1. わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!
《ネタバレ》 今まで妻が娘と一緒に行ってくれてたプリキュア映画。 今回初めて僕と娘で行くことになった。 先着で子どもに配られるピカピカする指輪。 席に座りそこらで子どもがピカピカさせて、 なんでこんなん配るの!?と思いながら、 少し寝不足だし途中で寝るかぐらいの感じで見始めた。 結果、グッとくる場面もあり、 最後まで楽しんでしまった! よくある展開ではあるんだけど、テンポよく山場を何度も迎え、 先輩プリキュア達がピンチを助け、 観客の子どもたちに指輪の光で助けようと呼びかけ、 子ども達はキラキラした歓声を上げ、 最後は大円団となる。 なるほどよくできている。 どうりで最近テレビのプリキュアに先輩プリキュアが登場してたり、 来年のプリキュアは先輩プリキュアのパート2だったり、 あのキャラがついに!?といった映画を見た人が楽しめる展開があったり、 指輪も映画と繋がるアイテムだったり、多角的な伏線が仕込まれており、 子どものためにも興行的にも成功させるための、 エンターテインメントに仕上がっていた。 声優に起用されたジャルジャルも上手で、 良い意味で声優っぽくない感じがタヌキのキャラにハマっていた。 映画館には大人だけの観客も多く、 根強いプリキュア人気と、シリーズものを続ける素晴らしさを実感した。 作品を楽しむのはもちろんプリキュアの世界観に浸ることが、 子どもやファンにとって幸せな時間になる。そんな映画だった。 [映画館(邦画)] 8点(2024-09-25 21:33:32) |
2. 君たちはどう生きるか(2023)
《ネタバレ》 帰って宮崎駿の生い立ちをネットで見て あーなるほどと思ったけど、 この作品の主人公は宮崎駿自身なんでしょうね。 だから今回の主人公は男の子。 「風立ちぬ」では両親への想いが描かれ、 本作では自分自身の人生と向き合い、 口では説明のできない感覚・感情を映像の世界に昇華させた。 そんな感じなのかな!? 監督自身のコメントの 「おそらく、訳が分からなかったことでしょう。 私自身、訳が分からないところがありました」 というのは照れ隠しのような気もする。 映画の成功や評価より、 宮崎監督は自分の為にこの映画を作り、 完成した時点で満足なんじゃないかな。 壮大な自己満の世界なんだけど、 結局、映画でも音楽でも文学でもアートでも、 芸術と言われるものの多くはそこが原点。 賛否あるのはわかるし、すごく面白かったとも言えないんだけど、 ジブリの世界観はあったし、何よりジブリ作品を映画館で楽しめた。 僕は好きな作品でした。 [映画館(邦画)] 8点(2023-07-24 17:01:35) |
3. THE FIRST SLAM DUNK
スラムダンクのドンピシャ世代です。 マイケル・ジョーダンと宮城リョータに憧れる中高バスケ部野郎でした。 映画が始まった瞬間にあの頃に戻る感覚というか、 まさか、こんな歳を重ねてまたスラムダンクに興奮する日が来るなんて! スラムダンクを知らずともこの映像は素晴らしい体験になると思います。 本当に漫画がそのまま動いてるかのような表現は凄すぎるし、 バスケ経験者なら尚更この動き!この感じ!って絶対なるはず。 よくあの試合を遜色なく映像で動かせたなと驚嘆しました。 井上雄彦が漫画で描く人物描写は人間以上に人間らしく感じ、 豪快であり繊細であり、色っぽくもあり時にお茶目だったりする。 監督としてガッツリ参加された事、スタッフの方々の井上先生へのリスペクトが、 それらを映像表現として見事に昇華され、 素晴らしい作品に繋がったんだなと思います。 最初はリョータが軸のストーリーなん!?と思ったけど、 試合と回想で丁寧に緩急をつけ、納得の構成でした。 井上監督はスラムダンク連載後に、 小学校6年のリョータが主役の「ピアス」という短編を描いており、 沖縄の海が舞台だったことが、今回の映画を見て繋がってきます。 宮城という名前は本当に沖縄に多い名前ですし、 ちゃんとその頃からストーリーの構想があったんだと。 リョータの過去と山王戦の映像化を、 この映画のために温めていたかのように思えます。 映画のHPに、井上監督や関係者のインタビューが載っています。 特にプロデューサー松井俊之さんのインタビューをぜひ見てください。 それと映画をもっと知れる本 『THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE』もおすすめです。 井上監督のロングインタビューで語る数々のエピソードや心情は必見。 「ピアス」も収録されています。 商業的な成功ももちろん大切なこと。だけど、 まずは人々の思いから始まっていて、 その純度の高さがこれだけの映画を産み出したんだとわかります。 長い年月をかけて制作してくださったみなさんに本当に感謝します。 [映画館(邦画)] 9点(2023-01-05 23:30:06)(良:1票) |
4. サマーウォーズ
《ネタバレ》 田舎町の歴史ある家とインターネットの世界。 このアンバランスさが作品の魅力と思うし、 テンポもよくトータルで見ると面白い映画でしたね〜 が、みなさんいう通りツッコミどころが多々あるのも事実。 この映画の舞台はあくまで現実世界であって、ファンタジーではない。 アニメとはいえ、ありえないだろーということが現実世界に出てくるたびに、 ああ〜ってなっちゃう。 例えば、 OZに関する重要人物が同じ家に集まりすぎ! 突然ネット設備整いすぎ! 夏希がおじさんにイチャつきすぎ! などなど ご都合主義やハチャメチャ感をもう少し抑えたら、 もっと作品に引き込まれてたと思うけど、 エンターテインメント性を重視したところなのかな。 逆にジブリってファンタジーなのに、 どこか現実的にも感じて(全ての作品じゃないけど)、 世界観のまとめ方が上手だなーと改めて思いましたわ。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-08-10 16:32:22) |
5. 劇場版 鬼滅の刃 無限列車編
子どもと初日に見に行こうと思い、 ネット予約開始24時に合わせてPCからアクセス! が、2時間粘ってもサーバーパンクにより繋がらず、 全集中、予約の呼吸も歯が立たない! 焦るな俺!くそーっ眠い!だめだ、もう寝る!おやすみなさい! 朝だ!すぐにアクセスを試みるも全くだめ! なぜだ!なぜだ!集中が足りないのか!?呼吸が乱れているのか!? くそーっ!これはもう映画館に直接行って予約しかない! イオンの地下のエレベーター前、すでに10人ほどの鬼殺隊が! 4Fに上がるエレベーターの中で俺は思った。 子どもたちの為にも、これまでの努力を無駄にしてはいけない! 昨日の夜から俺は闘っているんだ! ここで負けるわけにはいかないんだ! エレベーターの扉が開く! 次の瞬間に俺は走り出した! 他の鬼殺隊(主婦)は早足程度のスタートだ。 周りの目を気にしてダッシュもできない様じゃ柱にはなれんぞ! 映画館に続く長い廊下を俺は走りきる! 猪突猛進!!猪突猛進!! いける!いける!いける! 見えた!券売機だ!! 予約一番乗りだ! 日付を間違うな! ベストな時間帯を考えろ! 完璧な座席を選べ! 全集中、予約の呼吸、壱の型、 劇場窓口で発券斬りぃぃぃいい!!!!! あ、映画めっちゃ面白かったです♪ [映画館(邦画)] 8点(2020-10-18 11:54:06)(笑:1票) (良:1票) |
6. ペンギン・ハイウェイ
《ネタバレ》 原作未読だけど、自分と同じ地元の作家が原作で、 しかも地元の風景が出るとのことで、地元に一番近い映画館で見ました。笑 確かに、あーあのイオンだ!とか、地元の電車やーん。とか、おーこれはあの喫茶店!ってのは、 地元民だけに楽しめました♪ しかし、しかーし、内容に関しては長いしよくわからんかった! 主人公のお父さんも何か謎の答えを知ってる風にも見えたけど、ん!?ちゃうのか!?とか。 リアリティに欠けたり、ところどころなんで!?って引っかかって、 ストーリーがスムーズに入ってこなかったなー。 お姉さんも最後消えるなら、最初この街にやって来るところから見せた方が、 ストーリー的によかったんじゃないかなー 全体的にポニョとかトトロ、千と千尋のような ジブリっぽい世界観があるのはいいんだけど、 ジブリのような見終わった感がなく、 いろんな謎が謎のまま終わってる気がして結局なんだったんだ!って感じ。 いや、分かる人には謎は全て解けていたのかもしれない!!??? けど俺はなんかすっきりしないんだー…笑 ってか海があるあの草原、グーグルマップ見たらわかるやろ!て思ってまう。 そこは森の木々に囲まれて上からも見えない場所にせんと〜 [映画館(邦画)] 6点(2018-09-30 01:12:37) |
7. カメラを止めるな!
期待し過ぎてもそれを超えてくると聞いてたのだが、 正直超えては来なかったな〜 とは言え面白い映画なのは確かですね〜 [映画館(邦画)] 8点(2018-08-15 01:47:15) |
8. 東京ゴッドファーザーズ
アニメですし非現実的なとこはあれど楽しめる作品でした。ギンとミユキの個々のストーリーはカタルシスが描かれていたけど、ハナちゃんはそこがちょいぼんやりしてたかな。でも3人のキャラのバランスは良い感じやったね。芸能人を声優に起用するアニメにありがちなんだけど、実際の演技が上手ゆえに抑揚つけたり、悲しくぼそぼそしゃべるシーンとか、けっこう何言ってるか聞き取りにくい!悲しいかなヘタクソな棒読みのほうが聞こえたりする。声優が本職の人の台詞はやっぱ聞きやすいと感じました。 [インターネット(邦画)] 7点(2017-02-24 01:23:43) |
9. 映画 聲の形
「君の名は。」よりも良い!と評判の良さを聞き、原作は未読で映画館で見ました。 映画見る時のその人の状態によって、評価ってけっこう変わると思うんですけど、感動して泣く気まんまんでしたが正直今の僕には合わなかった〜。考えさせられる映画ってやつだと思うんだけど、今の僕は考えさせられたくない状態ってのも大きいかな。 それでも映画にハマれば違ったと思うんだけど、え!?なんで?そこそうなる?みたいな、本当細かいとこですが気になる部分が多々あり、それがある度に映画から離れていってしまうような感覚でした。ストーリーがなめらかに感じられなかった。リアリティの荒さが気になってしまう映画とそうでない映画があると思うんですが、この映画は前者でした。日常生活の深い問題を描くが故、アニメとはいえ細かいリアリティが重要だと思うんです。比較してしまうと、「君の名は。」にも日常生活のリアリティに欠ける部分が多々あるんですが、SFやエンターテインメント要素がそれをカバーして、気にならずに楽しめたんです。 とは言え、全く面白くなかったわけではありませんし、グッと来る場面もありました。相当な反響のある原作という事ですし、機会があれば原作も読みたいなと。恐らく原作を知ってる方が楽しめると感じます。未読と既読で評価が分かれる作品と思いすねー [映画館(邦画)] 6点(2016-11-20 11:38:42)(良:1票) |
10. ジェイソン・ボーン
《ネタバレ》 待ってましたと三部作を見直してワクワクしながらIMAXにて鑑賞。突っ込みどころもあるし確かに三部作は超えてないと思う。が、やっぱりおもしろかった!リュック肩掛けでスタスタ歩き淡々とピンチを切り抜けるあの佇まい。死んだのか!?と思いきやパチッと目が開いて歩き出すタフさ。暗殺者との戦いで最後は銃でなく絞め落として殺すリアルさなど、ボーンが映画に帰ってきてくれただけでおじさんは嬉しいのです!それとラスベガスであのメインストリートを封鎖して撮ったカーアクションは一見の価値あり。ボーンファンには派手すぎて違和感は否めませんが、IMAX効果も相まってすごかったです。笑 最後はお決まりのエンディングの「エクストリーム・ウェイズ」でグッと来ますよねー。果たして続編はあるのか!?ないのか!?…。ちなみにスパイアクション物見て毎回思うのですが、CIAとかFBIが悪者過ぎる!笑。そんで世界中どこ行っても見つけられちゃう恐さったらないなー!実際も可能な技術なんでしょうね〜 [映画館(字幕)] 9点(2016-10-10 11:34:44) |