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コメント数 205
性別 男性

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1.  雨月物語 《ネタバレ》 
過去何度も観ているので今更書くこともないが、溝口監督の様式美の集大成的な映画です。内容的には他にも優れた作品を撮っておられるが、原作が古典なので内容が教示的でストーリーに深みが無いのは仕方がない。 只、京マチ子の妖艶な演技には圧倒される。同時期の羅生門でも似たような役柄を演じており、やはり強烈な印象を残している。 又、私の大好きな男優森雅之の存在がgoodです。やはりこの方が出ると作品に重厚感が感じられる。 日本映画に一番勢いがあった時代、まさに黄金期の傑作です。
[インターネット(邦画)] 9点(2023-12-19 11:11:11)
2.  ヤクザと家族 The Family 《ネタバレ》 
社会全体がヤクザを排除していく時代になり、そのファミリーの生きづらさをリアルに描いている。 堅気になるにしても、元反社のレッテルを剥がすのは簡単な事ではない。又、SNSによって個人情報が簡単に拡散する功罪にも踏み込んでいる。 主人公がヤクザの世界に足を踏み入れ、抗争を経て刑務所に収監、出所してからの戸惑い、終焉に至るまで、よく出来た脚本、演出である。 藤井監督の力量が感じられ、綾野剛も好演している。 只、最後の娘のシーンは不要かと思った。
[DVD(邦画)] 9点(2023-07-01 13:06:19)
3.  ヒポクラテスたち 《ネタバレ》 
ずっと昔に鑑賞し、又観たいと思いつつ何十年、、、。 大森監督が実体験を元に、上手いことエピソードをつないで見応えある作品に仕上げている。 当時、何と才能がある監督なんやと思ったもんですが、その後、しょうもない職業監督で終わってしまったのが残念。 この映画は、まだアマチュア映画出身らしい、斬新な演出、センスの良さが感じられる。 今観ると、役者さんがみんな若い!特に内藤剛志、柄本明など。そして、手塚治虫、北山修、鈴木清順など豪華ゲストが良い味を出している。 劇中、タバコを吸うシーンが多数出てくるが、当時は医者が喫煙は当たり前の時代で、今では病院で喫煙なんてあり得ない、そんな時代の変化を感じました。 ラストの蘭ちゃんの自殺は唐突感があるが、傑作青春映画だと思う。
[インターネット(邦画)] 9点(2020-05-20 04:07:25)
4.  泥の河 《ネタバレ》 
戦後10年、まだみんな戦争を引きずって生きている時代。 田村高廣のお父さんも戦争で死んでいった仲間たちに申し訳なく生きている。 そして日本がまだ貧乏だった時代。 社会の底辺で生きている姉弟と知り合った主人公の少年の心温まるふれあいと悲しい別れ・・・。 胸にじ~んと来るものがありました。 田村高廣は、どんな人にも優しく、一本筋が通ったお父さんを演じており、とても魅力的です。ほんと尊敬できる人間だと思います。 そんな父親をみて育った少年も、素直で純粋で心優しい良い子。それだけに、終盤、きっちゃんのお母さんが身を売る姿を見てしまったシーンはほんと痛々しかった。 主演の少年、姉弟たちの表情、特に目の演技がほんと素晴らしかった。ただし大阪弁はイントネーションは少しおかしかったかな。 それと余談ですが、少女のふろ場シーンは、今の時代だったら絶対アウトでしょうね。
[インターネット(邦画)] 9点(2020-05-09 18:31:01)(良:1票)
5.  はなれ瞽女おりん 《ネタバレ》 
ずっと前から観たかった作品ですが、今回ネット配信で鑑賞。 いゃ〜、良かったです! 宮川一夫のカメラワーク、日本海の荒々しい海の情景、美しい雪原、素晴らしいです。 岩下志麻さんは、「鬼畜」、「極道の妻たち」など気が強い、怖い女性役が多いのですが、この映画では、旅回りの盲目のはなれ瞽女役で、 男に身を任せないと生きていけない悲しい役をはかなげに演じきります。 原田芳雄も渋いこういう役、良いですね。途中、早く抱いてやれよとイライラしましたが(笑) 余りにも悲しい結末に涙ものです。 若かりし西田敏行(夜這い役)、小林薫がみれるのも嬉しい。
[インターネット(邦画)] 9点(2020-05-08 20:48:10)(良:1票)
6.  おかあさん(1952) 《ネタバレ》 
50年代のかわいい香川京子さん目的で鑑賞。 最後のウインクに悩殺されました。夏祭りのシーンでは美声も聞かせてくれます。 内容的にも心あたたまるストーリーでした。 加東大介がいい人なのに京子さんに誤解される役でお気の毒でした。
[インターネット(邦画)] 9点(2020-04-30 17:23:43)
7.  秋日和 《ネタバレ》 
小津安二郎の後期の作品好きなんですよね~。 昭和30年代の飲食店や家屋のシーン、人々の物の考え方など、風俗史的な価値があります。 内容的には、世間的には社会的地位のある同級生おじさん3人のアホな会話のやりとりが大変楽しい。 それに加えて娘の職場友達である岡田茉莉子の存在感が凄い!性格が男前でしっかり者に加え、友達思いの優しい性格でとてもチャーミング。 おじさん3人に啖呵を切るシーンとその後の実家のすし屋でのシーンは最高に楽しい。 主人公の母娘の存在はたえず周りに振り回される存在として描かれる。 母娘の別れ、ペーソスがテーマであるが、この時代の小津作品はどこかユーモアに基点を置いているのであまり湿っぽくないのが良い。 作品中終始流れるリズミカルな音楽も心地よい。
[インターネット(邦画)] 8点(2023-08-14 17:10:58)
8.  青空娘 《ネタバレ》 
なんて素敵な映画!若尾文子目当てで観たけれど思わぬ拾い物だった。 若尾が明るく無垢で前向きな役をさわやかに演じている。とても魅力的である。 若尾以外のキャストは今やほとんど鬼籍に入られていると思われるが、川崎敬三はじめ皆さん若い。 実のお母さんが先生の勤め先に居たなんて少々出来すぎ感はあるが、まあいいか! 川崎と菅原謙治の恋のさや当ても楽しかった。それと魚屋さんの格言も笑える。 最後に実のお父さんが少々哀れではあったが身から出た錆だからしょうがないか。
[インターネット(邦画)] 8点(2023-03-17 23:39:34)
9.  となりのトトロ
久しぶりに観たくなる あったかくて懐かしくて心が洗われるような映画 宮崎駿の映画はトトロの様に誰でも伝わりやすいタイプとメッセージ性の強いタイプに分かれるが、気楽に何回も観れるのは前者になる。 水彩画の様な美しい作画、魅力的なキャラクター、久石譲の素敵な音楽・・・これぞジブリの真骨頂。
[地上波(邦画)] 8点(2022-08-20 01:49:51)
10.  すばらしき世界
何とも皮肉なタイトルではある。 三上は直情型の性格で社会と適合できない元ヤクザ。 三上を支えてくれる支援者に対しても時に反発する。 そんな三上にも終盤希望の光がみえてくる・・・只その矢先に悲しい結末が。 何とも切ないラスト、やりきれなさが残る。 役所広司が怒りとおだやかな表情を使い分ける見事な名演技をみせる。 自分を捨てた母親を何かしら愛情のかけらを求めて探そうとする姿はほんと切ない。 受刑者の社会復帰という難しい問題を、元やくざを主人公に見事に表現した西川美和の手腕は見事である。
[インターネット(邦画)] 8点(2022-06-19 12:09:54)
11.  紅の豚 《ネタバレ》 
これって宮崎アニメで一番好きかもしれない。この時代をテーマにした目の付け所が凄い。 そして豚が主人公のハードボイルドという奇抜な発想!森山周一郎のマルコの声が渋くて最高。豚が普通にカッコよくみえるから不思議。 でも一番は、加藤登紀子のジーナが良いんですよね〜。この配役によって大人の映画として奥行きと魅力がよく出たと思います。 「あなたのお国よりちょっと人間関係が複雑なのよ」なんて粋なセリフが好き。 宮崎アニメお馴染みの元気で健気で芯の強い美少女(フィオ)も健在! 最後までマルコが何故豚になったのかは明かされないが、それも想像が膨らんで良いではないかと思える。 加藤登紀子のエンディング曲も心に染みる。
[地上波(邦画)] 8点(2022-01-16 12:30:59)
12.  切腹 《ネタバレ》 
最初から最後まで、重厚で緊張感漂う中、一切中だるみがない展開 「武士道」というものをこんな正面からリアルに描いた時代劇観たこと無い 只、最後の派手な大立ち回りはやはり時代劇なんですね 仲代達矢の演技が素晴らしく、恐らく数ある作品の中で最高傑作では? それと、仲代=東宝、丹波哲郎=東映のイメージなんですが、松竹映画なんですね。
[インターネット(邦画)] 8点(2021-09-26 01:55:56)
13.  祭りの準備 《ネタバレ》 
暴走する色狂いのオジー、挙句に自殺 夫に何度も浮気のされ近親相姦的に息子を溺愛する母親 どうしようも無く女にだらしない父親 ヒロポンで頭がおかしくなり日々男に身を委ねる女 自堕落な生活を送り、悪い遊びに誘う幼馴染のトシちゃん 男を知って突然色狂いに豹変する幼馴染の彼女  そら、閉塞感の中、こんな変な人たちに囲まれてたら、逃げ出したくなるわな! 鳥籠のメジロを逃すシーンが印象的。そして自分も東京へ。これぞ青春の旅立ち。 ラスト、殺人犯に成り下がったトシちゃんのバンザイ!が切なすぎる。 やっぱ、トシちゃん役の原田芳雄の演技が良かった。
[インターネット(邦画)] 8点(2021-09-17 22:32:38)
14.  約束(1972) 《ネタバレ》 
大好きな映画の一つです。 まるでフランス映画「男と女」を思わせる素敵なカメラワークに音楽。 冬の日本海の荒波、雪、海鳥・・・素晴らしいロケーション。 岸恵子35歳、なんとお美しい・・・上品でほのかな色気が漂う、ため息が出るほどいい女。 ラスト刑務所の門で別れ・・・今まで抑えていた感情を一気に吐き出すシーンが心に残ります。 この頃のヤンチャなショーケンも良いですね!何度も出てくる、手を振りながらの走るシーンが印象的。 今の若い映像作家たちにぜひ見てほしい映画です。
[インターネット(邦画)] 8点(2021-09-03 23:15:52)
15.  花束みたいな恋をした 《ネタバレ》 
坂本裕二さんのファンなので観ました。 前半二人が出会いから付き合い始め迄は、自分が体験しているかの如く幸せな気分になりました。 お互いの趣味や感性が合えば、付き合う上で最高ですよね。 でも、就職をし、お互い生活環境が変わるうちに価値観に違いが生まれ、ギクシャクし始めるというよくあるパターン。 世の中、そこで折り合いを付け結婚するケースが多いのだが、劇中では、彼女が妥協出来ず、別れてしまう。 後半、上手くいかない二人に切なくなりますが、最後は、今時らしく、明るく爽やかに別れていきます。 脚本がしっかりしているので、安心して最後まで観れます。坂本氏には、年1作ぐらいは映画の脚本を書いて欲しいですね。
[DVD(邦画)] 8点(2021-07-24 17:13:54)
16.  さらば映画の友よ インディアンサマー
映画好きならたまらないツボをついた青春映画。過去に見逃していた隠れた名作。 川谷拓三が準主役で映画をこよなく愛するオッサンを演じいい味を出している!役になりきって映画のセリフを喋るシーンが多いが「雨に唄えば」のダンスシーンは特に秀逸。彼自身ほんとに映画を愛しているのが伝わってくる。 脇を固める役者も渋いところを揃えており、デビュー間もない浅野温子も瑞々しい。 場末の2番館で余韻に浸りながら観たい映画である。
[インターネット(邦画)] 8点(2021-06-20 00:05:10)
17.  西鶴一代女 《ネタバレ》 
男尊女卑の時代に、自分の意思を貫いたが為に転落していく一人の女性をこれでもかというぐらい描ききる。ある意味観ていて辛い映画。 只、冒頭、三船の下男に惚れていく過程がわからないのは残念。 田中絹代が迫真の演技を見せるが、若い時代は、年齢的にちょっと辛い。 三船のちょい役がもったいない。これは、溝口監督が大映でなく、東宝で撮ったから実現したのだろうか。
[インターネット(邦画)] 8点(2021-03-10 19:41:36)
18.  孤狼の血
久しぶりに骨太の男臭い映画を観た。 何と言っても役所広司の演技力が素晴らしい。今や日本映画界にとって無くてはならない存在でしょう。 最後のエピソードはやり過ぎの感あり、それはダメでしょ(笑) 松坂桃李も評価が高い「新聞記者」より存在感があった。 「仁義なき戦い」のオマージュ的な意味もあって、懐かしい感覚を思い出した。 放送禁止用語がバンバン出てきたし(笑) このエグい内容で原作者は女性なんですね、驚きです。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2021-01-24 17:59:12)(良:1票)
19.  洲崎パラダイス 赤信号 《ネタバレ》 
YouTubeの日活公認、無料放送でみた。ずっと見たかったので、ラッキーでした。 男女の人情のもつれを描いた中々味のある良い映画ですね。 主役の二人はどうしようもない浮草人生を別離をきっかけに抜け出しそうになるのですが、結局元のもくあみに。 人生ってなかなかうまく行かないもんですねぇ。 終盤、刃傷沙汰があり、てっきり主役の二人かと思いきや、意外な人物でした。 ラストの不思議な明るさは何だったんでしょうか?でも暗い雰囲気で終わるより良かったかな。 新珠三千代はいい女優さんですね、好きになりました。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-05-30 18:30:03)
20.  赤線地帯 《ネタバレ》 
2度目の鑑賞。 社会の底辺に生きる女性たち、みな悲しい過去をかかえており、役者さんが皆それぞれのキャラを好演している。 中でも、当時のトップスターの京マチ子や若尾文子が、けがれ役に果敢に挑戦していることが素晴らしい。 監督が溝口健二だから出演依頼受けたんでしょうね。 言いたい放題の京マチ子はきっぷが良くて小気味いい。「八頭身や!」には笑った。 かわいい系の若尾文子が実は一番したたかで、怖い女。この美貌にかかったら男はみんなイチコロやろ(泣) その他、息子に捨てられる女性が、悲しさで気が狂うシーンはみていて一番つらかった。 怪談映画のようなおどろおどろしいテーマ曲も印象的でした。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-05-25 23:02:22)(良:2票)
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