1. ハイヒール(1991)
《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督によるサスペンス・ドラマ。主題は母娘の愛。大好きな母に捨てられた幼い頃のアタシ。やがて成長して何だかフェリシティ・ジョーンズみてえになり、母の真似をするために母の愛人と結婚。それで上手くいくはずもなく、冷めた愛。そこで、鉄棒みたいなんにぶら下がりながらオカマと久々のイッパ~ツ。そして妊娠。オカマとカマしてんじゃねえよ。夫を殺害。その罪を被ろうとする臨死の母。命を懸けた娘への愛情。不倫に殺人、どうしようもないアタシをかばって逝く母。この愛情だけは本物だ。 [DVD(字幕)] 6点(2025-04-19 01:20:37)★《新規》★ |
2. バッド・エデュケーション(2004)
《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督によるキョーレツな半自伝的同性愛ドラマ。2人のイケメン…監督と俳優が学生時代の親友。それは良いんだけど、オーディションと銘打ったおフタリの露骨な同性愛シーン。フジテレビ顔負けやな。さらには同級生の弟と神父と名乗るハゲたおっさんがまぐわいを致す。ストーリーなんてあったもんじゃねえ。ケバい同性愛シーンの数々に意識を持っていかれちまったわ。濃ゆい性愛ドラマの巨匠、ある意味壮絶な人生。男同士でヤってんじゃねえよ。何と生涯ワースト4入りの超駄作。 [DVD(字幕)] 4点(2025-04-16 02:57:48)《新規》 |
3. 恍惚(2003)
《ネタバレ》 官能的ラブストーリー。ナタリーちゃんは魔性の女。でっち上げの作り話で奥様を洗脳し、嫉妬心を燃え上がらせて浮気を誘発させちまう。良く言うと、奥様の中の女を目覚めさせる。奥様の依頼で不倫調査のスパイとして夫に近づくが、肉体関係は一切なし。それどころか、劇中に濡れ場を一度も登場させずにお話と妄想だけで奥様も、さらには観衆さえもソノ気にさせる演出はごリッパやね。だけども、もちろん今夜のオカズにはそれだけで十分事足りるよな。良作。 [DVD(字幕)] 7点(2025-04-15 04:02:22)《新規》 |
4. アタメ
《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督による、イッパツ含む官能的なラブコメ。食い繋ぐために凶暴癖のフリをして、入退院を繰り返した天涯孤独なオイラ。一方的に求婚してポルノ女優のアタシをとりあえず縛りつける。なんだかんだ言って、縛り縛られるのがお好きなオイラとアタシ。粗野だけど純朴なオイラの愛を受け入れて、思わずイッパツを許しちゃうアタシ。前半はかなり冗長だけど、中盤の濡れ場シーン以降は物語が成立していた。まだ若きアントニオ・バンデラスがオイラを熱演。 [DVD(字幕)] 6点(2025-03-09 02:02:39) |
5. ザ・ルーム・ネクスト・ドア
《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督による、死に際した人の心境に迫るドラマ。重い病に罹り、近くに森の家を借りて安楽死を決意したアタシ。無二の親友を隣の部屋に住まわせて、最期を看取る役目を依頼。コトが終わるまでわずか数日なのだが、二人の濃密な時間がゆったりと描かれる。中盤に一度なんちゃってがあったので、終盤のガチの際はより大きくこみ上げるものがあった。最終盤に現れたアタシの娘があまりにアタシにクリソツ…実は一人二役、さらりと名演のティルダ・スウィントン。良作。 [映画館(字幕)] 7点(2025-02-14 20:56:27) |
6. パラレル・マザーズ
《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督によるヒューマン・ドラマ。今作の主題は産後の取り違え。母親同士は約30歳の差。それでも同居し、互いに尊重し合う。どちらの子も望まれて誕生したわけではないのだが、母親としては子は宝。それはよく伝わってきた。副題としてスペイン内戦の傷痕が描かれるが主題との関連が見られない。その点を差し引いて、母子の尊厳を掘り下げるドラマとしては上出来。良作。 [インターネット(字幕)] 7点(2025-02-12 00:13:26) |
7. アイム・ソー・エキサイテッド!
《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督によるシチュエーション・コメディ。わずか90分、ほとんど航空機の中で下ネタトーク連発。たまらず、航空機の中でイッパ~ツ。あれで処女卒業かよ。内容は、中身も後味もあったもんじゃねえ。駄作。 [DVD(字幕)] 5点(2025-02-08 23:51:41) |
8. キカ
《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督によるサスペンス、ラブストーリー。みんなまともな顔して実はエロエロ。むっつりなヘンタイばかりが登場。特筆すべきは誰よりも、脱獄囚にして強姦男。脱獄してきて帰宅、いきなりモアイ像みてえなアネキを縛り上げる。あんまり麗しくない今作のヒロイン、キカを襲ってイッパ~ツ。2回イッて3回目は結局お一人様かよ。内容は、中身も後味もあったもんじゃねえよな。 [DVD(字幕)] 6点(2025-02-08 03:43:19) |
9. 神経衰弱ぎりぎりの女たち
《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督の出世作。ラブコメ。出っ歯にモアイ像みたいなん…しかしまあ、この作品に出て来るオンナたちはブサイクばかりだよね。ほとんど入り込めなかった。駄作。 [インターネット(字幕)] 5点(2025-02-07 01:37:03) |
10. コヴェナント 約束の救出
《ネタバレ》 戦争ドラマ。アフガニスタンの戦場で深手を負い、粗暴なアイツのフンバリにより命を救われたオイラ。渡米できず家族ともども取り残されたアイツ。ここで見殺したらオトコじゃねえ。今度はオイラがアイツを助ける番だ。恩義に報いる。命を救われ救う。芽生える男の友情と絆。大作ではないが熱すぎる良作。 [映画館(字幕)] 7点(2024-12-08 04:08:09) |
11. ブレット・トレイン
《ネタバレ》 1800本レビュー到達。東京発京都行の列車内のみで繰り広げられるアクション・コメディ。ブラピ主演。他にも豪華キャストがノンクレジット出演しているが、ドタバタやっているだけで中身が無く入り込めず。駄作。 [DVD(字幕)] 5点(2023-10-15 06:55:18) |
12. ゴールデン・リバー
《ネタバレ》 静かな雰囲気の西部劇。金に目がくらみ、ぶつかり合う漢たち。ほとんど印象に残らなかった。駄作。 [DVD(字幕)] 5点(2021-02-07 02:00:45) |
13. ペイン・アンド・グローリー
《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督による人生讃歌。老いた映画監督に走る脊髄の痛み。すっかり覇気を無くしたオイラ。少年時代が並行して描かれ、アルモドバル版「ニュー・シネマ・パラダイス」という宣伝文句だけど、麻薬漬けや同性愛に何だか興ざめ。当然、あの名作には遥かに及ばねえ。 [映画館(字幕)] 6点(2020-08-22 05:10:56) |
14. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
《ネタバレ》 レイプ犯で死刑囚のデビッド・ゲイルに対して、処刑4日前から女性記者が弾丸レポート。ムショのガラス越しから語られる真相。濃厚なサスペンスドラマを通じて死刑制度の賛否を問う。 [DVD(字幕)] 6点(2019-11-10 20:34:22) |
15. オール・アバウト・マイ・マザー
《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督によるオンナとゲイのドラマ。ゲイに不倫…申し訳ないんだけど、おいらには到底受け入れられねえぜ。お父ちゃんヘンタイじゃん。駄作。 [DVD(字幕)] 5点(2019-09-08 05:23:36) |
16. ジュリエッタ
《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督による母娘の愛憎を描いたドラマ。夫を事故で亡くし、悲しみに暮れ、鬱になったアタシを見たアナタは姿をくらます。アタシの戸惑いにアナタが気付いたのは、皮肉にもアナタが愛息を亡くした時。深いですね。 [DVD(字幕)] 6点(2019-08-14 00:01:40) |
17. 抱擁のかけら
《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督による濃ゆいラブ・ロマンス。2008年と1994年を行ったり来たり。独特の愛のカタチを描くがあまり引き込まれなかった。 [DVD(字幕)] 6点(2019-08-12 03:11:19) |
18. アンジェリカの微笑み
《ネタバレ》 「アンジェ―リカ!」。カメラが友の孤独な写真家のおいらに向かって、ニッコリ微笑みかけてきたのは彼女のご遺体。心奪われたおいらは、彼女の亡霊を見ていきなり叫んで走り出す。周りからは奇人にしか見えねえぞ。そして突然ぶっ倒れ、愛しの彼女の亡霊に魂抜き取られて死んじゃった…。こんなんだけど101歳監督渾身の一作。 [DVD(字幕)] 6点(2019-07-15 23:54:41) |
19. ジェイソン・ボーン
《ネタバレ》 孤独な反権力ヒーロー復活。自分探しの旅、孤立無援の戦い。カーチェイスや格闘、今作も生死を懸けたガチのオニゴッコが中心。オニ役は名優トミー・リー・ジョーンズ。前作のラストで微笑むヒロインは随分と年を取られたようだ。序盤で呆気なく死亡。シメは心地よい王道テーマ曲。 [映画館(字幕)] 6点(2016-11-12 22:58:51) |
20. エクソダス:神と王
《ネタバレ》 ナマイキなクソガキの姿をした神サマ。そのアリガタ~イ啓示を受け、40万もの民を導く神の使い・モーゼの旅を描いた歴史スペクタクル・ファンタジー。その実態は奴隷400年のヘブライ人が持つ怒りを伝える地獄よりの使者。紅海センター分けのシーンは最新CGで自然な形で再現、ただし揺り返し波がものすんげー。尺が長く、肝心の中身は全体的にかったるい。 [映画館(字幕)] 6点(2015-04-12 22:21:07) |