあえて一つ。 源氏さんの名脇役ぶりは良かったとは思うのですが事情通はまだしも、 当時最新鋭であろう機械を都合良く改変できたのは、 本当にご都合過ぎかなと思いました(野暮な話ですけど)。 小学生のときなどに江戸川乱歩の作品を読む機会はあったと思うのですが、 表紙の怖さもあってか手に取らなかったのはもったいなかったです。
[DVD(邦画)] 7点(2009-12-07 18:03:18)
17.  ルパン三世 バビロンの黄金伝説 《ネタバレ》 
確かに巨大な顔の上でのチェイスとか、 列車の中での本当に当たらない銃撃とか、 あんなに簡単に運べないだろう遺跡内での黄金の獅子像、 秘剣いなずま斬り、 そして河合奈保子の演技などなど、 ありえない内容があったりしますが、ジョークなんですよね。 すべてはマンハッタンジョークなんです(上手いこと言ったつもり)。 しかし前二作と違いお宝の争奪戦を中心に話が進むので、 ある意味もっともルパンらしい話とも言えます。 浮き出た裏文字のマンハッタン文書、 そして出土位置から割り出されたニューヨークに眠る バベルの塔のアイデアは感心しました。 細かいところでは遺跡侵入時に使用したゲイラカイトを脱出に利用したりする 伏線がなかなか良いです。 そしてフェイクだと思われたハマキ型爆弾が 本当に爆発したりするところもおもしろいです。 他にもパンチラから始まる五右衛門の淡い恋とか、 最後の塔の中での下着姿の不二子ちゃんもなかなかオツです。 そして地上に戻ったときのヘロヘロのルパンに対して、 お宝に心を馳せる不二子のたくましいのがまた良いです。 個人的には列車で銭形の鼻をくすぐるルパンの 「こちょこちょ…」が気に入ってます。
[DVD(邦画)] 7点(2009-02-02 17:36:26)
18.  あしたのジョー(1980) 《ネタバレ》 
以前は世界に挑戦する2が好きでした。 絵も綺麗だし、チャンピオンを追い込む様が格好よかった。 力石戦は所詮日本国内の話、そんなふうに思ってましたが、 最近あらためて1を見ると、こちらのほうがおもしろく感じてきました。  ジョーは力石に負けたことでボクサーになり、 力石もジョーを認めたからこそ限界を超えた減量の末に、 ジョーと同じリングに立つことを望んだ。 互いを認めたからこそのラストの試合へとつながったわけで、 これは2にはないものだと思いました。  そういえば「ねじりんぼう」と「パラシュート部隊」 という言葉を覚えたのもこの作品でした。 もとい「ノーガード戦法」と「クロスカウンター」を覚えたのがこの作品でした。  オープニングに流れる歌がまた格好良いです。
[DVD(邦画)] 7点(2008-12-25 18:13:26)
19.  虹男 《ネタバレ》 
この作品を知ったのはとある特撮特集本でした。 そこには「虹男」というタイトルと 怯える二人の女性、そこに襲い掛かろうとする 光(虹?)を纏った男というスチール写真が紹介されてました。 この度、機会がありこの作品を視聴することに。  特撮のカテゴリに含まれてましたので、 透明人間や蝿男のごとく科学技術により特殊な能力がそなわった 人物が出てくるのだろうか?と、想像し期待値は上がる一方。  しかし殺人事件を淡々と追う展開に、 これは20面相のような怪人が暗躍する話なのだろうか?と、 見続けるも、え?これで終わり?という結末。  内容もつまらないというわけではないけれど、 やはりタイトルと件の写真のインパクトが全てといっても過言ではない気がします。 評価は難しいですが映画史を彩る一作としては楽しめました(色んな意味で)。
[インターネット(邦画)] 6点(2018-09-12 19:44:55)
20.  涼宮ハルヒの消失 《ネタバレ》 
似て非なる世界にまぎれこんだきょんの胸中はいかほどのものか? 朝比奈さんと鶴屋さんのコンビに拒絶されるのは、 死にたくなるほどのダメージであったろうなと想像できる。 それゆえに集まるはずのない部室にSOS団の面々が揃う様はドラマチックだった。 おそらくエンターキーを押したあたりで、 夢オチなみにでも強引に終わらせておけば、満足できたような気がする。 そこからは説明が多かったり作業的な展開で退屈になる (小説で内容を知っていたせいもあるかもしれない)。 しかも後半の解決方法だとなにやら矛盾を生み出しているようで、 すっきりと終わった気がしないのが残念だった。
[DVD(邦画)] 6点(2011-04-05 17:24:00)
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