21. ジュディ 虹の彼方に
ジュディ・ガーランド物語という事で鑑賞。最晩年の姿をレネー・ゼルウィガーが好演しています。回想シーンでダンスパフォーマンスが皆無だったのが物足りません。あの当代随一の姿を再現出来はしないのでしょう。本人の性格もあるのでしょうが、少女時代から撮影の為にと各種クスリ漬けにしたMGMの遣り口に改めて憤る次第です。 [DVD(字幕)] 6点(2020-09-21 19:23:40) |
22. シーウルフ(1980)
実話に基づいた戦争冒険活劇。当時53歳ロジャー・ムーアが一番の若造という18名のお爺様達。損得抜きで馳せ参じる心意気には胸熱。緊迫感皆無の緩い物語でしたが、老優の奮闘模様を楽しく観ることが出来ました。 [DVD(字幕)] 6点(2020-01-28 00:27:48)(良:1票) |
23. ジェーン・ドウの解剖
何がジェーンに起こったか? 「白い巨塔」大河内教授による執刀シーンが浮かんだ丹念な解剖模様に、その答えを知りたいと興味津々。ホラー色が出てきてからは気分は冷めて行き、結末にとどめを刺される。「クルーシブル」じゃあるまいに安易な答えにガックリ。 [DVD(字幕)] 6点(2019-04-29 18:07:29) |
24. ジェントルメン(2019)
欲の皮が突っ張った男達のクライムアクション。今風というのか映像も台詞もスタイリッシュ。ヒュー・グラントがらしさを存分に発揮しての狂言回し役でのこれ以上無いゲスさが特筆もの。辛抱強く相手をしているチャーリー・ハナムの胸中「このゲスが」が透けて見える落ち着き振りが見応えあり。展開がめまぐるし過ぎて感慨湧かず。まぁ、感慨を求める作品ではないのでしょうね。 その昔アル様と共演した男前コリン・ファレルがうちの町内会で見かけるオッチャンと同じ様な姿なのが何か寂しい。ヘアメイク、スタイリストは一体何を(怒) [インターネット(字幕)] 5点(2023-06-07 15:30:31)(良:1票) |
25. ジョーンの秘密
《ネタバレ》 ジョーンには共感できません。原爆機密をソ連に引き渡す事への大義名分を並べても一番大事な人を裏切り、あまつさえ、引っ立てられるのを黙って見送る姿に人間のクズ確定。息子の胸中に思いが至ります。刺激的な史実でありながら、盛り上がりるところ無く、お目当てジュディ・デンチの持ち腐れ感があった残念な凡作。 [インターネット(字幕)] 5点(2021-11-02 15:35:19) |
26. ジャッカル
車の塗装、試射のカボチャ、電話の盗聴シーンに「ジャッカルの日」が思い浮かびました。本サイトで名作のリメイクと知り唖然茫然としているところです。これでリメイクを名乗るなどド厚かましいにも程があります。しかし(知らずに)、別物として観た感想はそこそこ楽しめました。ギア、ウイルスと苦手な二人も嫌悪感が少なく、シドニー・ポワチエ、ダイアン・ヴェノーラがいい味を出していました。大統領夫人襲撃からはグダグダな展開で一流の暗殺者のカケラもない姿はお粗末ですが、B級アクションものとして良しとします。 [DVD(字幕)] 5点(2012-05-27 18:33:33) |
27. シャンプー台のむこうに
《ネタバレ》 アラン・リックマンが寡黙で情けない床屋さんを好演していた。「せめて男と駆け落ちしてほしかった」という台詞には同情させられる。だからシェリーが病気の事をサンドラには隠してフィルとブライアンに打ち明けたのにはムカついた。 ライバルチームや市長、選手権の展開の描かれ方は『ポケモン』をみているようで気楽に見れた。フィルの足裏のタトゥーを見て、「ガラスを撃て」と言ったハンスグルーバー役を思い出してしまった。 5点(2003-12-21 00:23:30) |
28. ショーン・オブ・ザ・デッド
サイモン・ペッグ出演以外の知識無く鑑賞。ゾンビを認識するまでは何となく笑えたのですが、以降はコメディ、シリアス、ホラー共に突き抜けたもの無く退屈で寝落ちとの闘い。沢山出てきたゾンビの中でサッカー少年とビル・ナイにドッキリ。私は本作の客では無かったようです。 [DVD(字幕)] 4点(2023-08-02 01:03:48) |
29. シンデレラ(1976)
始まって早くにリチャード・チェンバレンが歌い出したのには「うわぁ・・・ミュージカルとは知らなんだ、えらいもん借りてしもた」激しく動揺。全てのシーンでの衣装、歌、ダンスの安い作りにテンション上がらず。ストーリーの味付け部分と言える政略結婚要素も安っぽい。ステップマザーを演じるマーガレット・ロックウッド(60歳)の往年の美しき悪女ぶりが健在だったところに点数の全てを。 [DVD(字幕)] 4点(2021-06-27 00:02:56) |
30. 上海の伯爵夫人
思わせぶりなナルシストでヘタレ。私が嫌うレイフ・ファインズの負のオーラが満載。ストーリーまで思わせぶりで何の余韻も残らない愚作。 [DVD(字幕)] 4点(2017-12-09 01:12:58) |
31. シャイニング(1980)
《ネタバレ》 シェリー・デュバルがとてつもなく怖かった。ニコルソンはミスキャストでは。もっと善良で線の細い人を起用するべきでは。母と子がハロランが乗ってきた雪上車で逃げたのには拍子抜けしてしまった。 4点(2003-12-11 15:54:25) |
32. シンドバッド虎の目大冒険
《ネタバレ》 ジェーン・シーモア出演以外の知識無く鑑賞。お綺麗ですが他作での神々しいまでの美は感じられず。その他全員揃いも揃っての大根芝居が特撮怪物話の添え物だとしてもお寒い限り。黙々と主人に仕えた挙げ句に使い捨てカイロ扱いされたミナトンの存在感たるや。足下にも及ばない大物二世役者のペラッペラぶりを改めて思わされるところです。 [DVD(字幕)] 3点(2022-02-24 16:10:30) |
33. 地獄のアパッチ
《ネタバレ》 当たりはずれの落差が大きいフィリップ・ヨーダン脚本で大ハズレ(泣)な本作。「バラのつぼみ」もとい「四月の朝」の謎に迫る物語ですが、筋が追えない(疲)、結末は口アングリ(呆) お目当てリー・ヴァン・クリーフは髭無し、髪有り(カツラ)、パンツ一丁の裸体(結構ムキムキ)、オープニング&エンディングにおけるラップのような歌唱(微妙)、ベッドシーン(ぎこちない)と激レアなお姿で、先住民で北軍大尉という役柄にも哀愁が微塵も感じられなくガックリ(憔) 本サイトの基準にピタリと当てはまる作品でした。 [DVD(字幕)] 3点(2021-01-25 02:38:18) |
34. ジンギス・カン(1965)
《ネタバレ》 欧米人が演じる違和感はまだしも、モンゴル史に疎い私でも直ぐに分かる史実無視の物語に唖然となります。お目当てジェームズ・メイソンは始終浮かべていた薄ら笑いの表情、台詞回し、更にあろう事か惹かれて止まないベルベット・ボイスにも気色悪さを感じてしまった。自分に正直なレビューを心掛けているものの、これはショックな出来事。見せ場も無く、亡骸の顔はやはり笑ってたのか、気になって以降の展開は上の空でした。「ローマ帝国の滅亡」の翌年「ロード・ジム」と同じ年に作られた本作、スケールは同じくらいでも中身は空っぽの駄作に出演した理由を知りたいところです。 [インターネット(字幕)] 3点(2019-01-06 01:07:59) |