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あばれて万歳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1201
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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21.  アンロック 陰謀のコード 《ネタバレ》 
2020年夏の今観ると、この映画の「客はロンドンからアメリカへウイルスを持ち帰り広めるんだ」「アメリカはウイルスへの対応が脆弱すぎる」というクライマックスでの犯人サイドの主張がリアリティありすぎて怖いくらいです。 むしろこのバイオテロが成功した方がよかったんじゃないか、とすらちょっと思わなくもない説得力。 ワクチンだって実際に不活性のウイルスを入れて抗体を作る行為わけで、結局人間って実際に何か起きないと真剣に対策って行われないんだろうな、と。  さて、マイケルダグラス、ヒロインが最初に頼っていって助けてもらうわけですが、この手の映画でこの立ち位置の人間はだいたいにおいて黒幕と相場が決まってます。この映画でも当然のようにそうなんですが、しかしこれ、もはや定番のお約束という事でこれはこれでいいんじゃないでしょうか。  そういう意味でオーランドブルーム、一周回って実は味方…という展開がありそうなのにそれはなくあっさり退場。おいおい…そこは定番じゃないのかよ、と。  そしてノオミラパス。この人、パッとしないのであまり好きな女優ではないんですが、しかし出演する映画は自分のキャラによくあっている役が選ばれていて毎回見事だな、と思います。 この映画でも泥臭いCIA局員を熱演。行動も泥臭ければアクションシーンなんかも泥臭くいかにも彼女だからこそ。配役の妙ここにあり、です。
[地上波(吹替)] 7点(2020-08-19 15:58:02)
22.  美女と野獣(2017)
聞いてはいましたがアニメ版にかなり忠実な話でびっくりしましたが、しかし非常に丁寧にバージョンアップが行われていてとても良くできていると感じました。 減点法で見ればほとんど減点するところのない映画だと思います。  が、しかし、これは91年のアニメ版からそうなのですが、個人的にまったく刺さりません。 なぜか映画に入れないというか…とにかく根本的に刺さらないのです。 これは全く個人的な感覚で映画の出来が悪いとかそういう話ではありません。 ミュージカルが好きで恋愛物が好きな自分になぜこの映画が刺さらないのか…明確に理由が説明できないのですが、もう理屈ではなくなんとなく…としか言えません。  というところで(とにかく映画の出来はいいと思うので)7点とさせていただきます。  それから冒頭の王城のパーティシーンでいきなり感じたのですが、あそこに黒人がいるのは明らかに不自然です。 架空とはいえ中世ヨーロッパが舞台の本映画。 そこにそんな人いたのか?と考えれば不自然さは歴然。 忠臣蔵の討ち入りに白人いましたとか黒人いました、みたいなものですから。  最近のハリウッドの風潮とはいえ、なんでも白人にするのも問題ですが、しかしこの映画のように変に配慮しすぎるのも逆に問題だと思います。 多様性を表現するというのはそういう事じゃないと思うんですよ。 (もう一つ、話題になったゲイ問題もありますが、そっちについてはあまり気になりませんでした)
[地上波(吹替)] 7点(2020-02-22 15:53:30)(良:1票)
23.  ファーゴ
コーエン兄弟の代表作にして、ちょいちょい映画ベスト100なんかにも顔を出す本映画ですが、確かにこれ面白いんですよ。 いかにも賞を取りそうな名画っぽい雰囲気がプンプンとしてて、一言で言えば映画の「格」ですね、観ていると自然に名画としての格を感じてしまう、そんなたたずまいの映画だと思います。  ただ、この映画に限らずコーエン兄弟の映画を観てて私が勝手に思うんですが、「こんな感じだの映画ってイケてるだろ?」という製作者の想いがなんとなく画面から伝わってきて、諸手をあげて「いい映画だ!」というのをためらわせるんですよね。  こういうのを肌が合わないっていうのかもしれません。  映画としてはよくできてて面白いんですが、でも自分には肌があわない。 そういうのって誰しもありますよね。  ただ彼らの映画でそういう「いい映画だろ感」ば嫌味感がない「バーンアフターリーディング」だけは素直に面白いと思います、はい。
[インターネット(字幕)] 7点(2019-09-04 13:20:42)
24.  ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 
原作未読、オリジナル未見です。  見た後で知ったんですが、これリズベットが主人公のシリーズ物なんですね。  さてさて、映画を観ていれば殺されたと言われている娘が生きているのは割と序盤で気づきますし、そうなると親類と一切連絡をとらないロンドンの彼女がその正体なんだろうなぁ、という事も想像できますから、それが解き明かされるところまでは「まぁそんな感じだよね」という予想の範疇の展開でした。  予想外だったのは、事件が解決した…と思われてからで、映画中では短い時間ながらリズペット大活躍であれよあれよと20憶ユーロを手にいれちゃうわけです。 (ちなみにそのために投資だと称して5万クローネを借りますが、これ日本円で60万円くらいですね。投資効率いいな!)  リズペット、いわゆる「天才サヴァン」キャラで、ドラマや小説にちょくちょく出てくるステレオタイプなキャラなんですが、それにしてもスーパーマンすぎます。 すげーな、リズペット…と思って見ているとラストでまさかの展開。  なるほど(軽めにいって)情緒不安定なお嬢さんですから、ちょっと気に入らないとあぁなっちゃうわけですね。  それにリズペット主役であれば、彼との関係もあそこで終わらないと次に続きません。  一見ダニエルクレイグの映画かと思わせといて(だってポスターというかパッケージ写真もそうですよね)、実は終始リズペットが主役だという、そこが個人的には一番びっくりした、そんな映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-01 14:50:43)
25.  マラヴィータ 《ネタバレ》 
想像してたのと違ってこれ完全にブラックなコメディでした。  主人公一家が明らかにみんな極悪人でして、普通だったらこれ個人的にダメな連中のはずなんですが、この映画に関してはコメディとして割り切ったキャラ付けをされているので全然気になりませんでした。 たとえば、奥さんがせっかく告解したのに、お前は極悪人だ!と後で神父が文句をいうその姿がむしろ悪人に思えてしまうのは、もちろん彼が神父としての本分をはたしてないって事もありますが、しかしやはり製作サイドに乗せられちゃってるんでしょうね。 ちょっと気に入らない事があるからといちいちスーパーを爆破してるような奥さんは、普通に考えればそりゃ極悪人に決まってますもん。  映画上映会で「違う映画が届いた」のとき「グッドフェローズ」を思いつかなかった自分が情けない。 そりゃ本人出てますもんねwいい映画ですよねw  残念なのはクライマックスのマフィア戦、あそこがちょっと整理されてないというかもうちょっと盛り上がるようにできたと思うんです。 一言でいえば雑だし、バラバラに集まる家族をもっと有機的に銃撃戦に絡められたはずなんですよね。 そこはちょっと残念です。 近所の人がサクサクっと撃ち殺されるブラックジョークは面白いんですけどね。  まぁでも豪華キャストのブラックユーモア映画として面白い一本でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-02-03 21:47:12)(良:2票)
26.  イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 《ネタバレ》 
カンバーバッチの芝居が「いかにも奇人の天才感」満載で素晴らしいですし、映画の中で「決まり切った言葉をもとに解析すりゃいいんじゃん!」とひらめいてからのシーンは観てるこっちもテンション上がるし、全体に真摯な内容で「名画ならではのオーラ」が漂っている素晴らしい映画だと思います。 とても素晴らしい映画だとは思いますが、この手の映画は個人的には「なるほどね」以上の想いを抱けない、つまり心が動かない映画なので、(あくまで個人的には)高い点数にはなりえません。 客観的には9点級の映画だと思いますが、個人的に点数をつければよくて7点といったところです。もうしわけないです。  同性愛に関しては1960年代まではイギリスもあんなんだったんですね。てか「同性愛で男性が捕まった」とあったんですがってことは女性は捕まらないわけですね。 それ自体が性差別なんですけど…と思ってしまう2010年代に暮らしてる我々にはなかなか信じがたい事が割と最近まで普通にあったんだなという事に驚きです。  あと、昔の戦争映画では望んでも不可能だった事が今はCGで簡単に表現できるんだなぁ、という事を感じました。 映画中出てくるドイツの飛行機はユンカースだしハインケルだし、戦車は3号戦車だし。 昔の戦争映画であれば「アメリカやイギリスの練習機あたりを改装してそれっぽくしてる」程度のひどい代物が使われているのが普通で、観ている側としては「明らかに本物と違うじゃん」と言う事でテンションダダ下がりだったわけですが、昨今の映画はCG技術で簡単にそれを実現できてしまうわけです。  20年後、30年後の映画ってどうなってるのかなぁ、と思っちゃいます。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-01-06 12:19:00)
27.  バンク・ジョブ 《ネタバレ》 
不勉強で知らなかったのですが、イギリスでは超有名らしい実際に起きた事件「ウォーキートーキー強盗」をモデルにしたクライムサスペンス。 この事件は、当時、完全な報道規制が行われて、イギリスでは実際に何があったのかとかが今でも全くわからないらしいそうです。 で、生き残っている事件関係者に取材して作ったのがこの映画なんだそうな。  実際、この映画中ではその謎が実は王室のスキャンダル、具体的にはエリザベス女王の妹のスキャンダルだったとして実名で描かれていて、映画の中で存命の王室関係者の実名を出すというのは日本だったら許されないところでしょう。 そのあたりはさすがイギリスといったところでしょうか。  さて、映画の内容で一番「なるほど」と思ったのは貸金庫のくだり。  この銀行強盗事件は銀行の地下貸金庫数百件を強奪した事件なんですが、心配してかけつけた貸金庫の客との会話があって 銀行の人「現在被害を集計中です。貸金庫の中に預けていたものをリストアップしていただければ補償の検討をいたします」 貸金庫に預けてた客「そもそも人に知られたくないものだから貸金庫使うんだろ!」  おおお!!!なるほど!  この映画では、貸金庫に預けられていた「王室スキャンダル写真」「政治家のスキャンダル写真」「警察への裏献金名簿」の3つのやばいブツを巡って争いが起こるわけですが、それ以外の関係ない貸金庫の客の品々の多くも、大っぴらにできないものばかりだったという。  これ、映画ではなく実際の事件でも、貸金庫に預けていた客100人以上がその内容を明らかにすることを拒否したそうですから。  まぁ誰しも「絶対他人には言えない事」「墓場まで持ってかないといけない事」なんて一つや二つはあるわけですが、実際に銀行の貸金庫を利用する客の多くがそういうグレーな目的で使ってるというのは面白い発見でした。  もはやこれ映画のレビューなのかがわかりませんがw
[地上波(吹替)] 7点(2016-11-09 23:48:21)(笑:1票) (良:1票)
28.  インセプション 《ネタバレ》 
世間では評判が高い監督でも自分とは相性が悪い人ってのがいます。  私にとってこのクリストファーノーマンという人がそれで、傑作と言われるダークナイトなどもどこがそんなに面白いのか全くわかりませんでした。  しかしこのインセプション、評判も高いし面白そうだな、と期待して観たわけですが…  まずあれこれ言われているアイディアですが、これ平凡でありがちですよね?  「●●世界にダイブしてグレーな仕事を行うアウトロー」というのは1984年に発表されたギブソンの「ニューロマンサー」以来SF界でブームになったものですが、という事は30年も前にブームになったもので、SFフアン的にはすでに食傷気味のアイディア。  そしてその●●世界が、本映画では夢の世界なのですが、「夢の世界に突入する」というのも古来普通にあるアイディア。 たとえば日本の「ドリームハンター麗夢」が最初に作られたのは1985年ですし、この作品の時点で「他人の夢に入る」というアイディア自体特に目新しいものではありませんでした。  要するにこの作品のアイディアは私の感覚では「厨二病」的だとすら感じる平凡なものなんです。  夢が実は三層構造になってます。→最下層は虚無世界 って、いかにもすぎてこれが厨二病的発想でなくてなんでしょうか…  そしてすごいと言われる映像表現ですが、これはこの映画のせいではありませんが、CG技術の発達&ハリウッド映画の大予算のおかげで、「今や金をかければどんな映像でも創れます!」というイメージを持ってしまっているため、たとえばこの映画の中で特徴的なホテル内の戦闘シーンでも「予算かけるってすごいよね!」としか思えないのです。  昔だったら「特撮すっげー!」だったんですが、進歩したCG技術のおかげでいまや映画でどんな映像を観ても「ふーん」としか思えなくなってしまいました。  というわけで、この映画は普通に金のかかった娯楽映画。話自体は可もなし不可もなしでまぁまぁかな、って評価になります。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-11-05 11:12:27)
29.  宇宙人ポール 《ネタバレ》 
「ショーンオブザデッド」の2人による「SFオタクロードムービー」 (私はそれを知らずにこの映画を観て「こいつらかよ!」と思ったわけですが)  この映画の魅力は映画全体を包むロードムービーならではのゆるい空気感と何よりも愛、そしてイギリス風のちょっと捻ったユーモア。 劇中、いろんなSF映画(特にスピルバーグ)への愛が半端なく(だから当然対宇宙人といえばシガニーウィーバーなわけで)それだけでもSF映画好きがこの映画を嫌う事は不可能。 そして、登場人物への愛も主人公たちだけではなく脇役にまでちゃんと降り注いでいて、映画を観ている途中で頬が自然に緩む映画です。  「大傑作」「超名作」なんてタイプの映画ではありませんが、映画愛、SF愛、人類愛に溢れた小粋な名品だと言えます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-08-15 16:35:37)(良:1票)
30.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
ワンアイディアで最初から最後まで押し切るジェットコースタームービー。明らかにストーリー上の都合によってこれでもかと押し寄せるイベントの数々はまさにゲーム感覚。暗い中で画面に引き込まれてみているとこっちまでつらくなっていく宇宙空間の描写は今までにないものででそこは非常に評価できる映画だとは思いますが…しかし、逆に言えばただそれだけの映画。意外性も何もないイベントの連続はゲームシナリオとしても微妙な出来で、そこまで絶賛されるほどの映画かなぁ…というのが個人的な感想です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-21 23:08:20)
31.  Vフォー・ヴェンデッタ 《ネタバレ》 
「コミックの映画化」という知識だけしかなかったので、実際に映画を観たら想像と全く違っていてびっくり。 アメコミっぽいヒーローヒロインが闘うお手軽B級映画かと思ってたら、渡邉美樹がワタミ社員にレヴォルーションされる映画なんだもの… いや面白かったです、うん。  てか私ウルトラバイオレットと混同してましたwだからそんな誤解が生じてたわけですね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-07-01 18:14:14)
32.  ジャッジ・ドレッド(2012)
そもそも映画に出てくる女優さんなんて綺麗なのは当たり前の事なのです。 だから普通に映画を観ていても「この女優、いいなぁ」なんて思う事なんかほとんどめったにないわけですが…しかしこの映画のオリヴィア・サールビーにはやられました。 「凛々しいルーキー」という役どころにぴったりで、コスプレチックな嘘っぽい金髪が抜群にセクシーです。 もうとにかく僕にとっては彼女一人の魅力を堪能するだけの映画で、ずっとハァハァ状態。 いやぁ、綺麗でかっこよかったなぁ…惜しむらくはR15+なんだからもうちょっとだけサービスシーンがほしかったってとこでしょうか。ほんとはあったんじゃないでしょうか。ディレクターズカット版とかないんでしょうか、ないのかなぁ… なんて思いながら彼女の出演作品を見てみれば…ん?ダーケストアワー?あのパッとしないヒロイン役の子か!ぶっちゃけ、あの映画では特にいいとは思わなかったから…今回の役がよほど彼女にドンピシャだったって事なんでしょうね。    
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-27 22:45:04)
33.  ヘアスプレー(2007) 《ネタバレ》 
C級ゲテモノ映画だったオリジナルのヘアスプレー(1988)が、一度ブロードウエイを経由しただけで、こんな王道ミュージカルになるとは!  基本的なストーリーはオリジナル映画版と同一ながら内容はまったく別の映画になっていて(何しろこっちはミュージカル映画ですからね)、だからこれは決して映画ヘアスプレー(1988)のリメイクではなく、ブロードウエイミュージカルヘアスプレーの映画化になっています。 とはいえ、オリジナルの監督や主役がちょい役で出演していたりするのはご愛嬌。個人的にはオリジナルで謎だった「ペニーが口にしてるのは何だろう?飴??」という疑問がこのリメイク版で確認できたのでほっとしました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-15 00:47:44)
34.  ロンドンゾンビ紀行 《ネタバレ》 
ゾンビ映画というとホラー路線とコメディ路線があるわけですが、この映画は後者。まぁ邦題見ればわかりますけどね。原題は「コックニー対ゾンビ」ですから、日本で言えば「下町っ子対ゾンビ」とかになるんでしょうか。 コックニー訛というとオードリーの「スペインの雨は主に平野に降る」しかわからない自分にはこの映画の本質がやや理解できないかもしれないわけですが(実際その訛を使ったネタがいくつかありましたし)、それでもこの映画は面白いです。なんたってじいちゃんかっこいい!(笑)主役は間違いなくじいちゃんです。 もはやゾンビについては老人だろうとその存在を知ってるという割り切り感。 「頭を打つのよ」「なぜ知ってる?」「…常識よ」なんて素敵な会話でしょうか。 わかりやすい「嫌な奴」や「バカ」だけがみんな死ぬというわかりやすい作りも最高。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-25 23:43:59)(良:1票)
35.  英国王のスピーチ
イギリスが凋落する直前のイギリス王室を描いたイギリス映画。だから当然と言えば当然なわけですが、全編を覆うイギリス感がとにかくすごい。イギリス、イギリス、イギリス…あぁきりがない! 
[地上波(字幕)] 7点(2013-10-19 00:52:24)
36.  ショーン・オブ・ザ・デッド
モンティパイソンの「馬鹿オリンピック」並に放送禁止テイスト満載のラストシーンまで鑑賞して..で本当に思うわけですが、これって良くも悪くもほんとにイギリス映画ですよね。 「ゾンビ映画」というお題を前に、イギリス映画っぽい解釈&回答で映画制作してみました、と。そんな感じ。 ロメロへのオマージュとしてアメリカの若手が作ると「ドーンオブザデッド」で、イギリスで作ると「ショーンオブザデッド」。 そういう観点で見ると、この2つの作品はいろんな意味で面白いです。 純粋に映画としてみると、空気読めないキャラ達が馬鹿すぎますし..事態に対して斜めに構えたままの姿勢もあまり好きではないので(そこがまさにイギリス映画なわけですが)..イマイチ入り込めない自分がいるわけですが。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-04-08 17:48:53)
37.  プラトーン
この映画以降「フルメタルジャケット」だの「プライベートライアン」だの「ブラザーフッド」だの「ブラックホークダウン」だの....大作戦争映画はのタイトル冒頭に「フ」の字が欠かせなくなった。 そういう記念碑的映画である。  
[映画館(字幕)] 7点(2005-09-18 08:47:06)
38.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
皆様おっしゃる通り、前2作と比べて原作フアンか映画のみの観客かのどちらを向いて作られたかってところが、決定的に違うんでしょうね。原作未読映画オンリーの僕にしてみると、よくわからんエピソードダラダラ積み上げた前2作より、 今回の方が話がまとまっていて断然いいです。 ハリー自身の物語への関わり方(モチベーション)も前2作とは雲泥の差だし。 前2作では主人公自身のモチベーション(彼はなぜそれをするのか?)という基本的な事柄が映画からすっぽり抜け落ちてましたからねぇ。 ま、冷静に点数でつけると、今までのものと大差なかったりしますけど^^  ...最重要人物であるハーたんは、前2作の子供ならではの微妙な色気の方が良かった気がする..
7点(2004-07-08 11:40:06)
39.  ブリジット・ジョーンズの日記
再見したので全面書き換え  この映画を初めてみたときはスターチャンネルの契約をしてた頃で、字幕で見たわけですが、そのときの印象は「あぁなるほどね…そこそこ面白いけどね」くらいの映画だったわけです。 それが今回テレビ東京の吹き替え版を観たら、あら不思議、面白いじゃないですか。  「あれこんな面白かったっけ?」と思ってよくよく考えてみたわけですが、この映画、イギリスのステレオタイプの毒女を描いたものだと思うんですが、そこでのたたずまいやらなんやらがそのまま日本人の感覚で観ても違和感なく、デフォルメされているとはいえリアリティがあるわけです。 で、日本語吹き替え版だとそんな彼女の細かいツッコミやら独白やらをリアリティをもって観る事ができるんです。 字幕だとどうしても「映画の中の事」という「「一歩引いた感」を感じてしまうのです。  この映画に関してはこの違いが結構大きくて、吹替えで見たら評価がグンとあがりました。  ほとんどの洋画は「吹替えだけ」か「字幕だけ」かでしか観ないわけですが、それによって映画の面白さがずいぶん変わるとするなら、どっちを選ぶかは結構重要だなぁと感じ入った次第です。 世代的に長らく字幕派だったんですが、吹替えを非常にうまい人が演じてくれて、リップシンクの違和感がなければ吹替え版の方がいいかもしれない、とちょっと思った僕だったのでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2004-06-09 11:58:12)(良:1票)
40.  007は二度死ぬ
単にヅラをかぶっただけでだれが見ても一目で外人だとわかる自称日本人への変装、しかもさらに入念にカムフラージュするためにとった手段が「海女と結婚するのだ」ってわけわからん。丹波哲郎のタイガー含め突っ込みどころ満載で大好きです。阿蘇山ってラドンは生まれるわ丹波哲郎は暴れるわで怖いところなんですね。   
7点(2003-12-05 15:03:16)(良:1票)
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