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1.  赤い闇 スターリンの冷たい大地で 《ネタバレ》 
ロシアの国家的蛮行は世界史上多々存在しますが、この作品のテーマはあのホロドモールです。その時点で十分な価値と意義があります。ただし、ウクライナでの描写は意外に尺が短く、むしろ「何も知らなかった一記者が、実際に現地に至るまでの過程」と、「それを報道しようとしても誰も相手にしない状況」の方にウェイトが置かれています。しかし、そうであるからこそ、自分たちとも地続きであることも実感させてくれます。また、ウクライナ部分の時間は短いとはいえ、あの「肉のシーン」や子供たちの歌、さらに何気なく当たり前に展開されている飢餓光景など、胸の奥にずしりと残るほどの重みが凝縮されています。
[DVD(字幕)] 7点(2023-01-19 00:54:51)
2.  RV 《ネタバレ》 
久々に、腹が立つほどつまらない作品。そもそも、設定の前提として、本当はちゃんとしたお父さんが家族に誤解されたり嫌われたりするからこそおかしさが発生するのであって、この主人公は本当にただダメ男であるだけだから、コメディとして成立していない。子供2人もただ小生意気なだけで、ラストもとってつけた感じ。ウ○コネタであそこまで引っ張るってのも、発想の貧困さしか感じさせない。しかし、ロビン・ウィリアムスが06年にもなってこんなしょうもない作品に出ているとは・・・。
[DVD(字幕)] 1点(2022-11-27 22:44:10)
3.  アガサ・クリスティー ねじれた家
こういう「ちょっと変な人たちが集まった不気味な大家族」系のものって、しっかりキャスティングして各キャラの個性を際立たせていないと、ただ集まっただけの設定のための設定になってしまうんですよね。で、これもやっぱりそのまんまでした。家族側と探偵側の双方がしょぼくて、互いに収縮しています。サスペンスないしミステリーとしても平坦で、日本のかつての2時間ドラマでもこれより上の作品はいくらでもあったと思いますが。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-11-15 21:26:53)
4.  アルフィー(1966)
主人公がいろんな女性を渡り歩く、という一言でまとめられる作品。ただその場合、相応に各女性に個性があったり、それに基づいて関係性の違いなども際立たせたりしてくれないと面白みがないのですが、およそその辺は考えられていません。マイケル・ケインの最後まで突っ走るテンションはなかなかですが、結局は役者頼みでした。そういえば、若い頃のマイケル・ケインは誰かに似ていると思ったのですが、若い頃の渡瀬恒彦ですね。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-08-05 02:24:28)
5.  アメイジング・グレイス
力は入っているはずなのに、どうも演出不足というか、似たような表情の人たちが似たような演技をしているばかりで、ドラマを感じない。例えば会議場での議論という場面でも、やり方一つでいくらでもスリリングにできるというのは、幾多の先例が示していると思うのだが・・・。●しかしそうなってしまったのは、やはり、主演の彼の演技力不足が大きいですね。しかも相方にベネちゃんを当ててしまっては、ますますそれが見えてしまいます。●それと、この内容だったら、タイトルにも出ているこの曲は、あまり関係ない、というか、あってもなくても多勢に影響がないのでは?
[DVD(字幕)] 5点(2022-03-13 02:37:13)
6.  アバウト・タイム 愛おしい時間について 《ネタバレ》 
主人公がタイムトラベルをいろいろいじり始めたところで、気がつけば、レイチェル・マクアダムスが別の男とくっついている。これではいかんと即座に修正して、ちゃっかり自分に出会いを向けている。厳密にいえば、これは恋愛競争としては「卑怯なやり方」なのだが、リチャード・カーティスはそんなことは気にせず、話をどんどん先に向けていく。彼は主人公には何としてもハッピーになってもらいたいのだし、これはみんなが夢想する「あんなことができたらなあ」の具現化なのだから、作品としてはそれが正解なのだ。そして、いろいろあったけど結びついてハッピー、で収束するかと思いきや、さらに後半は話を飛翔させて、人生全般の次元まで包み込んでしまう着実さ。
[映画館(字幕)] 8点(2021-06-24 01:39:11)(良:1票)
7.  アラビアのロレンス 完全版
しかし長かった・・・。独特の映像感覚が乱舞する前半はまだ惹かれる要素がありましたが、後半は、何をどうつなぎたかったのかも不明な内容です。この辺で、ロレンスが前半の飄々とした人格からだんだん歪んできて・・・とかなっていたら、前半の広大映像もさらに別な方に生きてくるわけですが、その辺も何か中途半端でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-08-07 23:34:27)
8.  アレックス・ライダー
サラ・ボルジャーってどんな人かと思ったら、「イン・アメリカ」の子役のお姉ちゃんの方だったんですねー。とても可愛らしく成長していました。ソフィー・オコネドーのこういう胡散臭そうな役というのも、結構新鮮かも。アリシア・シルヴァーストーンは大分老けましたね。あ、内容的には特筆すべき点はないです。
[DVD(字幕)] 3点(2020-03-19 00:43:47)
9.  アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル 《ネタバレ》 
通常の演技部分に加え、インタビュー(と見せかけたこれも演技)パートが加わり、さらには元々の演技部分でも演者がカメラに語りかけるメタ構成。これだけあれこれいじくれば、普通は何じゃそりゃとなるところだが、不思議に違和感がない。それは、ある登場人物の台詞でも「ここに出てくるのは馬鹿ばっかり」とあるとおり、主要キャストがことごとく馬鹿、それも突き抜けた馬鹿ばかりだからです。再三繰り返される「自分のせいではない」というフレーズが、全員の根底において見事に一貫しています。そりゃ、こういう構成でもとってキャラクターを押さえ込まなければ、どこまでも暴走して収拾がつかなくなっただろうということなのですね。
[DVD(字幕)] 6点(2020-01-20 00:00:19)
10.  赤い航路 《ネタバレ》 
ポランスキーがいかに映画的な意味で変態かがよく分かる作品。ごく普通の船上客の夫が、変なオッサンの自分語りを延々と聞かされるという構成なのだが、その構成自体もその内容も制作側の変態ぶりが堂に入っていて、潔さすら感じさせる。しかし、昔話が展開していくうちにいろいろ変化してきて・・・という流れを期待していたのに、結局終末近くまでそのまま聞かされるだけで、あまり奥行きが感じられないし、また例えばK・S・トーマス扮する真面目そうな妻こそが一番の鍵になりそうなのに、そこにもアプローチできていない(最後にいきなり一線は越えますが、それまで何も変化がないので、妙に唐突です)。何か、せっかく設定はいい感じなのに、いろいろバランスが悪くてもったいないまとまり方でした。
[DVD(字幕)] 5点(2019-11-27 00:30:59)
11.  アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場
設定は斬新だし、あえて会議室の中だけですべてが完結してしまうという皮肉な構造に的を絞った意図も分かるのだが・・・筋は一本であるにもかかわらず、意外なほどにスリリングさがない。まず、前提としてその集団を何でそこまでしてこの人たちが殲滅しなければならないのかという理由付けがきちんと描かれていないので、現実の必要性と理想との衝突というドラマが生まれてこない(ただ会議室でああだこうだ言っているだけに見えてしまう)。ターゲットの情報捕捉やそのための機器の駆使のテクニカルな部分の描写も甘め(画像があれこれ出てくる程度)。ヘレン・ミレンのイケイケ軍人というキャスティングも逆の効果を狙ったんだろうけど、どうやっても気品と落ち着きが滲んでいて、やっぱり合ってないんだよなあ。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-01-22 02:18:54)
12.  アンコール!! 《ネタバレ》 
導入部で「そんなにサクサク進んで大丈夫か?」と思っていたら、そのまま最後まで行ってしまいました。ただ立っているだけでも存在感ありまくりのテレンス・スタンプと、年はとっても演技にいささかの衰えもないレッドグレーヴの個人技で何とか助かっていますが、レッドグレーヴが途中で退場してからは、話の保たせようもなくて、脚本が息切れしかかっています。象徴的なのは最後の"Love Shack"の見せ方で、あの曲は、似たようなメロディが少しずつ変わっていくのを、延々続く男女コーラスのかけ合いで聴かせるところが面白いのに、あんなにずたずたに切ったショート・バージョンでは、意味がありません。またそもそも、作品のテーマからすれば、スタンプと他のメンバーが団結して一体化したステージを見せる、なら分かりますが、スタンプ1人がスポットを浴びてソロを歌ってめでたしめでたしって、そこからしても意味がありません。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-07-30 04:09:00)
13.  アンナ・カレーニナ(2012)
何かこう、演出も脚本も含めて、すべてがどうにも中途半端というか・・・ただやっぱり一番気になるのはキャスティングで、キーラ・ナイトレイは10年前だったらキティ役がぴったりだったろうし、逆にアンナの情念爆発暴走ぶりには合っていない。ジュード・ロウも、10年前だったらヴロンスキー側がぴったりだったのに、カレーニンの重厚さには及んでいない(うまく歳がとれていないように感じる)。超有名な原作があって骨はできているんだから、キャスティングはとても大事だったと思うのですが。その他の人達についても、いい俳優を揃えていながら、使い方が合っていないため、さしたる見せ場なし。もったいない。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-03-12 22:24:49)
14.  赤い靴(1948) 《ネタバレ》 
前半は何とも退屈で、まあそんなもんかと思いながら見ていたのですが、延々と続くバレエシーンで「え?もしかして凄いことしてる?」となり、そこから後は前半とは別のようにドラマが動いていました。とはいえ、結局はバレエそのものの力と、主演の彼女の長身の美しさ(下半身の安定したしなやかさも素晴らしい)に多くを負っている気は、しなくもないですが。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-12-30 20:22:07)
15.  あなたを抱きしめる日まで 《ネタバレ》 
この設定で主演がジュディ・デンチとかだったら、それだけで期待が高まってしまうのですが・・・導入部からしてえらく説明的で、しかも拙速に進行してしまうし、その後も、頭で考えた以上のドラマが特にあるわけではない。ラストに元の修道院に戻っていく展開はなかなかでしたが、そこもほとんどそれだけで終わってしまいました。もっと、プロセスの描写においてはいろいろとできたと思うのですが・・・。
[DVD(字幕)] 5点(2016-03-25 21:21:45)
16.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 
ランジェラとブルーノ・ガンツの対決シーンに象徴されるように、ところどころやたら出来が良い一方で、相も変わらぬ無意味なカー・チェイスとか、相も変わらぬ無駄な肉弾戦とか、どうみても足を引っ張っている部分も存在する。いろいろ削って100分以内くらいにしていたら、もっとすっきりしたのでは?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-09-02 01:30:35)
17.  愛情は深い海の如く(2011)
レイチェル・ワイズ主演の不倫ロマンスものなんて、それだけで期待が高まるのですが、がっかりするような内容でした。台詞を必要最低限にしているのは、もしかしたら原作の戯曲との違いを設けたのかもしれませんが、そうだとすればそれが裏目に出ている。つまり、登場人物は会話ともつぶやきともつかない発言をぼそぼそしているだけで、しかも各シーンは役者が演技力を発揮する前に容赦なくブツ切りにされて次に行っているのです。設定から来るはずの背徳感も焦燥感もあったものではありません。これは残念だな・・・。
[DVD(字幕)] 3点(2014-01-06 00:48:02)
18.  あの日の指輪を待つきみへ 《ネタバレ》 
戦中の恋愛沙汰の描写やキャラ設定が何とも凡庸なので、せっかくマクレーン・プラマー・ボスルスウェイトという豪華メンバーを投入していながら、50年を経た歴史の重みというものがまったく出てきていない。指輪が掘り起こされて届け出されるという設定だけによりかかって、そこから先のことがあまり考えられていないのです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-07-28 03:17:38)
19.  アナザー・カントリー
映像の雰囲気は良い感じで、学院全体の何となくじめっとした空気がよく表されていると思うが、冒頭でスパイ云々と言った割には中身はほとんど関連性がなく、そもそも話自体が平坦で単調だったりする。
[DVD(字幕)] 5点(2013-02-22 22:46:39)
20.  あの胸にもういちど 《ネタバレ》 
ひたすら、バイクで疾走するマリアンヌをいかに格好良く撮るかということだけにこだわった作品。その徹底ぶりはそれはそれで潔いが、それ以外の要素がきっぱり無視されているのも、やはり困る。回想と現実の出し方をもうちょっと整理するだけで、それなりの内容にはなったと思うのだが。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-08-03 02:02:04)
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